おちゃめ神物語コロコロポロン
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『おちゃめ神物語 コロコロポロン』 (おちゃめがみものがたり コロコロポロン) は、1982年から1983年にかけてフジテレビ系列で毎週土曜18:00〜18:30に放送された吾妻ひでお原作のテレビアニメ作品。
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[編集] 概要
原作は『オリンポスのポロン』のタイトルで1977年から1979年に『プリンセス』に掲載され一度完結した。テレビアニメ化に合わせてアニメと同タイトルで『100てんコミック』で連載再開。1983年に終了する。吾妻ひでお作品の初のTVアニメ化でもある。ギリシャ神話で有名な神や女神などがギャグパロディ化されて各話に登場。全体的に低年齢向けではあるが内容は大人のギャグや要素も含まれている。ちなみにアニメの作画と原作の絵や性格にポロンの印象に差異が見られる。また同年に放送されていた「魔法のプリンセスミンキーモモ」、この作品の裏番組である「大戦隊ゴーグルファイブ」、そして作画と後半のストーリーが賛否両論という影響により知名度はマイナーで、印象はネガティブなものにされる等の憂き目にあった作品でもある。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] ストーリー
太陽神アポロンの娘である主人公ポロンが、いっちょうまえ(一丁前)の女神をめざして奮闘する。
毎回のようにポロンのオリンポスの神々への憧れや悪戯や簡単に調子乗る性格、そして優しいポロンが良かれと思ってした事が災いする事が原因で自分で騒動を起こす。あるいはゼウスたちオリンポスの神々の力で騒動が起きるが、半人前でほとんど力の無いポロンが責任感と明るさとバイタリティで事態の収拾に奔走する。
父のアポロンは妻に逃げられており、そのためにポロンには母親がいない。だがそんな父親の身の回りの世話をよくする気立てのいい娘でもある。ポロンの友達のエロースは子どもなのに一人前の愛の神であり、恋人の仲をとりもつ力をもった弓矢を携えている。半人前のポロンをよくバカにしているが最終的には言いなりになっていることが多い。
ストーリーの前半は女神になる目的優先だが、後半からはポロンの前だけに”女神の中の女神さま”が登場し、困っている者を救うヒントを少しずつ与えられながらいつのまにか本物の女神の素質を身につけていく。
最終話では”女神の中の女神さま”に自分の後継者として認められ、希望の力を手に入れたポロンはパンドラの箱から飛び散った災いを次々に希望へ変えていく。一人前の女神となったポロンを祝うためにオリンポスの丘の上で盛大な酒盛りが始められてエンディングを迎える。
[編集] スタッフ
- 原作:吾妻ひでお
- 製作:壷田重三(国際映画社)
- 企画:大野幸正(フジテレビ)
- シリーズ構成:山本優
- 音楽:山本正之
- 音響監督:小松亘弘
- 美術監督:藤田勉
- キャラクターデザイン:高木としお
- 総監督:四辻たかお
- プロデューサー:壷田重夫、藤家和正(国際映画社)、大野幸正(フジテレビ)
- 制作担当:河西一幸
- 脚本:山本優、合戸陽、金子修介、松崎健一、大橋志吉、安藤豊弘、寺田憲史、丸山富、鈴木裕美子、西海枝誠
- 作画監督:高木としお、佐久間信計、石之博和、和泉絹子、野部駿夫、卯田利、永木龍博、高橋春男、鈴木英二、昆進之介、多賀一弘、寺尾恵子、大里岬、村田四郎、高橋英吉、寺尾恵子
- 演出・コンテ:四辻たかお、萩原享、岡崎幸男、小島正幸、小島多美子、森日高、山本可、鳥南乃、丸山章、古久火人、たかくのぼる、宮崎一哉、浅田裕二、丸山章、永木龍博、網野哲郎、内田祐司、永樹凡人、篠幸裕
- 制作:国際映画社、フジテレビ
[編集] 主題歌
OP:『オリンポスのポロン』
- 作詞・作曲・編曲:山本正之
- 歌:原良枝
ED:『気分は女神チック』
- 作詞:山本優
- 作曲・編曲:山本正之
- 歌:原良枝
挿入歌:『根が明るい音頭』
- 作詞:四辻たかお
- 作曲・編曲:山本正之
- 歌:皆の衆(三浦雅子、山本圭子、野島昭生、雨森雅司、川浪葉子)
[編集] 登場人物:配役
[編集] レギュラー
- ポロン(声優:三浦雅子)
- アポロンの娘。主人公で半神。一人前の女神になるよう日々の精進を惜しまない努力家。子供らしく明るく元気でおてんばで愛らしい少女だが、言う事やる事が過激。女神になる為ならば何をするかわからないが悪気はないので皆許してしまう。それだけに怖い面も。日々の騒動の中で少しずつ成長していく。困った人をほっとけない非常に優しい性格をもち、困った者を助けるために頑張るが、途中で失敗したりドジを踏むがまったくといっていいほど懲りない。時に神々の力を借りたりするが、それでも失敗する事も。小さな少女の割に炊事洗濯が出来たりバストが大きい。音楽が好きでよく歌ったりハープを弾いているが音感やリズム感がはちゃめちゃ。しかし本人に自覚ないどころか「お歌には自信がある」と言う。
- ポロンは本来のギリシャ神話には登場しない存在だが、アポロンとラリッサの王の娘コロニスの実子であるアスクレピオスがモデルであり、アポロンにケンタウロスの勇者ケイローンを先生につけてもらったり、イアソンと思われるイアン隊長率いる探検隊に参加して魔女メディアと対決するなどアスクレピオスのエピソードがネタになっている話も多い。頭にはアポロンが身に付けているはずの月桂冠を常に身につけている。
- 原作「オリンポスのポロン」ではアニメと比べると冷静で大人びた考えの持ち主で、ストーリーが進むに連れて大局的な物の見方が出来るようになる。不安な時に恐る恐る行動したり、落ち込むと泣き出すなどの、アニメではあまり見られない描写も多い。また、アニメの「ごめんしてして」「~ですですぅ」などの口癖がない、動物とは喋れないなど、神よりも人間に近い描かれ方をしている。アニメがピンクの服なのに対し、原作では青又は白のギリシャドレスを着用しており、瞳の色が翡翠色(エメラルドグリーン)などの外見の相違も見受けられた。
- エロース(声優:山本圭子)
- ポロンの友達。愛の神だが、本人はモテない。「顔が潰れている」と言われるほどブサイクで、本人は非常に悩んでいる。ポロンの暴走を食い止めようとするが、実際に止める事はほとんど出来ない。また彼はポロンの善き理解者でもあり、人助けに協力したりする事が多い。神としては一応一人前で、真面目で冷静な面も少しある。しかし本質的にお調子者で、落ち込んだ時に元気づけたポロンの善意に付け入ったりする。ストーリー中盤からは逆にポロンの足を引っ張ったり、失敗するようになる。途中からポロンに好意を寄せはじめるが、最終回まで相手にされることは一度もなかった。ポロンの友達と言ってはいるが、厳密に言うと腐れ縁の悪友に近い。出臍は割愛のしるし。原作ではアニメと若干性格が違い、イタズラ好きでよくポロンにちょっかいを出し、それがトラブルの引き金になることが多い。また、ポロンに好意を持つことはない。
- アポロン(声優:野島昭生/野島の怪我のため13話~24話は千葉繁が代役)
- ポロンの父親であり、太陽の神。作中ではゼウスとヘラの息子になっている。毎日のように酒を飲みすぎては寝坊するので、時の女神やポロンに起こされながら眠そうに太陽馬車を駆って天空へ駆け上っていく。トラブルを起こすことは少ないが、ポロン同様に懲りることを知らない。しかし父親であるためか、優しさと厳しさの愛情を惜しみなくポロンに与えている。また、娘や仲間の好意に甘えるなどの素直さも見受けられる。ポロンの手作り弁当が何よりの楽しみで、卵料理が大好物。アニメが茶髪なのに対し、原作では金髪碧眼。
- ゼウス(声優:雨森雅司)
- ポロンの祖父。天空神。神々の王、神、父でオリンポスの支配者。女癖が悪く、ヘラにしょっちゅう怒られるが、やはり懲りる事を知らない。愛人に手を出した者がいると、いかずちを食らわすなどの暴君っぷりを発揮している。等マイナス面が目立つが、やはり全知全能の神と言われることもあり、神々の失態を厳しい厳罰処分を行ったり、問題を解決したりとやることは一応やっている。
- アズマ虫(声優:大竹宏)
- ナレーション的役割を持つ虫。ポロンにいろいろと教えてくれる事もある。
- ガヒル(声優:塩屋翼)
- 元々人間だったが、アポロンの妹アルテミスの裸をスケッチし、しかもブスに描いた事からガチョウに変えられてしまった。人間に戻れないことを自覚したらしく、それ以降はポロンの従者として行動を共にする。ポロンにとっては相談相手であり、彼女のよき理解者また移動手段である。ポロンと行動をするが、その分貧乏くじを引くこともある。
- ドサンコス(声優:佐藤正治)
- アポロンの太陽馬車を引く空を飛ぶ馬。常に太陽を動かす必要がないためか、昼間にもポロンを乗せて走ることも多い。空から落ちるポロンを受け止めたりと忠実だが、ドサンコスを含めた太陽馬車を操るのは非常に難しい。
[編集] 準レギュラー
- 時の女神(声優:頓宮恭子)
- 太陽神アポロンを毎朝起こす役目を担っている。アポロンには苦労させられヒステリー気味。
- アフロディーテ(声優:川浪葉子)
- 美の女神。エロースの母。ブサイクなエロースを「失敗作」と言う。エロースにはかなりきつい。美の女神らしくおしゃれにうるさいが、センスが若干ズレており、ボロボロになったポロンのドレスを「おしゃれの最先端」だと言いセーラー服に変えたりした。性格はあまり知られていないが、根が暗く陰気。自分より美人だと聞くと、怪物とくっつかせようとむくろんでいた程。
- ヘパイストス(声優:緒方賢一)
- 鍛冶の神であるが何故かメカフェチのマッドサイエンティスト。劇中ではエロースの父。ゼウスのために雷を作り、数多くの武器を製造する。しかしそれ以外の発明はうだつが上がらず失敗作が多い。失敗には必ず爆発を伴い成功しても爆発する事がある。性格はつかみ所がなく、強いて言うと優柔不断。神主や占い師など副業が多い。
- アルテミス(声優:鵜飼るみ子)
- 月と狩猟の女神。アポロンの双子の妹。ポロンの叔母。白いノースリーブのミニのワンピース、背中に弓を背負っている。血縁的に近親であるせいか、ポロンに対してはわりと優しいが、他の女神たちと同様、自分を軽んじる人間に対しては容赦ない。仕事の鬼でもう一人の月の女神セレーネを一方的にライバル視している。
- アテーナー(声優:火野捷子)
- 戦と手芸の女神。ゼウスの頭部から産まれたことから、知恵の女神でもある。黒目がちの瞳にショートカットが特徴。服装は薄紫のロングドレスで、頭に兜。女神たちの中ではわりと冷酷な役回りを演じることが多く、人間に与える罰もしばしば理不尽。しかしその度にポロンにお仕置きされ改心したりと、どちらが格下だか分からなくなる事も。ポロンに対しては比較的優しい態度である。
- ディオニッソス(声優:佐藤正治)
- 酒と豊穣の神。とにかく何かあると裸踊りで解決しようとする。ディオニッソスが酔わせた者はゼウスでさえ酔いを醒ますことはできない。人を酔わせたり醒ませたり自在にでき、ポロンに酔いを醒ます方法を伝授する。
- ハデス(声優:龍田直樹)
- 地獄の番人。冥界の王。死者を蘇らせる事もでき、多数の骸骨兵やトカゲのような生き物を従えている。紫色の皮膚に丸い頭、時々白く光る赤い目と単純な生き物に描かれている。音楽や宴会を好む。
- ペルセポネー(声優:片岡富枝)
- ハデスの妻で夫と共に地獄の番人を勤めている。劇中ではコレステロールのカタマリと言われるほど太った中年女性の姿。夫の威を借りて冥界での絶対的な権力を握っている様子。ハデスより出番が多い。
- Dr.ナハハ(声優:兼本新吾)
- 海の底に住んでいる自称「世界で唯一人の正常なマッドサイエンティスト」。様々な薬を開発するが、元気にする薬と元気にする粉以外は全て失敗。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 放送リスト
- 女神になりたい
- イカルスのつばさ
- おとうさまの恋人
- ナルキソスの変身
- あたしは愛の女神なの
- 美少女イオの牛物語
- ユニコーンの角
- ピグマリオンの美少女
- 七つの試練
- パーンの笛
- ふしぎっ子ピロン
- 美しきメドゥーサ
- 黄金のリンゴ
- 弱虫アキレウス
- オルペウスの竪琴
- 月の女神セレーネ
- 予言者カッサンドラ
- ミュルラの赤ちゃん
- 泳げ!ポセイドン
- エロースの恋
- キクノスの白鳥座
- 怪人ミノタウロス!
- 出発!ジンゴロー探検隊
- さがせ!金のブタのしっぽ
- いたずらタンタロス
- ペガサスに乗った少年
- 雨・雨ふれふれ鬼退治
- はらぺこエリクシトン
- 夢見るアルキオーネ
- 王様の耳はロバの耳
- 男まさりのアトランタ
- デューポーンの大洪水
- おとうさまの大ピンチ!
- デュオニュッソスのお酒
- 妖怪キマイラの涙
- アラクネの織物
- 双子の兄弟
- 旅役者ディードー
- 失恋?!悲恋?!愛の詩
- 女ばんざいアマゾネス!
- オレステスの仇討ち
- 人魚になった少年
- 降りてきた宇宙神
- プロメテウスの炎
- 九つの首ヒュドラ
- ルンルン希望の女神
[編集] 放送局に関する備考
- フジテレビの土曜日18:00-18:30はローカルセールス枠となっているため、放送しなかった系列局も少なくない。また、別の時間帯に数日遅れで放送する、石川テレビやテレビ新広島などの系列局もあった。
- 基幹局の関西テレビでは、宝塚歌劇団の舞台中継番組を放送していた為に、本作は土曜日8:00-8:30枠で先行放送されていた。
- 福岡県では基幹局のテレビ西日本(TNC)が、テレビ東京の『機甲艦隊ダイラガーXV』を放送していた為に、関西テレビと同時ネットの土曜日8:00-8:30枠で放送されることになった。
| フジテレビ 土曜18時台前半 | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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おちゃめ神物語コロコロポロン
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最終更新 2009年11月13日 (金) 05:47 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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