にちりん (列車)
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| にちりん にちりんシーガイア ドリームにちりん |
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|---|---|
485系レッドエクスプレス色「にちりん」
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| 運行鉄道事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
| 列車種別 | 特急列車 |
| 運転区間 | にちりん: 別府駅・大分駅 - 宮崎駅・南宮崎駅・宮崎空港駅 中津駅 - 大分駅 にちりんシーガイア・ドリームにちりん: 博多駅 - 南宮崎駅・宮崎空港駅 |
| 経由線区 | 鹿児島本線・日豊本線・日南線・宮崎空港線 |
| 使用車両 (所属区所) |
485系電車(大分車両センター・鹿児島総合車両所) 783系電車(南福岡電車区) |
| 運転開始日 | 1968年10月1日 |
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この表について
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にちりんは、九州旅客鉄道(JR九州)が別府駅・大分駅 - 宮崎駅・南宮崎駅・宮崎空港駅間、および中津駅 - 大分駅間を日豊本線・日南線・宮崎空港線経由で運行する特急列車である。なおここでは関連する列車であり博多駅 - 南宮崎駅・宮崎空港駅間を鹿児島本線・日豊本線・日南線・宮崎空港線経由で運行する特急「にちりんシーガイア」「ドリームにちりん」についても記す。
目次 |
[編集] 概要
かつては日豊本線を走る唯一のL特急で、西鹿児島駅(現・鹿児島中央駅)まで日豊本線全線を走破する列車、下関駅まで乗り入れる列車など運行区間が多岐に渡るのが特徴であったが、1995年に宮崎駅(実際は南宮崎駅)以南を「きりしま」として系統分離、1997年には新型車両が優先して投入されていた大分駅発着の区間列車「ソニックにちりん」が「ソニック」として独立したことにより、博多駅 - 南宮崎駅・宮崎空港駅間の特急としてほぼ固定された。
しかし「ソニック」独立の頃には九州自動車道が全通し、福岡市と宮崎市を結ぶ高速バス「フェニックス号」が大幅に時間短縮されていたため、博多駅 - 宮崎駅間を通しで利用する客はほとんどいなくなってしまっていた。これに加えて小倉駅 - 大分駅間の高速化の際、最高速度が120km/hで振り子車両ではない485系「にちりん」は高速運転の妨げとなった。その結果2000年以降「ソニック」が大幅に増発されたのと対照的に「にちりん」は本数減と区間短縮が進められ、2008年には「にちりんシーガイア」「ドリームにちりん」を除いて完全に別府駅以北を系統分離され、小倉駅乗り入れもなくなった。ただし、本数面に関してはその後の増発で2000年以前の水準に回復している。
ほとんどの列車は別府駅または大分駅で「ソニック」と接続しており、博多駅・小倉駅方面からの直通需要にも配慮はなされているが、現在は大分県や宮崎県内の都市間輸送(大分駅 - 佐伯駅、延岡駅 - 宮崎駅間など)や、宮崎空港へのアクセスが主な役割になっている。
また、「にちりん」の運行区間短縮に伴い485系電車の運用が狭まり、2001年3月3日の「にちりん」博多駅撤退と共に博多駅乗り入れの定期運用が、2008年3月15日の「にちりん」小倉駅撤退と共に福岡県内での定期運用が消滅している。
[編集] 運行概況
[編集] にちりん
1日13往復の運転で、運行区間は以下の通り。
- 別府駅 - 宮崎空港駅 : 下り6本・上り5本(9・11・13・15・17・19号、8・10・12・14・16号)
- 別府駅 - 南宮崎駅 : 1往復(21号、4号)
- 別府駅 - 宮崎駅 : 上り1本(6号)
- 大分駅 - 宮崎空港駅 : 下り3本・上り4本(1・3・5号、18・22・24・26号)
- 大分駅 - 南宮崎駅 : 下り2本・上り1本(23・25号、2号)
- 中津駅 - 大分駅 : 1往復(101号、102号)
1号及び中津駅発着列車を除き、別府駅または大分駅で博多駅発着の「ソニック」と(原則)同一ホームで接続する(3号と接続する「ソニック201号」は小倉駅始発)。接続時間はほとんどの列車が数分間である。「にちりん」と「ソニック」には特急料金の通算が規定され、駅や車内での案内も「ソニック&にちりん」(あるいはその逆)と記されている(ただし、大分駅発着の「にちりん」に関してはこの表記はなされない)。一部は783系電車で運転されるが、主力車両は国鉄以来の485系電車である。
なお、最繁忙期には小倉駅 - 大分駅間に臨時列車が増発されるが、この一部は別府駅発着の定期列車を延長して対応している。臨時延長分は本来別府駅で接続する「ソニック」と続行運転するが、停車駅が多いため高速運転する「ソニック」とは20分以上の時間差が生じている。
[編集] にちりんシーガイア
1日1往復の運転で、上下とも博多駅 - 宮崎空港駅間の運行。号数は下りが7号、上りが20号で、「にちりん」と共通となっている。1993年にシーガイアが開場した際、「にちりん」の南宮崎駅発着列車のうち2往復を、前年に投入されたばかりの787系電車充当の上、独立した名称を与えた列車である。「にちりんシーガイア」「ドリームにちりん」以外の大分駅以南に乗り入れる「にちりん」は2001年まで全列車485系が使われ続けたこともあり、他の「にちりん」よりも人気は高かったが、2000年に車両を783系に変更、2001年には1往復に削減された。
2001年には「にちりん」が全列車小倉駅発着となり、合わせて一部列車に783系が用いられるようになったことから、以後は「にちりん」との車両の差はなくなり、博多駅に乗り入れる昼行「にちりん」の意味合いが強くなっている。なお、小倉駅でスイッチバックを行うため、小倉駅到着直前には座席の向きを変えるようにとの車内放送が流れる。また小倉駅で下車しない場合、重複運転する小倉駅 - 西小倉駅間は運賃計算に入れない。これは「ドリームにちりん」も同様。
[編集] ドリームにちりん
1日1往復の運転で、下りは博多駅発宮崎空港駅行き、上りは南宮崎駅発博多駅行きの運転である。本州から九州に乗り入れる夜行列車が全廃されたのに伴い、2009年3月14日よりJR九州管内を運行する唯一の定期夜行列車となった。
「にちりんシーガイア」と同時に設定された列車で、使用車両の変遷も「にちりんシーガイア」と全く同じとなっている。なお、号数の表記はない。
前身は門司港駅(後に博多駅) - 西鹿児島駅間を運行していた夜行急行列車「日南」である。この点は下記も参照されたい。
この列車は夜行列車と同時に、博多駅 - 小倉駅・大分駅間や延岡駅 - 南宮崎駅・宮崎空港駅間の始発・最終列車としての役割を兼ねている。そのため時間調整の関係で大分駅で長時間停車する。編成は他の783系「にちりん」や「にちりんシーガイア」と同様であるが、夜行列車ということもあり指定席の一部は女性専用席になっている。
なお、車種が783系に変更されて以降、女性専用席は1号車B室に設けられていたが、グリーン車(1号車A室)の乗客がトイレを利用する際に女性専用席を通らなければならなかったこともあり、2008年10月1日から2号車A室に変更された。
なお、現在大分駅周辺の高架化工事を行っていることに伴い、一部の区間で発着時間の変更やバス代行運転を伴う場合があるので、乗車前に市販の最新版大型時刻表や、JR九州のサイトで時刻を確認することが望ましい。その場合は「にちりん91号、92号」の列車名で運行されることが多い。
[編集] 列車番号
「にちりん」「にちりんシーガイア」は号数+5000M、中津駅発着列車は5091・5092M、「ドリームにちりん」は5097・5098Mである。号数と合わせて日豊本線内での上下方向に基づいて符番しているため、「にちりんシーガイア」「ドリームにちりん」は鹿児島本線内では上下方向が逆転する。
[編集] 停車駅
| 路線名 | 駅名/ 列車名 |
にちりん | にちりん シーガイア |
ドリーム にちりん |
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|---|---|---|---|---|---|
| 101・ 102号 |
その他 | ||||
| 鹿児島本線 | 博多駅 | ● | ● | ||
| 吉塚駅 | ▽ | | | |||
| 香椎駅 | ● | | | |||
| 赤間駅 | ▽ | ● | |||
| 折尾駅 | ● | ● | |||
| 黒崎駅 | ● | ● | |||
| 八幡駅 | | | ● | |||
| 戸畑駅 | △ | ● | |||
| 小倉駅 | ● | ● | |||
| 日豊本線 | |||||
| 行橋駅 | ● | ● | |||
| 宇島駅 | △ | ● | |||
| 中津駅 | ● | ● | ● | ||
| 柳ヶ浦駅 | ● | △ | ● | ||
| 宇佐駅 | ● | △ | ● | ||
| 杵築駅 | ● | ● | ▽ | ||
| 亀川駅 | ● | | | | | ||
| 別府駅 | ● | ○ | ● | ● | |
| 大分駅 | ● | ● | ● | ● | |
| 鶴崎駅 | ● | ● | | | ||
| 幸崎駅 | ○ | | | | | ||
| 臼杵駅 | ● | ● | ● | ||
| 津久見駅 | ● | ● | ● | ||
| 佐伯駅 | ● | ● | ● | ||
| 延岡駅 | ● | ● | ● | ||
| 南延岡駅 | ● | ● | ● | ||
| 門川駅 | ○ | | | ● | ||
| 日向市駅 | ● | ● | ● | ||
| 都農駅 | ○ | | | ● | ||
| 高鍋駅 | ● | ● | ● | ||
| 佐土原駅 | ● | ● | ● | ||
| 宮崎神宮駅 | ○ | | | | | ||
| 宮崎駅 | ● | ● | ● | ||
| 南宮崎駅 | ○ | ● | ● | ||
| ※ | |||||
| 宮崎空港駅 | ○ | ● | ▽ | ||
- ※:日南線・宮崎空港線
- ■内の宮崎駅 - 宮崎空港駅間は特急料金が不要の特例区間…特別急行券参照のこと。
- ● : 全列車停車駅 ○ : 一部列車停車駅 ▽ : 宮崎方面行き列車のみ停車 △ : 小倉方面行き列車のみ停車 | : 通過
[編集] 使用車両
- 485系電車
- 3両編成…大分鉄道事業部大分車両センター(分オイ)所属(DO1 - 7編成)
- 5両編成…鹿児島総合車両所(本カコ)所属(DK11 - 16編成)
- 783系電車
[編集] 列車編成
| 列車名 | 編成(全車禁煙) | 備考 | ||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 使用車両 | ←宮崎空港駅/博多駅 | 大分駅・小倉駅→ | ||||||||||||||||||||||
| 3・9・15・17・101号 4・10・12・26・102号 |
485系DK11 - 16編成 (RED EXPRESS編成) |
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3・17号、4号の2号車は自由席 101号、102号(大分駅 - 中津駅間運行)は普通車全車自由席 |
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| 1・5・11・21・23・25号 2・6・16・18・22・24号 |
485系DO1 - 7編成 (「きりしま」・「ひゅうが」編成) |
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| 13・19号、8・14号 にちりんシーガイア ドリームにちりん |
783系CM31 - 34編成 |
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各車両宮崎空港/博多寄りのA室と小倉寄りのB室に分かれる 「ドリームにちりん」の2号車A室は女性専用席 最繁忙期には6両編成で運行することがある |
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備考
- 上りの「にちりんシーガイア」「ドリームにちりん」の小倉駅発博多駅行き列車では、2号車A室の空いている席を自由席として開放する。ただし、指定券を持つ客が優先となる。
- 宮崎駅 - 宮崎空港駅間は乗車券のみで普通車自由席に乗車できる。また、この区間のグリーン車は全車自由席となり、グリーン券は車内で車掌が販売する形となる。
- 485系3両編成の1号車は、指定席を黄色の座席カバーで区別している。なお、485系に関しては2009年3月13日までは上り方先頭車にも同様の処置をしていた(喫煙車が指定席・自由席ともこの1両に集約されていたため。また783系はA室を自由席、B室を指定席としていたためこの処置はなされなかった)。
[編集] 日豊本線線内優等列車沿革
[編集] 観光列車「ひかり」→「にちりん」と周辺列車群
- 1958年4月25日 : 博多駅 - 別府駅間を鹿児島本線・日豊本線経由で運行する臨時急行列車「ひかり」運行開始。
- 1958年5月1日 : 「ひかり」、運転区間を豊肥本線経由別府駅 - 熊本駅間に延長。博多駅 - 熊本駅間に変更。また一部の編成の運転区間を門司港駅 - 別府駅間(鹿児島本線・日豊本線経由)に変更。
- 1958年8月1日 : 「ひかり」、定期列車化。準急列車として運行される。
- 1959年4月1日 : 「ひかり」、一部編成の運転区間を博多駅・門司港駅 - 都城駅間に変更。
- 1959年9月22日 : 「ひかり」の博多駅・門司港駅 - 都城駅系統、宮崎駅 - 都城駅間において宮崎駅 - 西鹿児島駅間(現・鹿児島中央駅)を運転する編成の併結開始。
- 1960年3月10日 : 大分駅 - 別府駅間(小倉駅・熊本駅・大分駅経由)において「第2ひかり」運行開始、従来の「ひかり」は愛称を「第1ひかり」に変更。
- 1960年6月1日 : ダイヤ改正に伴い以下のように変更をする。
- 1961年10月1日 : 「さん・ろく・とお」とのちに称されるダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
- 従来、門司港駅 - 宮崎駅間を運行していた準急列車に「青島」(あおしま)の名称を与える。
- 新たに広島駅 - 別府駅間運行の「べっぷ」の運行を開始。
- 1962年10月1日 : ダイヤ改正に伴い以下のように変更する。
- 「第1ひかり」、急行列車に昇格。「第2ひかり」は愛称を「ひまわり」に変更。
- 西鹿児島駅 - 博多駅 - 宮崎駅間を運行する急行列車「フェニックス」の運行を開始。これに伴い、「青島」名称を廃止する。
- 1963年7月15日 : 博多駅 - 大分駅間を運行する準急列車「きじま」運行開始。
- 1964年10月1日 : 東海道新幹線開業に伴うダイヤ改正に伴い、以下のように変更をする。
- 1965年10月1日 : このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
- 1966年3月5日 : 準急列車制度の改変に伴い、「しいば」、「ゆのか」、「つるみ」、「きじま」急行列車に昇格。
- 1966年3月25日 : 博多駅 - 西鹿児島駅間を運行する急行列車として「にちりん」運行開始(「にちりん」の名称復活)。
- 1967年10月1日 : 「九重」を別府駅 - 小倉駅 - 長崎駅・佐世保駅間に変更し、「べっぷ」の名称を与える。
[編集] 特別急行列車「にちりん」の登場とその周辺列車群
- 1968年10月1日 : 「よん・さん・とお」と称されるダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
- 1972年3月15日 : このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
- 1972年4月27日 : 「にちりん」、博多駅 - 大分駅間(鹿児島本線・日豊本線経由)において485系電車を使用し1往復増発し2往復(電車1往復・気動車1往復)となる。
- 1973年10月1日 : 「フェニックス」の宮崎駅発列車の終着駅を西鹿児島駅から博多駅に変更。
- 1974年4月25日 : 日豊本線幸崎駅 - 南宮崎駅間電化にともない、「にちりん」の博多駅 - 大分駅系統の運行区間を宮崎駅まで延長。運転区間を博多駅 - 宮崎駅間に変更。
- 1975年3月10日 : 山陽新幹線岡山駅 - 博多駅開通にともなうダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
- 「にちりん」、鹿児島本線の「有明」とともにL特急に指定。6往復増発し8往復(電車7往復・気動車1往復)となる。同時に山陽新幹線岡山駅 - 博多駅開通にともない、小倉駅にて新幹線に接続する列車となる。
- 運行区間 : 博多駅・小倉駅 - 大分駅・宮崎駅間(485系)、博多駅 - 西鹿児島駅間(キハ80系)
- 「ゆのか」を博多駅 - 小倉駅 - 大分駅間の急行列車に統一。熊本駅乗り入れを廃止し、山陽線直通の「べっぷ」の日豊本線内の系統も吸収する。
- 門司港駅・小倉駅・別府駅 - 宮崎駅・西鹿児島間運行の急行として「日南」を設定。(改正前は、京都駅・大阪駅 - 宮崎駅・都城駅間で運行していた夜行急行の愛称。日豊本線内で一部立替)これにより、「フェニックス」「青島」「高千穂」「みやざき」として運行されていた日豊本線内急行の名称は廃止。
- 宮崎駅 - 西鹿児島駅間の急行列車は、「しいば」を除き、「錦江」に統一。山陽線直通の「青島」は「日南」と「錦江」に分割される。
- 「にちりん」、鹿児島本線の「有明」とともにL特急に指定。6往復増発し8往復(電車7往復・気動車1往復)となる。同時に山陽新幹線岡山駅 - 博多駅開通にともない、小倉駅にて新幹線に接続する列車となる。
- 1978年10月2日 : このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
- 「にちりん」使用のクハ481形200番台の列車名幕に太陽を図案化したイラストマークが採用される。
- 「しいば」の列車名称を「日南」に変更。
- 1979年10月1日 : 日豊本線全線電化。「錦江」1往復を格上げし西鹿児島発着系統を1往復電車列車で増発。ただし従前より運行の西鹿児島発着系統の「にちりん」1往復は肥薩線経由の特急「おおよど」と車両を共通運用するためキハ80系気動車のままで運行。
- 1980年10月1日 : 「にちりん」、一部において「彗星」の間合い運用で583系電車の使用開始。これにより全列車が電車化される。また、別府駅始発西鹿児島行の「にちりん1号」を運行開始。
- このとき、昼行急行「日南」が博多駅に乗り入れをするものの、急行「ゆのか」とともに全特急化を前提に大幅減便されたため、「にちりん」の号数に欠番が生じた。
[編集] 総特急化とその後の進展
- 1982年11月15日 : 東北・上越新幹線開業に伴うこの時のダイヤ改正により九州各線での昼行電車急行列車を廃止し、東北新幹線化により余剰となった485系電車を用いて特急列車化がなされる。これにより「日南」は夜行列車1往復を残し全て「にちりん」に格上げされる。
- 1984年2月1日 : 「にちりん」より583系電車は撤退し、全列車485系電車による運転となる。
- 1985年3月 : 485系ボンネット形先頭車にもイラストマーク採用。イラストの濃さが特に濃いものも有り、太陽の赤い部分が目立って大きく見えたマークも存在した。
- 1986年11月1日 : 「にちりん」、下関駅 - 大分駅系統の運転開始。
- 1988年3月13日 : このときのダイヤ改正により、以下のように変更。
- 「にちりん」、宮崎駅発着系統の一部を南宮崎駅まで運行区間延長。
- 「にちりん」、門司港駅 - 大分駅系統を運転開始。
- 「日南」、博多駅 - 西鹿児島駅に運行区間変更。
- 1989年3月11日 : 「にちりん」、大分駅発着系統の一部を佐伯駅まで運行区間延長。
- 1990年3月10日 : このときのダイヤ改正に伴い、「にちりん」の運行系統を以下のように変更。
- 大分駅発着系統の一部において783系電車「ハイパーサルーン」の使用を開始し、当該列車の愛称を「ハイパーにちりん」とする。
- 宮崎駅発着列車全てを南宮崎駅まで運行区間を延長。
- 1991年3月16日 : 「にちりん」、佐伯駅発着系統の一部を南延岡駅まで運行区間延長。
- 1992年7月15日 : このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
787系による特急「にちりんシーガイア」(1994年3月、宮崎駅)- 「にちりん」、下関駅 - 大分駅系統廃止。
- 別府駅発西鹿児島行「にちりん」を小倉駅発とし運行区間延長。
- 1993年3月18日 : このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更。
- 1995年4月20日 : このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更。
- 「にちりん」、西鹿児島駅発着系統を宮崎駅・南宮崎駅で分割、同じ区間を運行していた快速「錦江」を統合する形で、宮崎駅 - 西鹿児島駅間に「きりしま」を新設。
- 883系電車を「にちりん」の大分駅発着列車の一部に使用し、この列車の愛称を「ソニックにちりん」に変更。
- 「ハイパーにちりん」の愛称を「にちりん」に統合。
- 門司港駅発「つばめ」の時刻を繰り下げ、門司港駅 - 博多駅間に従前の「つばめ」のダイヤを踏襲する形で「にちりん101号」を設定。
- この時期、「にちりん」には485系電車・783系電車・787系電車・883系電車の4種類の車両が使われていた。
- 1996年3月16日 : 「にちりん」、783系電車は一旦撤退。
- 1996年7月18日 : 「にちりん」・「にちりんシーガイア」、宮崎空港線開業に伴い、南宮崎駅発着系統の一部を宮崎空港駅発着に変更。
- 1997年3月22日 : 「にちりん」・「ソニックにちりん」、大分駅発着系統の愛称を「ソニック」に変更。これにより「にちりん」門司港駅 - 大分駅系統を廃止。
- 1997年11月29日 :「にちりん101号」を長崎行き「かもめ5号」に統合。
[編集] 2000年代での展開
- 2000年3月11日 : このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更。
- 2001年3月3日 : このときのダイヤ改正により、以下のように変更。
- 「にちりん」、全列車の運行区間を小倉駅 - 南宮崎駅・宮崎空港駅間に短縮し、一部列車において783系電車による運転開始。これにより、485系電車は臨時列車を除き博多駅への乗り入れがなくなる。
- 「にちりんシーガイア」1往復削減。
- 2003年3月15日 : 「にちりん」、6往復から8往復に増発するが、このうち4往復に関して別府駅発着とした上、「ソニック」と「にちりん」を別府駅・大分駅で接続させるダイヤに変更。別府駅・大分駅での特急料金の通算を設定。
- 2004年3月13日 : 「にちりん」、8往復から11往復に増発するが、小倉駅発着の1往復を除いて全て別府駅発着とする。
- 2004年7月1日 : 平日のみ運転であるが、中津駅 - 大分駅間に「にちりん101号・102号」新設(現在は毎日運転)。
- 2005年4月1日 : 「にちりん」・「にちりんシーガイア」・「ドリームにちりん」、車内販売を中止。
- 2005年10月1日 : 寝台特急「彗星」の廃止に伴い、別府駅 - 宮崎空港駅間に「にちりん」1往復増発(小倉駅・別府駅 - 南宮崎駅・宮崎空港駅間は計12往復)。以後、本数面では現在までこの体制が続いている。
- 2006年9月17日 : 午後2時5分頃、日豊線南延岡駅手前1km付近で、台風13号の影響による突風で「にちりん9号」の先頭から2両が脱線し、横転する列車脱線事故が起こる。6人が負傷。当該車両はDK12編成。→詳細はJR日豊本線脱線転覆事故を参照のこと。
- 2008年3月15日 : 「にちりん」、全列車の運転区間を別府駅・大分駅以南に短縮(101・102号を除く)。これにより、485系電車は臨時列車を除き小倉駅への乗り入れがなくなる。
- 2008年6月 : JR九州が『L特急』の種別を廃止したことに伴い、「にちりん」「にちりんシーガイア」の種別も「特急」となった。
- 2009年3月14日 : 全車禁煙となる。また別府駅乗り入れは日中がメインとなり、朝・夕方は大半の列車が大分駅発着となった。
[編集] 関連事項
最終更新 2009年11月13日 (金) 12:15 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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