こだま (列車)
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| こだま | |
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| 運行鉄道事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
| 列車種別 | 特急列車 |
| 運転区間 | 東京駅 - 博多駅 |
| 経由線区 | 東海道新幹線・山陽新幹線 |
| 使用車両 (所属区所) |
N700系・700系・500系・300系・100系 |
| 運転開始日 | 1964年10月1日 |
| 備考 | 運転開始日は、新幹線の愛称としてのもの |
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この表について
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こだまは、東海道・山陽新幹線の各駅に停車する特急列車の愛称である。
本項では、東海道新幹線開業以前に日本国有鉄道(国鉄)が東京駅 - 大阪駅・神戸駅間を東海道本線経由で運行していた国鉄初の電車特急列車についても記述する。
目次 |
[編集] 概要
1964年(昭和39年)10月1日)の東海道新幹線(東京駅 - 新大阪駅間)開業時より、速達タイプの「ひかり」に対して始発駅から終着駅まで全ての駅に停車する列車として運行を開始した。もともと「こだま」は東海道本線を走行する“ビジネス特急”として親しまれていた列車であり(詳細は後述)、名称とともにその役割を継承したものである。
1972年(昭和47年)3月15日の山陽新幹線岡山開業、1975年(昭和50年)3月10日の山陽新幹線博多延伸で運転区間を延ばしていくが、「ひかり」やその後運行を開始した「のぞみ」が全区間を走行する列車として運転されているのに対し、「こだま」は当初より近距離の都市間輸送や「のぞみ」・「ひかり」との乗り継ぎ輸送が主な役割と位置づけられており、岡山延伸以降は廃止系統でも静岡駅 - 岡山駅間、名古屋駅 - 広島駅間などの区間運転が主体で、全区間を運行する列車は運行されていない。近年は東海道新幹線では輸送力確保のために16両編成を用いるのに対し、山陽新幹線では4両・6両・8両の短縮編成を主に用いていることもあって、新大阪駅を越える列車は運行されていない。ほとんどの駅で「のぞみ」や「ひかり」を待避するため、所要時間は待避をしない場合よりもかなりかかる。例として東京 - 名古屋間は待避をしなければ2時間30分程度で到達できるが、実際には3時間ほどかかる。
また、運行開始当時より「ひかり」「のぞみ」用車両を車両基地最寄り駅(三島駅など)へ回送させる列車を「こだま」として運行している事例もある[2]ほか、新幹線通勤対策で朝晩を中心に、拠点駅ではない途中駅(静岡駅・浜松駅・福山駅・新山口駅・新下関駅など)始発・終着となる列車も数多く設定されている。
山陽新幹線で運行される「こだま」の一部は博多駅で博多南線へ乗り入れ、博多南駅まで運行される。博多南線内では愛称のない在来線の特急列車扱いとなる。
[編集] 運行概況
- 早朝深夜を除いて、東海道区間は、東京発着で名古屋まで毎時2本、新大阪まで毎時1本、山陽区間は岡山発着で博多までが毎時1本、新大阪発着で毎時0 - 1本が入る。
- 東海道・山陽新幹線の各駅に停車する。停車駅は東海道新幹線駅一覧・山陽新幹線駅一覧を参照。
- ホームのドア位置表示マークで、6両編成こだまのうち、3号車博多寄りのマークはない駅がある。2008年3月まで、この位置に来るドアが業務用扉であり、一般客が使用できなかった編成(ビュフェ車連結)があったためである。現在、ビュフェ車の連結した編成は存在しないが、この位置のマークが存在していない駅が現在もある。
- 東海道新幹線内での270km/h運転統一後もスピードアップを抑えてダイヤに余裕を持たせた形で運行されているため、ある程度の遅れまでならば終着へ定時に到着できる回復運転も可能となっている。例えば上り列車の場合、名古屋駅発車の時点で10分程度までの遅れならば、東京駅へ定時に到着することも可能である。ただしその他の列車の遅れの状況等により、一概に回復できるとは限らない。
- 車内販売は東京 - 名古屋・新大阪間の列車でのみ営業している。山陽区間や区間運転列車では営業していない。
[編集] 2009年3月14日改正時点での運行区間
| 路線 | 列車名 | 運転区間 | 使用車両 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 東海道新幹線 | 630 - 687号 | 東京 - 名古屋・新大阪 | 300系,700系 | |
| 690 - 697号 | 三島・静岡・名古屋 - 新大阪 | 300系,700系 | ||
| 700 - 708号 | 東京 - 三島・静岡・浜松 | 300系,700系, N700系 |
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| 800 - 812号 | 東京 - 三島 | 300系,700系, N700系 |
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| 山陽新幹線 | 720 - 787号 | 新大阪 - 岡山・広島・博多 岡山 - 広島・博多 |
100系,300系 500系,700系 |
以下の区間運転あり |
| 820 - 827号 | 広島 - 博多 | 100系,700系 | ||
| 850 - 875号 | 新山口・新下関・小倉 - 博多 | 100系,500系 700系 |
小倉 → 新山口の系統あり |
[編集] 使用車両
- 100系
- K編成(4両)・P編成(6両)が山陽新幹線限定で使用されており、同線の主力車種となっている。2+2の4列シート。座席はウエストひかり普通席用と100系グリーン席用の2種類があり、グリーン車の座席ではひじ掛け内蔵テーブル(一部座席を除く)とフットレストが撤去されている。かつては16両編成(G編成など)が東海道新幹線でも用いられていた。
- 300系
- 東海道新幹線を中心に使用されており、同線の主力車種となっている。
- 山陽新幹線ではF編成が早朝の姫路駅 → 岡山駅1本、岡山駅 - 博多駅1往復に、J編成が夜の岡山駅 → 三原駅1本に使用される。
- 500系
- V編成(8両)が2008年12月1日から山陽新幹線限定で運用開始し、0系運用と100系運用の一部を置き換えている。
- 16両のW編成は2007年の冬以降、通常300系F編成が使用される山陽新幹線の300系運用に不定期で充当されている(東海道新幹線では原則運用されない)。
- 700系
- C編成・B編成(16両)は日中の東京 - 名古屋間の4往復の列車と、夜に三島車両所への回送を兼ねた三島駅止まり(静岡駅止まりと新大阪発が1本ずつ)、早朝は三島発(1本は静岡発)東京行きの「こだま」として使用。山陽新幹線では早朝・深夜の新下関駅 - 博多駅間1往復と小倉駅 - 博多駅間1往復に使用。
- E編成(8両、「ひかりレールスター」用車両)は早朝・深夜の広島駅 - 博多駅間1往復と新大阪駅 - 岡山駅間1往復、小倉駅 - 博多駅間1往復に使用。
- N700系
- 東海道新幹線では2009年3月14日から浜松駅の始発の次の列車と三島駅到着最終(東京始発)の上下各1本で定期運用を開始した。
- 山陽新幹線では通常300系F編成充当の「こだま」1往復に不定期で充当されている。2009年3月13日までは、朝晩の小倉 - 博多間2往復(朝下り2本上り1本、夜上り1本)に充当されていたが、同改正以降はN700系以外の車両が用いられるようになり、山陽新幹線内での定期こだま運用は消滅した。
[編集] 過去
- 0系
- 1964年10月1日の東海道新幹線開業当初から運用開始。当初は12両で運行、その後16両化、再12両化を経て、東海道新幹線区間では1989年に再16両化された。1999年9月18日の「こだま473号」(東京 → 名古屋)の運行をもって東海道新幹線からは撤退した。
- 山陽新幹線においては、当初は東海道新幹線と共通運用で12両または16両で運行されたが、1985年6月に独自の6両編成(R編成)が投入され、この後は4両の短縮編成(Q編成)も運用された。末期は、2+2の4列シート(旧ウエストひかり普通席用)を使用したWR編成が用いられていた。
- 最後まで残った3編成は2008年4月から6月にかけて原色塗装に変更され、11月30日の「こだま659号」(岡山 → 博多)の運行をもって新幹線の定期運行から撤退、全車引退した。
[編集] 列車編成
- 記号凡例
一部列車は「普通車全車自由席」として運転する。
- 300系、700系、N700系 16両編成(東京 - 新大阪が中心)
| 元・編・話・歴・PJR・PJRN | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 300系・500系・700系16両編成編成図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ←博多 | 東京→ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 元・編・話・歴・PJR・PJRN | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| N700系16両編成編成図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ←博多 | 東京→ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 東海道新幹線区間の早朝・夜間に設定されている一部の区間列車は、平日のみ普通車全車自由席となる。
- 山陽新幹線区間の一部列車はグリーン車を除き全車自由席。そのうち、新下関・小倉 - 博多間のみを運転する4本は車内でのみグリーン券を発売。
- 13 - 15号車は修学旅行団体が乗車する列車は指定席となる場合がある。
- 10号車(N700系は8号車)には、車掌室、AEDがある。
- 11号車には、車椅子対応設備、多目的室がある。
- 2001年9月以前は11号車が喫煙車だったため、自由席は1 - 7・14 - 16号車だった。
- 500系7000番台
- 8両編成(新大阪 - 博多)
| 500系8両編成 | |||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ←博多 | 新大阪→ | ||||||||||||||||
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- 全席禁煙である(3・7号車デッキに喫煙ルームあり)。
- 6号車は2&2シートである。
- 4,5号車は指定席に変わる日もある。
- 4,8号車には、公衆電話がある。
- 6号車には、車掌室、AEDがある。
- 7号車には、車椅子対応設備、多目的室がある。
- 2往復は全車自由席。
- 都合により他の編成が代走する場合、当該列車は完全禁煙扱いになる。
- 700系7000番台
- 8両編成(新大阪 - 岡山、広島・小倉 - 博多)
| 元・編・話・歴・PJR・PJRN | |||||||||||||||||||||||||
| 700系「ひかりレールスター」 編成使用時の編成図 |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ←博多 | 新大阪→ | ||||||||||||||||||||||||
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- 4 - 8号車は2&2シートである。
- 4,8号車には、公衆電話がある。
- 6号車には、車掌室、AEDがある。
- 7号車には、車椅子対応設備、多目的室がある。
- 1往復は全車自由席。
- 100系
- 6両編成/4両編成
| 100系 | |||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ←博多 | 新大阪→ | ||||||||||||||||||
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- 6両編成は新大阪 - 博多で運転される。5・6号車も指定席となる場合や全車自由席(853号)の運用もある。
- 4両編成は、新大阪駅のATCが未対応のため最大でも姫路 - 博多間でしか運転されていない。一部の「こだま」は全車自由席。
- 日時によっては通常4両編成で運行の予定が6両編成に変更される場合もある。
- 3号車には、車椅子対応設備、多目的室がある。
- 4号車には、車掌室、公衆電話、AEDがある。
[編集] 沿革
[編集] 名称の由来
1958年(昭和33年)、東京 - 大阪間の日帰り可能な電車による「ビジネス特急」新設にあたって、最終的には国鉄末期まで広く使われたJNRマークやアルファベットの「T」をモチーフとした特急エンブレムが採用されたシンボルマークとともに、一般公募によって決められたものである。
約93,000票もの応募があったが、1位は5,957票の「はやぶさ」で、「平和」1,076票、「さくら」692票といったほかの候補と比較しても「こだま」は374票と、それほど多い得票ではなかった。最終選考で「こだま」は木霊つまり山彦のことであり、「1日で行って帰ってくることができる」ことから決定されたものといわれる。
なお、この時に佳作として以下のものが発表され、将来の特急名として採用するとされた。
- 「はやぶさ」:詳細ははやぶさ (列車)を参照のこと。(「こだま」運行開始に先立つ1958年10月1日、東京 - 鹿児島間の急行「さつま」特急格上げに伴う改称で採用された)
- 「さくら」:詳細はさくら (列車)を参照のこと。(「平和」に20系客車を投入する際の改称で採用された)
- 「平和」:詳細は平和 (列車)を参照のこと。(「こだま」運行開始に先立つ1958年10月1日、東京 - 長崎間の特急「さちかぜ」ダイヤ変更に伴う改称で採用された)
- 「初雁」(はつかり):詳細は東北本線優等列車沿革を参照のこと。(「こだま」運行開始に先立つ1958年10月1日、上野 - 青森間の新設特急名として採用された)
[編集] 東海道本線電車特急「こだま」号
「東海道本線優等列車沿革」も参照
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- 運転開始当時の運転区間は東京 - 大阪駅・神戸駅間を各1往復運行。停車駅は横浜・名古屋・京都。横浜 - 名古屋間300km超のノンストップとなるため、運転士は安倍川鉄橋上で田町・大垣電車区の交替を行なった。なお、交替運転手は運転台直後の客席で待機し、大垣電車区の運転士は横浜駅での折り返し運用が組まれていた。名古屋以西は宮原電車区が担当。
- 運行当時は「第1こだま」・「第2こだま」と出発順に付番されることとなった。この列車愛称の命名方式は「つばめ」・「はと」など、一列車一愛称が慣例であった特別急行列車では初例であった。
- 東京 - 大阪間を電気機関車牽引による客車特別急行列車「つばめ」・「はと」が7時間30分で結んでいたのに対し、電車運転の「こだま」は当初6時間50分で結んだ。
- 151系電車の故障時には、急行形車両の153系電車による代替運行も行われたことがあった。153系電車は設備では151系電車にはるかに劣るものの、速度性能は「特急」に使用されても問題ないものであった。153系電車で運行する際は特急料金の半額を着駅で返金した。利用者からはこの代替列車は「こだま」をもじって「かえだま」(替え玉)と呼ばれた。
- 1959年(昭和34年)
- 9月 - 東海道本線の整備が完成し「こだま」の所要時間を6時間40分に短縮。
- 12月 - 混雑緩和のため12両に編成の増結を行う。
- 1960年(昭和35年)6月 - 所要時間を6時間30分に短縮。このとき、同じ区間を運行していた「つばめ」・「はと」を電車化(「はと」は「つばめ」に統合)することとなった。これにより、「つばめ」と同じ編成を組むこととなり、一等展望車廃止に伴いクロ151(パーラーカー)も登場。しかし151系電車の故障時の予備車不足はまだ生じ、「かえだま」や、157系電車(日光形電車)の代替使用があった[4]。
- 1961年(昭和36年)10月 - のちに"サンロクトオ"と称されるダイヤ改正により、「こだま」は2往復とも大阪駅発着となった。
- 1964年(昭和39年)9月30日 - 東海道新幹線開業に伴う東京 - 大阪間在来線特急の廃止により、在来線特急としての「こだま」はこの日の運行をもって廃止される。
[編集] 東海道・山陽新幹線特急「こだま」
[編集] 東海道新幹線特急「こだま」
- 1964年(昭和39年)
- 10月1日 - 在来線の特急の愛称を引き継ぎ、東京 - 新大阪間の各駅に停車する列車として運行を開始。ただし「ひかり」が「超特急」として割高な「超特急料金」を徴収したのに対し、「こだま」は「特急」として運行された。もちろん「ひかり」よりは遅いものの、東京 - 新大阪間を5時間で結んだ。ともに全車座席指定席を採用。新幹線列車の名称としては在来線特急「こだま」を引き継ぐものという意味のほかに、超特急を「ひかり」とすることで「光速」と「音速」という速さの対比を付けたとされる。
- 12月18日 - 二等車に自由席を設定した。当時は1列車の座席定員の120%程度までで発行を打ち切っており、現在の立席特急券に近いものとなっている。
- 1965年(昭和40年)5月12日 - 二等車と同様の発券方式を採用して、一等車に自由席を設定。
- 1970年(昭和45年)
-
- 10月1日 - 万博輸送終了により、グリーン車の自由席を廃止。
[編集] 山陽新幹線開業後
- 1972年(昭和47年)
- 1975年(昭和50年)3月15日 - 山陽新幹線博多駅延伸により、山陽新幹線内の運行区間も拡大。同時に東京駅 - 名古屋駅間の「ひかり」との特急料金の格差を廃止。
- 1980年(昭和55年)10月1日 - 利用客が減少した「こだま」の運転本数を削減。
- 1985年(昭和60年)
- 3月14日 - 「こだま」編成を12両組成に減車、「ひかり」編成で運行される一部の「こだま」を除き「こだま」は12両で運行されることとなった。
- 6月 - 博多駅発着列車の一部で6両編成の「こだま」運行開始。以後、山陽新幹線の各列車に拡大し、同線における「こだま」の本数増加。
- 1986年(昭和61年)5月 - 100系量産車の早期落成車を暫定的に東海道新幹線の「こだま」に充当。2階建て車両非連結の12両編成でG編成と名乗っていた。
[編集] JR化以降
- 1987年(昭和62年)11月頃 - 東海道新幹線の「こだま」用0系指定席車(9・10号車)の4列シートへのグレードアップ(2&2シート)が行われ始め、翌年1988年(昭和63年)3月13日のダイヤ改正までに完了する。
- 1989年(平成元年) - 東海道区間の「こだま」を順次16両組成に増強。0系指定席車の4列シートへのグレードアップを9 - 12号車に拡大。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 姫路駅 - 広島駅・博多駅間のこだまを4往復新設。
- 1996年(平成8年)
- 東海道新幹線の日中の「こだま」に100系が投入される。
- 3月16日 - これまで東海道新幹線では全区間で日中毎時2本運転されていたが、利用率の低下に伴い1往復を名古屋発着に短縮し、米原停車の新大阪行き「ひかり」に接続。米原停車の「ひかり」を岐阜羽島にも停車(のぞみの退避も岐阜羽島に変更)し、名古屋 - 新大阪間各駅停車で補充。
- 1997年(平成9年)3月22日 - 山陽新幹線に0系4両Q編成の「こだま」が登場。
- 1999年(平成11年)9月18日 - 東海道新幹線「こだま」における唯一の0系運用2往復を100系に置換。指定席の4列シートも廃止。
- 2000年(平成12年)
- 2001年(平成13年)
- 2月 - 東海道新幹線の日中の「こだま」に300系が投入される。
- 8月21日 - 新たに2列+2列シートを採用した100系4両P編成(P4編成)を新組成。
- 2002年(平成14年)1月10日 - 新たに2列+2列シートを採用した100系6両K編成(K51編成)を新組成。
- 2003年(平成15年)
- 8月31日 - 同日の「こだま」2往復を最後に東海道新幹線での100系の定期運用が終了。9月16日の臨時「ひかり」を最後に運用終了。
- 10月1日 - ダイヤ改正で東海道新幹線「こだま」の最高速度を270km/hに引き上げ。東京 - 新大阪間の標準所要時間を4時間10分から4時間へ10分短縮。山陽新幹線の姫路発着の「こだま」を岡山発着に短縮。代わりに「ひかり」の一部が相生に停車することで補充。
- 2005年(平成17年)3月31日 - 100系P12編成の組成をもって、山陽新幹線「こだま」用編成(0系R61 - R68編成、100系K51 - K60,P1 - P12編成)の全編成2列+2列シート化、フレッシュグリーン塗色化の完了。
- 2006年(平成18年)3月18日 - ダイヤ改正で山陽新幹線の「こだま」を減便、1時間に1本のみとなる時間帯も発生。
- 2007年(平成19年)7月1日 - ダイヤ改正で前回に続き山陽新幹線の「こだま」を減便、新大阪 - 博多1往復を新大阪 - 広島1往復と新山口 - 博多1往復に分割。「こだま780号」と「こだま757号」を毎日運行の臨時列車として増便。
- 2008年(平成20年)
- 3月15日 - ダイヤ改正で東海道新幹線の「こだま」増発。
-
- 590号 新大阪19:50発三島行き(22:44着)を新設。
- 601号→585号 東京19:56発浜松行きの「こだま601号」を名古屋行き(22:38着)とし、「585号」に変更。名古屋駅で後続の「のぞみ159号」に接続するダイヤに修正。
- 東京 → 新大阪間の標準所要時間をさらに3分短縮し、3時間57分運転とする。
-
- 3月15日 - ダイヤ改正で東海道新幹線の「こだま」増発。
-
- また、利用客の多い山陽新幹線の一部の「こだま」を4・6両編成から16両編成へ増強し、利用客の少ない一部の「こだま」を減便。
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- 新大阪 - 岡山 2往復
- 岡山 - 広島 3往復
- 広島 - 小倉 2往復
- 小倉 - 博多 5往復の減便。
- 東海道新幹線の日中の「こだま」に700系を投入。
- 東京 - 名古屋間で1日4往復、新大阪 - 三島間で上り1本を運行。
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- 11月30日 - この日をもって山陽新幹線から0系の定期「こだま」運用が終了し、翌12月1日もしくは2日より山陽新幹線「こだま」の一部に500系(8両編成)を投入。
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- 2009年(平成21年)3月14日 - 浜松-東京間の「こだま706号」・東京 - 三島間の「こだま809号」にN700系が充当されるようになる。これはN700系の東海道新幹線内での初のこだま運用となった。(平日は普通車全車自由席。土・休日は普通車一部指定席)また、夕方の時間帯に東京発三島行き「こだま」を増発。
[編集] ぷらっとこだまエコノミープラン
「ぷらっとこだまエコノミープラン」、「ぷらっとこだま グリーン車エコノミープラン」[1]は、JR東海グループ会社のジェイアール東海ツアーズが企画・実施する旅行商品(フリープラン)である。JR東海ツアーズ各支店とインターネット販売、JTBグループ各店(東海道新幹線沿線と首都圏の支店)で取り扱っている。プランが設定されている駅は、東京・品川・新横浜・静岡・浜松・名古屋・京都・新大阪。山陽新幹線区間の設定はない。
国鉄時代にこだま号乗客増のために販売していた「こだまラウンドきっぷ」などに代わる商品として、「ぷらっとこだまエコノミープラン」の発売を開始した。
この旅行商品の代金に含まれるものは、
- 日時、列車、座席が指定された「こだま」号乗車票
- 当日限り有効のワンドリンク引換券
の2枚の利用者の記名済みクーポン券である。
ドリンク引換券は車内販売や指定された駅売店などでドリンク類と引き換え出来る。
あくまで通常の「きっぷ」(乗車券+特急券+指定席券)ではなく「旅行商品」なので、以下のような制限がある。このため宣伝物・ウェブサイト等ではきっぷではない旨注意を喚起している。
- 座席数、列車、乗降駅は限定される。ぷらっとこだまの設定がない「こだま号」や停車駅もある。
- 購入は前日まで。インターネット購入は5日前(東京支店で当日受け取り可能なものは2日前)の22時45分まで。
- キャンセル(払い戻し)は旅行取引条件書通りの取消料(キャンセル)が発生する。
- 列車・座席などの変更は出来ないので、変更したい場合は一度キャンセルをして購入し直す。
- 乗り越しや途中乗下車はできない、その場合は全乗車区間の通常運賃・料金が別途必要となる。
- 乗り遅れた場合でも後続列車への乗車はできない。他の交通機関の遅れ・運休などの場合も含まれる。JR線(JRバスは除く)が遅れた場合は駅で遅延証明をもらえば返金してもらえる。
- 乗車駅(降車駅)が東京もしくは品川の場合に限り、東京・品川いずれの駅からでも乗降可能。
- 利用できる改札口が限定されている。
- 乗車票には特定都区市内制度(東京都区内・大阪市内など)は無い。
東海道新幹線の回数券や特別企画乗車券が利用できない繁忙期(旧盆・年末年始・ゴールデンウイークなどの混雑する期間)でも、このプランは繁忙期料金で販売されている。2007年からは夜行高速バス「ドリームなごや号」と「ぷらっとこだま」で東京 - 名古屋間往復できる商品も販売されている。
東京 - 新大阪間を移動した場合、ぷらっとこだまプラン普通車で1万円(通常期)。これは約8時間かかるJRバスなどの高速バス運賃に数千円の追加で所要時間が約半分(約4時間)で済むことになる。このため旅行者などの「バスは安いけど時間かかりすぎる、だけど特に急がないけど少しでも安く」等という客層から支持されている。
- 旅行代金(通常期)一例
| 出発 - 目的地 | 普通車指定席:価格(JR運賃料金・割引率) | グリーン車:価格(JR運賃料金・割引率) |
|---|---|---|
| 東京・品川 - 静岡 | 4,500円(6,180円・27%) | 6,400円(8,340円・23%) |
| 東京・品川 - 浜松 | 6,300円(8,070円・22%) | 8,300円(11,560円・28%) |
| 東京・品川 - 名古屋 | 7,900円(10,580円・25%) | 8,900円(14,070円・37%) |
| 東京・品川 - 京都 | 9,800円(13,220円・26%) | 11,300円(17,860円・37%) |
| 東京・品川 - 新大阪 | 10,000円(13,750円・27%) | 11,500円(18,390円・37%) |
| 新横浜 - 新大阪 | 9,900円(13,430円・26%) | 11,400円(18,070円・36%) |
| 名古屋 - 新大阪 | 4,200円(6,180円・32%) | 6,400円(8,340円・23%) |
普通車指定席用はどれも20%以上の割引率である。特に名古屋 - 新大阪は32%と高い。これは同区間が近鉄名阪特急(近鉄名古屋 - 鶴橋・大阪上本町・大阪難波)と競合しているためである。なお、近鉄特急の名古屋 - 難波間の通常価格は4,150円(レギュラーシート・おとな)である[6]。グリーン車用は長距離になるほど割引率が高く、30%を越える区間もある。
[編集] 脚注
- ^ 3色式LEDを用いた行先表示器を採用している100系(K・P編成)・500系・700系(B・E編成)は緑で表示される。
- ^ このため東海道新幹線では西日本旅客鉄道(JR西日本)の車両(現在は300系F編成、700系B編成)を使う列車が存在し、また山陽新幹線でも2006年3月17日まで東海旅客鉄道(JR東海)の車両を使った列車が上下各1本(下り:岡山駅 - 三原駅、上り:三原駅 - 新大阪駅)存在した。300系J編成が定期運用で岡山以西に乗り入れる唯一の列車でもあったが、改正後はF編成に置き換えられた。その後2008年3月15日改正で下り1本(岡山駅 → 三原駅)が再び300系J編成で運用されるようになった。また運用上の都合でF編成の運用にJ編成が入ったりその逆もある。
- ^ 星晃『回想の旅客車』上、学習研究社、2008年、p.88。
- ^ 『鉄道ピクトリアル』2004年10月号、48-49頁。
- ^ い ろ 『JR電車編成表 '09冬号』 ジェー・アール・アール、2008年、P.130。ISBN 9784882830504。
- ^ ただし回数乗車券の名阪まる得きっぷが両地区の金券ショップなどで広くばら売りされており、それを使用した場合は3,200~3,400円程度となる。
[編集] 関連項目
[編集] 鉄道関連
- 日本の列車愛称一覧
- 東海道新幹線
- 山陽新幹線
- 博多南線(名称なしの特急列車として運行されるため)
- ジェイアール東海ツアーズ
[編集] 他に由来する名称
[編集] 映画など
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最終更新 2009年11月18日 (水) 10:27 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【こだま (列車)】変更履歴











