こいつら100%伝説
こいつら100%伝説の最新ニュースをまとめて検索!
![]() |
| ウィキポータル |
| 漫画作品(日本) |
| 漫画家(日本) |
| 漫画原作者 |
| 漫画雑誌 |
| カテゴリ |
| 漫画作品 |
| 漫画 - 漫画家 |
| プロジェクト |
| 漫画作品 - 漫画家 |
| 漫画雑誌 |
| お知らせ |
|---|
| 漫画記事での括弧の使用方法の変更が提案されています。 |
『こいつら100%伝説』(こいつらひゃくパーセントでんせつ)は、岡田あーみんによる日本の漫画作品。
目次 |
[編集] 概要
集英社の少女漫画雑誌『りぼん』1989年5月号より1992年9月号まで連載。全3巻。戦国時代[1]を舞台にしたギャグ漫画である。新キャラクターの登場やその後の劇中の活躍などは、連載順の時系列で構成されているが、基本的にはストーリーが複数話に跨らず、主人公たちの日常を描いた一話完結のスタイルをとっている。
[編集] あらすじ
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
時は戦国時代。白鳥城の姫・白鳥姫子は、敵対勢力により命を狙われていた。姫の身を案じた家臣達は、城下の忍術道場に姫を預ける事を決意する。道場主の先生は快く引き受けるが、その弟子三人組はいずれも変態揃い。不安になる家臣をよそに、弟子達は美人の姫子を大歓迎。ここに、姫子と弟子達の馬鹿馬鹿しくも楽しい日常が始まった。
[編集] 登場人物
- 白鳥姫子(しらとり ひめこ)
- ヒロイン。白鳥城の姫で、いずれはその跡を継ぐであろうと思われる少女。そのため、敵対勢力から命を狙われることとなり、身を守るために、家臣達により城下の忍術道場に預けられる。美人で優しく、いたって常識人だが、弟子達の繰り広げる非常識な行動にもツッコミを入れる程度にはついていくことができている。
- 極丸(きわまる)
- 弟子三人組の1人。見た目は普通の少年。関西弁で喋る。ほとんど無表情で、かなりマイペースかつ淡々とした性格なため、その考えは読めないが、姫子にはぞっこんらしい。無表情な顔でキツイ事をさらっと言ったり、危ないボケ[2]をかましたりと、普通な見た目に反してかなり強烈なキャラクターである。
- 満丸(まんまる)
- 弟子三人組の1人。見た目は丸刈りの子供[3]。「~ですぅ」が口癖。見た目通りに子供らしく素直な性格だが、その無邪気さゆえに常軌を逸した行動に出る事があり、ある意味で一番危険な人物でもある。姫子には懐いており、姫子も満丸を可愛がっている。
- 危脳丸(あぶのうまる)
- 弟子三人組の1人。見た目は金髪の美少年で、異様に濃いキャラクター。外見に負けず劣らず中身も濃く、自意識過剰なナルシストである。だが、意外にも三人組の中では比較的常識人に近い方で、他の二人(特に極丸)に対してツッコミを入れたりしている[4]。腹に人面疽ができたり、飲み込んだ日本刀が貫通するなど、結構悲惨な目に遭っている。姫子に対してアプローチしたりしているものの、あまり上手く行かない。
- 先生(せんせい)
- 城下町で忍術道場を開いている老人。三人組の師匠で、いつも騒動を繰り返す三人組には頭を痛めている。非常に真面目で厳格な性格だが、キレると三人組にも負けず劣らずの行動に出る事も。
- ターミネーター
- 通称ターミィ。『りぼん』の編集長が岡田あーみんの連載『こいつら100%伝説』の連載を止めさせるために仕向けたサイボーグ[5]。任務(主人公三人組の抹殺)に失敗した後に未来の世界から脱走し、忍者見習いとして先生の弟子に加わった[6]。やはり姫子に惚れ込んでいる。顔がデューク東郷にそっくり。ただし、「ターミネーター」としか喋れない。知能も子供並であり、サイボーグなのに虫歯になったり寝小便をしたりする。その一方で、料理や掃除は真面目にこなし、忍術にも優れている[7]。サイボーグなので不死身。
- ニセ商売屋(にせしょうばいや)
- 第13回から登場した商売人。手がける商売は花屋から新興宗教まで幅広いものの、呼び名のとおり全てインチキである。眼鏡をかけている以外は特に特徴の無い顔をしている。登場するときは、大抵ニセ商売に伴う何らかの罪状で警察に追われているが、捕まっても脱獄して新しい商売に手を出している。
- 貴佐光(きざみつ)
- 傲慢城の若様。キザで高飛車な性格の持ち主である。姫子に好意を寄せており、何度も強引にアタックするが、成功しない。女中のねえやに頭が上がらない。弟子三人組とは恋敵のため犬猿の仲であるが、利害が一致する状況(多くは共通の危機的状況や障壁の存在)も多く、共同で行動することもある。ただ、武芸に関しては殆ど頼りにならない。
- ねえや
- 傲慢城に仕える女中。眼鏡をかけており、訛りのある言葉で話す。自分の仕事を邪魔する物は誰であろうと容赦しない。姫子にはとても優しい人物。
- 男好きシスターズ
- いじわる城の姫で、姫子とは知り合い。テンションと自己主張の激しい姉妹。テニスの腕前は相当なもの。
- 誇張婦人(こちょうふじん)
- 外見はお蝶夫人風の姉。偶々出席した結婚披露宴で危脳丸を見初めた。必殺技(秘密兵キス)はトマホークベーゼ。
- 加賀の淫蘭(かがのいんらん)
- 外見は加賀のお蘭風の妹。偶々出席した結婚披露宴で極丸を見初めた。
[編集] こぼれ話
- 作者である岡田は、当初本作を学園物として構想していたが、担当編集者が忍者物にこだわったことから、そのような内容にした経緯がある。忍者という設定は前作のお父さんは心配症の登場人物の設定にも見られるが、これも同じ担当編集者の発案だった。岡田には忍者物(時代劇物)の経験や造詣がなかったために苦労も多かった様子だが、連載後のりぼんマスコットコミックス最終巻(3巻)では、岡田自らこのエピソードに触れて「難産だっただけに愛おしい作品」と述懐している。
- 本作品の連載を終えて次回作(ルナティック雑技団)に着手した際に、岡田は「辛口のドツキ漫画が好きな兄貴には物足りないかもしれないが、今回はあーみん風少女漫画を堪能してもらえれば」との作者コメントを書いており[8]、(特にスラップスティック的な要素が突出していた)“こいつら100%伝説”に対する男性ファンが相当数いたことを認識していた様子である。
[編集] 関連項目
- お父さんは心配症 - “お父さんは心配症”の登場人物が本作中に登場した事がある[9]。
- ルナティック雑技団 - 登場人物の愛咲ルイについて、本作の危脳丸の子孫という設定がある。自意識過剰なナルシストという性格も受け継がれている。
[編集] 脚注
- ^ 各話の導入部で「時は戦国、世は~」などのフレーズが入ることがしばしばある。ただし、あくまでギャグ漫画であるため、幕府の存在などの大局的な後方背景は特に語られていない。寧ろギャグのための小道具として時代考証を意図的に無視することが多く、独自の世界観を構成している。例えば、劇中では当たり前に洋風の結婚式が行われていたり、公安組織が奉行所でなく警察で、現代の日本の警察官のような制帽を被っている役人が描かれていたりする。
- ^ 薬物などの犯罪的なものや、生死にかかわるものなど、根本的に危険な行動や発言を躊躇なくする。「児童向けの少女誌に載せるにはおよそ不向きなネタ」であること自体がネタとなっているギャグの多くが、極丸の役どころである。
- ^ 弟子の中でも、見た目や行動から最年少のように描かれている。ちなみに、学園物として構想した段階では、満丸相当の人物はクラス長であり、顔も大人びていた。
- ^ ツッコミ後に過剰に調子付いたり、弄られることで変態的な行動にでる傾向が強く、極丸のちょうど対極に近い。この2人の掛け合いで劇中のネタが進行するパターンも多い。何故か彼にのみ降りかかる災難や異変から周囲に弄られて話が展開していくこともあり、ギャグの起点になるタイプでもある。
- ^ ターミネーターという名称は、言うまでもなく映画ターミネーターに登場するサイボーグのサーバンダインT800から。
- ^ 先生の屋敷に居候している弟子のなかで、(少なくとも見た目では)唯一の成人男性である。
- ^ コンピュータで照準をあわせられるので、手裏剣の投擲などは上手い様子。ただし、本人の知性や情動が幼児並であるため、それが有効に発揮される場面に乏しい。さらに、(忍術より頼りになるであろう)ターミネーターの本来の武器である未来の装備は、脱走前に再装填するのをうっかり忘れてきたために使えない状態である。
- ^ ルナティック雑技団1巻(りぼんマスコットコミックス ISBN-13:978-4088537214)
- ^ 手塚治虫等に代表されるスターシステム的なものではなく、登場人物本人である。タイムスリップで“こいつら100%伝説”側のキャラクターが現代日本に行ったことがあり、その騒動に巻き込まれる形で出演している。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 Text is available under GNU Free Documentation License.
最終更新 2009年9月21日 (月) 12:24 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【こいつら100%伝説】変更履歴




