はまかぜ (列車)
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| はまかぜ | |
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余部鉄橋を行く「はまかぜ」
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| 運行鉄道事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
| 列車種別 | 特急列車 |
| 運転区間 | 大阪駅 - 香住駅・浜坂駅・鳥取駅 |
| 経由線区 | 東海道本線・山陽本線・播但線・山陰本線 |
| 使用車両 (所属区所) |
181系気動車(京都総合運転所) |
| 運転開始日 | 1994年12月3日 |
| 備考 | 2009年10月現在のデータ |
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この表について
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はまかぜは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が大阪駅 - 香住駅・浜坂駅・鳥取駅間を東海道本線・山陽本線・播但線・山陰本線経由で運行する特別急行列車。
また、房総地区の臨時列車にも「浜風」が存在していたことがある。
目次 |
[編集] 運行概況
兵庫県の但馬地方と県西部の中心都市・姫路市や県都・神戸市や大阪を結ぶ役割を持つ。夏休みなどの長期休暇や冬季のいわゆる「カニ食い(ツアー)列車」などの多客時においては、定期列車への増結や「かにカニはまかぜ」など臨時列車の運転が恒常的に行われるが、かにシーズンの観光客の鉄道利用は競合交通機関の台頭から漸次減少傾向にある。
2006年3月の寝台特急「出雲」廃止後、余部鉄橋を通過する優等列車はこの「はまかぜ」のみとなっている。
本列車の運行区間と並行して道路交通網の拡充が進捗し、北近畿豊岡自動車道が春日インターチェンジ(舞鶴若狭自動車道) - 和田山間で供用開始された現状においては、大阪・神戸と但馬地方との所要時間は列車と自動車で概ね同等となった。今後、北近畿豊岡自動車道の供用区間延伸によって所要時間の逆転が見込まれる。降雪や凍結しやすい時期は鉄道利用が若干増える傾向にあるとはいえ、当列車の競争力向上が課題であり、JR西日本では新型車両の投入計画を決定した[1]。ただし、形式称号は発表されていない。
京阪神から北近畿方面については、福知山経由で運転している特急「北近畿」・「きのさき」についても、新型車両である287系電車を2011年春から導入する予定である。
[編集] 運転本数・列車番号
- 大阪駅 - 香住駅間 1往復(3・6号)※多客時は浜坂駅まで延長運転される。
- 大阪駅 - 浜坂駅間 1往復(1・4号)
- 大阪駅 - 鳥取駅間 1往復(2・5号)
- 大阪駅 - 浜坂駅間 1往復(88・89号)※多客臨時列車
- 大阪駅 - 香住駅間 1往復 ※冬期臨時列車「かにカニはまかぜ」
一時期、JR福知山線脱線事故の影響で新大阪駅 - 福知山駅間の特急列車が運休となり、振替輸送が必要となったため、臨時列車が新大阪駅 - 香住駅間で1往復(88・89号)運行されていた。
列車番号は 1D - 6D を用い、大阪発が下り列車として奇数の番号を付する。運行全区間で番号の変更はない。1号 = 1D、2号 = 2Dとなる。2009年3月14日現在、気動車列車で " 1D " の列車番号を付与される列車は「はまかぜ1号」が唯一である。3・6号の多客時延長区間(香住駅 - 浜坂駅間)は8000番台の列車番号を付与し、3号 = 3D - 8003D、6号 = 8006D - 6Dとなる。多客臨時列車の88・89号は9000番台の列車番号を付与し、88号 = 9058D、89号 = 9059Dとなる。
[編集] 使用車両
| はまかぜ | |||||||||
| ←姫路 | 大阪・浜坂・鳥取→ | ||||||||
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京都総合運転所所属のキハ181系気動車を使用する。2009年3月14日現在、同系列を用いるJRの定期列車運用は本列車が唯一である。
基本編成は4両であるが、時期によっては5 - 8両まで増結される。7両編成までは中間車のキハ180形を用い、8両編成では先頭車キハ181形を中間に組成する運用方もある。
2009年6月より、全車両禁煙となっている。
保安装置はJR西日本で一般的な ATS-SW 形を装備するが、一部には ATS-P 形を併設した車両が存在する。これは ATS-P 形を用いる智頭急行智頭線経由の「はくと」・「いなば」に運用された時期があったためである。本列車の運行区間では、東海道本線・山陽本線内が ATS-P 形(拠点P)、播但線・山陰本線内が ATS-SW 形を設置する。
キハ181系は長期使用により各部の老朽が顕在化し、JR西日本では最高速度 130 km/h の新型車両を2011年に導入する旨を発表[1]している。車両投入と並行し、プラットホーム・信号機器など地上設備の整備事業が沿線自治体の負担を得て行われる予定[2]である。なお、新型車両にグリーン車は連結されない。
[編集] 最高速度
[編集] 停車駅
大阪駅 - 三ノ宮駅 - 神戸駅 - 明石駅 - 姫路駅 - 福崎駅 - 寺前駅 - 生野駅 - 和田山駅 - 八鹿駅 - 江原駅 - 豊岡駅 - 城崎温泉駅 - 竹野駅 - 香住駅 - 浜坂駅 - 岩美駅 - 鳥取駅
- 姫路駅では構内配線の関係でスイッチバックをして運転方向を変える。また、姫路駅高架切替工事の関係で、姫路駅での発着が31番のりばに統一されていたが、2008年12月の姫新線・播但線の高架化により、下り列車は山陽本線7番のりばに発着、神戸・大阪方面へは播但線ホームの2番のりばに発着している。
- 冬期間は加古川駅にも停車する。
[編集] 乗車制度の特例
営業上の特例として、大阪駅・尼崎駅 - 和田山駅間を途中下車しなければ福知山線経由の運賃・料金が適用される列車特定区間が適用される。
1986年に「まつかぜ」が廃止され、唯一の大阪・神戸対但馬・鳥取県東部直通列車となってから、1994年に智頭急行線が開業して「はくと」・「スーパーはくと」が運行を開始するまではその存在理由がはっきりとしていた。しかし、「スーパーはくと」が大阪・神戸対鳥取県東部直通の速達列車となって以降は以下のような状況となっている。歴史的な事由は沿革を参照。
- 京阪神方面から鳥取駅へ行く場合は、1往復運転されているこの列車を使用するより「スーパーはくと」(7往復)を利用する方が圧倒的に速く、運賃・料金も若干安価(ただし、学生割引適用時は、「はまかぜ」2・5号を利用した方が、「スーパーはくと」で同様の割引を適用するより若干安価になる)である。
- 大阪駅 - 鳥取駅について、「はまかぜ」2・5号が走行距離264.9kmで運賃4,310円(学割適用時3,440円)、特急料金2,820円(合計7,130円/学割6,260円)であるのに対し、「スーパーはくと」は走行距離210.7kmで運賃3,780円(学割3,270円)、特急料金3,120円(合計6,900円/学割6,390円)となっている。
- 鳥取駅発着の「はまかぜ2号」は後発の「スーパーはくと2号」に先着されている。また、「スーパーはくと13号」は、「はまかぜ5号」の約2時間後に大阪駅を発車するが、鳥取駅到着は5号のわずか9分後である。
- また、尼崎(大阪)駅 - 和田山駅間では、同じような時間帯にエル特急「北近畿」が運行されており、「はまかぜ」よりも10分程度速く走っているため、先発の「はまかぜ」より後発の「北近畿」または、福知山駅乗換で「きのさき」 - 「タンゴエクスプローラー」・「文殊」の方が先着する事例もある。
- (例)
- はまかぜ3号・大阪12:05発 → 和田山着14:24(所要時間・2時間19分)
- 北近畿7号・大阪12:11発 → 和田山着14:19(所要時間・2時間8分)
- 東海道新幹線と乗り継ぐ場合、新大阪で乗り換え(新大阪駅 - 大阪駅間は普通列車利用)た方が、姫路乗換えよりも運賃・料金とも安い。これは、姫路駅で乗り換えると新大阪 - 姫路間が新幹線利用となり、運賃計算の特例が適用されないためである。
[編集] ギャラリー
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播但線100周年のヘッドマークを付けた「はまかぜ2号」(大阪) |
[編集] 播但線優等列車沿革
- 1952年(昭和27年) 大阪駅 - 城崎駅(現在の城崎温泉駅)間を播但線経由で運転する臨時快速列車「たじま」が設定される。
- 1953年(昭和28年) 大阪駅 - 城崎駅間を播但線経由とする臨時快速列車「ゆあみ」の運転を開始する。
- 週末運転で下りは金曜日、上りは日曜日運転であった。
- 1955年(昭和30年) 「たじま」定期列車化。
- 1956年(昭和31年) 「たじま」上り始発駅を香住駅に変更。
- 1958年(昭和33年) 「たじま」浜坂駅まで運転区間を延長。また、臨時列車「ゆあみ」を準急列車化。
- 1960年(昭和35年) 「たじま」準急列車に昇格。同時に運転区間も大阪駅 - 鳥取駅間に変更。
- 1961年(昭和36年) 「たじま」名称を漢字書きの「但馬」に変更。
- 1962年(昭和37年) 「但馬」に姫路駅発着列車が設定される。
- 1965年(昭和40年) 「ゆあみ」の名称を「但馬」に変更。また、1往復増発され、「但馬」4往復での運転となる。
- 大阪駅発着は2往復のまま存置され、運転区間も従来の「たじま」・「ゆあみ」を踏襲する形で運転。
- 1966年(昭和41年) 準急列車制度の変更により「但馬」 急行列車に昇格。
- 1971年(昭和46年) キハ80系を使用し、臨時特別急行列車「ゆあみ」が秋季、「はくぎん」が冬季のそれぞれ週末に運転され、臨時ながら初めて播但線で特別急行列車運転。「はまかぜ」運航開始前の慣らし運転的意味あいも兼ねていたとされる。
- 1972年(昭和47年) 福知山線経由の特急「まつかぜ」の補完列車として、キハ80系を使用し、新大阪駅・大阪駅 - 鳥取駅・倉吉駅間を播但線経由となる特別急行列車「はまかぜ」の運転を開始。
- 「はまかぜ」は播但線内を無停車で運転され、急行「但馬」が播但線内の需要を担当していた。
- 1975年(昭和50年)倉吉行を米子駅行きに変更し、鳥取・米子 - 小郡(現在の新山口駅)間に新設された特急「おき」との共通運用を開始。
- 1976年(昭和51年)「おき」の使用車両がキハ181系に変更されたため、米子行きを倉吉行きに再変更。
- 1982年(昭和57年)「やくも」電車化に伴う余剰車両を割当てる形でキハ181系に車両変更。
- 1985年(昭和60年) 全列車鳥取駅発着となる。
- 1986年(昭和61年) 福知山線電化に伴い特急「まつかぜ」の運転が終了。これをカバーする目的で倉吉駅・米子駅発着列車を運転開始。また、「但馬」については大阪駅 - 豊岡駅間運行の列車と姫路駅 - 浜坂駅間の2往復に減少する。
- 1989年(平成元年) 「但馬」 大阪駅乗り入れを臨時列車に格下げ。定期列車は全列車姫路駅発着となる。
- 1993年(平成5年) 全列車大阪駅発着となる。
- 1994年(平成6年) 智頭急行智頭線開業。特急「スーパーはくと」・「はくと」運転開始により、運転区間を大阪駅 - 浜坂駅・鳥取駅間と短縮。3往復から2往復へ減便し、大阪駅 - 浜坂駅間、大阪駅 - 鳥取駅間各1往復とする。
- 1995年(平成7年) 阪神・淡路大震災の影響により1月17日より3月31日まで全便全区間運休。
- 1996年(平成8年) 姫路駅発着で同区間を運転していた急行「但馬」2往復のうち1往復を大阪駅まで延長すると同時に「はまかぜ」に格上げして城崎駅(多客期に限り香住駅)発着とし、残りの1往復は廃止とする。
- これにより「但馬」は定期列車としての運行を終了し、大阪駅乗り入れの臨時「但馬81・82号」も「はまかぜ81・82号」として特急に格上げ。
- 従前、播但線内無停車であった「はまかぜ」が播但線内の福崎駅・寺前駅に停車、特急料金も大阪駅 - 浜坂駅に関しては急行廃止の代替として割安なB特急料金が新たに導入されることとなった。「はまかぜ」の需要傾向は兵庫県内移動が主体となる。
- 1998年(平成10年) 播但線内の停車駅に生野駅を追加。
- 1999年(平成11年) 多客期に限り香住駅発着便が通年香住駅発着となり、この便に関しては多客期には浜坂駅まで延長することとなる。
- 2006年(平成18年) 山陰本線余部鉄橋架け替えに伴う記念事業「鉄橋サミット」開催に伴う輸送列車として姫路駅 - 浜坂駅間を運行する急行列車「あまるべ」が運行。
- 2009年(平成21年)6月1日 全車両禁煙となる。
- 2011年(平成23年)春 「はまかぜ」に新型車両導入[1]予定。
[編集] 脚注
- ^ い ろ は 特急「はまかぜ」への新型気動車の投入について - JR西日本プレスリリース 2009年3月26日
- ^ 新型「はまかぜ」導入へ整備 ホームなど改良 - 日本海新聞 2009年2月18日
[編集] 外部リンク
車両案内 特急はまかぜ キハ181系 - JRおでかけネット
| 北近畿ビッグXネットワークの特別急行列車 |
|---|
| 京都発着系統 : きのさき・たんば・まいづる・はしだて・タンゴディスカバリー 大阪発着系統 : 北近畿・はまかぜ・文殊・タンゴエクスプローラー |
最終更新 2009年11月3日 (火) 07:22 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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