ひょっこりひょうたん島
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『ひょっこりひょうたん島』(ひょっこりひょうたんじま)とはNHK総合テレビで放送された人形劇である。
個性豊かなキャラクターたちがミュージカル形式で笑いと風刺、冒険の物語を繰り広げ本放送当時子供たちの多大な人気を得た。この番組で歌われた印象的な歌も含めて、NHK人形劇の代表的作品の一つとして数えられている。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] ストーリー
ひょうたん島に子供たちとサンデー先生が遠足に行ったところひょうたん火山の噴火活動の結果、島が流れ出してしまう。子供たちとサンデー先生はこの島で暮らし始めるが島には次々とへんてこな人が訪れ、またひょうたん島も奇妙奇天烈な所に流れ着いて事件が起きる。
[編集] 登場キャラクター
特記する人以外はオリジナル版・リメイク版共に出演。カッコ内は声の出演。
[編集] レギュラー
- テレビからこぼれ落ちてきた政治家。イギリカ国のドンドン市出身でひょうたん島の初代大統領となる。「みなさ~ん」と大声を上げては事あるごとに演説を行うため周囲からは煙たがられ、また名誉欲に駆られることも多いが責任感は強い。
- ガバチョの笑い方が「ハタハッハ」になったのは、声優・藤村が「ハッハッハ」のはずが「ハタハッハ」と誤記されているのをそのまま読んだからであるというのも有名な話。
- サンデー先生(楠トシエ)
- 情にもろいが、反面男勝りな所もある美人教師。やや教育熱心すぎるところも。薙刀は五段の腕前。
- 子供
- 博士(中山千夏)
- 通信簿は5段階評価でオール6、テストは1600回連続満点の記録を達成というあらゆる学問に通じた超天才少年。垂れ目の眼鏡をかけている。ただし些かペダンチックな側面があり、知識を滔々と得意げに捲くし立てて仲間から顰蹙を買うなどやや世情に疎い面もある。百科事典をすべて暗記している。なお、リメイク版第1回で最初に登場したキャラクターは彼である。
- ダンプ(伊藤牧子)
- がっしりした体格の行動的な少年。ダンプカーの運転が得意。
- テケ(増山江威子)
- 無類の食いしん坊で「俺、腹減った」を連発するが、料理の名人でもある。頭部がキノコのような形状。
- チャッピ(江美京子)
- 三角おむすび型の顔の少女。おてんばで行動的。劇中に「くたばれ男の子」という歌でその心情を吐露した。
- プリン(堀絢子)
- おとなしい美少女タイプ。オリジナル版では、マジョリタンのワニ王子と結婚してレギュラーを降板した。リメイク版では島を去る描写はなく、その後に位置するシリーズにも登場している。
- マリー(松島トモ子)
- 本名はマリー・キャッチャーネット・ランニングホーマー。C・S・ランニングホーマーの娘。レギュラーに入ったのは、オリジナル版は「アンコロピン王国シリーズ」。リメイク版は未登場。
- キッド坊や(藤田淑子)
- 本名はリトル・キッド。キャプテン・キッドの宝の中から出てきた男の子。口癖は「ケケッ!」。レギュラーに入ったのは、オリジナル版は「魔女リカシリーズ」とリメイク版は「アラビアンナイトの巻」。
- トラヒゲ(熊倉一雄)
- ひょうたん島にイカダで流れ着いた片目の海賊。膨大な物品(盗品)を所持しており、それを元手にトラヒゲデパートを経営している。がめつい性格だがいざとなると人の良さや情のもろさが出て、なかなか金儲けはできない。海賊友の会の会員だったが、会費を20年分滞納していたため除名された。ガバチョからは「とらドン」と呼ばれている。
- マシンガン・ダンディ(小林恭治)
- シカゴギャング出身。マシンガンから大砲、果ては水鉄砲まであらゆる飛び道具を使いこなしさらに剣術も得意。口笛も上手い。飛行機で護送される最中に脱出して傘でひょうたん島に降り立ち、そのまま住民に。容貌・行動共にニヒルでクールだが情に厚い面もあり、ひょうたん島の保安官になる。常にサングラスをかけている。島の中央部の丘の上で、ハンモックで昼寝をするのが楽しみ。
- ライオン(滝口順平)
- ライオン王国の王様だったがその生活に退屈し、ひょうたん島の住民になった。サーカス入団希望。気が弱い。博士と気が合い、行動を共にすることもあった。
- 医師。トラヒゲが持ってきた大金庫に閉じ込められていた。医者としての腕は確かなのだが、「戦争してくれれば患者が増える」など不謹慎な発言も目立つ。次第に出番が少なくなり、中盤で何の説明もなく姿を消してしまう(本当はスタッフ達により「面白くないから消そう」ということで、説明なしにいきなり消された)。リメイク版では「アラビアンナイトの巻」の冒頭で博士に「島を去った」と説明されたが、詳細は語られなかった。
[編集] オリジナル版
[編集] ライオン王国シリーズ
ライオンを国王にした一見南洋の原住民だが実は非常に物質文明の発達したタムレ族の住む国にひょうたん島が流れ着き、住人たちとタムレ族に対立・抗争が起こる。
- しゅう長(玉川良一)
- タムレ族のリーダー。威張っているが、実はさびしがりや。民主化されたタムレの第1回大統領選に敗れブルドキアシリーズまで島とともに同行するが、望郷の念にかられ帰国。一時、トラヒゲと義兄弟になった。
- コンチキ(4代目三遊亭小圓馬)
- ライオン王国、国立気象観測所・探知機主任からタムレ共和国初代大統領になった。
- コック長(坂本新兵)
- その他 三十人会
[編集] ブルドキアシリーズ
大昔から自分たちを鎖に繋いで奴隷にしてきた人間たちに復讐するという、文化の進んだ犬たちの住む国・ブルドキア。ひょうたん島の人々は命の危険にさらされる。「ひょうたん島」シリーズで唯一殺人(殺犬)が起こるためか、リメイク版では省かれた。
- ブル元帥(田中明夫 / 武田国久 / 宮本昭太)
- 血筋もよく学歴もある、ブルドキアの最高司令官。しかし、どこか抜けていて失敗の連続。
- ピッツ長官(山崎唯)
- 平然とガバチョを人喰いライオンに食べさせようとしたりする、血も涙もない犬。ダンディとのゴーストタウンの決闘に敗れ、倒された独裁者。
- 長屋に住み男手ひとつで7人の子供を育てながら、ピッツにこきつかわれる刑事。
- チワワ教授(三田松五郎)
- 「人間はおとぎ話に出てくるだけの動物か、それとも実際にいるか」をテーマに研究している。ひょうたん島民を実験材料にする。
- プードル(小海智子)
- テレビで「ハロー・プードル」というレギュラーをもつリッチなスター。歌も上手く、店も経営している。ひょうたん島民をもらいうけ、サーカスを作る。
- ノラ(和久井節緒)
- 「ブルドキア新聞」の腕利きの記者。ひょうたん島民は人間であるという特ダネをつかむが公表すると殺されてしまう島民に同情し、島民に協力しようとしてピッツに撃たれる。
- コッカ・スパニオル(久里千春)
- チワワ教授の秘書。ノラの恋人。
- サポ(八奈見乗児)
- のんびりした図書館員。
- ポチ(油谷佐和子)
- ブルドキアの生き残りの人間。ひょうたん島民とともに、犬と戦おうとする。
- 老人(三国一郎)
- ブルドキアの生き残りの人間。あくまで人間であることを隠し通そうとする。
- ノミ(石井住子)
[編集] 海賊シリーズ
キャプテン・キッドの宝を探しに4人の名うての海賊たちがひょうたん島に上陸する。宝の隠し場所を示す暗号の歌をもとに、博士を中心とするひょうたん島住人たちと海賊が宝の発見を巡って丁々発止の戦い。キッドの宝は、実はキッドの一人息子・リトルキッドだった。海賊たちはひょうたん島の住人になる。
- 郵便屋(斎藤隆)
- 4人の海賊がひょうたん島に上陸する事を知らせる手紙をひょうたん島に持ってきた郵便配達人。ひょうたん島を10年間探し続け、やっと見つけ手紙を100円札と引き換えに(手紙には切手が貼られていなかったから)ガバチョに渡した。
- 元貴族の海賊。海賊友の会の理事。上品な言葉づかいだが怒ると怖く、右腕の義手(リメイク版では左腕に)にはマシンガンが仕組まれている。
- トーヘンボク(柳沢真一(坂本新兵))
- 元馬賊の海賊。海賊友の会の補欠理事。武器は青竜刀。「ラーメンの一つ覚え」で三度の食事はみんなラーメン。
- ヤッホー(谷幹一(雨森雅司))
- 元山賊の海賊。海賊友の会の補欠理事。元山賊のため、海には弱く船酔いをする。
- ドタバータ(千葉信男)
- 元人足の海賊。海賊友の会の補欠理事。力は強いが頭は弱く、自分が何を言っているかわからなくなる時もある。
[編集] 魔女リカシリーズ
ひょうたん島にやってきた魔女リカが、フランスの怪盗クッペパンと共に騒動を巻き起こす。
[編集] マジョリタンシリーズ
魔女リカの出身地でもあったグレート・マジョリタンで、3人の恐るべき魔女がひょうたん島住人たちを待ち受ける。国王と王子はそれぞれワニと怪物に姿を変えられていたがひょうたん島住人の活躍で魔女たちは滅亡、国王たちは元に戻る。プリンは王子と結婚して当地に残り、レギュラーから外れる。
[編集] 南ドコニカシリーズ
[編集] ランニングホーマー一族シリーズ
世界一の富豪C・S・ランニングホーマーとその娘のマリー、親戚で名門イギリス貴族のドビン・ポット夫人がひょうたん島に来てドビン・ポット夫人と海賊ガラクータは先祖の遺恨を巡って一触即発の危機。以後、マリーがレギュラーに加わる。
[編集] アンコロピン王国シリーズ
[編集] サーカス団シリーズ
- 団長(加藤武)
[編集] クレタモラッタ島シリーズ
[編集] グッバイジョウシリーズ
[編集] アルカジル王国シリーズ
[編集] ウクレレマン・ダンシリーズ
- ウクレレマン・ダン(牧伸二)
- ドクトル・デ・ペソ(大森達夫 / 島宇志夫)
- ネンネ(3代目江戸家猫八)
- アノネ(常田富士男)
- アンナポンチ・ドコンジョ(鈴木光枝)
- イカレポンチA(江幡高志)
- イカレポンチB(小林清志)
[編集] カンカン王国シリーズ
[編集] ポストリアシリーズ
[編集] ガン・マンシリーズ
[編集] ドクター・ストップ
[編集] キャプテン・キッドの休日
[編集] リメイク版
[編集] 海賊の巻
※海賊4人は「アラビアンナイトの巻」は出演せず。()内は「魔女リカの巻」での代役。
[編集] アラビアンナイトの巻
- 隊長オッサン(内海賢二)
- 従卒タクサン(高松しげお。オリジナル当時の芸名は、晴乃タック)
- 従卒ケッサン(槐柳二)
- たぬきばやしはらつづみえもん(永井一郎)
- シェラザード姫(高見知佳)
- アル・カジル王(北村和夫)
[編集] グレート・マジョリタンの巻
- アホウのホウ助33世(安原義人)
- ホウ左ェ門(安西正弘)
- ワニ(王子)(八代駿)
- 怪物(国王)(梶哲也)
- バックミラー(神谷明)
- アルセーヌ・クッペパン(野沢那智)
- 魔女パトラ(今井和子)
- 魔女ペラ(戸川京子)
- 魔女ルナ(久里千春)
[編集] ドクター・ストップの巻
[編集] 魔女リカの巻
- 魔女リカ(松岡圭子)
- アホウのホウ助33世(江原正士)
[編集] オリジナル版の放送データ
[編集] スタッフ
[編集] 放送期間・時間
[編集] レギュラー放送
- オープニング~ライオン王国シリーズ(第1~50回)
- ブルドキアシリーズ(第51~130回)
- 海賊シリーズ(第131~178回)
- 魔女リカシリーズ(第179~251回)
- マジョリタンシリーズ(第252~339回)
- 南ドコニカシリーズ(第340~427回)
- ランニングホーマー一族シリーズ(第428~516回)
- アンコロピン王国シリーズ(第517~586回)
- サーカス団シリーズ(第587~625回)
- クレタモラッタ島シリーズ(第626~688回)
- グッバイジョウシリーズ(第689~751回)
- アル・カジル王国(アラビアンナイト)シリーズ(第752~823回)
- ウクレレマン・ダンシリーズ(第824~932回)
- カンカン王国シリーズ(第933~1014回)
- ポストリアシリーズ(第1015~1139回)
- ガンマンシリーズ~エンディング(第1140~1224回)
[編集] 特番
- ドクター・ストップの巻(1967年5月5日 45分)
- ドンガバチョ回顧録 第1章~第5章(1967年7月17日~21日)
- ドンガバチョ回顧録(1968年4月29日~5月3日)
- グッバイジョウシリーズ 再放送(1968年7月29日~8月30日)
- キャプテン・キッドの休日(1968年12月30日 30分)
なお、高校野球延長・東京オリンピック中継・国会中継・ユニバシアード中継・臨時ニュース(日韓交渉・吉田茂国葬・日米首脳会談)などで合計35回「放送休止」あり。
[編集] 現存している回
ビデオテープ(2インチVTR)は非常に高価で大型であり収録された映像は放送終了後に消去されて他の番組に使い回されていたため現存しているのは以下の回だけであり当時は全回カラー放送ではあったが、カラーで残っているのは第829回と第881回のみである。2003年1月28日に発売されたDVD『NHK人形劇クロニクルシリーズVol.2 劇団ひとみ座の世界〜ひょっこりひょうたん島〜』に第710回を除く7回分が、同年3月21日に発売された『NHK人形劇クロニクルシリーズVol.5 新諸国物語 笛吹童子 ひとみ座の世界2』に第710回が収録された。
- 1966年6月13日 第547回 火事 その1
- 1966年6月14日 第548回 火事 その2
- 1966年10月28日 第644回 地球最後の日 その5
- 1966年11月4日 第649回 地球最後の日 その10
- 1966年11月7日 第650回 夜をまとうよ(この回だけガバチョが「夜をまとうよ」を歌った)
- 1967年2月2日 第710回 ひょうたん大捕物
- 1967年7月31日 第829回 ドクトル・デ・ペソ その1
- 1967年10月16日 第881回 母子再会 その1
[編集] 劇場版
- 「オールカラーで!東映まんがまつり」ひょっこりひょうたん島(1967年7月21日公開、アニメーション作品、同時上映:魔法使いサリー・キャプテンウルトラ・黄金バット)
「ブルドギアシリーズ」をアニメ化、主題歌及びキャストはオリジナルを踏襲している。しかし、オリジナル版とは次の様な相違点が有る。
- マリー・キッド・ライオンが最初からいる。逆にムマモメム・しゅう長・4海賊がいない。
- ブルドギアで登場するのは、ブル・ピッツ・ダックス・ノラ・兵士のみ。人間はいない。
- ひょうたん岬が壊れた方は火山側(オリジナル版は逆)。
- ダックスは直立している。更に6匹の息子はいない。
- トラヒゲが「トラヒゲデパート」を出している(オリジナル版は是より後の「南ドコニカシリーズ」より開業)。
単発の作品のため、冒頭にダイジェストでテレビ版の内容(ひょうたん島漂流、テレビからのガバチョ登場など)が語られた。当時の東映長編アニメーションでは設定画と併用して動作確認のために立体キャラクター(以下人形)の製作・使用が基本とされていたが、本作では放送で使用した人形が用いられた。現存するとみられるひょうたん島関連映像で唯一ソフト化されていない。
テレビ版が作品の性質上、再放送が望めない作品であるためこのアニメ版のテレビ放映(1970年代中頃にフジテレビでオンエアされた事がある)が初見という世代もあった。
[編集] 製作秘話
- 原作者の一人である井上ひさしは2000年9月の山形県川西町・遅筆堂文庫生活者大学校「ひょっこりひょうたん島」講座で制作当時から秘密にしていたこととして、以下の2点を明かした。
- 井上は『ひょっこりひょうたん島』の着想を、北杜夫の童話『船乗りクプクプの冒険』から得たことを角川文庫版『船乗りクプクプの冒険』の解説で述べている。
- ガバチョがトラヒゲを「トラどん」と呼んでいたのは藤村がアドリブで言ったところ、スタッフに受けたため定着した。また、ガバチョのつぶやき声「ブフ・ブハ」も誤植に由来するとのことである[1]。他にも声優のアドリブが徐々に台詞に反映されていった。
- 郵便局員がネコババするというストーリーがNHKの監督官庁である郵政省の逆鱗に触れ、突然放送が打ち切られたといわれている。最終回は、エンディングの第2テーマである主題歌が短調で歌われる物悲しいエンディングであった。仮にそれ以降も続いていたら「『チロリン村とくるみの木』に次ぐ長期放送になったのではないか?」と言われているが視聴率が10%にも満たなかった。
[編集] リメイク版の放送データ
[編集] スタッフ
- 原作:井上ひさし、山元護久
- アニメーション:久里洋二
- 人形劇:ひとみ座
- 人形デザイン:片岡昌(以上オリジナル版と共通)
- ディレクター:雪正一(オリジナル版では演出を担当)
- 共同制作:NHKエンタープライズ
- 資料提供:伊藤悟
[編集] レギュラー放送
- 海賊の巻(1991年4月26日~5月12日(5月10日は放送無し、12日に2回分放送)、全17回、衛星第2、19:30~20:00)
- アラビアンナイトの巻(1991年12月24日~1992年1月15日(12月30日~1月1日と10日は放送無し)、全19回、衛星第2、19:30~20:00)
- グレートマジョリタンの巻(1992年12月21日~1993年1月10日(1月1日は放送無し)、全20回、衛星第2、18:00~18:50)
- 本シリーズは「衛星アニメ劇場」枠での放送のため本編と人形紹介、トラヒゲの名曲アルバム、子供たちの描いた絵の紹介が行われた。また、第1回と第20回に伊藤がゲスト出演した。
- ドクター・ストップの巻(1993年10月3日、全1回、ハイビジョン試験放送、17:00~18:00)
- 魔女リカの巻(1996年4月29日~5月2日、全4回、ハイビジョン実用化試験放送、11:00~11:40)
| タイトル | 放送日 | 局 | 放送時間 |
|---|---|---|---|
| 海賊の巻 | 1991年11月25日~12月17日 | 総合 | 月~金17:05-17:35 |
| アラビアンナイトの巻 | 1993年4月6日~8月10日 | 教育 | 毎週火18:30-19:00 |
| グレートマジョリタンの巻 | 1993年8月17日~12月28日 |
[編集] 特番(人間レコードの巻)
2003年2月1日 17:00-18:00(総合/BShi)「あなたとともに50年 今日はテレビの誕生日 人形劇・大集合」内で放送、オリジナル版放送終了以来34年ぶりの新作。ストーリーは未完で、今後の製作予定は不明。仮に制作される場合小林恭治は2007年に亡くなっているためダンディの声優が変わる可能性がある。
[編集] アンコール放送
2003年4月13日から1年間、テレビ放送50周年記念の一環として毎週日曜日19:25~19:55に教育テレビで「アンコール放送」という形で再放送。ただし、「ドクター・ストップの巻」「魔女リカの巻」は放送されていない。また最終日は通常枠の後、20:00~23:00に特別枠が設けられ通常枠で放送しきれなかった6回分を一挙に放送した。2008年4月4日よりチャンネル銀河で海賊の巻から再放映開始。
[編集] 製作秘話
元々オリジナル版で使用された人形は損傷が激しく番組終了後破棄されたがNHKの倉庫で破損した場合に備えて製作されていた予備の人形が発見され、リメイクの企画が持ち上がった。オリジナル版の映像やシナリオは大部分が失われていた(台本は4分の1が散逸、映像はわずか8話がキネレコで現存)がオリジナル版当時の視聴者である伊藤が書きとめたセリフ、セットなどのデータを基に復活することができた。ちなみに伊藤が記録していた「ライオン王国シリーズ」の3週目からガンマンシリーズ~エンディング(最終回)はNHKにも映像の保存がないものばかりであった。
リメイク版では人形が改良(オリジナル版の頃発注していた製造元が倒産していたり、また素材面などに於いて技術の向上による)されたほか、内容が大幅に編集・縮小され1回の放送時間も30分になった。
リメイク版のグレートマジョリタンに出てくるクッペパン(ルパンの孫の孫という設定)の声に、『ルパン三世』の声で知られる山田康雄にオファーしたが断られたという。
リメイク版の声優で一番難航したのはガバチョ役で、笑福亭鶴瓶にオファーもあったという(演出の雪の1993年頃の証言による)。
魔女リカシリーズは15分×72回のオリジナルを40分×4本という大幅に短縮された形にしなければならなかったため、演出の雪はシナリオの手直しに苦慮したという。
リメイク版ディレクターの雪はリメイクの度に削られる制作費に泣く羽目になり、冗談交じりにひとみ座に「VTRそっちに頼めない?」とまでいった事がある。
作曲の宇野が過去をひきずるのはよくないだろうとオリジナル終了後に楽譜を全部捨ててしまったため、リメイクのサントラはほぼ新たに書き起こされたもの。
リメイクで用いられたオープニングなどはアニメーターの久里が保存していたフィルムを利用している。またオープニングの別バージョンはDVD「ドクターストップ/人間レコードの巻」に収録された。
[編集] CD
- 『ひょっこりひょうたん島 復刻版I』 NCD-102
- 『ひょっこりひょうたん島 復刻版II 海賊キッドの宝の巻』 BCCM-0016
- 『ひょっこりひょうたん島 ヒット・ソング・コレクション(オリジナル版)』 MHCL246~7
- 2003年4月24日発売。オリジナル版の音源をCD化。2枚組で全60曲。
前川陽子とヤング・フレッシュが歌っていた主題歌『ひょっこりひょうたん島』(作詞:井上ひさし、山元護久/作・編曲:宇野誠一郎)は、多くの歌手にカバーされている(ザ・フォーク・クルセダーズ、モーニング娘。(モーニング娘。のひょっこりひょうたん島)、GO!GO!7188など)。『ひょっこりひょうたん島』は1964年9月24日に発売された『ひょっこりひょうたん島 わんわん騒動』にて初めて収録された。
[編集] 関連書籍
- 伊藤悟『ひょうたん島大漂流記 1964 - 1991』 1991年8月発売 ISBN 4870310988 - 復活までの経緯が書かれている。
- 伊藤悟『ひょっこりひょうたん島熱中ノート』 2000年9月発売 ISBN 4896107993
- 伊藤悟『ひょうたん島から明日が見える』 2003年8月25日発売 ISBN 4835560221
- 筑摩書房からちくま文庫「ひょっこりひょうたん島」全13巻が刊行されている。オリジナル版の台本を書籍化したもので、全50巻の予定がマジョリタンシリーズまでの13巻で中断している。
[編集] 他の作品への派生
- 同じNHK人形劇『プリンプリン物語』でもオサラムームー島へ向かうプリンプリン一行がひょうたん島と出会っており、主題歌も流れた。その時島に住んでいたのはガバチョ1人だけで、彼の言う所では「他の分野で有名になられた方もいれば、お亡くなりになられた方もいる」との事。これは生前の藤村がガバチョの声をあてた最後のケースとなった。ガバチョが最終回で言った「またお会いしましょう」の言葉はこの事を指していたとも解釈でき、オリジナル版「ひょっこりひょうたん島」最終回後のその後の描いたともいえる。なおこの頃のエピソードはビデオテープがNHKに残されていないため視聴は極めて困難だが同作品をテープ残留分のみ再放送する際、NHKで特別番組が作られ劇でなく人形のみだがプリンプリンとガバチョが再会している。
- ガバチョはNHK開局50周年マスコットキャラクターとなり、2003 - 2004年の『NHKプレマップ』などで番組紹介を務めた。声の出演は2003年7月まで名古屋、それ以降は栗田貫一が担当した。
- アニメ映画『おもひでぽろぽろ』の作品内のテレビの中にひょっこりひょうたん島が登場している(開始85分目のあたり)。ガバチョ、トラヒゲ、サンデー、ダンディー、博士が書き下ろしのアニメーションで描かれており使用されている場面の台詞はオリジナル版、第881回「母子再会 その1」のものであるがガバチョの格好が実際の映像とは違う。エンディングの映像とオープニングの映像も書き下ろしのものとなっている。挿入歌は使用されている順に「コケッコソング」、「エンディングテーマ」、「プアボーイ」、「テーマソング」となっており音源はオリジナル版のものを使用している。
- 本作のオープニングテーマがアニメ『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』の第6話「Bright Side of Life(前編)」のオープニングテーマで、第7話「Bright Side of Life(後編)」では劇中歌とエンディングテーマとして特別に使われている。
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年11月2日 (月) 16:15 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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