おおぞら (列車)
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| スーパーおおぞら | |
|---|---|
| 運行鉄道事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
| 列車種別 | 特急列車 |
| 運転区間 | 札幌駅 - 釧路駅 |
| 経由線区 | 函館本線・千歳線・石勝線・根室本線 |
| 使用車両 (所属区所) |
283系気動車(札幌運転所・釧路運輸車両所) |
| 運転開始日 | 1961年10月1日 |
| 備考 | 2009年10月現在のデータ |
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この表について
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| スーパーおおぞら 運行経路図 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スーパーおおぞらとは、北海道旅客鉄道が、札幌駅 - 釧路駅間を函館本線・千歳線・石勝線・根室本線経由で運転する、北海道を横断する特急列車である。
なお「スーパーおおぞら」運行以前から「おおぞら」の名称で特急列車が設定されており、1961年から2001年にかけて使用されていた。沿革を参照。
目次 |
[編集] 運転概要
[編集] 利用状況
1986年(当時は「おおぞら」としての運行)に帯広空港と丘珠空港を結ぶ航空路線が廃止され、鉄道が航空機を追い出した例として挙げられている[1]。
1997年の「スーパーおおぞら」運転開始以降、一貫して高い乗車率を誇る人気列車である。後述のように、年間を通じて増結が常態化しており、特に利用が多い冬期間は最大11両編成で対応している。
その中でも釧路を朝出発する列車は利用が多く、繁忙期などは数週間前の段階で満席となることも多い。
[編集] 所要時間
1日7往復。札幌駅〜釧路駅間は、最速3時間35分(6号)〜3時間59分(2、3号)。全列車の平均は3時間40〜50分程度である。 鹿などの野生動物との衝突事故がたびたび発生することがあり、自動放送でも下り列車の南千歳駅・帯広駅発車後、上り列車の釧路駅・帯広駅発車後に注意喚起のアナウンスがある。
[編集] 停車駅
| 運行本数\駅 | 札幌駅 | 新札幌駅 | 南千歳駅 | 追分駅 | 新夕張駅 | 占冠駅 | トマム駅 | 新得駅 | 十勝清水駅 | 芽室駅 | 帯広駅 | 池田駅 | 浦幌駅 | 白糠駅 | 釧路駅 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 下り2本/上り1本 | ● | ● | ● | - | - | - | ○ | ● | - | - | ● | ● | - | ○ | ● | 下り1本はトマム停車 下り1本は白糠停車 |
| 下り2本/上り4本 | ● | ● | ● | - | - | - | ● | ● | - | - | ● | ● | ○ | ● | ● | 上り1本は浦幌停車 |
| 下り2本/上り1本 | ● | ● | ● | ● | ● | ○ | ● | ● | - | - | ● | ● | ○ | ● | ● | 下り1本は占冠停車 下り1本は浦幌停車 |
| 下り1本/上り1本 | ● | ● | ● | ● | ● | ○ | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - | ● | ● | 上り1本は占冠停車 |
- ● - 停車
- ○ - 一部停車
- - - 通過
[編集] 現用車両・編成
- 全車禁煙
| 列車名 | 使用車両 | 編成図 | 備考 | ||||||||||||||
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←帯広駅 | ||||||||||||||||
| 2・13号を除く全列車 | キハ283系気動車 |
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基本7両編成。 |
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| 2・13号 | キハ283系気動車 |
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基本6両編成。 |
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- 1997年の運行開始時は6両編成が基本だったが、2007年10月からは7両編成が基本。ただし2・13号については、2009年10月より以前の6両編成に短縮されている。
- 多客期は最大11両まで増結され、増結車両は基本的に指定席車となる。そのためホームの短い駅では、1〜2両程度はホームにかからず、乗客は別の車両より乗り降りすることがある。増結しても、札幌寄り2両は必ず自由席となる。
- この列車はグリーン車から先に満席となる傾向が強く、場合によりグリーン車を増結(増3号車)することがある。
- キハ281系気動車以来の制御付き自然振り子式のため、従来の自然振り子式車両に比べ、不意の揺れが抑えられており、走行中の車内歩行は容易になった。
[編集] 過去の車両
[編集] 車掌担当区所
[編集] チャイム・車内放送
チャイムは、「スーパー北斗」(キハ281系気動車)と同じで、終点のみ車掌による放送だった。2006年3月18日からは、始発駅(札幌・釧路)発車後は「アルプスの牧場」、帯広到着前と発車後および上り列車の南千歳到着前は「ハイケンスのセレナーデ」、終着駅(釧路・札幌)到着前は「鉄道唱歌」となった。2007年10月1日からは、終着駅到着前が「アルプスの牧場」となった以外はオリジナルの7打音チャイムとなったほか、両始発駅発車後は客室乗務員による放送のあと英語による自動放送が流れるようになった。
[編集] 根室本線優等列車沿革
[編集] 戦後の展開
- 1949年(昭和24年)9月15日、函館本線・根室本線経由函館駅~釧路駅間を運行する急行列車3・4列車が設定される。
- 1950年(昭和25年)10月1日、急行3・4列車の運行区間を根室駅まで延長。但し、釧路駅以東は普通列車として運行される。また、函館本線・根室本線経由函館駅〜釧路駅間を運行する準急列車405・406列車が設定される。この列車は小樽駅以東は普通列車の扱いとなる。
- 1951年(昭和26年)4月1日、3・4列車に「まりも」の愛称が与えられる。
- 1955年(昭和30年)6月1日、準急405・406列車、列車番号を407・408列車に変更し、全区間を準急列車化。これに伴い、石北本線網走駅発着編成を連結。
- なお、この列車は函館本線内を夜行列車として運行されていた。
- 1958年(昭和33年)7月15日、準急407・408列車の釧路駅編成に「狩勝」(かりかち)の列車名が与えられる。
- 1959年(昭和34年)9月22日、釧路駅〜根室駅間運行の準急列車「ノサップ」の運行開始により、「まりも」運行区間を函館駅〜釧路駅間に短縮。
- 1961年(昭和36年)4月15日、「狩勝」にキハ56系気動車が導入。これに伴い、急行列車に昇格し運行区間を札幌駅〜釧路駅間に変更する。
- 1961年6月15日、「狩勝」に函館本線経由函館駅〜根室駅間を毎日運行の季節列車を1往復増発する。
[編集] 特別急行列車「おおぞら」の設定とその後の展開
- 1961年(昭和36年)10月1日、のちに「さん・ろく・とお」と称されるダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
- 北海道初の特別急行列車として室蘭本線・千歳線経由で函館駅〜旭川駅間に「おおぞら」が運行を開始する。
- 2007年現在ではこのスタイルに近い列車は「北斗」・「スーパー北斗」となる。小樽駅を経由しない運行区間は運行当時としては「奇抜なもの」とされた。
- 毎日運行の季節列車「狩勝(下り)2号・(上り)1号」を定期列車化し、運行経路を室蘭本線・千歳線経由函館駅〜釧路駅間とする。また、この列車の名称を「摩周」(ましゅう)とする。
- 北海道初の特別急行列車として室蘭本線・千歳線経由で函館駅〜旭川駅間に「おおぞら」が運行を開始する。
- 1962年(昭和37年)2月1日、札幌駅〜帯広駅間を運行する急行列車として「十勝」(とかち)が運行を開始する。
- 1962年4月1日、帯広駅〜釧路駅間を運行する準急列車として「ぬさまい」が運行を開始する。
- 1962年5月1日、富良野線経由旭川駅発着の「狩勝」を1往復増発する。また、「ぬさまい」の使用車種を気動車に変更する。
- 1962年10月1日、「おおぞら」に釧路駅発着編成を連結開始。これに伴い、「狩勝」富良野線経由旭川駅・札幌駅〜釧路駅間での運行となる。
- 1963年(昭和38年)6月1日、札幌駅〜根室駅間を運行する急行列車として「阿寒」(あかん)が設定される。
- 1964年(昭和39年)10月1日、従来函館駅〜釧路駅・網走駅間を運行していた「摩周」・「オホーツク」を昇格する形で「おおとり」を設定する。
- 1965年(昭和40年)10月1日、「まりも」運行区間を札幌駅で分割。「まりも」札幌駅〜釧路駅間の運行となる。
- 1966年(昭和41年)3月5日、準急制度の改変により、「ぬさまい」急行列車に格上げ。
- 1967年(昭和42年)3月1日、「おおぞら」の旭川駅編成を分離。「おおぞら」室蘭本線・千歳線経由函館駅〜釧路駅間での運行となる。
- 1968年(昭和43年)10月1日、いわゆる「よん・さん・とお」と称されるダイヤ改正に伴い、列車愛称の整理が行われ、「まりも」・「阿寒」・「十勝」として運行されていた急行列車の総称として「狩勝」の名称が与えられる。但し、函館本線経由根室駅→函館駅間運行の1本のみ「ニセコ3号」の名称となる。
- 1970年(昭和45年)10月1日、「おおとり」の釧路駅発着編成を分離する形で「おおぞら」1往復増発。2往復体制をとる。
- 1972年(昭和47年)3月15日、このときのダイヤ改正により、以下のように変更する。
- 1975年(昭和50年)7月18日、「狩勝(下り)1号・(上り)2号」の旭川駅~富良野駅間を普通列車に格下げ。
- 1978年(昭和53年)10月2日、このときのダイヤ改正により、根室駅→函館駅間を運行していた「ニセコ(上り)2号」を札幌駅で分割。これに伴い、「狩勝」夜行列車を含めた4往復体制となる。
- 1980年(昭和55年)2月10日、「おおぞら5・4号」に新型気動車キハ183系気動車を導入。
- 1980年(昭和55年)10月1日、このときのダイヤ改正により、以下のように変更する。
[編集] 石勝線開業以降
- 1981年(昭和56年)10月1日、石勝線千歳空港駅(現:南千歳駅)〜新得駅間開業に伴うダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
- 「おおぞら」は全列車石勝線経由に変更する。またこれに伴い、1往復を除き札幌駅〜釧路駅間の運行とする。2往復をキハ183系、1往復をキハ82系による運転となる。
- 「狩勝」の内、札幌駅~帯広駅発着の列車と札幌駅〜釧路駅間運行の夜行列車を石勝線経由に変更し、石勝線経由の急行列車には「まりも」の愛称を与える。これに伴い、「狩勝」滝川駅経由札幌駅〜釧路駅間(上り1本は根室駅始発)2往復とする。
- 1982年(昭和57年)11月15日、このときのダイヤ改正により、以下のように変更する。
- 「おおぞら」全列車キハ183系を使用するようになる。
- 「まりも」夜行列車に14系客車が導入される。
- 「狩勝」1往復に富良野線経由旭川駅発着の列車を再び連結。但し、富良野線内は普通列車で運行する。
- 1984年(昭和59年)2月1日、このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
- 「おおぞら」札幌駅〜釧路駅間1往復増発。4往復体制となる。
- 「狩勝」根室駅→札幌駅間運行の列車の内、根室駅~釧路駅駅間を「ノサップ」に分離。これに伴い、定期列車としては根室本線全線を運行する優等列車はなくなる。また、札幌駅〜釧路駅間運行1往復の帯広駅~釧路駅間を普通列車化。
- 1985年(昭和60年)3月14日、このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
- 「おおぞら」、「まりも」の昼行列車を格上げを含めて札幌駅〜帯広駅間2往復増発。「おおぞら」6往復体制となり、札幌駅〜帯広駅間1往復にキハ80系が復活する。
- 帯広駅→釧路駅間の快速列車として「ぬさまい」運転開始。
- 1986年(昭和61年)11月1日、国鉄最後のダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
- 1990年(平成2年)9月1日、以下のように変更する。
- 1993年(平成5年)3月18日、このときのダイヤ改正により、夜行急行列車であった「まりも」を吸収。「おおぞら13・14号」に変更する。
- 1997年(平成9年)3月22日、振り子気動車キハ283系気動車を導入し、これによる列車を「スーパーおおぞら」として運転開始。「スーパーおおぞら」3往復・「おおぞら」4往復(内、夜行列車1往復)の体制となる。
- 1998年(平成10年)4月11日 快速「ぬさまい」廃止。
- 1998年(平成10年)12月8日、「おおぞら」1往復を「スーパーおおぞら」に変更する。
- 2001年(平成13年)7月1日、「おおぞら」昼行全列車を「スーパーおおぞら」化。これに伴い、「おおぞら13・14号」の愛称を「まりも」に変更する。
- 2004年12月29日〜12月31日・2005年1月2日〜1月4日・8月13日〜8月15日に、「とかち」・「スーパーとかち」に接続して帯広駅〜釧路駅間を運転する臨時特急「リレーとかち」が運転された。
- 2007年10月1日、ダイヤ改正
- 札幌駅〜帯広駅間の「スーパーとかち7号・とかち4号」を釧路まで延長し、1往復増発。
- 釧路発札幌行始発を7時台から6時台に、札幌行最終を18時台から19時台に。
- 基本編成を7両化。
- 2009年10月1日、ダイヤ改正。2・13号の基本編成が6両となる。
[編集] 愛称の由来
- 「おおぞら」 北海道の大地の上に広がる大きな空をイメージ。
[編集] 関連
JRA札幌競馬場で開催されるおおぞら特別競走は、この列車名を由来にしている。
[編集] 外部リンク
[編集] 参考資料
- ^ 寺本光照 川島令三 『これでいいのか、特急列車』 中央書院 1989年7月27日発行 ISBN 4-924420-39-5
[編集] 関連項目
最終更新 2009年11月14日 (土) 12:06 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【おおぞら (列車)】変更履歴






