すき家
すき家の最新ニュースをまとめて検索!
概要
1982年7月に開店した弁当店「ランチボックス生麦店」をルーツとして[2][3]、同年11月に牛丼業態のビルイン[4]型店舗1号店「すき家生麦駅前店」を開店した[2][3][5]。名前は「すき焼き」が由来で、皆が好きになってくれるようにという意味がある[6]。
社長の小川賢太郎は牛丼チェーン吉野家に1978年から1982年まで在籍していた[7]が、近年まで「公式にはそのような話はない」と否定してきた[3]。
駅前や繁華街の省スペースに店を構える従来の牛丼店に比べると、車での利用客を想定した郊外の幹線道路沿いなどに立地する郊外型店舗を展開の主軸としている[8]。またカウンター席だけでなく、テーブル席を設けるなど、従来の個人客を中心にしたスタンダードな牛丼店のスタイルに比べ、ファミリーレストランのような家族連れの客を想定した形態になっている[8]。2000年代以降はドライブスルーの設置や、ショッピングセンターのフードコート内への出店に積極的である。
全店舗が直営で、フランチャイズは一切ない。
最大の特徴は、牛丼の上に各種トッピングが可能な点であり、さらにカレーライスや各種丼ものなどが存在するなど、多くのメニューを取り揃えている(詳細はメニューの節を参照)。
店舗ごとの連絡先は非公開で、レシートに書かれている電話番号は本社お客様相談室のもののみである。クルー募集の求人応募も集中受付センターのみ。
沿革
- 1982年11月、すき家ビルイン1号店を神奈川県横浜市に開店。
- 2004年2月5日、アメリカ産牛肉の輸入禁止措置により牛丼の販売を一時休止。9月17日より原材料をオーストラリア産に変更して牛丼の販売を再開した。
- 2007年7月27日、沖縄県にコザ・ミュージックタウン店を開店させた事により大手牛丼チェーンとしては吉野家に続いて全都道府県へ出店した(全店直営では業界初)。
- 2008年8月28日から9月28日まで、すき家および同じグループのなか卯で漫画「キン肉マン」とのコラボレーションキャンペーンが行われ、抽選でキン肉マンのオリジナル商品や牛丼の割引券をプレゼントしていた。
- 2008年9月末時点で1,087店舗となり、吉野家の1,077店舗を抜き、牛丼チェーン店としては最大手となった。
- 2009年3月2日全店舗共通で、終日全面禁煙となった。
- 2009年8月12日メガ牛丼の2倍相当の「牛丼キング」、牛丼ミニより小さいサイズの「プチ牛丼」を販売。後にカレーも同様のサイズでの販売を始めた(共に店内でのみ提供)。
- 2010年、一部の店舗で店外販売を行うようになった。販売時間は平日昼。
- 2010年9月従来より使用していたコップが透明のガラス製から半透明の茶色のプラスチック製に変更。テスコジャパン(Fv Netの名称で生鮮野菜を扱っている)の店舗へ生鮮野菜を卸す様になった。
- 2011年2月17日、おろしハンバーグ定食を販売開始。しかし、店舗によっては1週間もせずに品切れとなり、材料入荷待ちによる販売停止とするものの、3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響で再び販売される事なく販売中止となる。同じ材料を使用する「ハンバーグカレー」「おろしポン酢牛丼」「サラダ」は中止されていない。なお、東日本大震災では被災地での給仕支援や1回目の店頭募金箱によるお客様からの募金80,807,553円と同額がゼンショーグループより被災した岩手県、宮城県、福島県へ寄付されている。
- 2011年5月28日、日本国外進出1号店をタイの首都バンコクにある、ショッピングモール『シーコンスクエア』内にオープン[9]。
- 2012年1月10日9時より肉1.5倍盛を中盛[10]にリューアル。
- 2012年5月 すき家で初めての空港内店舗が関西国際空港旅客ターミナル『町家小路』内にオープン[11]。
メニュー
看板に掲げられている牛丼・カレーを中心として、丼物にて構成された各種トッピング可能な単品メニュー、それらとサイドメニューとの組み合わせで構成されたセットメニューを展開している[12]。
特徴となっているトッピングはキムチ、3種のチーズ、わさび山かけ、ねぎ玉、辛口だれ、マヨネーズ等豊富で、どの商品にも自由に組み合わせ(具として載せる、または別皿)が可能。中でも、キムチと牛丼を組み合わせた「キムチ牛丼」はすき家のロングセラー商品となっている。
量が多種に亘っているメニューもあり、例として牛丼はプチ(2011年8月11日でレギュラー終了、特記後述)・ミニ・並盛・中盛・大盛・特盛・メガ・キング(店内期間限定メニュー、特記後述)の8サイズ、牛皿は並盛・1.5倍・2倍・3倍・4倍・5倍(一部店舗)の5サイズとなっている。「メガ牛丼」は特盛で物足りないという客からの強い要望で、2007年10月16日から提供開始。牛丼/豚丼にてご飯の量が大盛と同等で、具が並盛の3倍の量が盛りつけられる。丼茶碗は「特盛」用を使用。2008年1月14日にはカレールーが並盛の2倍の「メガカレー」も登場した。メガメニューにもトッピング可能。
裏メニューとして、現在はレギュラー公式メニューとして記載されていない「キング」(ご飯が並みの2.5倍、具は並みの6倍)がマニュアルを定めて対応可能としているため、特殊なオーダーとして注文可能である[13][14]。
その他、「海鮮中華丼」などの丼物、「とん汁・鮭・納豆・牛皿」などの各種定食、それらの単品類など(サラダ、みそ汁、とん汁、おしんこほか多数)や、それらを組み合わせたセットが揃っている[12]。一部の店舗では、店舗限定メニュー・子供用メニュー・各種ドリンク・ビール・フロート・各種デザートも扱っている[12]。持ち帰りについて、牛丼やカレーなど一部メニューは可能、まぐろたたき丼など鮮度管理上の問題が生じるものは不可となっている。
テイクアウト商品は一部店舗にてインターネット予約が可能で、つゆだく・つゆなしなども選択ができる。 また、一部店舗にてテイクアウトのサラダセット(サラダとみそ汁のセット)を注文することができる。
地方店舗限定メニューも存在し、状況によっては期間限定・レギュラー化にて全国販売となるケースがあり、例として「高菜明太マヨ牛丼・豚丼」や「タコライス丼」などが挙げられる。過去、1990年代後半頃から2000年代前半頃まで、一部店舗・期間(春先頃)・時間帯限定で「チャレンジセット」と称される、牛皿1kg、ご飯600g、玉子、味噌汁、お新香をセットにしたメニューを20分以内で食べ切れば無料、食べ残した場合2000円支払うというスタイルのチャレンジメニューがあった[15]。
食材
2004年2月5日、狂牛病発生によるアメリカ産牛肉の輸入禁止措置によりすき家も一旦牛丼の販売を中止するが、同年9月17日、オーストラリア産牛肉の使用に切り替えることで大手牛丼チェーンの中ではいち早く販売を再開した。そのため、オーストラリア産牛肉の肉質に合わせた味付けに変えた。
その後の2006年7月、日本でアメリカ産牛肉の輸入再開が決定した。その他の牛丼チェーン店やスーパーマーケットなど、牛肉を扱う大手企業の多くがアメリカ産牛肉の早期の使用再開を控えるとしているが、すき家も同様に「調べれば調べるほど安全性が担保されていない」「わが社の基準で安全性が確認されない限り米国産には戻せない」とのコメントを出し、現状通りオーストラリア産牛肉を使用するとしている。同じゼンショーグループのチェーン店なか卯でも同様である。牛丼大手の吉野家が米国産牛肉の使用を再開するとしているのに対し、すき家は「率直に言ってやってほしくない」「後で悪い結果が出たら責任を取れるのか」と批判していた。しかし、2010年12月にはすき家を経営するゼンショーもグループ店の焼肉店など数十店舗でアメリカ産牛肉の使用を再開した[16]。
中国製餃子中毒事件を発端とする中国産食品への懸念の高まりに対しては、「安定して食料を提供するには、(日本)国産だけでは賄えない」「中国には自社で管理する農場があり、今のところ中国産を外す予定はない」と表明していた[17]。
メニューに使用されている一部食材の産地表示を店頭にて行っているが、期間限定メニューに使用しているうなぎの原産地(中国産)については表示していない。
接客
店舗例
-
Sukiya-drive-through PB217255.JPG
ドライブスルー店舗例(須磨車店)
-
Moriva coffee & Sukiya shops in Yamashitacho.jpg
モリバコーヒーとの併用型店舗(横浜山下町店)
-
Sukiya.jpg
夜間の店舗の様子(関目店)
すき家に関する問題
労働問題
「ゼンショー#労働問題」も参照
強盗被害
「ゼンショー#すき家における強盗問題」も参照
夜間はアルバイト店員1人きり・多額の現金を店内に保管・レジを出入り口付近に設置という体制があだとなって[19]店舗の防犯面で不備が生じ強盗が入られやすい状況となっていることから、2009年頃からすき家を狙った強盗が増え始めている。2011年には、同年1月から11月までに全国の牛丼チェーンで起きた強盗・強盗未遂事件88件のうち、すき家の被害は約9割[20]と際立っている。
警察庁は2010年11月に防犯体制強化の要請を口頭で行い、その後各都道府県警も全国の店舗に防犯指導を行った。しかし再三の指導にもかかわらずほとんどの店舗で改善が見られなかったことから、2011年10月12日にすき家の防犯責任者を警察庁に呼び、正式な文章で防犯体制の強化を要請した[19]。警察庁が特定の企業に繰り返して防犯指導をおこなうことは極めて異例である。
すき家を運営するゼンショーでは、防犯の一環として、約7億円をかけて2012年3月末までを目標にすき家での深夜帯の一人勤務体制を解消すると発表した[21]が僅か3ヶ月で深夜帯一人体制に戻った[要出典]。
CM
ドラマ
脚注
- ^ すき家前年比 月次推移
- ^ a b 沿革 1982年 - 1990年 - ゼンショー
- ^ a b c 牛丼チェーンの勢力図が激変!? 「すき家」が「吉野家」を抜いた理由~あの“すごい”メニューも! - 日経トレンディネット 2008年11月13日
- ^ フランチャイズ用語集:ビルイン【びるいん】 - Weblio 辞書
- ^ 牛丼の「すき家」は横浜発祥だったって本当?(はまれぽ 2012/04/17)
- ^ 中京テレビ『PS』2012年1月8日放送より。
- ^ 全共闘、港湾労働、そして牛丼 - 日経ビジネス 2010年09月17日
- ^ a b 会社概要 / 製品・サービス紹介 - ゼンショー採用ホームページ
- ^ 『すき家』の海外進出タイ一号店に行ってみた! - ロケットニュース24 2011年5月28日
- ^ すき家、牛丼「肉1.5盛」を「中盛」にリニューアル - MSN産経ニュース 2012年1月6日
- ^ 「すき家」が24時間営業で出店します (PDF) - 関西国際空港プレスリリース 2012年1月6日
- ^ すき家の裏メニュー! 牛丼(並)の6倍の量がある『牛丼キング』を食べてみた。 - ロケットニュース24 2010年9月23日
- ^ 「つゆだくだく」や肉6倍「キング」 牛丼チェーン「隠しメニュー」の全貌 - J-CAST 2010年10月10日
- ^ 日本経済新聞 2002年3月2日より
- ^ ゼンショーついに米国牛輸入再開、「吉野家」崩しへ最終戦争(1) - 東洋経済オンライン 2010年12月15日
- ^ 読売新聞 2008年2月1日より
- ^ 牛丼と革命―未来世界のマックジョブ - 橘玲 公式サイト - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース 2010年12月10日
- ^ a b “牛丼店強盗「すき家」9割 警察庁、異例の防犯強化を要請”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): p. 15. (2011年10月13日)
- ^ 内訳は、すき家 77件、吉野家 8件、松屋 0件、その他 3件。吉野家は夜間の店員は原則2人以上、松屋は券売機を設置。
- ^ “「すき家」の防犯対策の拡充について” (PDF) (プレスリリース), 株式会社ゼンショーホールディングス, (2011年10月13日) 2011年10月13日閲覧。
- ^ 2012年6月29日死去。これが生涯最後のCM出演となった。
- ^ a b “SUKIYA PRESENTS ボクが彼女をすきになった理由♥ワタシが彼をすきになった理由”. 関西テレビ. 2011年11月13日閲覧。
- ^ “新着ニュース:【鎌苅 健太】×【山本 梓】すき家ドラマオンエア!!”. すき家 (2011年11月11日). 2011年11月13日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2011年11月13日閲覧。
関連項目
外部リンク
|
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
