いわて銀河鉄道線

いわて銀河鉄道線の最新ニュースをまとめて検索!

赤線がいわて銀河鉄道線
1周年記念車両を盛岡駅にて

いわて銀河鉄道線(いわてぎんがてつどうせん)は、岩手県盛岡市盛岡駅青森県三戸郡三戸町目時駅を結ぶIGRいわて銀河鉄道鉄道路線第一種鉄道事業者)である。また、日本貨物鉄道(JR貨物)が第二種鉄道事業者となっている。

目次

[編集] 路線データ

  • 区間(営業キロ):盛岡 - 目時(82.0km)
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:18駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:全線複線
  • 電化方式:交流(20,000V 50Hz) - 全線
  • 閉塞方式:複線自動閉塞式(CTC付帯、ぎんが指令)
  • 最高速度:110km/h

なお、IGRいわて銀河鉄道が自社で鉄道資産を保有する線路区間は、東日本旅客鉄道盛岡駅北側(盛岡車両センター間の引上線を除く)の場内信号機附近にある会社境界点から好摩駅構内のJR花輪線との会社境界点を除き、青い森鉄道線目時駅南側の県境上の会社分界点までである。またキロポストは分離前のJR東北本線の頃のもの(東京起点)がそのまま使用されている。

[編集] 運転

[編集] 地域輸送

運転系統としては青い森鉄道線と事実上一体であり、毎時1本程度の各駅停車及び少数の快速列車が盛岡 - 八戸間で直通運転されるのが基本である。盛岡 - いわて沼宮内間の区間列車も多いが、社界駅である目時駅を始発・終着とする列車はない。

盛岡 - 好摩間にはJR東日本花輪線との直通列車が存在し、その他にも釜石駅発花巻経由の気動車が好摩まで乗り入れているが、両社境界の盛岡駅および好摩駅における両社間引継は行われず、これらの直通気動車列車はJR東日本の乗務員が盛岡駅・好摩駅まで通しで乗務する。直通運転する電車列車(IGR7000系・青い森701系・JR東日本701系を使用)については、盛岡駅で交代している。

[編集] 広域輸送

転換前と同様、本州と北海道を結ぶ物流の幹線ルートの一部であり、JRから多数の貨物列車のほか、上野駅 - 札幌駅間の寝台特急北斗星」・「カシオペア」が直通・通過するが、盛岡を除いて線内に停車駅はない。特急列車で通過する場合には運賃のほかに特急料金490円が収受される。これはIGRいわて銀河鉄道にとって重要な収入源の一つでもある。これらの機関車牽引列車は、JR貨物及びJR東日本の乗務員で運転されている。

[編集] 歴史

  • 1891年(明治24年)9月1日 日本鉄道盛岡 - (目時 - 青森)間が開業。当時目時駅は未開業。
  • 1893年(明治26年)2月15日 一ノ戸駅(現在の一戸駅)開業。
  • 1898年(明治31年)1月11日 川口駅(現在の岩手川口駅)開業。
  • 1906年(明治39年)1月21日 滝沢駅開業。
  • 1907年(明治40年)11月1日 一ノ戸駅を一戸駅に改称。
  • 1909年(明治42年)9月21日 小繋駅開業。
  • 1915年(大正4年)9月11日 中山駅を奥中山駅に改称。
  • 1918年(大正7年)11月1日 厨川駅開業。御堂信号場開設。
  • 1921年(大正10年)6月1日 福岡駅を北福岡駅に改称。
  • 1924年(大正13年)12月20日 目時信号場開設。
  • 1934年(昭和9年)2月1日 川口駅を岩手川口駅に改称(同年2月15日に埼玉県の川口町駅を川口駅に改称)。
  • 1943年(昭和18年)10月1日 滝沢 - 好摩間に渋民信号場、奥中山 - 小繋間に西岳信号場開設。
  • 1944年(昭和19年)10月11日 厨川 - 滝沢間に長根信号場、御堂信号場 - 奥中山間に吉谷地信号場、小繋 - 小鳥谷間に滝見信号場開設。
  • 1948年(昭和23年)10月1日 目時信号場を格上げして目時駅開業。
  • 1949年(昭和24年)9月15日 御堂信号場 - 奥中山間の吉谷地信号場廃止。
  • 1950年(昭和25年)12月1日 渋民信号場を格上げして渋民駅開業。
  • 1956年(昭和31年)10月8日 御堂信号場 - 奥中山間が複線化。
  • 1960年(昭和35年)11月1日 盛岡 - 厨川間に青山信号場開設。
  • 1961年(昭和36年)4月15日 御堂信号場を格上げして御堂駅開業。
  • 1962年(昭和37年)12月10日 斗米信号場開設。
  • 1964年(昭和39年)12月8日 盛岡 - 青山信号場間が複線化。
  • 1965年(昭和40年)8月4日 青山信号場 - 厨川間が複線化。青山信号場廃止。
    • 9月21日 渋民 - 好摩間が複線化。
    • 9月25日 一戸 - 鳥越信号場間が複線化。鳥越信号場開設。
    • 9月27日 小繋 - 滝見信号場間が複線化。
    • 12月14日 西岳信号場 - 小繋間が複線化。
  • 1966年(昭和41年)9月26日 奥中山 - 西岳信号場間が複線化。西岳信号場廃止。
    • 10月1日 斗米信号場を格上げして斗米駅開業。
  • 1967年(昭和42年)7月25日 滝見信号場 - 小鳥谷間 複線化。滝見信号場廃止。
    • 9月15日 岩手川口 - 沼宮内間が複線化。
    • 9月29日 滝沢 - 渋民間が複線化。
    • 12月14日 金田一 - 目時間を複線新線に切り替え。
  • 1968年(昭和43年)4月25日 厨川 - 滝沢間が複線化。長根信号場廃止。
    • 6月4日 沼宮内 - 御堂間が複線化。
    • 6月11日 鳥越信号場 - 北福岡間が複線化。鳥越信号場廃止。
    • 6月17日 好摩 - 岩手川口間が複線化。
    • 6月21日 北福岡 - 金田一間が複線化。
    • 7月12日 小鳥谷 - 一戸間間が複線化。盛岡 - 目時間の複線化完成。
    • 8月22日 盛岡 - 目時( - 青森)間が交流電化。
  • 1976年(昭和51年)8月2日 盛岡 - 目時( - 青森)間CTC化。
  • 1987年(昭和62年)2月1日 北福岡駅を二戸駅に、金田一駅を金田一温泉駅に改称。
  • 2002年(平成14年)12月1日 東北新幹線八戸延伸に伴い並行在来線として東日本旅客鉄道(JR東日本)から移管しいわて銀河鉄道線となる。沼宮内駅をいわて沼宮内駅、奥中山駅を奥中山高原駅に改称。各駅列車の本数を毎時1本に増発。
  • 2005年(平成17年)1月 小繋駅に置かれた「命のノート」を題材にした映画待合室』ロケにIGRいわて銀河鉄道が全面協力。
    • 9月10日 開業3周年特別企画として社を全国にPRすべく、歌手大川栄策を招いて臨時列車「大川栄策号」を盛岡 - いわて沼宮内間で運行。
  • 2006年(平成18年)3月18日 青山駅、巣子駅開業。
  • 2008年(平成20年)10月1日 - 同年12月20日 盛岡 - 青山間において、岩手県交通岩手県北バス発行のバスカードの利用を試験的に実施[1]
    • 11月5日 「地域医療ライン」として平日の八戸 - 盛岡間1往復に盛岡方面の病院への通院者などの優先車両を設定開始。

[編集] 駅一覧と接続路線

  • ●:すべて停車、▲:一部停車、|:通過
  • 普通列車は省略(各駅に停車)
  • 左欄の快速は八戸方面直通の快速列車(上りのみ)
駅名 駅間キロ 営業キロ 快速 快速八幡平 接続路線 所在地
盛岡駅 - 0.0 東日本旅客鉄道東北新幹線東北本線田沢湖線秋田新幹線)、山田線 岩手県 盛岡市
青山駅 3.2 3.2  
厨川駅 2.4 5.6
巣子駅 4.6 10.2 岩手郡滝沢村
滝沢駅 2.0 12.2
渋民駅 4.4 16.6 盛岡市
好摩駅 4.7 21.3 東日本旅客鉄道:花輪線(一部直通)
岩手川口駅 5.6 26.9 JR花輪線直通   岩手郡岩手町
いわて沼宮内駅 5.1 32.0 東日本旅客鉄道:東北新幹線
御堂駅 5.3 37.3  
奥中山高原駅 7.1 44.4 二戸郡一戸町
小繋駅 7.8 52.2
小鳥谷駅 7.6 59.8
一戸駅 4.7 64.5
二戸駅 6.3 70.8 東日本旅客鉄道:東北新幹線 二戸市
斗米駅 2.9 73.7  
金田一温泉駅 4.7 78.4
目時駅 3.6 82.0 青い森鉄道青い森鉄道線(直通運転) 青森県三戸郡三戸町
青い森鉄道線八戸駅まで直通運転

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ http://www.igr.jp/igr-bus.pdf (PDFファイル)。ただし、試験的なものだっため、JRや大手私鉄のように自動改札機を設置したりはせず、路線バスで使用されているカードリーダーを採用した。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月12日 (木) 18:52 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【いわて銀河鉄道線】変更履歴

ご利用上の注意