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ともち6月5日 - )は日本の女性漫画家神奈川県横浜市出身。身長150cm、血液型はO型。現在は4コマ漫画で活躍中。

目次

[編集] 略歴と概要

1984年、持ち込み作品であった「海ちゃんはLLサイズ」が認められ少年ジャンプ系列の少年誌で須賀知子名義デビューするも、「そんなに甘くはなかった」と本人談で語られる様にしばらくはボツ地獄と挫折という苦節の日々を経験しつつ腕を磨く。

1988年講談社モーニング』の第18回ちばてつや賞一般部門入選。入選作品は『3年目のさよなら』でこの作品からペンネームを使用、すがともこから現在のともちに変更したこともあって再デビューと位置づけられる。ちなみにこの時のヤング部門優秀新人賞は岡田和人である。なお、ともち作品の絵の重要な特徴であり、コアなファンの間で「パックマン目」との呼び名が定着している独特の目もこの作品が最初である。

講談社の少女誌『mimi』(廃刊)で数本の短編読み切りを発表したのち、1990年代スコラの『コミックバーガー』(のち『コミックバーズ』と改名)を活動の舞台とし、代表作『だいすき!』、『愛をあげよう』などが生まれた。

順調な活動を続けていたものの『バーガー』誌発行元であるスコラが倒産、後を受けたソニー・マガジンズも短期間で撤退、幻冬舎による編集方針の大幅変更などに翻弄され活動が中断。2003年より芳文社の4コマ誌に移って執筆活動を再開している。なおこうした経緯からコミックバーズ誌は、漫画評論を好む愛好家達から「流浪の漫画雑誌」と呼ばれている。

作品の特徴、傾向としてはあたたかな愛情物語をコメディーを交えて描くスタイルとなっており、ファンの間では小山田いく作品の世界と優しいトーンが共通するという意見が聞かれる。例えば主人公が若者であってもその家族など周囲を構成する幼な子から高齢者まで幅広い年齢の登場人物が重要な脇役としてしっかりと描かれた作品が主であり、これらをふまえ「家族愛」をテーマとする作家と言う事が出来る。

世相を上手く織り交ぜており、現代の複雑な家庭環境、多忙で常に留守がちな両親やいわゆる未婚の母、バツイチ、子連れ再婚といった様々な問題を明るく笑い飛ばし強く生きる家族の姿は、形にとらわれない「本物の家族」を読者に強く訴えかけ共感を呼び起こすものである。なお、バーガー誌が青年誌であった事もあり、適度な下ネタが多く用いられてきた様であったが、単行本における「あとがき」等からすると本人も好むものと思われる。

現在は二児の母であり、単行本や自身のサイトに育児漫画を書き下ろす事が多い。連載中の4コマ漫画『しあわせねっ』においても日々の育児を題材とした内容が中心となっている。

[編集] 作品リスト

[編集] すがともこ 時

  • 海ちゃんはLLサイズ(1984年、フレッシュジャンプ10月号、集英社)※掲載時は須賀知子名義
  • 満月パニック!(1985年、フレッシュジャンプ5月号)※掲載時は須賀知子名義 - 以上は単行本「ときめき新婚マニュアル」に収録
  • でいもんず(雑誌未発表) - 単行本『愛をあげよう』第1巻に収録
  • 卑弥呼 邪馬台国のなぞの女王(1988年、単行本、集英社)

[編集] ともち 改名以降

シリーズ別・掲載順

  • ときめき新婚マニュアルシリーズ
    1. 3年目のさよなら(1988年、週刊モーニング、講談社)
    2. 今夜も愛して♡(1988年、THE OPEN B コミックモーニング特別編集、講談社)
    3. ときめき新婚マニュアル part.1 -Welcome-(1988年、週刊モーニング)
    4. ときめき新婚マニュアル part.2 -明るい家族計画-(1995年、コミックバーガー、スコラ)
  • 結婚しよう -MARRY ME-(1989年、mimiカーニバル、講談社)
  • 12cmのメモリー(1989年、mimi、講談社)
  • HAPPY ENDでふられたい(1989年、mimiカーニバル) - ここ迄は単行本「ときめき新婚マニュアル」に収録
  • ここだけのナイショの話(1990年、コミックバーガー)
  • Pの悲劇(1990年、コミックバーガー)
  • 1日遅れのValentine(1990年、コミックバーガー)
  • 今夜も僕は眠れない(1990年、コミックバーガー) - 以上4作品は単行本「サクラサケ」第2巻に収録
  • 5Years After(1990年、コミックバーガー) - 単行本「サクラサケ」第1巻に収録
  • サクラサケ(1990年 - 1992年、コミックバーガー)
  • 好きなんだけど(1992年、コミックバーガー) - 単行本「サクラサケ」第2巻に収録
  • だいすき!(1993年 - 1994年、コミックバーガー)
  • 愛をあげよう(1995年 - 2000年、コミックバーガー → コミックバーズ、スコラ → ソニー・マガジンズ)
  • Call Me…(2001年、月刊コミックガムワニブックス
  • れ・り・び(2001年 - 2002年、コミックバーズ、ソニー・マガジンズ → 幻冬舎)
  • しあわせねっ(2003年 - 2006年、まんがタイムまんがタイムファミリー、芳文社)
  • おはよ♪(2006年 - 2009年、まんがタイム、まんがタイムファミリー、芳文社)

[編集] 単行本

[編集] 特徴的なキャラクター

手塚治虫作品ほど多彩な顔ぶれではないにしろ、ともち作品においても「スターシステム」に当てはまるとおぼしきキャラクターが存在し、読者にお馴染みの脇キャラとなっている。

赤羽
「ときめき新婚マニュアル」、「だいすき!」に登場。また拡大解釈するならば山崎俊之役で「サクラサケ」に、雨宮和男役で「愛をあげよう」に出演していると見ることもできる。基本的に周囲に害はないが全くモテないサラリーマンといった主人公の同僚というポジションで軽めのキャラクターとして描かれる。主人公にあてられっぱなしとなり、最後まで女性には縁が薄い。
ともち氏本人
無論、本人名義での出演はさすがに躊躇われたようであるが、「だいすき!」の素子先生、「愛をあげよう」の睦月先生、「しあわせねっ」の佐倉さくらは本人を想像させるに充分な共通要素を持つキャラクターであり、「サクラサケ」のたまきを含める事も可能である。また、関連事項として「しあわせねっ」の山本もみじの様な妹、「愛をあげよう」の三姉妹といった設定には、実際のともち氏の生育環境を過分に匂わせるものである。
幼な子
各連載作品に一度は幼な子が登場し、子育ての苦労とそれを遙かに凌ぐ幸福感といった話題が触れられる。(講談社初期作品における生理ネタや妊婦ネタがここへ帰結すると見ることも可能かもしれない。)

いずれにせよ、このようなキャラクターの登場が作品をより優れた物へ導き、ファンの獲得に大きく寄与していることは間違いない。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月17日 (火) 05:24 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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