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『たびびと』は重野なおきによる日本の4コマ漫画作品。主に、芳文社の雑誌『まんがタイム』(月刊)で2003年5月号から、『まんがタイムジャンボ』(月刊)で2003年12月号から(『タイムジャンボ』では現在休筆中)現在に至るまで連載されている。『まんがタイムポップ』(芳文社)でも掲載されていた事がある。なお、韓国でも翻訳版が発売されている[1]。
目次 |
[編集] 作品概要
世界中を旅する写真家三郎太と、1枚の写真を手掛かりに故郷を探す料理人みちる、そしてカラス(正式には九官鳥)のクロの2人と1羽が世界中を渡り歩き、みちるの故郷(生まれた場所)を見つけるため旅をする物語。
同作者の作品『ひまじん』の対極として考えた作品。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 主な登場人物
()内は三郎太・みちる・クロと同行した時期
- 三郎太(さぶろうた)
- 本作の主人公。写真家。性格は基本的には天然。糸目なのが特徴。8ヶ国語を話すのが可能。
- 三郎太のリュックサックには、色んな物が入っている。しかし用途が中途半端だったり、慌てるとすぐには目的の物が出せない。
- 母親の名前は千春。叔母(父方の妹)は異国に住んでいて名前はサユリ・フローレンス。叔父はサユリの夫で、猟師のジェラルド。
- みちると出逢う前は一人で旅をしていたがみちると出逢った事で2人で旅をする楽しさがわかった。
- 伝説の女冒険家、マチルダ・ブローリンを尊敬している。
- 実はみちるとは旅立つ前(1年前)から夫婦。3巻の最後で初めて明らかになった。
- みちる
- 料理人。年齢は19歳。言葉は2ヶ国語しか喋れない。
- 親譲りの料理が得意で、母の遺した岩をも切り裂く包丁の名刀「鬼丸雪綱」(ロイによると1000万Gの価値あり)をいつも所持している。
- 一枚の写真を手に、母の故郷で自分の生まれた場所を探している。
- 三郎太と旅をする前は孤児院にいた。三郎太が院長の知り合いで孤児院に訪れて、三郎太に旅の話を聞かされるうちに旅をしたいと決心した。
- 母親は自称、超天才料理人で名前はアン。
- 2巻の最後で三郎太と別れてしまったが後に再会。
- クロ
- さすらいの旅ガラス。首にバンダナを巻いている。人間の言葉を喋ることが可能。
- 三郎太とは道端でエサをやったらついてきた。三郎太にとっては最初の仲間。
- 三郎太達が危険な事があるとすぐに空中に逃げ出したり、物を盗むという行為をよくする。実はカラスではなく九官鳥。
- サユリ・フローレンス
- 三郎太の叔母。10年ぶりに三郎太と会う時に、待ち合わせ場所に大砲を持って来て、警察に連行される。ちょっと天然。
- 旅人だった経験があるので、知識は豊富。
- 外国人のジェラルドと国際結婚し、夫の国で暮らし始めてから10年になる。
- 実年齢よりも、若く見られるらしい。
- 無農薬野菜を作り、無人販売所で売っている。とても評判が良い。それで同じく野菜を作っているゲルババ・ゴルギアスに敵視されている。(ゴルギアスの野菜が売れない理由は「明らか」なのだが、ゴルギアス自身はそれを認めようとはしていない)
- 三郎太達と別れる時に、ボルケノ共和国の『どこか』に住んでいる、グランベリーという人宛の手紙を、三郎太に手渡した。
- その際に、みちるから秘伝の料理レシピ本をお礼に受け取った。その後、夫婦で小料理屋を開き、とても繁盛したという。
- ジェラルド
- サユリの夫。職業は猟師。
- 獲物が通りそうもない庭先に罠を張ったり、森に張った罠に、自分が自分でかかってしまうが、それを全然気にしていない、とっても豪快な男。
- 「今日は大物が穫れた」と言いつつ、「とろろごはん、おかわり自由だ!」と言う。やっぱりサユリと似た者同士の夫婦で、ちょっと天然。
- ボブ
- とある港町のはずれ住んでいる船大工。
- 木造船を昔造っていたが今は引退して50年が経っていて、現在は家具職人。
- ボトルシップを造るのが最近の趣味である。
- 意外にせこくけちくさい。
- ニア
- ボブの孫、船の設計やデザインが得意だがあまりにも極端な物を考えるときがある。
- おじいちゃん(ボブ)の事を伝説の船大工と呼んでいる。
- 蘭(らん)(海洋冒険編序盤~終盤)
- 自称、天才トレジャーハンター。だが、生活は苦しいらしい。ギャンブルは得意の様だが、競馬だけよく負けている。
- 爆弾の「スーパーダイナマイト」をいつも所持している。宝物にどー○くん(某テレビ局のマスコット)を持っている。
- 普段はバイクで旅をしている。大陸編(第1巻)で一度初登場しているが海洋冒険編(第2巻)では三郎太達の船に乗船していた。
- 2巻の最後でみちると離れ離れになった三郎太がみちるを迎えに行く途上、自分の旅を続けるため別れる。三郎太のモノローグによれば、その後再会することはなかったらしい。
- ヒメ(海洋冒険編中盤)
- 本名、ハモンド・R・メイフラワー姫。ハモンド王国の国王の娘。12歳。
- ブライアント王国の王子に経済援助を目的に政略結婚したが、王子が好かないので三郎太達の船に乗り込みハモンド王国に逃亡した。ちなみに両親はかなり庶民的。
- ギンジ(海洋冒険編中盤)
- ブライアント王国の王室護衛隊長。グラサンが特徴。
- チハルとともにヒメを取り戻すため追っていたが、王にヒメを誘拐したと勘違いされ、指名手配(のち賞金首)される。ハモンド王国に住みチハルと屋台を開業する。
- チハル(海洋冒険編中盤)
- ブライアント王国の王室護衛隊長補佐代理心得。スキンヘッドが特徴。ギンジの部下。
- ギンジとともにヒメを取り戻すため追っていたが、王にヒメを誘拐したと勘違いされ、指名手配(のち賞金首)される。ハモンド王国に住み屋台を開業する。詩人な一面も持つ。
- ロイ(再会編序盤~激闘編終盤)
- 旅商人。14歳。女の子と勘違いされやすく三郎太とみちるにも間違えられた。
- かなりの守銭奴で、様々な物を鑑定したり上手く売り捌いたりする能力があり道中でもそれを応用(多少、悪用)した。
- 大型のリュックサックには、色んな物が入っているが、三郎太とは異なり用途が便利道具で、すぐに取り出せる。
- ロイは商人の家系で13歳以上になると行商の旅に出て1000万Gを稼ぐまで故郷に帰れないというしきたりがある。
- 再会編(第3巻)でみちると出会い三郎太と再開後も同行しその後、3巻の最後に西の国で雑貨店を開業する。
- チハルと同様に詩人な一面も持つ。
- 巴(ともえ)(激闘編序盤~雪国編中盤)
- 行き倒れていたところを三郎太達に助けられ旅に用心棒として同行した。
- 旅の女侍。眼鏡をかけている。
- 刀の腕や戦闘能力は抜群に良く様々な奥義や技を持っているが、眼鏡を外すと何も見えなくなるのが弱点。
- 無益な殺生は好まないので、できるだけ峰打ちで済ませている。
- 刀は刀匠・三条右近作の「三日月右近」でロイによると2000万Gの価値があるらしい。
- 雪山超えの最中、パーティーが雪崩に巻き込まれた際、別ればなれとなった。
- ポー(雪国編中盤~雪国編後盤)
- 本名をポポロンという狩人。なぜか(かわいい)熊の着ぐるみにみを包んでいる。
- 雪原で気を失っていた三郎太とみちるを助け、その後2人と同行する。近辺の村や町では結構慕われている。弱点は口。
- ある日、村一番の美人・メリッサを同行させて山に狩りに出た際、怪鳥マーズと遭遇。自身は生還するも、メリッサが足に大怪我を負ってしまう。それに責任を感じ、今の姿となった、と語っている。
- しかし、メリッサが一度結婚するも離婚をしていることを旅先で知ったポーは、怪鳥マーズと再対決をし、勝利。メリッサに告白をし(告白をされたという方が正しいが)、結ばれた。
- 着ぐるみの中身は「イケメン」(九官鳥・クロ談)。
- マチルダ=ブローリン
- 伝説の女冒険家。60を過ぎてもなお現役。高いところがとにかく好き。
- 自らの冒険を綴った本「世界放浪記」は多くの人たちの旅に出るきっかけとなった。ちなみに、初回本は50万Gはするらしい(ロイ調べ)。
- 実は、アンヌ(ミチルの母)の母(ミチルからすれば祖母)。ミチルに「おばあちゃん」といわれ、ちょっとショックを受けた。
- アンヌ
- ミチルの母。自称・超天才料理人。
[編集] 書誌情報
- 芳文社よりまんがタイムコミックスとして刊行されている。
- 第1巻(大陸編・2004年4月17日発行) ISBN 4-8322-6332-3
- 第2巻(海洋冒険編・2005年6月3日発行) ISBN 4-8322-6400-1
- 第3巻(再会編・激闘編・2006年12月22日発行) ISBN 4-8322-6507-5
- 第4巻(雪国編・2008年9月21日発行) ISBN 978-4-8322-6671-1
- オールカラー版 たびびと
- 第01巻(旅立ち編・2009年3月22日発行) ISBN 978-4-8322-6720-6
[編集] 脚注
※本記事は、単行本第4巻までの内容を基に作成されています。最新の状況に修正や加筆をされる場合は、この点にご注意ください。
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最終更新 2009年10月18日 (日) 06:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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