くびき野 (列車)

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くびき野
485系「くびき野」
485系「くびき野」
運行鉄道事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
列車種別 快速列車
運転区間 新井駅 - 新潟駅
経由線区 信越本線
使用車両
(所属区所)
485系電車
新潟車両センター
備考 2009年10月現在のデータ

くびき野(くびきの)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が、新井駅 - 新潟駅間を信越本線経由で運行する快速列車の名称。

なお、本項では長野駅 - 直江津駅間を信越本線経由で運行する普通列車である妙高(みょうこう)についても記載する。

共に、列車愛称の由来は通過地域を代表する地名に由来する。「列車愛称の由来」を参照されたい。

目次

[編集] くびき野

[編集] 運行概況

現在は1日3往復が運行されている。

  • 直江津駅 - 新潟駅間では、宮内駅停車が特急との差異で、停車駅を特急列車並みに絞り込んでおり、所要時間も特急と10分程度の差でしかない。
  • 停車駅数が1駅差であるが所要時間に10分程度の差が生じるのは、特急が120km/h運転であるのに対し快速は通常100km/h運転に抑えられているためである。

[編集] 使用車両

新潟車両センター所属の485系電車(主にT16・17編成)により運行されている。

  • 「くびき野3号」への送り込み及び「くびき野4号」からの送り出しとなる直江津 - 新井間の普通列車(1328M・1353M)と共通運用となる。ただし同普通列車は、半室普通車指定席・半室グリーン車指定席の1号車には乗車不可となっている。
  • 検査・運用の都合上「ムーンライトえちご」用のK編成が使用されることがあるが、この場合6号車の女性専用車両は解除される。

[編集] 停車駅

新井駅 - (北新井駅) - (脇野田駅) - (南高田駅) - 高田駅 - 春日山駅 - 直江津駅 - 柿崎駅 - 柏崎駅 - 宮内駅 - 長岡駅 - 見附駅 - 東三条駅 - 加茂駅 - 新津駅 - 新潟駅

  • カッコ内は「くびき野4号」(直江津 - 新井間各駅停車)のみが停車。

[編集] 妙高

妙高
183系・189系「妙高」
183系・189系「妙高」
運行鉄道事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
列車種別 普通列車快速列車
運転区間 長野駅 - 直江津駅
経由線区 信越本線
使用車両
(所属区所)
183系・189系電車
長野総合車両センター
備考 2009年10月現在のデータ

[編集] 運行概況

1日5往復。上り2号が直江津駅 - 妙高高原駅間で快速運転を行う以外は、全列車が各駅に停車する。

廃止された特急「あさま」・「白山」の代替的な要素を持っていて、全列車長野駅での新幹線接続に考慮したダイヤ設定になっている。

なお、通常時は各列車とも最後尾の車両(上りは6号車・下りは1号車)は指定席車両。ただし、季節等によって上りでは5号車・下りでは2号車も指定席車両となることもある。

[編集] 使用車両

長野総合車両センター183系・189系電車(N101 - 103編成)。

ただし、以下の問題点がある。

  • 上りと下りで指定席車両の位置が異なること。季節等によってその隣の車両も指定席にすること、また列車の案内表示などが煩雑であるため、自由席を利用する予定の乗客が指定席車両に誤乗してしまうケースがしばしば見かけられる。
  • 通常時は各列車とも最後尾の車両が座席指定車となるが、中間車がリクライニングシートを使用しているのに対し、N101編成では長野・直江津方とも、N102・103編成では直江津方の先頭車が簡易リクライニングシートとなっている。このため、自由席車両の方がグレードの高いアコモデーションとなってしまっている。
  • 特急形車両を使用しているため、ドアは各車両の両端(1両あたり2箇所)にしか設けられておらず、通路やデッキも狭隘であることから、立ち席客の居住性は決して良くない上、乗降客の多い駅では乗り降りに時間が掛かるなど、サービス上の問題も生じつつある。

[編集] 停車駅

快速となる2号の停車駅

[編集] 信越本線長野以北優等列車沿革

(以南はあさまを参照)

[編集] 都市間準急→急行列車群とその後

  • 1961年10月1日 長野駅 - 新潟駅間の準急列車「よねやま」が運行開始。
  • 1962年12月1日 名古屋駅 - 新潟駅(中央本線篠ノ井線経由)間の急行列車赤倉」が運行開始。
  • 1963年10月1日 新井駅 - 新潟駅間の準急列車「くびき」運行開始。また、糸魚川駅→新潟駅間運行の「ひめかわ」運行開始。
  • 1961年 準急「よねやま」、上田駅発着に変更(但し上田駅 - 長野駅間は普通列車)。
  • 1965年 準急「くびき」、田口駅(現・妙高高原駅)発着に変更。
  • 1966年3月5日 準急列車廃止に伴い、「くびき」・「よねやま」・「ひめかわ」が急行に昇格。
  • 1966年7月20日 柏崎駅〜新潟駅間を越後線経由で運行する準急列車として「かくだ」が運行を開始。
  • 1966年10月1日 「ひめかわ」に新潟駅→青海駅間運行の上り列車を設定する。但し、この列車は、北陸本線区間である直江津駅→青海駅間は普通列車として運行される。
  • 1968年10月1日 いわゆる「ヨンサントオ」と称されるダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
    1. 「くびき」と「よねやま」が統合。愛称が「よねやま」に統一される。
    2. 共に、糸魚川市西頸城地方から新潟市への来訪需要を担っていた「かくだ」と「ひめかわ」を統合。愛称は「ひめかわ」を名乗るも、越後線経由の急行列車は1往復のみの運行となる。なお、運行区間は糸魚川駅~新潟駅間とした。
  • 1969年10月1日 「ひめかわ」運行区間を青海駅 - 新潟駅間とする。
  • 1972年 「よねやま」が上越線経由で上野駅 - 直江津駅間を運行する急行列車の愛称となったのに伴い、「とがくし」に改称(その後の「よねやま」についてはときを参照)。
  • 1982年11月15日 上越新幹線開業に伴うダイヤ改正により、以下の通り変更する。
    1. 気動車で運行していた急行「赤倉」が、165系電車化。
    2. 急行「ひめかわ」が廃止、柏崎駅 - 新潟駅間の愛称なし快速列車に降格。
  • 1984年4月8日 越後線・弥彦線の電化完成に伴い、柏崎駅 - 新潟駅間の快速列車が廃止。
  • 1985年3月14日 「赤倉」がエル特急しなの」と系統分離。新潟口の急行は運行区間を松本駅〜新潟駅(松本駅〜長野駅間は普通列車)間に短縮し、「南越後」に改称。なお、「赤倉」は名古屋 - 妙高高原間の臨時列車に格下げする。
  • 1988年3月13日 「とがくし」と「南越後」を統合し、「赤倉」に改称。この頃から夜行快速『ムーンライト』(現在の『ムーンライトえちご』)仕様の165系グレードアップ車両が使われるようになる。
  • 1991年3月16日 「赤倉」のうち、1往復を長野駅 - 新潟駅(越後線経由)間の快速に格下げ、快速「やひこ」運行開始。
  • 1993年12月1日 快速「やひこ」廃止。

[編集] 特急「みのり」登場と長野新幹線開業後

  • 1997年3月22日 高田駅 - 新潟駅間の特急「みのり」、1往復で運行開始。
  • 1997年10月1日 長野新幹線開業に際し、以下のように変更する。
    1. 急行「赤倉」2往復が「みのり」に吸収され全廃。「みのり」は長野駅 - 新潟駅間2往復、高田駅 - 新潟駅間1往復となる。
      「みのり」は運行開始当初、6両編成で運行されていた。
      停車駅は、長野駅 - (豊野駅) - 黒姫駅 - 妙高高原駅 - (関山駅) - 新井駅 - 高田駅 - 直江津駅 - 柿崎駅 - 柏崎駅 - 長岡駅 - 見附駅 - 東三条駅 - 加茂駅 - 新津駅 - 新潟駅。但し、括弧書きの駅には一部列車のみが停車していた。
    2. エル特急「あさま」・「白山」が運行されていた長野駅 - 直江津駅間の連絡のために「信越リレー妙高」が運行開始。
      • 「信越リレー妙高」は1日8往復。
  • 2000年12月2日 このときのダイヤ改正により、以下のように変更。
    1. 「みのり」のうち、長野駅発着1往復が廃止。この改正で残存した長野発着1往復は長野総合車両所所属の183・189系6両編成で運転されることになる。
      • また、高速バスや新幹線の高崎駅乗換え利用に押され、「みのり」の利用状況は全体的にあまり芳しくない状況でもあった。
    2. 「信越リレー妙高」運転本数を1日3往復と大幅に減便。
  • 2001年12月1日 「みのり」長野駅発着の1往復が廃止となり、「みのり」の運行区間は高田駅 - 長岡駅・新潟駅間の2往復となる。この結果183・189系6両編成が運用から離脱、長野駅 - 高田駅間から優等列車が全滅。

[編集] 都市間快速「くびき野」・「妙高」

  • 2002年12月1日 このときのダイヤ改正による以下の様に変更。
    1. 特急「みのり」を快速に格下げ。快速「くびき野」として新井駅 - 新潟駅間3往復で運行開始。
    2. 「信越リレー妙高」を「妙高」に名称を変更。1日4往復に増発。
  • 2004年10月16日 「妙高」1日5往復に再増発。
  • 2004年10月27日 - 11月28日 10月23日に発生した新潟県中越地震の影響により、上越新幹線越後湯沢駅 - 新潟駅間が不通になったことを受けて、長野新幹線への乗り継ぎを図るため、長野駅から信越本線・越後線を経由し、新潟までを結ぶ臨時快速列車が4本設定された。
    この際には災害時の緊急輸送のため、485系の通常車、リニューアル車、ムーンライトえちご用車が使用された。全車自由席。グリーン車も開放され、喫煙車も禁煙となった。また、一部の列車では「くびき野」・「妙高」と同時刻で運転されていたものもあった。
  • 2005年 「くびき野」6両運転時に連結されていた喫煙車も禁煙となる。
  • 2005年12月 羽越本線特急脱線転覆事故で新潟車両センターのR編成6両が使用できなくなったことによる車両不足の影響で、「くびき野」号代走編成のT18編成6両が運用から外れた。かわりに予備車扱いだったR2編成9両を編成変更した、グリーン車連結無しの6両が「くびき野」運用に充当された。
  • 2006年1月23日 信越線の茨目駅 - 安田駅間で「くびき野3号」が乗用車と衝突。充当されていたT21編成4両が使用できなくなり、「くびき野」はT22編成4連と、R2編成グリーン車無し6両の2編成体制となる。
  • 2006年2月 事故の影響で、充当編成がT22編成4連と、R2編成グリーン車無し6両の2編成であったが、T21編成が復帰したため、全列車元通りのT21編成とT22編成の体制に戻る。
  • 2006年5月20日 朝に新井駅を発車する「くびき野1号」と、夕方に新潟駅を発車する「くびき野4号・6号」で混雑が著しかったため、全ての「くびき野」がこれまでの485系での普通車自由席のみの4両編成から、半室普通車指定席・半室グリーン車指定席を設けた同じ485系での6両編成(自由席は1両増の5両)に増結。
  • 2007年3月18日 健康増進法第25条により、全列車全車両禁煙。
  • 2007年7月16日 - 7月29日 新潟県中越沖地震の影響により全列車・全区間が運休。
  • 2007年7月30日 「くびき野1号・6号」が新潟駅 - 柏崎駅間に限って運転再開(柏崎駅 - 新井駅間区間運休・長岡駅 - 柏崎駅間各駅停車)そのほかは、引き続き全区間運休。
  • 2007年8月10日 「くびき野2号・5号」も新潟駅 - 柏崎駅間に限って運転再開(柏崎駅 - 新井駅間区間運休・1号と6号が所定停車駅に戻る)。「くびき野3号・4号」は引き続き全区間運休。
  • 2007年9月1日 「くびき野3号・4号」も新潟駅 - 柏崎駅間に限って運転再開(柏崎駅 - 新井駅間区間運休)。
  • 2007年9月13日 「くびき野」柏崎駅 - 新井駅間運転再開。ただし、柏崎駅 - 柿崎駅間は徐行運転。

[編集] 列車愛称の由来

五十音順

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月26日 (木) 09:06 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【くびき野 (列車)】変更履歴

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