グレイヴ・アクセント
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グレイヴ・アクセント ( ` ) は、フランス語、カタルーニャ語、イタリア語、ベトナム語などのラテン文字を用いる言語の表記に用いられるアクセント符号で、ダイアクリティカルマークの一種。
- ` 用例: À à È è
目次 |
[編集] 用例
[編集] 自然言語
フランス語ではアクサングラーヴ (accent grave) といい、母音の e、a に付加することでその字母の発音を開口音に変える働きをする。
イタリア語ではアッチェント・グラーヴェ (accento grave)といい、開口音を示す働きより、主に語末に置き、強勢を示したり同綴りの語の区別のために用いられる。
声調言語であるベトナム語では、声調を示す符号の一種である。中国語のピンインでも第四声(去声)を示す声調符号として用いられる。
[編集] コンピュータ
(スペース付きの)グレイヴ・アクセントはUnicodeで U+0060 であり、ASCIIにも 6016 として含まれている。特にASCIIでは、開きシングルクォーテーションマークに似ているためバッククォート (back quote) と呼ぶことが多い。コンピュータではさまざまな目的に使われる。
- いくつかのシェルスクリプトやperlなどでは、`……` と文字列を囲むと、文字列をコマンドとして実行し、実行結果の標準出力を文字列として返す。
- ASCII環境では、' (U+0027 アポストロフィ) とのセット `……' がシングルクォーテーションマーク ‘……’ の代用として使われる。また、``(グレイヴ2つ)と " (U+0022 クォーテーションマーク) をセット ``……" はダブルクォーテーションマーク “……” の代用として使われる。ただし、正規のシングル/ダブルクォーテーションマークがある文字セットでは好ましい用法ではない。
[編集] 符号位置
| 記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
|---|---|---|---|---|
| ` | U+0060 | ` ` |
グレイヴ・アクセント | |
| ˋ | U+02CB | ˋ ˋ |
修飾文字グレイヴ・アクセント | |
| ̀ | U+0300 | ̀ ̀ |
合成用グレイヴ・アクセント |
[編集] 主なグラーヴ付き文字
| 大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| À | U+00C0 | 1-9-23 | À À À |
à | U+00E0 | 1-9-54 | à à à |
フランス語 |
| æ̀ | 1-11-36 | æ + ` | ||||||
| È | U+00C8 | 1-9-31 | È È È |
è | U+00E8 | 1-9-62 | è è è |
|
| Ì | U+00CC | 1-9-35 | Ì Ì Ì |
ì | U+00EC | 1-9-66 | ì ì ì |
イタリア語、マダガスカル語 |
| Ǹ | U+01f8 | 1-8-84 | Ǹ Ǹ |
ǹ | U+01f9 | 1-8-85 | ǹ ǹ |
|
| Ò | U+00D2 | 1-9-41 | Ò Ò Ò |
ò | U+00F2 | 1-9-72 | ò ò ò |
|
| Ù | U+00D9 | 1-9-47 | Ù Ù Ù |
ù | U+00F9 | 1-9-78 | ù ù ù |
フランス語、イタリア語 |
| Ỳ | U+1ef2 | Ỳ Ỳ |
ỳ | U+1ef3 | ỳ ỳ |
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最終更新 2009年9月28日 (月) 17:37 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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