ご当地グルメ

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ご当地グルメ(ごとうちグルメ)は、「地域おこし」を目的として地域の名物として売り出される料理である「開発型ご当地グルメ」[1]と、特定の地域のみで自然定着的に浸透し、古くから親しまれているているB級グルメなどの料理などを意味する「老舗型ご当地グルメ」[2]に大別される[3]

目次

[編集] 概要

郷土料理」と呼称されるものは、伝統的なものやその地域の日常的な風習・習慣となっている料理であるのに対し、開発型ご当地グルメは発祥、もしくは地域に定着してから比較的日が浅いものを指して言われることが多い。また、産地が地元以外の食材を多く使用し、地元の人が日常的に良く食べる料理でないものもある。一方、老舗型ご当地グルメは、古くは明治時代から昭和時代初期に起源があるものもあるが、その多くは戦後復興期から高度経済成長期に発祥あるいは定着したものである[4]

[編集] 老舗型ご当地グルメ

農林水産省は、2007年12月に、日本各地の農山漁村との関係性の強い郷土料理99品を農山漁村の郷土料理百選に選定したが、その際に別枠で、農山漁村とのつながりは薄いものの当地の人気料理として地域に定着している23品目を「御当地人気料理特選」として選定している。富士宮やきそば横手焼きそばなどがこれに選定されている。

他に、地域に根ざして日の長いものの例としては、長野県伊那地方のローメン埼玉県行田市周辺部のフライ北海道根室市エスカロップなどがある。

また、全国各地にあるご当地ラーメンの多くも、この老舗型にあたるものが多い。

[編集] 地域おこしと開発型ご当地グルメ

地域おこしとして、富士宮やきそばが成功を収め、各地でも同様の地域おこしが始まった。 民間では、各地のご当地グルメを推進する団体・グループが手を組んで、「B-1グランプリ」といったB級グルメの祭典を開催するなどの動きがある。

地域おこしを目的とするご当地グルメは、古くから地域に定着している料理であるが、他地域にあまり知られていない老舗型ご当地グルメや郷土料理を扱うものと、地域おこしの為に新たに開発されたグルメの2種類がある。

2005年以降北海道各地で誕生しているご当地グルメは、開発理由として北海道は日本の他地域と比べ明治時代以降の入植から発展した土地であるため郷土に根付いた郷土料理の歴史が浅く、また北海道といえばじゃがいも・カニ・牛乳というイメージの払拭、各地の特産品をグルメ特産品として売りだそうという点がある。[5]。 地元観光関連団体や行政などが民間の料理店、観光業者等と連携して、地元産品を生かしたご当地グルメは、白いプリン十勝芽室コーン炒飯別海ジャンボ牛乳&別海ジャンボホタテバーガー等が挙げられ、地元産品の消費・浸透の拡大も趣旨とし、原材料には北海道産の牛乳を使うなどの「ルール」を設けている。

[編集] 脚注

  1. ^ 日経BP社『日経トレンディ』2009年6月号より。
  2. ^ 日経BP社『日経トレンディ』2009年6月号より。
  3. ^ リクルート発刊の『じゃらん』は、老舗型を元来の「ご当地グルメ」と定義し、それに対し開発型は「新ご当地グルメ」と表現している。
  4. ^ 日経BP社『日経トレンディ』2009年6月号より。
  5. ^ リクルートの雑誌北海道じゃらんおとなのいい旅北海道タイアップし商業展開されているリクルート 北海道『じゃらん』編集部 原田亜紀 (2008年4月27日). [新ご当地グルメ”]. MSN産経ニュース. http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080427/trd0804271402003-n1.htm 2008年11月29日 閲覧。 

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

  • 田村秀著『B級グルメが地方を救う』2008年、集英社
  • 野瀬泰申『天ぷらにソースをかけますか?―ニッポン食文化の境界線』2008年、新潮社

最終更新 2009年8月24日 (月) 09:31 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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