ひかりレールスター
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| ひかりレールスター | |
|---|---|
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| 運行鉄道事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
| 列車種別 | 特急列車 |
| 運転区間 | 新大阪駅 - 博多駅 |
| 経由線区 | 山陽新幹線 |
| 使用車両 (所属区所) |
700系E編成 (JR西日本博多総合車両所) |
| 運転開始日 | 2000年3月11日 |
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この表について
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ひかりレールスターは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が山陽新幹線で運行する「ひかり」の一種の車両・列車愛称。
目次 |
[編集] 概要
2000年(平成12年)3月11日から運行を開始した[1]。
東海道新幹線に比べ、需要の小さな山陽新幹線を任されたJR西日本にとって、最も売り上げの見込まれる京阪神 - 北九州市・福岡市間の輸送では、両都市とも比較的空港へのアクセスが良く、1995年の阪神・淡路大震災後、しばらく山陽新幹線が不通状態にあったことも重なって航空会社がシェアを伸ばしていた。
このためJR西日本は、発足当初から独自で山陽新幹線へのてこ入れを図り、0系の編成を短縮し普通車座席の横2列+2列化など車内を改良した「ウエストひかり」を投入し、沿線主要都市間を結ぶ速達列車を増発した。しかし、車両性能の限界から速度向上が望めない0系を使い続けることには限界があり、最新の700系を投入して抜本的な改善が図られたのが「ひかりレールスター」である。
従来の「のぞみ」や「ひかり」とは別のラインナップであるが、新型の動力車を導入したものではない。マーケティングリサーチを行い、顧客の声を聞いて、そのニーズを反映させるために企画開発された。そしてその企画は顧客である利用者の支持するところとなった[2]。「顧客志向」へのJRの脱皮が実を結んだ例である。
[編集] 車両・設備
| 元・編・話・歴・PJR・PJRN | |||||||||||||||||||||||||
| 700系「ひかりレールスター」 編成使用時の編成図 |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ←博多 | 新大阪→ | ||||||||||||||||||||||||
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700系7000番台(E編成)を使用している。E編成は他の700系(JR東海所有のC編成およびJR西日本所有のB編成)と仕様が大きく異なる点が多数存在するため、山陽新幹線内限定運用として区別されている。車両自体は行先表示器などには東海道新幹線内の駅名表示も準備するなどして走行可能であるが、東海旅客鉄道(JR東海)側が16両貫通編成以外の入線を認めない方針から入線実績はない。
具体的な仕様の差異は以下の通り。
[編集] 塗装
従来までの山陽新幹線車両に採用されてきた青/白ではなく、グレー地に黒とオレンジの帯をサイドに配したカラーリングとなった。「ひかりレールスター」であることをさらに強調するためにロゴが、1,3,5号車のトイレ区画と7,8号車のデッキ区画、運転席脇に貼り付けられている。
[編集] 内装
8両編成で、全車両が普通車となっている。指定席車はグリーン車用座席並のシート横幅を確保しているため、グリーン車は連結されていない。2・6号車は喫煙席で、他の車両は全て禁煙である。2004年7月までは5号車も喫煙席であった。
1 - 3号車の自由席車は、700系B編成普通車座席とほぼ同等設計であり、他の新幹線車両と同一の横3列+2列の座席となっている。シートモケットは深緑色を採用している。
4 - 8号車の指定席車の座席は、0系「ウエストひかり」編成を踏襲した横2+2配列であり、座席幅のみならず、隣席間の肘掛やリクライニング角度も大きくゆったりしたグリーン車並のものであることが人気をよんだ。グリーン席との主な差異は座席の前後間隔(シートピッチ)が他の普通車と同じ1,040mm(グリーン車は1,160mm)であるのと、フットレスト、読書灯、FMラジオが装備されていない程度である。JR西日本ではこれを「サルーンシート」と呼称している。シートモケットは青色を採用している。
また、大人2名が小児を連れて隣同士の2席を確保した場合、肘掛に取り付けて小児を座らせる「チャイルドクッション」と呼ばれる簡易椅子の貸し出しも無料で行われている(8号車のみ)。
通常運用時は自由席は1 - 3号車であるが、「ひかり540号」は1 - 7号車が、「ひかり543号」は(平日のみ)1 - 5号車が自由席扱いとなる。
3・7号車デッキには清涼飲料水の自動販売機、「旅指南」と呼ばれるタッチパネル式時刻表検索機(プリントアウトも可能)が備えられていたが、「旅指南」については2008年3月14日をもってサービスを終了した[3]。
16両編成の車両で行われている、FMラジオでのミュージックサービスは本車両では行われていない。これは他の山陽新幹線専用車両である100系K・P編成、0系R・WR・Q編成も同様である。
[編集] 性能
台車は500系と同一品を装着し、これは後に登場した16両のB編成も踏襲している。東海車C編成用の台車と歯車比(C編成2.96に対しE編成2.79)が異なるため、制御装置の特性を変更して起動加速性能を合わせている。
700系の動力性能により、最高速度は同系運用の「のぞみ」と同一の285km/hで、かつ途中停車駅での後続列車の待避は一部を除き原則行われていない。新大阪駅 - 博多駅間の標準所要時間は2時間45分で「のぞみ」と比べて6 - 22分の差でしかない。そのため、山陽新幹線の指定席利用者は、座席の快適性や指定席特急料金が「のぞみ」よりも安いこともあって「レールスター」を指名する客が多い。これにより、「レールスター」の指定席は常に満席に近い状態であり、「のぞみ」よりも先に売り切れることもある。
なお、走行速度が285km/hに達すると、車内案内表示器に「Rail Star ただいまの速度は285km/hです。We are now travelling at 285km/h.」の表示がある(500系では300km/hで表示する。N700系では表示しない)。
[編集] 設備
- サイレンスカー
- 静かな車内作りを目的として、4号車に設定されている。始発駅発車前と終着駅到着直前、および災害や事故発生など異常時を除いて車内放送が流れないほか、車内販売の声かけが行われない。乗客にも車内静粛への協力をよびかける文が、テーブル裏などに記載されている。通常の指定席とは別枠で販売されており、この車両が自由席である場合や、最繁忙期には設定されない。
- オフィスシート
- 4 - 8号車の進行方向最前列の座席に設定されている(一部除く)。デッキとの間を仕切る壁に大型テーブルとコンセントを備えており、ノートパソコンなどを使用しやすくなっている。基本的に通常の指定席とは別枠で販売されている。
- なお、オフィスシートはその後製造された他の700系にもフィードバックされ、2001年(平成13年)度以降に製造された全ての700系編成(C編成はC25編成から、B編成は全編成)に採用されている。
- コンパートメント
- 8号車の新大阪寄りに、簡易仕切り壁を設けた4人用個室が4室ある。交流電源が1つあり、旅客機のように照明の明るさが調整できる。運賃・指定席特急料金で利用することが可能だが、3人以上の利用に限定されている。一部のものを除いて特別企画乗車券(トクトクきっぷ)の類は使えない。また、エクスプレス予約やe5489plusによるパソコンや携帯からの座席指定もできない。なお、「フルムーン夫婦グリーンパス」の場合は2人での使用が可能である。
[編集] 運用
山陽新幹線内で完結するすべての定期「ひかり」および、臨時扱いだが毎日運転する「ひかり」として運転されている。
停車駅での案内放送や車内放送は、「ひかり○○○号 レールスター」と案内される。ただし、新大阪駅は、JR東海が管理しているため「ひかり○○○号」のみで、「レールスター」とはアナウンスされないが、発車標には「レールスター」の表示がある。
市販の時刻表では「ひかりレールスター。8両編成(グリーン車マーク)なし」(交通新聞社版)、「〔ひかりレールスター〕で運転」(JTBパブリッシング版)という注釈が記載される。
毎時1 - 2本の運行である。毎時2本の時間帯は準速達タイプが1本+通常1本の運行で、新大阪駅毎時22分発/博多駅37分発が姫路停車タイプ、新大阪駅毎時59分発/博多駅04分発が準速達タイプとなっている。早朝深夜には一部例外も存在する。
また、「ひかりレールスター」は原則として「のぞみ」に抜かれず、「のぞみ」とほぼ同等のダイヤ構成となっている。例外として、広島駅 - 岡山駅間各駅停車である、朝の広島発の「ひかり540号」が途中の東広島駅と福山駅で後続の「のぞみ」を待避しているほか、「ひかり542号」が、姫路駅で臨時「のぞみ150号」を退避している。
新大阪駅では、大半の列車が南端にある20番線に発着する。20番線に発着しない一部列車は5 - 10分で「のぞみ」と対面乗換え可能なダイヤとなっている。
[編集] 博多南線・こだまでの運用
700系E編成を充当する「こだま」が新大阪駅 - 岡山駅間、広島駅 - 博多駅間、小倉駅 - 博多駅間に1日1往復ずつ運転されている。
また、朝夕に博多駅を発着する列車の一部(下り7本、上り4本)に、博多南線で運行される列車がある。上りの2本を除き、「ひかりレールスター」との直通運用となる(上りの1本は小倉行「こだま」と直通運用、1本は線内完結)。
700系E編成が「こだま」で運用される場合、指定席は8号車のみの設定であり、4 - 7号車の2+2列座席は自由席となる(「ひかりレールスター」の上り1本でも同様の座席設定あり)。小倉 - 博多間の運用および博多南線運用では8号車のコンパートメントも含め全席自由席となる。いずれの場合も「サイレンスカー」の設定はない。
E編成は8両編成であることから、最繁忙期には500系W編成などが、故障時などで500系V編成がそれぞれ代用運転されることがある。
[編集] 停車駅と所要時間
[編集] 現行
- 新大阪 - 博多間の所要時間は2時間40分 - 2時間50分。
- 速達タイプの廃止により、全ての列車が山口県内の徳山駅・新山口駅・新下関駅のいずれかに停車する。
- 福山駅に全列車が停車。
| 運転本数\駅 | 新大阪駅 | 新神戸駅 | 姫路駅 | 岡山駅 | 福山駅 | 広島駅 | 徳山駅 | 新山口駅 | 新下関駅 | 小倉駅 | 博多駅 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 下り1本/上り1本 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 新倉敷駅/新尾道駅/三原駅/東広島駅にも停車 | |||||
| 下り7本/上り5本 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ○ | ● | - | ● | ● | 下り2本のみ徳山停車 |
| 下り7本/上り6本 | ● | ● | - | ● | ● | ● | - | ● | - | ● | ● | |
| 下り6本/上り9本 | ● | ● | ○ | ● | ● | ● | ● | - | - | ● | ● | 上り2本のみ姫路通過 |
| 下り4本/上り4本 | ● | ● | ○ | ● | ● | ● | - | - | ● | ● | ● | 上り2本のみ姫路停車 |
| 停車本数 | 50 | 50 | 33 | 50 | 50 | 50 | 17 | 25 | 8 | 48 | 48 | 新倉敷・新尾道・三原・東広島は各2 |
- ● - 停車
- ○ - 一部列車のみ停車/通過
- - - 通過
[編集] 2000年3月11日
- ウエストひかりに代わって登場。
- レールスター用E編成増備の関係で、一部列車は4月22日から運行。
| 運転本数\駅 | 新大阪駅 | 新神戸駅 | 姫路駅 | 岡山駅 | 福山駅 | 広島駅 | 徳山駅 | 小郡駅 | 新下関駅 | 小倉駅 | 博多駅 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 下り1本/上り1本 | ● | ● | ○ | ● | ● | ● | 上り1本は姫路停車 | |||||
| 下り8本/上り7本 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ○ | ● | - | ● | ● | 下り1本/上り1本は徳山停車 4月21日までは下り5本/上り6本 |
| 下り6本/上り6本 | ● | ● | - | ● | ● | ● | ○ | ● | - | ● | ● | 下り1本/上り2本は徳山停車 4月21日までは下り6本/上り5本 |
| 下り3本/上り2本 | ● | ● | ● | ● | - | ● | ○ | ● | - | ● | ● | 上り1本は徳山停車 4月21日までは下り6本/上り5本 |
| 下り3本/上り2本 | ● | ● | - | ● | ● | ● | ● | - | - | ● | ● | 4月21日までは下り3本 |
| 下り1本 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | → | → | ● | ● | ● | 4月22日から運転 |
| 停車本数 | 38 | 38 | 17 | 38 | 33 | 38 | 11 | 33 | 1 | 36 | 36 |
- ● - 停車
- ○ - 一部列車のみ停車
- -/→ - 通過
[編集] 2003年3月13日
- 新大阪-博多間運転列車を10本(5往復)増発。停車パターンを細分化。
- 新下関駅停車の上り列車を設定(従前は下りのみ)。
| 運転本数\駅 | 新大阪駅 | 新神戸駅 | 姫路駅 | 岡山駅 | 福山駅 | 広島駅 | 徳山駅 | 小郡駅 | 新下関駅 | 小倉駅 | 博多駅 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 下り1本/上り1本 | ● | ● | ○ | ● | ● | ● | 上り1本は姫路停車 | |||||
| 下り7本/上り6本 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ○ | ● | - | ● | ● | 下り2本/上り3本は徳山停車 下り1本は臨時列車 |
| 下り12本/上り8本 | ● | ● | - | ● | ● | ● | ○ | ● | - | ● | ● | 下り2本/上り1本は徳山停車 下り1本/上り1本は臨時列車 |
| 下り2本/上り2本 | ● | ● | ○ | ● | - | ● | ○ | ● | - | ● | ● | 上り1本は姫路通過・徳山停車 |
| 下り2本/上り5本 | ● | ● | - | ● | ● | ● | ● | - | - | ● | ● | 下り1本/上り2本は臨時列車 |
| 下り1本/上り1本 | ● | ● | ○ | ● | ● | ● | - | - | ● | ● | ● | 下り1本は姫路停車 |
| 下り1本/上り1本 | ● | ● | ● | - | ● | ● | 土休日運転の臨時列車 | |||||
| 停車本数 | 48 | 48 | 18 | 48 | 44 | 50 | 18 | 38 | 2 | 48 | 48 |
- ● - 停車
- ○ - 一部列車のみ停車/通過
- - - 通過
[編集] 2003年10月1日
| 運転本数\駅 | 新大阪駅 | 新神戸駅 | 姫路駅 | 岡山駅 | 福山駅 | 広島駅 | 徳山駅 | 新山口駅 | 新下関駅 | 小倉駅 | 博多駅 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 下り1本/上り1本 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||||||
| 下り3本/上り3本 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - | ● | ● | |
| 下り4本/上り5本 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - | - | ● | ● | |
| 下り13本/上り12本 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - | ● | - | ● | ● | |
| 下り2本/上り2本 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - | - | ● | ● | ● | |
| 停車本数 | 48 | 48 | 48 | 48 | 48 | 48 | 15 | 33 | 4 | 46 | 46 |
- ● - 停車
- - - 通過
[編集] 2008年3月15日
- 往復増発(他に臨時列車1往復設定)し、停車駅を再度細分化。
- 山口県内全駅通過の最も速達タイプを新たに設定。
- 姫路駅・福山駅を通過するパターンを新たに設定(復活)。
- 広島駅発着便について、下りは岡山駅 - 広島駅間の各駅に停車。
| 運転本数\駅 | 新大阪駅 | 新神戸駅 | 姫路駅 | 岡山駅 | 福山駅 | 三原駅 | 広島駅 | 徳山駅 | 新山口駅 | 新下関駅 | 小倉駅 | 博多駅 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 下り1本/上り1本 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 下り1本は新倉敷駅/新尾道駅/東広島駅にも停車 | |||||
| 下り1本/上り1本 | ● | ● | - | ● | ● | - | ● | - | - | - | ● | ● | |
| 下り7本/上り9本 | ● | ● | ○ | ● | ● | - | ● | ● | ○ | - | ● | ● | 下り2本は姫路通過 下り2本/上り1本は新山口停車 |
| 下り9本/上り5本 | ● | ● | ● | ● | ○ | - | ● | - | ● | - | ● | ● | 下り1本は福山通過 |
| 下り4本/上り5本 | ● | ● | - | ● | ● | - | ● | - | ● | - | ● | ● | |
| 下り3本/上り4本 | ● | ● | ○ | ● | ● | - | ● | - | - | ● | ● | ● | 下り1本/上り2本は姫路通過 |
| 下り1本/上り1本 | ● | ● | - | ● | - | - | ● | - | ○ | - | ● | ● | 臨時列車、上り1本は新山口停車 |
| 停車本数 | 52 | 52 | 34 | 52 | 49 | 2 | 52 | 16 | 27 | 7 | 50 | 50 | 倉敷・新尾道・東広島は各1 |
- ● - 停車
- ○ - 一部列車のみ停車/通過
- - - 通過
[編集] 特別列車
以下の特別列車が設定されたことがある。
- RailStar 21世紀号
- ミレニアムイベントの一つとして、2000年12月31日から2001年1月1日の間に特別に運行された列車である。新幹線では通常運行の行われない午前0時を回って列車が運行された[4]。
- 広島駅 - 博多駅間に1往復が設定され、下り(ひかり389号)は広島駅発車と同時に、上り(ひかり388号)が新関門トンネルを通過する際に午前0時を回る(すなわち21世紀を迎える)ダイヤ設定がされた。停車駅は下りは無停車、上りが小倉・新山口であった。
- ホークス・タイガース応援列車
- 2003年の日本シリーズが阪神甲子園球場を本拠とする阪神タイガースと、福岡ドームを本拠とする福岡ダイエーホークス(当時)の間で行われることになったことから、日本シリーズを盛り上げようという大阪市と福岡市からの要望を受けて運転された。
- E1編成の1号車(博多寄り先頭)にタイガースの、8号車(新大阪寄り先頭)にホークスのロゴマークを貼り付けたもので、原則として通常の運用で使用された。
[編集] 沿革
- 2000年3月11日:1日14.5往復で運転開始。新大阪駅、新神戸駅、岡山駅、広島駅、小倉駅、博多駅に全列車停車。
- 2000年4月21日:「ウエストひかり」運転終了に伴い4.5往復増発、1日19往復(新大阪 - 博多間18往復、新大阪 - 広島間1往復)。
- 2001年4月21日:5.5往復増発、1日24.5往復(新大阪 - 博多20往復、新大阪 - 広島4.5往復。ただし、3往復6本は臨時列車)。「レールスター」全体の運転本数は38本→49本に増加。
- 2001年10月1日:新大阪駅 - 広島駅間の列車3往復を博多まで延長、新大阪 - 博多間は1日23往復へ。
- 2003年10月1日:姫路駅と福山駅にも全列車が停車するようになる。
- 2006年3月18日:速達タイプを2往復新設(朝夕1往復ずつ)。新大阪 - 広島間の1往復(早朝上りの440号・深夜下りの489号)が三原駅に新規停車。
- 2007年7月1日:速達タイプを1往復増発(新大阪6:00発の441号・博多20:28発の486号)。
- 2008年3月15日:新大阪 - 広島間の上り1本(早朝上りの440号、現在の540号)を広島 - 岡山間の各駅に停車。姫路駅以外の通常の停車駅に停車する準速達タイプの追加。
- 2009年3月14日:新大阪 - 広島間の下り1本(深夜下りの589号)も広島 - 岡山間の各駅に停車[5][6]。途中5駅のみに停まる速達タイプが廃止[7]。
[編集] 今後の動向
先述のように2006年3月ダイヤ改正で、「のぞみ」の最速列車停車駅と福山駅に停車する速達列車が登場(その後増発)し、その所要時間は停車駅の多い「のぞみ」よりも短い。また、
- 2003年10月ダイヤ改正で、東海道区間で毎時「のぞみ」7本、「ひかり」2本体制になったこと
- それによって「ひかり」が大幅減便となった救済策として「のぞみ」が従来「ひかり」「こだま」しか停車していなかった山陽区間の主要駅にも停車(姫路、福山、新山口など)になったこと
- 「のぞみ特急料金」の値下げ、および「のぞみ」に新たに設定された自由席及びその特急料金は「ひかり」・「こだま」と同一額に設定された上に、割引乗車券類の大半も「のぞみ」利用が可能になったこと
などもあって、「のぞみ」との差別化が登場当初と比べて曖昧になってきていた。
これを是正するため、2008年3月15日のダイヤ改正からは、速達列車は「のぞみ」に統合される形で再び朝晩の1往復のみの運転となり、逆に停車駅の多い「のぞみ」の停車パターンが、準速達「ひかり」に適用されている。これにより、新大阪駅 - 博多駅間を2時間45分で運転するという原則が崩れ、準速達列車は所要2時間41分、停車駅の多い列車は2時間50分となる列車が増えている。
ただ、神戸空港や北九州空港の開港もあり、航空路線への更なる対抗策として「ひかりレールスター」が山陽新幹線完結の看板列車として存在する意義は設定当初から変わっていない。
また、2011年3月に予定されている九州新幹線博多駅 - 新八代駅間開業後、現状でも鹿児島本線特急列車の利用者が多い、熊本駅以北の区間は毎時4本を設定すると九州旅客鉄道(JR九州)が発表している。
ただし、700系の性能では脊振山地を貫く博多駅 - 新鳥栖駅間(特に筑紫トンネルおよびその前後区間)および新八代駅以南の急勾配に対応出来ない為に九州新幹線への入線自体が不可能である事から、山陽新幹線・九州新幹線直通列車「さくら」にはN700系7000番台をJR西日本・JR九州の両社共同で開発することが合意された。この新型車両についてはモバイル用コンセントの大幅増設や指定席の2+2シートの踏襲など、N700系とひかりレールスターの双方の長所を組み合わせた車両として開発が進められており、新たに半室ながら、グリーン席の設置も予定されている[8]。2008年10月に量産先行車1編成(N700系7000番台・JR西日本所有)が落成し、山陽新幹線内で各種試験が行われている。
N700系7000番台の九州新幹線直通対応車投入に伴う700系7000番台の今後の動向については、九州新幹線開業後に「ひかりレールスター」の運用から外し、順次「こだま」に転用することを決定したという報道[9]がされているものの、JR西日本からの公式発表はない。
[編集] テレビCM
2000年3月11日の営業運転開始前に宣伝用のテレビCMが放映され、楽曲はカーペンターズの『トップ・オブ・ザ・ワールド』が使用されていた。
[編集] 脚注
- ^ 当時は「インテリジェント・サルーン」という呼び名があった。
- ^ 平均乗車率は、2001年3月期が87%、2002年3月期が81%、2003年3月期が80%である(JR西日本年次報告書)。
- ^ ひかりレールスター情報提供端末『旅指南』の情報提供サービスの終了について - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2008年2月8日
- ^ 後に東海道新幹線・上越新幹線では2002 FIFAワールドカップの観客輸送のために深夜帯にかかる列車を運行したことはある。また東海道新幹線では日本万国博覧会の観客輸送のために深夜帯にかかる列車を設定したことがある。
- ^ 平成21年春ダイヤ改正について(岡山支社)PDF - 西日本旅客鉄道プレスリリース
- ^ 平成21年春ダイヤ改正について(広島支社)PDF - 西日本旅客鉄道プレスリリース
- ^ JTB時刻表2009年2月号
- ^ 山陽・九州新幹線直通用車両のデザインなどについて - JR西日本プレスリリース
- ^ ひかりレールスター廃止へ 九州新幹線全線開業に合わせ - 産経新聞 2008年8月14日
[編集] 関連項目
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最終更新 2009年11月17日 (火) 14:36 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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