おでんくん
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『おでんくん』とは、リリー・フランキーの絵本作品(小学館発行、2001年)。または、この作品の主人公の名前。アニメ化され「天才ビットくん」(NHK教育テレビ)のアニメコーナーに2005年4月8日放送分から登場している。なお、2007年度からは、「天才てれびくんMAX ビットワールド」内で放送されるほか、地上デジタル音声放送実用化試験局の「NHK」(9101チャンネル)で静止画像と音声のみで放送している。
2006年から紀文とセブン-イレブンのおでん応援団にも起用されている。2009年2月27日の放送で最終回を迎えた。放送は4年間続き、「天才ビットくん」→「天才てれびくんMAX ビットワールド」内、および天才てれびくんシリーズ内の中では最長寿アニメとなった。
目次 |
[編集] 作品概要
東京タワーのそばにあるおでん屋台。一見普通の屋台だが、そこの鍋の中には、おでんの妖精たちの住処であるおでん村がある。
この作品はおでん村を舞台におでんの具たちの生活を描く物語である。
[編集] 主なキャラクター
[編集] おでん村
- おでん村のキャラクターを記述する
[編集] 主要キャラクター
- 村の中でも主要であるキャラクターを記述する
- おでんくん(声優:本上まなみ)
- 本作の主人公で、モチーフは油揚げの餅巾着。正義感が強く温情家だが、寂しがり屋の一面も持っている。またかなり平和的な性格で、猫共の闘争を否定する際の彼の言動は勇敢だが愚かでもある。いつか、お母さんと暮らすことが夢。巾着から餅でできた道具(ロープやレーダーなど)やおにぎしという物を出せるが、その道具は自分のために使うことはできない。おでん村の危機には、巨大ロボットのメカおでんくん1号を発進して戦う。
- たまごちゃん(声優:千葉千恵巳)
- 本作のヒロイン。モチーフは卵。おでん村のマドンナ的存在で、特に男子からはモテモテ。客からの注文もトップだが、負けず嫌いで策略家とカマトトっぽい面も。おでんくんの事はほとんど眼中にないが、仲は良い。
- だいこん先生(声優:八奈見乗児)
- モチーフは大根。おでん村の重鎮で、彼の言葉は説教臭いが、威厳がある。哲学家。おでんくんの師匠のような存在で、様々な事を教える。しかし、時折軽い。
- ウインナーくん(声優:佐々木望)
- モチーフは赤ウインナー。おでんくんの恋敵。自称:おでん村の王子様。ルックスが良く、家は裕福でスポーツ万能、会話も洗練されているが、自分が最も格好良いと思い込むナルシストでもある。また、他人に醜態を晒す事を極端に恐れるような描写もある。たまごちゃんと仲が良い。決め台詞は「僕は何時だってウィナーさ」で、これは「ウインナー」と「Winner(勝者)」をかけたものと思われる。おでんの具としては、とことんマイナーである。
- ちくわぶー(声優:小松里歌)
- モチーフはちくわぶ。常に仲間の後をついていく弟分キャラ。「ぶー」が口癖。
- こんぶくん(声優:石川静)
- モチーフはコンブ。おでん村一の秀才で、優れた頭脳の持ち主。日頃の勉強を欠かさない努力家。ジャガーに対しては徹底的に弱い。意外と腹黒い一面もある。
- スージー(声優:小松里歌)
- モチーフは牛すじ。おでん村のセクシークイーン。はんぺんくんとは元恋人同士だった。
- つみれちゃん(声優:エナポゥ)
- モチーフはつみれ。噂話が好きで、あらゆる裏事情に通ずる女の子。
- ゴマキちゃん(声優:石川静)
- モチーフはごぼう巻き。ダンスをこよなく愛し、ブロードウェイに憧れる女の子。ダンスの腕前も抜群。
- はんぺんくん(声優:藤田圭宣)
- モチーフははんぺん。泣き虫だが、素直で良い子でもある。他人の尻馬に乗ってはいつも一番にオチる。スージーとの復縁を望んでいる。
- こんにゃくん(声優:小野大輔)
- モチーフはこんにゃく。爽やかで綺麗好き。それ故に掃除が得意。
- ジャガー(声優:ピエール瀧)
- モチーフはジャガイモ。おでん村一のガキ大将で、そのオナラは悪臭を放つ。このオナラを強化し、おでん村の生物を死滅寸前に追い込んだ事もある。普段は他のおでん達に嫌がらせをしているが、極々稀に良い一面も見せる。ガングロタマゴちゃんが好き。さつまどんをライバル視している「ジャガ〜!」が口癖。
- ぎんなん坊主(声優:小松里歌)
- モチーフはぎんなん。無口で、劇中では全く台詞の類を発しない。ジャガーと行動を共にし、彼を補佐する忠実な部下。主にスパイ的存在である。いつもうつむいて笑っている得体の知れない存在。たまに神様の助手をしているようである。
- ガングロタマゴちゃん(声優:小日向しえ)
- モチーフは煮過ぎて味が染み込み過ぎた卵。たまごちゃんのライバルで、裏キャラの存在でもある。おでんくんに密かに思いを寄せているが、素直になれない性格のせいで想いを告げられず、おでんくんは気づいていない。つまりツンデレ。寂しい事があると、カニコウモリと歌を歌う。
- とうふ先生(声優:藤田圭宣)
- モチーフはとうふ。アニメ版のオリジナルキャラクター。おでんくんのクラスの担任教師。熱血漢で生徒のために奮闘するが、先走って失敗することが多い。ロケット作りが趣味だが、これも失敗ばかりしている。
- からし先生 (声優:上別府仁資)
- モチーフはからし。腕の立つおでん村の医者。からし病院の院長。からし先生が使用するからしぐすりは、どんな病気も治るが、非常に辛い(刺激が強く死ぬほどの激痛を伴う)ため、おでん達からは嫌がられている。だいこん先生とは古い付き合いなので、かなりの高齢と思われる。
- たこボールナース(声優:丸山美紀)
- モチーフはたこ天(たこ入りの丸いさつま揚げ)。からし病院の看護師。気立てが良く、患者に人気がある。からしぐすりを嫌がって逃げる患者は触手を伸ばして捕まえる。触手の長さ・本数は無限。
- ヌシ(声優:国本武春)
- おでん沼に潜む番人にして管理者の大魚。恐らくスズキ目コイ科と思われる。おでん村の住民の約100倍の大きさを誇り、ほとんどのおでん達の生みの親でもある。ちなみにおでん沼は、人間に食べられたおでんくん達が、再びおでん村に戻ってくるときの村への入り口になっている。おでん村に迷い込んだ人間のココロを元の肉体に戻す事ができる他、メカおでんくん1号に飛行能力を与えるでんでんウイングを守っている。尚、おでん村の仲間の半分は、彼のすり身で作られた。
- いとこんくん(声優:佐々木望)
- モチーフは糸こんにゃく。ドレッドヘアの快男児。女子にモテモテだが、それを鼻にはかけないタイプ。おでんくんの親友の1人で、彼とラップ大会でコンビを組んだ事もある。ジャマイカでサーフィンを体得して来た。心の師は、ボブ・マーリーらしい。
- ミートボーヤくん (声優:石川静)
- モチーフはミートボール。おでん村で最年少にして最弱。赤ん坊で皆に好かれている。ハイハイが上手。何事にも興味津々。
- ちくわくん(声優:小野大輔)
- モチーフはちくわ。気が弱く、何かと長いモノには巻かれる。頭は外の世界も覗ける望遠鏡になっていて、一時期「未来や異世界を見通す程度の能力」を得た事もある。しかし、本人だけがのぞけないという致命的な弱点がある。
- がんもくん(声優:石川静)
- モチーフはがんもどき。いつも明るく笑っている、陽気な性格。
- ニセおでんくん(声優:リトル)
- モチーフはおでんくんと同じ餅巾着だが、彼とは若干風貌が違う。性格も正反対で、冷酷・無常・残忍・知的・悪辣にしてかっこいいというアンチヒーローの要素を持つ。「僕は君の偽者だが、君も僕の偽者。」「僕は本物のニセおでんくん。」などと言って、おでんくんを混乱させる。おでん村の征服を企む悪人だが、スマートかつクールな態度から、女子に人気がある。
- かいとうカニコウモリ(声優:小野瀬雅生)
- 神出鬼没の自称:怪盗。本人はその気でも、これといった物は盗まない(しかし一度大変なものを盗んだ際の被害は甚大)。目立ちたがり屋だが、名前を覚えてもらえず、おでんくんには「カニコロッケ」と呼ばれている。
[編集] サブキャラクター
- 単発キャラクターなどを記述する
- ロールキャベツくん(声優:?)
- モチーフはロールキャベツ。おでん村の剣士。剣の腕前は抜群に高く、頼り甲斐がある存在。
- くしてんくん(声優:?)
- モチーフは3色団子。桃色が「気性が荒い」、白が「普通」、茶色が「気弱」な性格をした三兄弟。それぞれ性格が異なるため、人間関係に色々と悩んでいる。
- さつまどん(声優:平井啓二)
- モチーフは、さつま揚げ。修行の旅に出ており、たまにおでん村を訪れる。語尾は「ごわす」で、強さはかなりのもの。ジャガーにライバル視されるが、争いは好まない為、あまり相手にしていない。
- タケさん(声優:平井啓二)
- モチーフはタケノコ。登場するときは、たこさんと常に酔っ払っている。
- たこさん(声優:中尾良平)
- モチーフはたこ。たけさんとは飲み仲間で、常に酔っ払っている。
- にんじん娘。(声優:?)
- モチーフは人参で、これもまたウインナー同様、おでんの具としてはかなりマイナー。自称:おでん村のアイドルであり、外見はかなり目立つ。
- パパウインナー(声優:掛川裕彦)
- アニメ版のオリジナルキャラクター。ウインナーくんのパパ。
- ママウインナー(声優:大塚海月)
- アニメ版のオリジナルキャラクター。ウインナーくんのママ。
- キャンディー(声優:金田朋子)
- アニメ版のオリジナルキャラクター。少女(ミッコちゃん)が食べていた飴がおでんの鍋の中に入ってしまいおでん村で好き勝手に暴れ回るが、最終的には菜箸で救出される。
- ギョーザ・リー(声優:BOSE)
- モチーフは餃子巻き。ブルース・リーが映画『死亡遊戯』の中で着用していたトラックスーツに似た格好をし、功夫を使う。恩のあるおでん君を外的から守るという大義名分のもと、行き過ぎた暴力行為を働きおでん君に止められた。
- しらたき姫(声優:伊藤かな恵)
- いとこんくんのいとこ。かわいらしい顔とは裏腹にかなりお転婆である。
- かまぼこ犬(声優:太田哲治)
- モチーフはかまぼこ。板付きのかまぼこ姿に犬の顔、足にあたる部分は車輪になっている。おでんくんとは大の仲良し。
- トマトちゃん(声優:山口繭)
- プッチの姉。遠くからおでん村にやってきた。
- プッチ(声優:金田朋子)
- トマトちゃんの妹。遠くからおでん村にやってきた。
[編集] おでんの屋台
- おでん村の外にある世界でのキャラクターを記述する
[編集] 主要キャラクター
- 主要であるキャラクターを記述する
- おじさん(声優:秋山道男)
- おでん屋台の主人。東京タワーの近くでおでん屋を営む。屋台を開いて20年のベテランだが、おでん村の存在には気付いていない。性格は優しく人情家。
- ペロ(声優:エナポゥ)
- おじさんの飼い犬。おでん村の外で、おでん村の存在を知っている珍しいキャラ。鍋の外ではふつうの鳴き声だが、鍋の中では普通に喋っていた。おでん村にある「子犬の木」から生まれ、神様によって外の世界に出た。
- 鉢巻きのおじさん(甚さん)(声優:掛川裕彦)
- おじさんのおでん屋の常連。おじさんの屋台をつくったのはこの人。
- 神様(声優:田中直樹)
- 雲に乗って、おでん村やおでん屋にたまに現れる。神様だけに様々な奇跡をくり出すが、おっちょこちょいで、詰めが甘い事もしばしば。おでん達や人々の善行をマイレージで記録しており、そのポイントに応じて奇跡を起こしてくれる。時々、空から落ちて来ることもある。口癖は「デスティニー (destiny) 」。コンタクトレンズを付けている。
[編集] サブキャラクター
- 単発キャラクターなどを記述する
- ボブ(声優:サンプラザ中野くん)
- ジャマイカ出身。
- ココロ(声優:高橋美佳子)
- 色々と謎が多い犬。
- 黒板純
- サーファーの女の子に恋をする。
- チエコ(声優:小松里歌)
- おじさんのおでん屋の常連。
- 高塚
- おじさんのおでん屋の常連。漫画家。
- 餅の海(声優:田中一成)
- お相撲さん。ある話以来、常連となり、たまに登場する。
- ブラッキー(声優:猫ひろし)
- 複数回登場する猫。いつも、おじさんのおでん屋のおでんを狙っている。その暴力的思想は食物連鎖の基本形であるが、おでん君の掲げる理想論に捻じ伏せられる。
- タイガー(声優:上別府仁資)
- ブラッキーなどのノラ猫達のリーダーであるが、どう見ても虎である。部下の登場が暴走族風なのに対し彼はヤクザ風である。
- キラキラちゃん(声優:金田朋子)
- ちくわぶーにそっくりな女の子。おでん村に落ちて、ちくわぶーと仲良くなる。
- 月ウサギ(声優:金田朋子)
- 月に住んでいるウサギ。おでんくんのお餅を補充してくれる。
[編集] アニメ版スタッフ
- 原作:リリー・フランキー
- 監督:加藤道哉
- 脚本:大川俊道、黒住光、田村竜、雪室俊一、静谷伊佐夫 他
- キャラクターデザイン・総作画監督:のなかかずみ
- 美術監督:中村隆
- 撮影監督:森下成一
- 音響監督:長崎行男
- 音楽:五十嵐洋 他
- アニメーション製作:エッグ
- 製作:トライネットエンタテインメント→ポニーキャニオン
[編集] 絵本
[編集] ゲーム
ハドソンから2006年10月26日に、ニンテンドーDS用ソフト『DSジグソーパズル・おでんくん』が発売された。(同社のパズルシリーズVol.1『ジグソーパズル』のゲームシステムを使用)。 また、2007年3月29日には『DSジグソーパズル・おでんくん2』も発売された。
[編集] イベント
[編集] 備考
- 原作者のリリー・フランキーは、このアニメのおでんくんの声優を務める本上まなみの昔からファンと雑誌などで公言している。
- その本上が司会を務めるNHK『トップランナー』の2006年2月5日放送回にリリーがゲストとして迎えられ、昔、二人がおでんくんについて対談したことについて触れている。その対談の中で、彼女から「アニメ化されても、子供の心は掴めない」と言われたため、リリーは「アニメが作られたら、超恥ずかしい役で出てもらう」と賭け話を申し出た。彼女もその賭けに乗るが、結果はご覧の通りとなった。
- また最初、本上は主役のおでんくん以外のキャラクターを演じる予定だった。オーディションを行うが、おでんくんに相応しい声優が見つからなかったため、彼女におでんくんの台詞を喋ってもらうと、その場にいたスタッフ一同におでんくんの雰囲気に相応しいという印象を与え、おでんくんを演じることが決まった、という裏話も語ってくれた。
- アニメの最初の「なんでも知ってるつもりでも、ほんとは知らないことが、たくさんあるんだよ」は、リリー著の『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』にも同フレーズがある、と前述トップランナーで明かしていた。
- アニメではおでんの具のキャラクターたちは指の数が4本、人間のキャラクターは指の数が5本で描かれている。
- アニメ版では屋台のおじさんが聞いているラジオ本体のメーカーが「SOMY」になっている。(SONYのパロディ)
- GoogleのサービスであるiGoogleのアーティストテーマの一つにリリー・フランキーによる物があり、屋台のおじさんやペロが描かれている。またペロが時を刻む「ペロ時計」というガジェットも公開されている。
[編集] 外部リンク
| NHK教育 天才ビットくん内アニメ枠 | ||
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おでんくん
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| NHK教育 天才てれびくんMAXビットワールド内アニメ枠 | ||
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最終更新 2009年12月3日 (木) 09:30 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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