塵旋風

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北アメリカ、モハーヴェ砂漠に発生した塵旋風

塵旋風(じんせんぷう)は、しばしば学校運動場がむき出しになった荒地などに起こる、小規模な渦巻状の。大抵は土ぼこりを上げる程度で、被害が起こることはほとんどない。俗に言う旋風(つむじかぜ、せんぷう、つじかぜ(辻風とも))。英名はダストデヴィル(dust devil)。

強い日射で地表面が熱せられ、上昇気流が起こる際に発生しやすいが、それだけでは単に空気が立ち上るだけで旋風にはなりにくい。水平方向に吹く風が、校舎などの建物や地形の影響で乱れて渦度が生じることでできやすくなる。なお、主たる原因は日射による上昇気流であるから、暖候期に発生しやすいと言えるが、寒候期においても、地面と大気の温度差が大きくなれば発生しうる。

渦の巻き方は、上昇気流や水平方向の風の乱れ、地形・地物の影響で右巻きにも左巻きにもなる。地球の自転による転向力コリオリ力)により北半球では左巻きになると誤解される場合もあるが、塵旋風は非常に小規模な現象であるので、転向力の作用はほとんど受けない。

塵旋風が発生すると文字通り地表面の土ぼこりを巻き上げ、一見して竜巻漏斗雲(ろうとうん)を思わせる形状を示すうえ、まれに大規模なものが発生してテントや椅子などを巻き上げて飛ばすほどの被害を与える場合もあるため、竜巻と誤認されることもあるが、竜巻の場合は回転する積乱雲から生じ、高さも数百メートル以上になる一方、塵旋風は地表面の空気の渦に過ぎず、巨大なものでも高さは100メートル程度で、全く異なる現象である。

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最終更新 2009年11月14日 (土) 11:35 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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