つばさ (朝ドラ)

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つばさ
ジャンル テレビドラマ
放送時間 7:30 - 7:45(BShi
7:45 - 8:00, 19:30 - 19:45(BS2
8:15 - 8:30, 12:45 - 13:00(NHK総合
土曜 9:30 - 11:00(1週間分、 BS2)
放送期間 2009年3月30日 - 同年9月26日(全156回)
放送国 日本
制作局 NHK
製作総指揮 後藤高久
脚本 戸田山雅司
出演者 多部未華子ほか
ドラマ
テレビ
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カテゴリ
テレビドラマ
ラジオドラマ
  

つばさ』は、2009年3月30日から9月26日まで放送された80作目の連続テレビ小説である。東京制作の作品としては、48作目でもある[1]。 主人公の多部未華子は歴代朝ドラヒロインとしては初の平成生まれとなる。 舞台は埼玉県川越市。埼玉県が連続テレビ小説の主な舞台になるのは今回が初めてであり、またこれをもって連続テレビ小説では全都道府県が舞台になったことになる。

目次

[編集] 概要

本作は、事実上NHKのFM放送開始40周年を記念して制作された。NHKがFM本放送を170の放送局・中継局で始めたのが1969年3月1日で、ドラマ開始前にはそれを記念した様々な特集が編成された。これに関連して、多部もコミュニティFM局の従業員となる設定であったため、関連番組やキャンペーンに起用された。また、埼玉県が舞台となっているため、地元のさいたま局も積極的に宣伝を行った。

クランクイン2008年11月5日[2]クランクアップ2009年8月14日[3]

なお、同じNHKの帯ドラマ『ドラマ新銀河』でも、哀川翔主演の同名題の「つばさ」が1994年2月から3月に放送されているが、当記事の本作とは特に関連がない(同名異内容)。

[編集] およそのあらすじ

20歳の主人公玉木つばさは、実家が営む老舗和菓子屋「甘玉堂」の跡継ぎ。また出奔した母の代わりに主婦として玉木家の家事全般を行っていた。

しかしある日、母が「もう一度主婦をやる、店の跡も継ぐ」と言って帰ってきた。そして、つばさも知らなかった膨大な借金が発覚。最終的に、祖母は現店舗を手放すことを決断。その提案をした不動産屋は、母の借金の利子と引き換えに、つばさを返済回収人にする。貸し出し先が開局前の地元コミュニティラジオ局だったことから、いつしかつばさも立ち上げに関わることとなった。

[編集] 描写について

本作では、今までの連続テレビ小説では見られなかった描写が多数存在する。その中の一つに物理的には起こりえないこと(遺影の顔が変化する、ラジオの男の存在など)が頻繁に起こるというものがある。また、物理的には不可能でないが、現実に起こりえないことも描かれている(なお、サンバダンサーが突然現れる件については、一応の種明かしがされている)。

[編集] キャスト

物語開始の2008年10月時点で、地元の川越市の短大に通う20歳だが、実際は玉木家の「専業主婦」。家族とは円満に暮らしてきたが、母である加乃子が帰ってきてから生活が一変する。老舗和菓子屋「甘玉堂」の借金の利子を帳消しにする代わりに貸主の斎藤の仕事を手伝うことを強制され、借金の取り立てで会った真瀬とラジオ局の開設に携わることとなる。「ラジオぽてと」では、「追い込まれるとおもしろい」という隠れたバラエティの才能を見出され、ハプニングがつきもののリポーターに抜擢される。周囲のトラブルに首を突っ込むお節介で、その解決にしばしば公共の電波を利用する。あまたま(芋菓子)を手土産に借金の取り立てに来たことから、真瀬からは「イモ」と呼ばれている。
つばさの母。「夢を追い求める」と言って家を出て行ったが、川越まつりの際に家に戻る。とにかく自由奔放な性格で、トラブルメーカーとしての側面が強いが、意外と悩み多き人物でもある。厳しかった母・千代に対しては鬱積した思いがあり、かつての自分と立場の近いつばさには理解を示しているが、後に千代も同じような思いをしていたことを知り、その思いを遂げさせるべく、葛城のもとへ送り出す。家に戻ってきたときには多額の借金を抱えていた。かつて殺虫剤のCMに出ていたことから、特に嫌っている人からは「シュッ」と呼ばれている。
つばさの父で、加乃子に拾われるようにして和菓子職人となり、後に婿入りした。どこか頼りない父だが、つばさに恋が芽生えた際はやはり父親らしい一面も。嫌われ者の妻・加乃子を頑固なまでに溺愛している。しかしそんな彼にも知られざる過去があるらしい!?
つばさの祖母で、加乃子の母。老舗の女将としての責任感が強く、店の伝統を守ることにこだわり、家族にも厳しく教育をするが、莫大な借金を抱え、代々続く店を手放す決断をする。後継者に決めているつばさがラジオの仕事をすることには反対だと言いつつ、結構協力していたりする。浪岡正太郎と年の差を越えたデートをするが、正太郎の父・葛城は、かつて店のために引き裂かれた初恋の相手。葛城との再会をきっかけに、自分や加乃子を店に縛りつけていたことを反省し、加乃子と和解して自らの後継者に決め、体調のすぐれない葛城の残された時間をともに過ごすべく、川越を去る。
つばさの5歳下の中学3年生の弟。学業優秀だが、父譲りのほほんとした性格。しかし実は5歳で母親が家出したショックから、加乃子が帰ってきてからも苦労が絶えず、泣き出すこともあった。姉の親友・万里に密かに恋心を抱いているようである。
不動産業などを手広く行う怪しい会社「斉藤興業」を率いる。つばさの母・加乃子とは浅からぬ関係で、「カノン」「ヒロリン」と呼び合う仲。「甘玉堂」に金を貸している他、元映画館の「川越キネマ」を間貸ししている。川越キネマを人々が集まる広場にすることを夢見ていたが、念願が叶い、「もう思い残すことはない」と川越を去っていった。
赤いネクタイを締めている。
白いネクタイを締めている。
  • 大谷翔太:小柳友(10歳の翔太:湯山敦紀
つばさの幼なじみで、小学生のときに同じチームでサッカーをしていた。両親の離婚で一時は川越を離れたが、大学進学に伴って川越に戻ってきた。小さいころからの夢であるプロのサッカー選手を目指しており、宮崎県にあるJ2チーム「宮崎ポロナティーヴォ」の入団テストに合格し、その夢を叶えた。その夢を追う姿は、10年ぶりに再会し、将来は専業主婦になることを決め込んでいたつばさにも影響を与える。つばさと恋仲になるも、自身のけがによるチームからの解雇通告による落胆や様々な行き違いから2人の関係はギクシャクし始め、遂につばさに別れを告げた。その後、斉藤興業に就職した。2人の先輩社員の赤と白を混ぜたピンクのネクタイをつけている。
翔太の母。翔太が小学5年生のときに離婚して、それ以降、翔太をひとりで育ててきた。狭心症の持病を抱えている。
つばさの隣家の娘かつ幼なじみで、同じ短大に通う親友。翔太の大学のサッカー部のマネージャーで、翔太に想いを寄せ、一時つばさと恋敵になってしまうが、翔太にフラれてからは、恋心と友情の間で葛藤しつつも、つばさと翔太との関係を応援している。卒業後はスポーツ誌の記者になるが、仕事はあまりうまくいかず、悶々としている。取材中の万年補欠のサッカー少年を応援するため、番組の企画で無謀なフルマラソン挑戦を宣言し、多くの人の声援を力に、完走を果たす。
万理の父。職業はとび職。竹雄の飲み友達。娘を溺愛。夫婦仲も良いが、結婚前は加乃子に想いを寄せていたことがあり、当時のラブレターが佑子に見つかって大騒ぎになった。加乃子に負わされた眉間の傷があるが、加乃子が近づくと疼くらしい。
万理の母。加乃子の幼なじみ。玉木家のことなら何でも知っている。夫・泰典を一途に愛し、主婦の仕事に喜びを感じている。うわさ話は「光ファイバーよりも速い」らしい。
地元のスーパーマーケット「すずもとスーパー」の社長かつ商店街振興会会長。竹雄の飲み友達。町の再開発を画策しているが、伝統もちゃんと維持しようとする。「ラジオぽてと」や玉木家との関係が発覚して城之内房子に睨まれるのを怖れており、覆面をするときもある。
宏夫の息子で、「すずもとスーパー」の専務。つばさに片想いしている。登場人物の中で唯一、初回からつばさのことだけを想い続けている一途な男だが、つばさからは全く恋愛対象とは見られていない。
宏夫の妻。声のみの出演。
竹雄たちが通う小料理屋「こえど」の女将。ある認知症の老人の介護ボランティアもしているが、それは、自分の人生をめちゃくちゃにした元やくざの父への恨みから、他人のふりをして父の最期を見届けるためだった。
「川越キネマ」の住人。斎藤から借金をしながら、コミュニティーラジオ局の開設を目指している。元官僚でプライドが高く、その上身勝手で、取り立てに来たつばさを丸め込んでこき使い、勝手にラジオ局の社員にする。一見縁の無さそうな川越でのラジオ局開設にこだわっていたが、それはラジオの仕事を夢見て亡くなった妻・千波と、川越に住む娘・優花への思いからだった。後につばさに対して恋心を抱くようになる。
真瀬の亡き妻。2005年5月23日に亡くなった。
真瀬のひとり娘。2歳の誕生日に、千波が亡くなり、それ以後、川越で母方の祖父母に育てられている。6歳の誕生日に会いに来た真瀬に「お父さんなんていらない」と言った。真瀬と敏郎との和解を機に真瀬と父娘同居しているが、一筋縄ではいかない子供で、父を振り回している。つばさにはよくなついており、密かに自分のお母さんになってほしいと願っている。
千波の父。「川原製作所」を経営している。千波が亡くなったのは真瀬のせいだと恨んでいたが、つばさが番組で行った「読み聞かせ」で心境の変化があり、「(千波の死を)誰かのせいにしないと堪えられなかった」と、苦しい胸中を正直に語って真瀬と和解した。
千波の母。なかなか懐かない優花に苦労している。
フリーアナウンサー。千波の幼なじみで、真瀬とは大学時代からの友人だが、本当は真瀬に恋心を抱いている。
つばさが毎朝愛聴しているラジオ番組のDJ。今は売れっ子のピン芸人だが、元ロナウ二郎の相方。「ラジオぽてと」とりわけつばさのことを気に入り、東京のラジオ局で共演しようと誘う。二郎とはけんか別れの状態だが、鳴かず飛ばずの元相方のことを内心では心配している。後にスキャンダルで転落し、ロナウ二郎とコンビを再結成して出直しを誓う。
「川越キネマ」の住人。アルバイトをしながら芸人をしている。人を楽しませるために自分の大切な用事をすっぽかしたり、嫌な思いをしても周囲を気遣って我慢したりしてしまう、心優しい性格。つまらないギャグを連発して禁止令を出されるが、食いしん坊で、リアルな食欲に裏打ちされた本能に訴えるグルメリポートには定評がある。ベッカム一郎とは昔コンビを組んでいたが、後にコンビ再結成を決意し、「ラジオぽてと」を去る。
2009年1月から「川越キネマ」の住人。実家は茶道の家元。当初は変質者と思われていたが、それは誤解で、コミュニティーラジオ局「ラジオぽてと」の試験放送でのつばさのDJに感動し、その気持ちを綴った曲をつばさに贈りたかっただけだった。その後は「ラジオぽてと」の音響を担当することとなる。つばさを追いかけてきたはずが、なぜかつばさの祖母・千代とあやしい仲に・・・。後にけんか別れしたままの父・葛城の体調不良を知り、家元を継ぐことを決意し、「ラジオぽてと」を去る。
「川越キネマ」の住人。節約上手。化粧品会社のセールスレディー。節約の腕を買われて、「ラジオぽてと」では経理を担当。失踪した夫のことを今でも想っている。後に生活のために城之内に引き抜かれ、「ラジオぽてと」を去る。
伸子の息子。野球が大好きである。
家族に楽な暮らしをさせたいばかりに、温泉を掘り当てるなど、一山当てれば大きいがその間実入りがないような仕事しかせず、しかもその大半は失敗に終わっている。そのため借金が膨らみ、伸子に追い出される羽目となっていた。
  • 甘玉堂の職人:岩田丸、檀臣幸、内田明、櫻井麻樹
赤字続きの「甘玉堂」が差し押さえられそうになったときに、千代の計らいで別々の和菓子屋へ移っていった。
つばさの祖父で、加乃子の父。甘玉堂に婿入りした職人頭だった。生前は放蕩三昧の日々で、それが店の莫大な借金の一因にもなった。長瀞に愛人と娘・紀菜子がいる。ほとんど遺影のみの登場だが、登場人物の感情によって顔が変化する設定になっている。
甘玉堂にパートとしてやって来た働き者の女性。実は玉木家に複雑な思いを抱いて入り込んできた、梅吉の非嫡出子。加乃子の異母妹。「自分は望まれないで生まれた」と悩むが、梅吉の自分への思いを知り、長瀞へ帰っていった。夫の富司(山下真司)は長瀞渓谷の舟下りの船頭。
つばさが悩んでいるとき、愛用のラジオから人間になってアドバイスしている。たまにその状態で語りをすることもしばしばある。なお、彼の姿はつばさ以外の人物には見えない。
ビバ・マリアと名乗っていた。斎藤が加乃子との駆け落ちに失敗した後浅草に流れ着きマリアがサンバダンサーをやっていた劇場で暮らした。彼女はサンバダンスの学校を作るためにブラジルへ帰り子供達を教えていたが病死した。斎藤がサンバを愛したのはマリアを偲んでのことだった。
「城之内エンタープライズ」を率いる、地元の大物企業家。川越の経済界に大きな影響力を持つ。「ラジオぽてと」の番組に出演した際に、つばさのミスのせいで恥をかかされ、激怒する。また、千代を学生時代からライバル視している。川越キネマを買い取って物産館への建て替えを計画したり、伸子を引き抜いたり、甘玉堂の旧店舗を買って玉木家に取引を持ちかけたり、何かとつばさに関わるが、玉木家やラジオぽてとへの私怨による企みか、真意は不明。

[編集] スタッフ

  • 脚本:戸田山雅司
  • 脚本協力:今井雅子
  • 音楽:住友紀人
  • 主題歌:「愛の季節
  • 語り:イッセー尾形
  • 副音声解説:松田祐貴
  • 和菓子指導:小林紀夫
  • 料理指導:柳原一成
  • タイトルバック制作:佐内正史
  • 撮影協力:埼玉県、埼玉県川越市
  • エンド写真:本多政裕、保阪真弓
  • 制作統括:後藤高久
  • プロデューサー:海辺潔、大杉太郎
  • 美術:犬飼伸治
  • 技術:田中満
  • 音響効果:小野寺茂樹
  • 編集:藤澤幹子
  • 撮影:清水照夫
  • 照明:中村正則
  • 音声:中野俊幸
  • 映像技術:片岡啓太
  • 記録:津崎昭子
  • 美術進行:日下晶博
  • 演出:西谷真一、大橋守、亀村朋子、福井充広、大杉太郎、松川博敬、松園武大
  • 制作・著作:NHK

[編集] 各週のサブタイトル

翌週のサブタイトルは、地元のさいたま局がFM番組『さいたま情報ランチ』の予告で発表。同番組は月曜日にコーナーを設けた。

放送日 サブタイトル 演出 週間最高視聴率
1 2009年3月30日 - 4月4日 ハタチのおかんとホーローの母 西谷真一 17.7%
2 2009年4月6日 - 4月11日 甘玉堂よ、永遠に 15.9%
3 2009年4月13日 - 4月18日 家族の周波数 16.0%
4 2009年4月20日 - 4月25日 つばさよ、あれが恋の灯だ[6] 大橋守 16.1%
5 2009年4月27日 - 5月2日 運命の人 15.6%
6 2009年5月4日 - 5月9日 父のぬくもり 西谷真一 16.6%
7 2009年5月11日 - 5月16日 もうひとつの家族 大橋守 13.9%
8 2009年5月18日 - 5月23日 親子の忘れもの 福井充広 14.6%
9 2009年5月25日 - 5月30日 魔法の木の下で 15.3%
10 2009年6月1日 - 6月6日 愛と憎しみの川越[7] 西谷真一 15.1%
11 2009年6月8日 - 6月13日 愛の複雑骨折 大橋守 14.8%
12 2009年6月15日 - 6月20日 男と女の歌合戦 大杉太郎 15.2%
13 2009年6月22日 - 6月27日 恋のバリケード 14.0%
14 2009年6月29日 - 7月4日 女三代 娘の初恋 西谷真一 14.4%
15 2009年7月6日 - 7月11日 素直になれなくて 福井充広 13.8%
16 2009年7月13日 - 7月18日 嵐の中で 西谷真一 14.2%
17 2009年7月20日 - 7月25日 さよなら おかん 福井充広 14.4%
18 2009年7月27日 - 8月1日 二十歳の夏の終わりに 大橋守 13.2%
19 2009年8月3日 - 8月8日 太陽がいっぱいだ[8] 西谷真一 13.4%
20 2009年8月10日 - 8月15日 かなしい秘密 亀村朋子 15.1%
21 2009年8月17日 - 8月22日 しあわせの分岐点 大橋守 13.5%
22 2009年8月24日 - 8月29日 信じる力 福井充広 14.0%
23 2009年8月31日 - 9月5日 旅立ちのうた 松川博敬 14.1%
24 2009年9月7日 - 9月12日 あなたを守りたい 西谷真一 14.3%
25 2009年9月14日 - 9月19日 最後のラブレター 松園武大 14.3%
26 2009年9月21日 - 9月26日 二度目の春 西谷真一 17.0%
平均視聴率 13.8% (視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

平均視聴率13.8%はこれまで朝ドラの最低平均視聴率だった『』の15.2%を下回り、初めて15%を割り込む結果となった。関西地区での平均視聴率は11.3%で、こちらも最低記録だった[9][10]

[編集] 評判

バラエティー番組を思わせる家庭内のドタバタシーンや、突然のサンバダンサーの登場などの斬新な演出には、比較的視聴者の年齢層が高い朝ドラにしてはテンションが高すぎる・うるさいといった声も聞かれる[11]。しかし一方では、その朝ドラらしからぬ雰囲気や登場人物とりわけ家族の内面的な問題に深く切り込んだストーリーを評価する声も多く、挑戦的な作品に評判は分かれている[12]

  1. Yahooのみんなの感想では2009年10月3日時点で星5は53%・星4は13%・星3は7%・星2は5%・星1は20%と好みがハッキリしている[13]
  2. 毎日新聞の調査による「不評」と「好評」の比率は、放送開始2ヶ月目では7:3であったが、9月3日では3:2となっていた[14]

批判の中には、実際の仕事場との違いやリアリティーの欠けた部分での指摘があるが、人物の悩みや葛藤ならびに現代を生きる私たちに身近で共感のし易さなどは評価されていることもあり、これはそれが徐々に視聴者側で物語本来の楽しさを受け入れられたと言うこともできる。これらの結果から、朝の連続テレビ小説でなく軽いコメディーを好む若者に配慮した時間帯での放映など、展開のさせ方次第では傑作との評価を得られた可能性もある[15]

逆に朝の連続テレビ小説としては主視聴者層のひとつとなる高齢者に配慮した理解し易い会話や心理描写・物語展開を行うことが求められるが、本作品では冒頭から飛ばしすぎたストーリー展開であったために「ついていけない」と視聴を拒否してしまったセグメントが存在することも確かである。心理学では内容を徐々にステップを踏んで展開していくことにより、顧客が受け入れやすくなる事が知られており、初回の放送から徐々に受け入れ易くなるようにすれば、最終回での評価はより大きく変わっていた可能性もある。

本作品の評価として、視聴者がそのままの傾向で年代を高年齢側へシフトしていくことを考えた場合には時期尚早だったとの判断ができる。しかし、様々な年齢層が作品を共に楽しめるように展開させていくことは大切なことであり、これらの点も含めて考えると本作品に過剰に悪い評価を与えるのも適切とは言えないことから、実験要素の強い作品だったとも言える。

[編集] 総集編

前編 12月29日(火) 8:15am-9:44am放送(予定) 後編 12月30日(水) 8:15am-9:44am放送(予定) 何れも、総合テレビでの放送予定

[編集] 絆(きずな)

エンディング5秒は、彩の国各地の家族や地域、仕事等さまざまな絆で結ばれた人々を案内している。以下に、各市町村別にてその一覧を紹介する(さいたま局『つばさ情報』内の「絆(きずな)」写真館を参照)。最終回の絆は「笑顔で「またね!」」と玉木家が登場。

川越市 親子であめ作り、孫十二代目祖父十代目、交通安全母の会、"川越祭り"が生きがい、文化財の山車が自慢、130年の歴史を誇る山車、人力車引いてます、和菓子作って四代目、火縄銃の伝統を守る、女子消防団で"火の用心"、川越案内はお任せ!、いも菓子いろいろあります、夫(せ)はイケメン芋そうめん、サクサクの芋せんべい、親子でものづくり最前線、グラウンド整備はおまかせ!、特産のイモにこだわります、一面の小松菜に囲まれて、サツマイモ料理でおもてなし、ご近所の味 名物やきそば42年、小江戸の庭園を守る、歴史の街を花いっぱいに、本場川越サツマイモビール、押忍(おす)! 未来の空手マスター、銀幕に夢を映し続けます、防犯はお任せ! ご近所の底力、復活! 小江戸の銘酒
草加市 昔ながらの手焼きせんべい、このツッパリにかける
川口市 "キューポラの町"今も、世代を超えるベーゴマの輪、キューポラ定食で鉄分補給、涼を呼ぶ“釣り忍”
深谷市 甘いネギはいかが?、深谷の味だよ 煮ぼうとう、おいしい漬け物できました!、ユリに一筋40年
さいたま市 目指せ! Jリーガー、サッカー大好き!、盆栽に夢を見つけて、小さな園の大きなクマキチ、晴れの日を撮りつづけ、わが町のオグリキャップ、尺八で懐かしのメロディー、素材(チタン)は硬いがアタマは柔らか
蕨市 江戸時代から続くウナギの味、和楽備(わらび)茶漬けで町おこし!
東松山市 豚肉だけど"やきとり"です、一筆入魂! 書道ガールズ
所沢市 アツアツの焼だんご、華麗なるヒコーキ野郎、オレたちひょうたん族、口伝の祭り囃子
加須市 コシが自慢の手打ちうどん、鯉に恋して60年、白球に賭ける女子高生魂、白球に想いを込めて
越谷市 新名物!鴨ねぎ鍋、鼻高々なだるまさん、愛 ラブ 兜、彫刻刀ひと筋に鍛冶(かじ)職人、第二の人生はカントリーロード、畜産はたくさんの愛情をこめて
吉川市 なまずの里で200年
羽生市 藍こそはすべて、“いがまんじゅう”はいかが?
春日部市 桐たんすで夫婦円満!、大凧に夢を乗せて、昔懐かし麦わら帽子
狭山市 一家でチャチャ茶、夢はなでしこジャパン!、世界級のビリヤードキュー作り
入間市 お茶と歩む"夫婦道"
秩父市 造り酒屋 13代目、紫おばあちゃんのホルモン焼き、秩父夜祭を彩るお囃子(はやし)、秩父の味“みそポテト”
日高市 昔ながらの醤油(しょうゆ)作り、神職が守り継ぐ築400年の古民家
八潮市 白玉粉製造
鴻巣市 人生に花を添えよう
飯能市 復興を支えた林とともに、廃材でカヌー作ってます!、天まで届け 青春の音色、明治の浪漫(ろまん)で町おこし、安全と快適を守って80年
鳩ヶ谷市 釣竿は竹にかぎる
朝霞市 フルート作りに魅せられて
戸田市 ボートで青春まっしぐら
志木市 カッパの町の看板娘
新座市 特産にんじん甘さで勝負!
和光市 江戸の民家を守ります
富士見市 演劇で地域にパワーを
ふじみ野市 ワンダフルな仲間たち
熊谷市 食べ応えあり"ジャンボ"いなり、暑い日はかき氷をどうぞ、C58(シゴハチ)はまだまだ現役、明日に向かってトライ!、200年変わらぬ伝統の銘菓、“お蚕(かいこ)さん”と共に生きる
鶴ヶ島市 今も残る雨ごいの龍神様
桶川市 「お帰りなさい」紅花の里へ
北本市 トマトの心は甘酸っぱい
蓮田市 自然保護は鳥の気持ちで
上尾市 チームワークで防げ!水の事故
本庄市 “つみっこ”はふるさとの味、絣(かすり)を織り成す夫婦愛
幸手市 トロッコはまだまだ健在!
三郷市 自慢の米は愛と鴨で
行田市 名対局に匠の業(わざ)あり、家族愛でロボコン連覇!、名物“フライ”をお試しあれ!、足袋(たび)を履けば足元華やか
坂戸市 ビタミンたっぷり! "葉酸ブレッド"
久喜市 武芸百般 承ります
小川町 親子三代和紙作り
宮代町 動物の言葉 わかります!
越生町 大粒梅干しで、おかわり!、残暑吹き飛ばす一文字団扇(うちわ)
三芳町 芋づる式に広がる笑顔
鳩山町 ヘルシー! 黒大豆うどん
川島町 "すったて"は故郷の夏の味
嵐山町 国蝶オオムラサキを守る
滑川町 わたしたちが育てるミヤコタナゴ
上里町 親子で水菜栽培
吉見町 四世代で育ててます!
毛呂山町 900年の伝統をこの矢に乗せて
ときがわ町 しいたけをあなたに
横瀬町 江戸の伝統 ふくさ人形
菖蒲町 広めよう 農業の輪
杉戸町 道の駅はお野菜天国!
白岡町 名物コロッケを召し上がれ
長瀞町 イケメン船頭 奮闘中!、カヌーに乗らんカヌー?、長瀞案内はおまかせ、がんばれ! 森のお医者さん、ラフティングは団結力!
皆野町 天然氷でクールな夏を、みんなで踊ろう 秩父音頭
伊奈町 バラのことはおまかせあれ!
松伏町 スナッグゴルフのハニカミ王子
寄居町 暮らしを潤す風布(ふっぷ)の名水
神川町 文句ナシにおいしい梨
美里町 夏の夜の夢咲かせます、ベリーグッドなブルーベリー
北川辺町 愛情コメたお米は格別
大利根町 ふるさとへの想いを歌う
栗橋町 母ちゃんの手作りみそ
鷲宮町 いにしえの神楽(かぐら)を未来へ
小鹿野町 みんな主役 小鹿野歌舞伎、仰天ボリューム! 自慢のカツ、暮らしに生きる毘沙門(びしゃもん)の水
騎西町 江戸っ子も愛した酒の味
東秩父村 健やかな牛に育てます、自慢の手作りこんにゃく

また、番組構成上、1-2分程度の余りがあった場合、アンジェラ・アキが歌う主題歌「愛の季節」を放送する場合がある(2009年6月16日)。

[編集] 関連物

[編集] ドラマガイド

[編集] ノベライズ

[編集] 写真集

[編集] 楽譜

[編集] CD

[編集] DVD

  • 『つばさ 完全版 DVD-BOX Ⅰ』(バップ VPBX-15961 2009年8月21日発売)
  • 『つばさ 完全版 DVD-BOX Ⅱ』(バップ VPBX-15962 2009年10月21日発売)

[編集] 関連項目

[編集] その他

  • 静止画を多用したオープニング映像は、2003年度上半期の『こころ』以来6年ぶり。写真の一部に現在休止扱いの西武安比奈線の廃線路が掲載されている。また第108回でつばさが21歳の誕生日を迎えたためか、第109回からはオープニングの写真が一部変更されている。
  • 写真家の佐内正史によるオープニング映像の写真撮影は、ドラマの舞台である川越市で1日で行われ、この日に撮影された写真は、連続テレビ小説史上初めての写真集として出版された。
  • オープニング映像のスタッフ・キャストのクレジットでは、トメの役者陣(主に西城秀樹吉行和子)の前に各指導とタイトルバック制作ならびに撮影協力の表示を挟む形をとっている。
  • 甘玉堂の店内には、大阪放送局制作の2007年度下半期の『ちりとてちん』の、オリジナルグッズである「ひぐらし」の文様の「手ぬぐい」が、飾られている。『ちりとてちん』で主役の青木喜代美(旧姓・和田)を演じた貫地谷しほりと多部未華子は、映画『夜のピクニック』での共演以来親しく、貫地谷は、制作発表直後に多部に祝福と応援のメッセージを伝えている。また、貫地谷の主演ドラマ『あんどーなつ』(TBS2008年7月-9月)は甘玉堂と同じく老舗和菓子屋が舞台となっていた。
  • ラジオぽてと事務所には、なぜか2005年度下半期の『風のハルカ』に登場したウサギのキャラクター「きりぼんちゃん(温泉ウサギ)」がある[17]
  • NHKが2007年度から始めた、新社会人、新学生、新しい生活を始める方を応援するキャンペーン「がんばれ。ルーキー!」のキャラクターは、『どんど晴れ』の比嘉愛未、『』の榮倉奈々に続いて、本作の多部未華子と、3年連続で朝ドラヒロインが務めている。
  • 高畑淳子は、TBSドラマ『夫婦道』第2シリーズと掛け持ちになるが、両作品とも、舞台は埼玉県(本作は川越市、『夫婦道』は入間市)である。
  • 三浦アキフミは、2001年の映画『ウォーターボーイズ』にも出演しているが、モデルとなった水泳部があるのは本作の舞台である川越市にある埼玉県立川越高等学校である。

[編集] 注釈

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  1. ^ マナカナから多部未華子に“朝の顔”バトンタッチ - ORICON STYLE 2009年3月18日
  2. ^ 「朝ドラ『つばさ』がクランクイン ヒロイン多部未華子に“先輩”がエール」 - ORICON STYLE 2008年11月7日
  3. ^ 連続テレビ小説「つばさ」クランクアップ! - NHKドラマスタッフブログ 2009年9月1日閲覧。
  4. ^ 自身、福岡の和菓子屋「石村萬盛堂」に住み込みで働きながら、高校に通っていたことがある。- NHK『わたしが子どもだったころ』第63回
  5. ^ 2008年の『』に続いて東京放送局制作は連続出演。
  6. ^ 「翼よ、あれがパリの灯だ」のもじり。リンドバーグの項を参照。
  7. ^愛と憎しみの彼方へ』のもじり。
  8. ^ 2009年8月6日総合テレビでの本放送は、8時37分から。
  9. ^朝日新聞』2009年9月29日付朝刊、東京本社13版、38面
  10. ^ つばさ:視聴率は歴代最低 関東13.8%(毎日jp、2009年9月28日)
  11. ^ 「ウェルかめ」も厳しいスタート 朝ドラ低空飛行のワケ(ZAKZAK、2009年9月30日)
  12. ^ 予告でつばさの結婚式を思わせるシーンを流しておきながら、結婚式どころかつばさが真瀬からのプロポーズにきちんと向き合わないまま最終回を終えたことへの不満の声もあった。
  13. ^ みんなの感想(Yahoo!、2009年10月3日)
  14. ^ NHK連続テレビ小説:賛否割れた「つばさ」 「騒がしい」「元気もらえる」(毎日新聞 2009年9月25日 東京夕刊)
  15. ^ 非常にコメディ色の強い「トリック」のように金曜日深夜でレギュラー放送後、好評後ゴールデンタイムでスペシャル版が制作・放送された例がある。
  16. ^ 西武鉄道のニュースリリースPDF 2009年7月1日
  17. ^ 「つばさ」掲示板へのメッセージ、ありがとうございます - NHKドラマスタッフブログ 2009年9月16日閲覧。

[編集] 外部リンク

NHK 連続テレビ小説
前番組 番組名 次番組
だんだん
(2008年9月29日 - 2009年3月28日)
つばさ
(2009年3月30日 - 2009年9月26日)
ウェルかめ
(2009年9月28日 - )

最終更新 2009年10月29日 (木) 03:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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