みどりのマキバオー
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『みどりのマキバオー』は、つの丸による日本の競馬漫画作品。および、それを基に製作されたテレビアニメ。
目次 |
[編集] 概要
『週刊少年ジャンプ』(集英社)1994年50号から1997年18号にかけて第一部(有馬記念まで)が、同年24号から1998年9号にかけて第二部(海外遠征編)が連載された。なお、物語の終盤に連載が打ち切られたため、完結編が『赤マルジャンプ』1998年SPRINGに掲載された。ジャンプコミックス全16巻、文庫版全10巻。
第42回(平成8年度)小学館漫画賞児童部門受賞。
『週刊プレイボーイ』(集英社)2006年40号(10月16日発売号)には、マキバオーとベアナックルがディープインパクトを観戦する漫画「んあっ!!マキバオーの「凱旋門賞」観戦記なのねっ!」が掲載された。過去には、1996年のブリーダーズカップ・クラシック(シガー、タイキブリザードなどが出走)も「観戦」している。
『週刊プレイボーイ』2007年15号(3月26日発売号)から続編「たいようのマキバオー」が連載開始。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] あらすじ
主人公であるミドリマキバオーが、北海道勇払郡鵡川町のみどり牧場に生まれるところから始まる。母のミドリコが堀江牧場(通称・ひげ牧場)に売られてしまったため、マキバオーは母親に会うべく、生まれどころのみどり牧場から脱出。森の中で親分肌のねずみ、チュウ兵衛と出会うことによって、さまざまな困難を乗り切り、母親と会う。その後、カスケードらライバルとの競走によって、ミドリマキバオーは成長していくのである。
ちなみにみどりのマキバオーの世界では人間と動物が普通に話し合える世界となっている(ただし物語序盤ではそのような設定はなかった)。
[編集] 登場動物・人物
[編集] 競走馬
- ここで性別表記がない馬はすべて牡馬(男馬)である。馬齢は連載当時の表記(当歳を1歳とする)のもの。
- 実在馬をモデルにしたと思われる馬については括弧内に記述。
- 文中の「ワールドカップ」(WC)は実在するドバイミーティング内のレースドバイワールドカップではなく、作中で「競馬のワールドカップ」として制定された架空のレースシリーズである。
- ミドリマキバオー / うんこたれ蔵(うんこたれぞう)
- 声優 - 犬山犬子
- 主人公。1993年4月4日生まれ。父タマーキン(モデルはトニービン)、母ミドリコ、母父マルゼニスキー(マルゼンスキー)。白毛。美浦トレーニングセンター(以下美浦と略す)・飯富昌虎厩舎所属。見た目は豚の胴体にカバの頭を付けたような感じであるために、当初は馬と見られずにロバ、豚、犬などに間違えられてしまう。作中の初期では生産者の飯富源次郎にロバとの掛け合わせではないかと疑われていた。本名のうんこたれ蔵(通称:たれ蔵)は所構わず糞をたれる癖に由来し、チュウ兵衛から付けられたが、出会った直後の頃は「キンタマくさ男」であった。好物はりんご。生まれた年(当歳)には500kg超あるミドリコを引っ張ったり、断崖絶壁を攀じ登っていたりと、馬力の強さは既に備わっていた。新馬デビュー後は度々ひげ牧場の馬に邪魔をされるも、それらを克服しながら成長していく。その後はモンゴルでマスタング走法や山本菅助が編み出したきつつき走法(戦法)などを覚える。4歳クラシックではカスケードやアマゴワクチン等と激闘を繰り広げた。カスケードとの同着となった日本ダービーの勝利後、チュウ兵衛の死にショックを受けてスランプに陥るが、妹マキバコとの出会い等を経てなんとか立ち直る。菊花賞は4着に終わるが有馬記念ではカスケードについに勝利しライバルとの戦いに決着をつける。その後は海外に挑戦してエルサレム等の海外の強豪と戦うが結局勝つことは出来ず、海外戦3戦目のエルサレムとの戦いで(WC予選第5R)両前足を折る重傷を負い夢に散った。一時は安楽死も検討されたが源次郎の説得により帰国後も治療が続けられ足にボルトを埋めて2年後に復帰する。地方競馬での復帰戦は不振続きであったが(ダート戦を苦手としていた事も原因ではあるが)ジャパンチャンピオンシップ(競走体系の見直しで有馬記念の代わりとなった架空レース)で上位に食い込み奇跡の復活を果たした。体重は約100kg(しかし人間に軽々と持ち上げられる描写もある)で心臓の割合は他の馬と比べて非常に大きい。だがそれ故に常に心房細動の危険性を伴っている。また、蹄が他の馬に比べて大きいため重馬場のレースでは足を滑らせてしまうという弱点も持つ。性格はマジメだがお調子者であり、海外遠征時にはその性格のせいでライバル馬に騙されて大きな出遅れを喫したこともある。口癖は「んあ〜」「〜なのね」。引退後は種牡馬入りしなかった事が続編の『たいようのマキバオー』で明らかになっている。
- アニメ版では有馬記念に勝利後、「伝説の野生馬」トリニダードと戦うために、マキバコと共にアメリカ大陸へ海外遠征し、勝利する。
- 声優を務めた犬山犬子(現・犬山イヌコ)はこれがデビュー作である。
- 作品中の異名:「白い珍獣」「白い奇跡」
- 戦績(原作版・JCS終了時)
- 18戦7勝(7-3-1-7)(うち障害1戦1勝、地方3戦0勝、海外3戦0勝)
- 戦績(アニメ版・世界最強馬GP終了時)
- 12戦8勝(8-2-1-1)(うち障害1戦1勝、海外1戦1勝)
- 主な勝ち鞍:函館3歳ステークス、京成杯3歳ステークス、スプリングステークス、日本ダービー、有馬記念(アニメ版では世界最強馬グランプリ<劇中のみ存在の架空レース>でも優勝)
- カスケード
- 声優 - 玄田哲章
- 父:サンデーサイデンス(サンデーサイレンス)、母ヒロポン、母父ダンキチ(ダンツィヒ)。青鹿毛。美浦・榊原厩舎所属。本多リッチファーム産。マキバオーの最大のライバル。出産時は難産でカスケードを生み終えた直後に母馬は死亡した。以降、カスケードは感情を捨て、ひたすら最強を目指す。デビュー前に本多リッチファームにてマキバオーと競走するが、レベルの違いを見せつけ完勝。さらに函館競馬場で二冠馬ピーターIIとのマッチレースでは敗れはしたものの、ピーターIIを引退に追い込むほどの激走を演じた。朝日杯3歳ステークスでは一時脱落しかけるが自らの力を覚醒させ、激しく競り合うマキバオーとアマゴワクチンを最後の一瞬で突き放してレコードで勝利。最初はただ無感情だったカスケードも、この頃から性格を見せ、敗れたマキバオーの力を認め「次は期待して待っててやる」と発破をかけたりしている。皐月賞は辛くもマキバオーに勝利するが、チュウ兵衛の落馬が無ければ敗れていた事を悟っていた。その後はNHKマイルカップに出走。激しく競りかけるニトロニクスに苦戦するが更なる力を覚醒させて勝利する。日本ダービーでは大外一気の作戦を拒否してマキバオーと勝負し、死闘の果てに同着となる。その後は無敗で凱旋門賞に挑戦するも、ダービー後から兆候が見られたマリー病に蝕まれ敗北する。有馬記念では一度は先頭に躍り出るも最後は失速して着外に終わる。レース後に引退し、種牡馬となる。続編の『たいようのマキバオー』では、種牡馬として登場し、マキバオーの甥のヒノデマキバオーと対面する。コンピュータウイルスの「カスケード」から名をとっている。
- アニメ版では「マリー病」という名称ではなく「全身に痺れを伴う激痛が走る病気」となっていて、1年安静にしていれば治る可能性があると診断される。そのせいか引退はせず、5歳時の有馬記念に出走する。
- 作品中の異名:「黒い殺し屋」「漆黒の帝王」
- 戦績:9戦7勝(7-0-0-2)(うち海外2戦1勝)<4歳時の有馬記念終了時(アニメ版ではNHKマイルC出走は無い)>
- 主な勝ち鞍:朝日杯3歳ステークス、皐月賞、NHKマイルカップ(アニメ版では出走せず)、日本ダービー、ニエル賞
- 受賞:1995年JRA賞最優秀3歳牡馬、1996年JRA賞年度代表馬・最優秀4歳牡馬(1995年と1996年のみ判明)
- 関係者等の名前は戦国武将徳川氏をモチーフにしている。
- アマゴワクチン
- 声優 - 松本保典
- 父ホラフキー(ホリスキー)、母メリークリスマス、母父カツラダヨー(カブラヤオー)。栗毛。栗東トレーニングセンター(以下栗東と略す)・立原厩舎所属。マキバオー、カスケードと何度もぶつかっている三強の一頭。カスケードと競走した後に函館記念で故障した兄・ピーターIIの復讐を誓う。朝日杯でピーターIIの夢とともに受け継いだ白いシャドーロールを着けてマキバオー、カスケードと戦い2着。しかし、共同通信杯4歳ステークスで骨折し、完全に仕上がることなく臨んだ皐月賞ではマキバオーらのスタミナを奪うペース操作を行うが、最後の直線でカスケード、マキバオー、サトミアマゾンに勝負を挑もうとするがジョッキーに制止され着外に終わる。その後は脚を治療する為放牧に出され日本ダービー出走は断念。復帰戦は、兄が骨折した函館記念。この函館記念と、兄も出走するはずだった神戸新聞杯を連勝して菊花賞に挑み、地元の利と長距離適性を生かしてマキバオー、サトミアマゾンを下し、ついに悲願を達成する。有馬記念後はドバイへの海外遠征に参加、桁違いの長距離(4000m)レースでエルサレムと対戦したが、トゥーカッターの援護を受けたにも関わらず海外勢の桁違いのスタミナを見せ付けられ4着に終わる(最後の直線が坂だったので、坂の苦手なワクチンには不利だったという見方もある)。その後は有馬記念3着、翌年(6歳)の天皇賞(春)を優勝、天皇賞(秋)はブリッツと大接戦の末2着、有馬記念5着、7歳の宝塚記念(6着)後の調教中に屈腱炎を発症し、引退した。引退後のシンジケートは一口1000万で組まれていた。続編の『たいようのマキバオー』では、カスケード同様に種牡馬として名前が登場している。戦国大名の尼子氏とカスケードがウイルスである事に対応してワクチンから名をとっている(作中では馬主が尼子氏であるために名前がつけられた)。
- 作品中の異名:「三冠相続人」「不屈の闘将」「ペースのマジシャン」
- 戦績:11戦5勝(5-2-0-4)<4歳時有馬記念終了時>
- 主な勝ち鞍:函館記念、神戸新聞杯、菊花賞、天皇賞(春)
- 受賞:1996年JRA賞最優秀父内国産馬
- 馬名、関係者等の名前は戦国武将尼子氏をモチーフにしている。
- ニトロニクス
- 声優 - 石井康嗣
- 父プレゼントクレヨー(プレザントコロニー)、母グリセリン、母父ジュンチャンデリーチ(ジャッチアンジェルーチ)。鹿毛。栗東・小田厩舎→美浦・柴田厩舎所属。外国産馬。重馬場を得意とし、新馬デビュー時はほかの馬を寄せ付けずに完勝したが、函館3歳ステークスや京成杯3歳ステークスではマキバオーに敗れ、騎手など鞍替えしている。ただ、実力はすさまじいものでマキバオーやカスケードのいないジャパンカップではカスケードの出走した凱旋門賞2着馬のカントナ(後にレース中の骨折が判明したが)をハナ差下して勝利している。また、マキバオーとの併せ調教では、負けん気の強いマキバオーにさえ「とてもダートではニトロにはかなわない」と言わしめている。そのほか、海外でのレースで2戦1勝と健闘している。しかし、非常に気性が荒く、有馬記念のパドックや海外においても他の馬に挑発され、怒り狂うことがあった。なお外国産馬のため、連載当時の規定でクラシックは不出走となる。ドバイへの海外遠征後はマイル路線に競走の場を移した。ニトログリセリンから名をとっている。続編『たいようのマキバオー』では他のライバル同様に種牡馬入りしている。
- 作品中の異名:「爆弾小僧」
- 戦績:12戦7勝(7-4-0-1)<4歳時有馬記念終了時(アニメ版でカスケード不在のNHKマイルCに出走したかは不明>
- 主な勝ち鞍:札幌3歳ステークス、ラジオたんぱ杯3歳ステークス、きさらぎ賞、アーリントンカップ、ニュージーランドトロフィー4歳ステークス、ジャパンカップ
- 代表産駒:グラインドハウス(かきつばた記念など)
- 関係者等の名前は戦国武将織田氏をモチーフにしている。
- アンカルジア
- 声優 - 亀井芳子
- 牝馬(メス馬)。栗毛。美浦・馬場厩舎所属。3歳時にマキバオーやニトロニクスと同じレースに出走し、マキバオー達と親しくなる。クラシックの桜花賞・オークスでは、自身の勢いに欠け、それぞれビーナスハリケーン、スーパースナッズの2着に敗れている。秋華賞は最後の直線でチュウ兵衛の天からの声に発奮し、見事に勝利。有馬記念の出走後、牝馬では唯一、ワールドカップに挑戦している。何かとチュウ兵衛を貶しているが、良き理解者でもある。馬名は読者公募で選ばれた。
- 主な勝ち鞍:フェアリーステークス、秋華賞
- 受賞:1996年JRA賞最優秀4歳牝馬
- ベアナックル
- 声優 - 長嶝高士
- 父カツラデエース(カツラギエース)、母クウェーヴァー。父内国産馬であり、九州産馬。鹿毛。栗東・鍋島厩舎所属。マキバオーと直接対決したのは皐月賞後の青葉賞(アニメ版では青葉賞にマキバオーは出ておらずダービーで初対決となる)。一貫した逃げでマキバオーに一旦追いつかれるも、差し返して(ラスト1ハロン11秒)勝利する。ダービーではスタートで立ち上がって致命的な大出遅れをしたにもかかわらず5馬身差の3着に突っ込んでくる。京都新聞杯でスタート直後に騎手を落馬、それを知らずに先頭でゴールイン。菊花賞では外埒蹴りに失敗して股間を埒に激突させ、競走中止。有馬記念は調教師の意向で回避する事になっていたが無理やり出走しようとした。京都金杯を大差勝ちした後、ドバイ遠征に勝手に付いていくが、飛行機の乗り換えのために降りたシンガポールでマキバオーと観光に出かけてしまい、飛行機に乗り遅れ置いてけぼりを喰らった(マキバオーは間に合った)。しかし、遠征先のドバイまでインド洋を泳いで渡る化け物ぶりをみせ、その途中猫の大群に襲われるも見事に倒し更に猫の大群を自分の子分にしていた。マキバオーが毒リンゴで体調を崩した為(自らは10個食っていたがまったく影響がなかった)WC予選の第4レースに出場、ゲートに髪が引っ掛かり大幅に出遅れるが、途中からかなり緩くなったダートをサブマリンのように泳ぎ勝利を収める。WC予選第5Rにもマキバオーと共に出走し、大逃げを披露した(マキバオーとエルサレムには抜かれているが、他の馬を相手にせずアナウンサーに「後続馬は前に全くついていけない」と言わしめた)。遠征後は活躍の場をそのまま海外に移し、何故かWWAA(世界野生動物協会)の名誉会長となった。ほかの馬よりも一回り大きいライオンのような風貌になりジャパンチャンピオンシップでは、全盛期をとっくに過ぎているにも関わらず世界の強豪相手に逃げ粘り、ブリッツ、マキバオー、エルサレムに続いて4着に入る。競馬の無い様々な国に遠征し親善大使的な活躍を見せ、行く先々でニャンちゅうなどの様々な動物達を子分にしている。マキバオー同様、人間と同じ仕草をするなどギャグ色が強いキャラであるがその実力はワールドクラスでツァビデルも早くからその才能を見抜いていた。ツァビデル曰く日本最強馬(但し頭に致命的欠陥があるとも言っている)。なお、生まれ故郷である九州には彼の偉業を讃える銅像が建っていることが続編『たいようのマキバオー』にて判明している。が、その風貌はすでに馬とは呼べない(強いて言えば架空の生物「麒麟」のような)姿であった。全兄に『モンモンモン』に出ていたサンダーボルトがいる。戦国大名の鍋島氏と拳(ナックル)から名をとっている。
- アニメ版では伝説の野生馬・トリニダードについての新聞記事を読み、マキバオーたちより先にアメリカに渡っていたが、着いた当日に全財産を置き引きされ、バスの車掌のアルバイトをして生活していたところで偶然マキバオーたちと出会い、行動を共にするようになる。メキシコでエスメラルダという人間と結婚し、一時マキバオーたちと別れるが、すぐに捨てられ、農耕馬としてブラジルの鉱山に売り飛ばされ、さらわれてきていたマキバオーたちと再会する。その後鉱山を脱出し、世界一決定戦に乱入するが、観客席にエスメラルダ似の女性を見つけ、観客席に飛び込み、急所を蹴られて競走中止。その後5歳時の有馬記念に出走。
- トゥーカッター
- 声優 - 福田信昭
- 父:ブラリアンズタイム(ブライアンズタイム)。母:ケイヨーコスモス。栗東・黒田高良厩舎所属。モデルは勝負服や戦績などからマヤノトップガンだと思われる。特に、長距離に高い適性を持つ馬。上がり馬として菊花賞に優勝するが、「ピーターIIがいたら獲れなかった」と囁かれる。そこで、ピーターIIを引退に追い込んだカスケードと戦うことを望むが、宝塚記念を回避され、より一層の対抗心を燃やす。秋の天皇賞制覇後、ジャパンカップを回避して万全の状態で臨んだ有馬記念では、カスケードには先着したもののマキバオー、ワクチンに次ぐ3着に敗れた。その後、ドバイ遠征に参加。ワールドカップ第2Rで、ワクチンに力を蓄えさせるため自身が力を使い果たし、引退した。馬名の由来は映画「マッドマックス」の敵キャラから。
- モーリアロー
- 声優 - 山田雅人
- 父:サンデーサイデンス。母:ボウアンドアロー。栗毛。栗東・吉川厩舎所属。経営難の牧場の馬として生まれる。そのために賞金を稼がないといけないと考え、あらゆる手段を用いて勝利している。アマゴワクチンも彼の罠にかかり骨折している。スプリングステークスではマキバオーに抜かれ、直後牧場主と再会し改心する。皐月賞以降は真面目に走るがマキバオー達第一線級には通用しなかった為、菊花賞後は別路線を歩む事になり、その後レースシーンには登場しなかった。戦国大名毛利元就の「三本の矢」の逸話から名をとっている。続編『たいようのマキバオー』では種牡馬入りしている。
- サトミアマゾン
- 声優 - 伊藤栄次
- 父ミルジョージ。母アマゾンフルーツ。船橋競馬場所属の地方馬。青毛。強い馬をマークし、その馬をギリギリで差すという戦法から「ヒットマン」の異名を持つ。地方競馬で10戦10勝した後に「俺たち公営は中央の2軍ではない」「活躍して船橋に客を呼ぶんだ」と高い志を持って中央競馬のクラシック戦線へ。初戦の弥生賞はモーリアローの妨害を受け2着。皐月賞はマークしたマキバオーがワクチンの策にかかった煽りを受けて敗れた。日本ダービーはマークしたカスケードがマキバオーと警戒しあっている隙を狙うも4着。菊花賞ではトレードマークのメンコとブリンカーを外し、これまでと異なる逃げの戦法を取る。アマゴワクチンには敗れるものの、一度は差されたマキバオーを再び差し返し、2着となった。その後は地方に戻り、定年の10歳まで現役を続けた。戦国大名の里見氏と連載当時の南関東の強豪馬だったアマゾンオペラ(実在馬)から名をとっている。船橋競馬場内にある「船橋競馬ミュージアム」にサトミアマゾンが登場した場面が描かれた作品が展示されている。作中では数少ない実在の種牡馬の産駒。続編『たいようのマキバオー』では種牡馬入りしている。
- マキバコ
- 声優 - 大谷育江
- 父サンデーサイデンス、母ミドリコ、母父マルゼニスキー(マルゼンスキー)。マキバオーの半妹・ブリッツの双子の姉。美浦・飯富昌虎厩舎(馬場厩舎説も)所属。容姿はマキバオーに瓜二つ。ひげ牧場で生まれるも、マキバオーに似たことから外に放り出され、宮蔦に拾われて育つ。草競馬で人気を博していたが、2歳の夏に中央の競走馬となることを決意。兄とは違い非常に気性が荒く、しょっちゅうレース観戦に苛立ちを見せる。自身のレースでもその気性の荒さから、なかなか未勝利戦すら勝つことが出来なかった。しかし、4戦目オークス当日の未勝利戦の前にマキバオーに説得され、騎手の高坂里華の指示に従うようになり、やっと勝利することが出来た。本田にはブリッツ打倒を期待されていたが結局作中では対戦する事無く秋華賞の勲章を手に引退。マキバオーそっくりの子供(続編の主人公ヒノデマキバオーの兄と思われる)を産むが、子育てを母のミドリコに任せて宮蔦の草競馬に参加するのであった。血統的には良血だったのだが偉大な母ミドリコのように目だった成績を残した馬を出す事は出来なかった。
- アニメ版ではミドリコの愛や匂いを知っているマキバオーをひどく憎んでいるため、兄として認めず、宮蔦の元にミドリコを引き取りに来た際にマキバオーが親子3頭で暮らそうと提案するが、ミドリコを賭けて勝負をしたいと言って断る。マキバオーとの必死の競り合いの最中に兄同様のマスタング走法を編み出すが敗れる。勝負に負けたのでミドリコと一緒に暮らすことをあきらめようとしていたが、マキバオーが小切手を無くしたと嘘をついたため、ミドリコと一緒に暮らすことになる。マキバオーの小切手を無くしたといったのはマキバコとミドリコを引き離したくないマキバオーの思いやりだと感じ、和解して兄として認める。有馬記念後、マキバオーの海外武者修行に一緒についていく。その後、拉致された時に出会ったフライドチキン(トリニダード)に惚れ、彼のことを「チキン様」と呼ぶようになる。宮蔦の元で中央競馬進出に向けてレースの練習をしているが、競走馬としての活躍シーンはない。
- 続編『たいようのマキバオー』の主人公ヒノデマキバオーはマキバコの最後の産駒という設定である。
- 主な勝ち鞍:秋華賞
- 代表産駒:ヒノデマキバオー(黒潮ダービー)
- ブリッツ
- 父サンデーサイデンス、母ミドリコ、母父マルゼニスキー。マキバオーの半弟・マキバコの双子の弟。所属厩舎不明。非常に大柄な馬体で、性格はカスケードに似ている。デビュー戦を15馬身差で勝利し、その後も無敗でクラシック三冠を制するなど、他の馬を寄せつけない実力を持ち、5歳時の秋の天皇賞ではアマゴワクチン、ジャパンカップではニトロニクスと、ワールドカップ遠征組をも打ち負かした。マキバオーやエルサレム、ベアナックルが出走したジャパンチャンピオンシップでも勝利した。
- アニメ版では登場しない。
- 作品中の異名:「電撃」
- 主な勝ち鞍:朝日杯3歳ステークス(以上3歳)、皐月賞、日本ダービー、菊花賞、有馬記念(以上4歳)、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念(以上5歳)、天皇賞(春)、天皇賞(秋)、ジャパンチャンピオンシップ(以上6歳)
- 受賞:1996年JRA賞最優秀3歳牡馬(判明分)
- ミドリコ
- 声優 - 有馬瑞香
- 父マルゼニスキー。栗毛。現役時代は桜花賞を勝利した(オークスは脚部不安で回避)が、エリザベス女王杯ではカスケードの母であるヒロポンに大敗した。それ以後レースに勝てず引退。みどり牧場で繁殖牝馬となるが借金のカタにひげ牧場に売られる。ひげ牧場が潰れたあとどこかに売られてしまい行方知れずになる。のちにみどり牧場に戻り、マキバコの仔馬を育てる。最終回(完結編)では、続編の主人公ヒノデマキバオーの兄と思われる仔馬と戯れているシーンが登場している。
- アニメ版ではひげ牧場が潰れた後、宮蔦に引き取られ、マキバオーとマキバコがミドリコを賭けて勝負をし、マキバオーが勝利する。しかし、マキバオーは母親との思い出が全くないマキバコと母親を引き離すのが耐えがたく、鼻の穴に小切手を隠して引き取るのを諦め、マキバコと共に暮らすことになる。その後有馬記念で美浦に向かう際に、宮蔦がミドリコをマキバオーに引き合わせ、感動の再開を果たす。マキバオーがミドリコを探す過程で見つけた馬が、実は「シドリコ」だったと言うのはかなり突飛であった。
- ヒロポン
- 父ダンキチ。カスケードの母。外国産馬だったため、クラシックは不出走だったが、エリザベス女王杯(不良馬場)でミドリコに大差をつけて「すごく早いタイム」でレコード勝ちする。有馬記念2着を最後に引退。繁殖入りしてカスケードを出産するも、難産で亡くなる。
- 主な勝ち鞍:阪神3歳牝馬ステークス、エリザベス女王杯
- 代表産駒:カスケード
- ピーターII
- 声優 - 小杉十郎太
- 父ホラフキー、母メリークリスマス、母父カツラダヨー。正式表記は「ピーターツー号」。アマゴワクチンの全兄。皐月賞、日本ダービーを制し二冠を獲る。本多社長から提案されたカスケードとのマッチレースでは、2000mを1分57秒2(当時の日本レコード)のタイムで勝利する。しかし無理が祟ったのか、直後の函館記念でレース中に故障。原因は直前にカスケードと1対1のレースをしたことによるものだと、調教師の立原は述べた。その後全弟アマゴワクチンに3冠の夢とトレードマークのシャドーロールを受け渡し引退、種牡馬入りする。
- 主な勝ち鞍:皐月賞、日本ダービー
- 代表産駒:エスペランサ(菊花賞)、キングアナコンダ
- ツァビデル
- 声優 - 大塚明夫
- モンゴルの馬。前後の足を同時に動かす側体歩という走法で走る。小柄だがナーダム3連覇を誇る。モンゴルに来たマキバオーに直接勝負を挑まれ、圧倒的な強さで打ち負かす。その後マキバオーに調教される前の本来の走りを思い出させた。誤解により仲間の馬から爪弾きにされていたが後に信頼を回復し、再びリーダーとなる。有馬記念対策に牧場主のドルジ等と来日しマキバオーにレースの流れを読む事を教えた。昼間は酒ばかり飲んでいる。
- 作品中の異名:「天馬」
- エルサレム
- 声優 - 大川透
- 父:ニンジンスキー(ニジンスキー)。母:ブライトンシャドウ(スノーブライド)。海外(UAE)の馬。飛行機事故で「伝説の競走馬」ジェネシスとともに生き残るが、砂漠の乾きに耐える事が出来ず死亡したジェネシスの血を飲み、その血を継ぐ。イギリスダービー、キングジョージ、凱旋門賞を無敗で制し、世界最強馬としてドバイワールドカップに参戦した。ワクチンとトゥーカッターが挑戦した第2Rを圧勝。第5Rのマキバオーとの対決も、余裕こそ失ったが勝利を収めた。そのスタミナは飯富昌虎に「体にガソリンが流れている」と表現された。凱旋門賞3連覇を達成した翌年、引退レースとなるジャパンチャンピオンシップに出走するため来日。(マキバオーと再び戦う為に引退を伸ばしていた)ブリッツに敗れはしたものの、マキバオーと接戦を繰り広げた。引退後は日本の本多リッチファームで種牡馬入りをしたが、産駒成績は振るわず日本から再輸出されたことが『たいようのマキバオー』にて明らかになっている。また、圧倒的な成績・血統・種牡馬成績などの背景から実在の競走馬・ラムタラがモデルになっている。
- 作品中の異名:「ブラック・フライデー」「聖馬」
- 主な勝ち鞍:イギリスダービー、キングジョージ、凱旋門賞(欧州三冠)
- ストーンド
- ドバイWCフランス代表馬。世界10傑の1頭。ニトロとよく似たアメリカ血統で、パワーに秀でた先行馬タイプ。Bグループ予選第2Rでワクチン・トゥーカッターコンビ、第4Rではニトロを圧倒したが、どちらのレースもエルサレム、ベアナックルには及ばず2着止まりとなっている。
- コメート
- ドバイWCフランス代表補欠馬。何故か関西弁でしゃべる。マキバオーほどではないがかなり小柄な馬体で、一説にはクォーターホースの血が混じっているらしい。WC以前の戦績は11戦2勝とパッとしないが、その2勝は1000mのワールドレコードを記録している。短距離での加速力は目を見張るものがあり、ストーンドに「スプリント戦で奴に勝てる馬はいない」と言わしめるほど。600mという世界最短レースとなったBグループ予選第3Rでは、ラチ上に飛び乗って疾走するという離れ業をやってのけ、マキバオーを失格に追い込んだ上で優勝している。スタートでマキバオーを騙す等性格は悪く、気性も激しい。動作が俊敏なので、ジョッキーはこの馬に乗る為にロデオで特訓をつんでいる。
- スイッチスタイル
- ドバイWCアイルランド代表馬。WC前は12戦中10勝もの戦績を残しているが、敗れた2戦はどちらもエルサレムが制しており、以来打倒エルサレムへの強い執念を燃やす。WCでは予選Bグループ第2Rに初登場。早くもエルサレムとの直接対決となったが及ばず、エルサレム、ストーンドに次ぐ3着となる。第4Rではベアナックルの猫かきに破れ、第2R同様ストーンドに次ぐ3着に終わった。
- プレミア
- 父:ブラリアンズタイム(ブライアンズタイム)。GIレースのない夏場に実力をつけた晩成の上がり馬。菊花賞でマキバオーに先着し(3着)、翌年の天皇賞(春)を制するなど、作中では長距離での活躍が取り上げられている。続編である『たいようのマキバオー』では、種牡馬として名前を連ねている。
- 主な勝ち鞍:京都新聞杯、天皇賞(春)
- スーパースナッズ
- 声優 - 高乃麗
- 牝馬。マキバオーと同じタマーキン産駒。伏兵扱いだったオークスで、アンカルジアをハナ差で抑えて優勝する。障害未勝利戦を経て、牝馬でありながら菊花賞に挑戦、一流の牡馬を相手に5着に入った。目標タイム通りに正確に走るレースを信条とする。当時インディーズシーンで有名だった同名のバンドから名付けている。
- アニメ版では障害未勝利戦でもマキバオーと対戦し、敗れている。
- 主な勝ち鞍:オークス
- ドラゴ
- 4歳時の有馬記念でトゥーカッターを破り、5歳時には毎日王冠でニトロニクスを破り、ともに優勝している。鞍上・小島はムチを乱打するため鬼とあだ名されている。続編である『たいようのマキバオー』では、種牡馬として名前を連ねている。
- ペインキラー
- 5歳時のオールカマーでトゥーカッターを負かしている。有馬記念のパドックや本馬場でニトロニクスと喧嘩をする。
- グレイテストボギー
- 宮蔦が催している草競馬の競走馬で元々は中央所属。ステイヤーズステークスにも勝利している。チュウ兵衛を失ったマキバオーをスランプから立ち直らせる役割も果たした。
- アニメ版では1994年の天皇賞・秋の勝ち馬で、非常に高い能力を持つと言われたが、馬主の不祥事により引退に追い込まれる。その後マキバコの中央競馬進出に向けての練習相手として宮蔦に引き取られる。
- ヒゲサンダー
- 堀江(ひげ)牧場の馬。マキバオーの新馬戦で1番人気になるも、堀江に脅されマキバオーの進路を妨害して失格。メンコにはひげ牧場のマーク(○に金)が書かれている。その後は登場せず。
- ヒゲノロマン/ヒゲサイクロン/ヒゲトルネード
- ヒゲノロマン声優 - 大川透
- 堀江牧場の馬。3頭出しでマキバオーの京成杯3歳ステークスに出走し、堀江の指示により自らの勝利等お構いなしで終始マキバオーを取り囲む妨害をするが、マキバオーの再三の体当たりによってヒゲサイクロンが戦意喪失した為作戦は失敗(アニメ版では戦意喪失した馬はヒゲサイクロンではなくヒゲノロマンになっている)。
- アニメ版では、日本ダービー後の行方不明のミドリコ探索の最中のひげ親子主催のばんえい競馬や、海外編のメキシコでのひげ親子主催の草競馬においてもマキバオーと勝負した。原作とは異なり、ヒゲサンダー同様メンコ(覆面)を装着している。
[編集] マキバオー周辺の人物・動物
関係者等の名前は戦国武将武田氏の家臣をモチーフにしている。
- チュウ兵衛
- 声優 - 千葉繁
- マキバオーをサポートしていく上で欠かせないネズミ。通称「親分」。大胆不敵で自信家である。母を捜すためにみどり牧場を抜け出したマキバオーと森の中で出会い、以降マキバオーの親分としてマキバオーと騎手の山本菅助を鍛え上げる。物語初期は遊び半分な感じでマキバオーに付き合っていたが時が経つにつれ自身のなかにもレースに勝つ喜びを見出していく。レース中はいつもマキバオーの頭上に乗っていた。モンゴルへ行ったときには現地馬のツァビデルの走法をマキバオーに真似させようと考えていたが、ツァビデルに諭され、マスタング走法を知る。皐月賞ではペース判断を誤るミスを犯すが「きつつき走法」の原型となる追いでカスケードを追い詰める。しかし、ゴール直前に落馬して落馬に気をとられたマキバオーは敗れ、自らも重傷を負う。次に乗ったら命を落とすと宣告され、マキバオーに乗る事を諦めて調教助手として生きていこうとするが、「マキバオーに乗りたい、日本ダービーに出たい」という、自身のジョッキーとしての衝動に駆られている事を昌虎に告白する。条件つきではあるが騎乗が許され、日本ダービーに挑む。最後の直線で医師の出した条件「菅助のポケットの中から動かない事」を破り、菅助と一緒にマキバオーを追い、同着優勝に導く。しかしその代償は余りにも大きく、命を落とすことになった。マキバオーはチュウ兵衛の死にショックを受け、しばらくの間スランプに陥り、カスケードも二度目の敗北を彼に与えられた事を思い知る等、彼の死はマキバオー達の競馬人生に大きく影響を与えた。後に嶋島から、「東京競馬場に眠る神」という名ジョッキーとして崇められている。
- アニメ版ではダービー後も死亡する事なく騎乗していたが、障害未勝利戦で騎乗中に着地の衝撃で古傷を悪化させ、レースに乗れない体となり、断腸の思いでマキバオーを降りてサポートに回った(レース以外ではマキバオーに乗っていた)。
- 飯富昌虎(おぶ まさとら)
- 声優 - 飯塚昭三
- 馬を育てる美浦の調教師。スパルタ調教師として馬主に敬遠されていたが、マキバオーの根性を見出しマキバオーを鍛え上げる。他人とは違った調教方法で鍛え上げて、マキバオーに勝利を導く。また海外遠征時には代表となり、普通とは桁はずれの調教を行う。若い頃は世界各国を放浪し、その時に訪れたモンゴルではモンゴル相撲でアルスラン(大相撲の大関に当たる。モンゴル語で「獅子」)の称号を得るなど名を轟かせている。マキバオーと菅助に対しては特に厳格に接しながらも、人一倍期待を寄せている(ときには、ハードメニューに耐える彼らを心配したり、自分の調教方法に迷いを感じることも)。モデルは戦国時代の武将、武田信玄の家臣である飯富虎昌。
- 山本菅助(やまもと かんすけ)
- 声優 - 桜井敏治
- 美浦の飯富昌虎厩舎所属の騎手。体が騎手の中で一番小さかったため、昌虎からマキバオーの騎手に指名される。マキバオーに騎乗する前はフウリンカザンという馬の主戦騎手を務めるが、落馬し、馬は亡くなってしまいそのショックで騎乗ができなくなる。青葉賞でそのトラウマが再発してマキバオーがベアナックルに敗れる原因を作ってしまい、一時期ふてくされた時期もあった。マキバオーに騎乗しているうちに普通の馬に騎乗できるまで回復する。終始マキバオーの騎手として務め、マキバオーの勝利に貢献した。自らの騎乗技術もマキバオーに乗っている間に磨かれていき、きつつき戦法や菊花賞のハングオンなどを編み出す等、機転がきく一面もある。初めてマキバオーを見たときはマキバオーが自分の飼い犬ヤスケそっくりと言っていた。続編の『たいようのマキバオー』にも引き続き登場している。モデルは信玄の家臣である山本勘助。また元JRA騎手・調教師の山本正司とも連想される。愛馬の故障で馬に乗れなくなったというエピソードも共通している。
- 飯富源次郎(おぶ げんじろう)
- 声優 - 緒方賢一
- 北海道鵡川町にあるみどり牧場長の牧場長。昌虎の弟。マキバオーが生まれると、ロバの子と勘違いして何かにつけて売り飛ばそうとしていたり犬のように扱い、兄の昌虎に見つからないようにこっそりと処分する筈だった。だが昌虎がマキバオーの素質を見抜き、カスケードとの最初の勝負後は大事に扱う。新馬戦で暴走したマキバオーを受け止めいい加減な牧場経営が原因でミドリコを手放してしまった事を謝罪する(ミドリコは最終回で取り戻した事が確認されている)。海外でマキバオーがエルサレムとのレース後に骨折し薬殺されそうになった時、号泣しつつそれを拒否し皆を説得し、マキバオーを治療し続け復活させた。モデルは信玄の家臣である山県昌景が以前、飯富源四郎と名乗ったことから。
- 三枝友則(さえぐさ とものり)
- 声優 - 石田彰
- みどり牧場の従業員。通称「若ぞう」。源次郎のもとにいるが、源次郎が競馬場にいるときは留守番となり、よく興奮してテレビを壊す。また本人が競馬場に来ると、マキバオーが連対(1・2着)しないというジンクスがあると思い込み(朝日杯3着・菊花賞4着)有馬記念には応援にいかなかった(その結果マキバオーはコースレコードで圧勝)。モデルは信玄の家臣、三枝守友。
- アニメ版では源次郎と一緒にマキバオーのレース観戦に来ることもある。その間、誰に牧場を任せているのだろうかという疑問が残る。
- 石原(いしはら)
- みどり牧場の従業員。鼻の穴が大きく無精ヒゲ。ダービーの後のマキバオー放牧中、マキバオー目当てで牧場に来たファンをなだめる(=マキバオーを見られなかったファンに腹いせで殴られる)役で初登場。その後、牧場の仕事に慣れていない描写があることから、この頃に牧場で働き始めたものと思われる。若ぞうに頭が上がらないが、ごく稀に不遜な態度を取ることがある。
- アニメ版には登場しない。
- 続編『たいようのマキバオー』ではみどり牧場に建てられているマキバオーのミュージアムの管理職となっている。その際、偉そうな態度で追い払われてしまった嶋島からも「何であの役立たずの石原が」などと言われている。
- ドルジ
- 声優 - 茶風林
- モンゴル人。ツァビデルの馬主で、昌虎とはモンゴル相撲で敗れた関係がある。マキバオーのモンゴル遠征時、ドルジと昌虎との賭けで、マキバオーがツァビデルに負けたため自称マキバオーの馬主となる。有馬記念や海外のレースでは、現地まで応援に駆けつける。
- 宮蔦(みやつた)
- 声優 - 藤本譲
- マキバオーのファンである組長。八百長競馬を開催し生計を立てている。宮蔦とのきっかけはマキバオーの妹マキバコを拾ったことからによる。マキバコをマキバオーの妹として正式に競走馬デビューさせる為に失踪したひげ牧場関係者を探し出して詳しい情報を聞き出す等(情報を取得した後に関係者は始末した)も行った。マキバオーがスランプに陥っていたときにしばらくここの家に居候する。極道故に中央、地方共に馬主資格を取れない為、昌虎、源次郎にマキバコを託した。アニメではマキバコを第一と考え、マキバオーがミドリコを買い戻したいと交渉に訪ねてきた時は、マキバコの為にミドリコを手放すわけにはいかないと、マキバオーに対しては敵対視していた。しかし、マキバオーがマキバコのことを思ってミドリコをあきらめた姿を見て、マキバオーに好意を持つようになる。のちに応援団としてマキバオーの出るレースに観戦し、警備員に注意を食らっている。『モンモンモン』でも代議士として登場していた。モデルは宮下あきら。
- 嶋島智之(しまじま ともゆき)
- 声優 - 大川透
- 『週刊競馬ゴング』の記者。マキバオーのデビュー時から追っかけとなり色々と取材をしている。またマキバオーが独自にモンゴルにいるという情報を得たもの彼だけである。昌虎からは名前がしまじまではなく頭がこなごなになるとお叱りを食らっていたこともある。続編の『たいようのマキバオー』にも登場。名前の由来は当時のつの丸担当編集者・嶋智之だと思われる。
- アニメ版では諸美のライバル誌の記者として登場するため、マキバオーに対して敵対的。下の名前「智之」は続編『たいようのマキバオー』で判明。
- 福々地(ふくぶくち)
- 声優 - 真殿光昭
- 『週刊競馬ゴング』の記者。嶋島と同行している。主に撮影を担当している。名前の由来はジャンプ編集者の福地氏からと思われる。
- 枡田増あきら(ますだます あきら)
- 『週刊競馬ゴング』の記者。嶋島と福々地がモンゴルに行って行方不明になった際にマキバオーを取材した。名前の由来はジャンプ編集者の増田真晃(ますだ まさあきら)からと思われる。
[編集] その他の人物
- 本多平七郎(ほんだ へいしちろう)
- 声優 - 加賀谷純一
- 本多リッチファームの代表。そこでは数多くの優秀な馬を残しており、カスケードの馬主である。トレーニングセンターで調教しないのはここの設備がトレセン並に十分に整っているからである(造った理由は、カスケードを世界一の競走馬に鍛え上げるため。のちに、海外遠征のためにマキバオーたちを調教したのもここである)。連載初期には、零細牧場出身のマキバオーを完全に見下す態度・言動を繰り返す嫌味な性格だったが、日本ダービーの死闘後に「ミドリマキバオーか……まったく、恐ろしい馬だよ」と発言し、カスケードのライバルとして成長するマキバオーを認めるようになった。モデルは徳川家康に仕えた武将・本多忠勝(通称が平八郎)。
- 服部政人(はっとり まさと)
- 声優 - 大滝進矢
- 美浦の騎手。ニックネームは「半蔵」。リーディングジョッキーであり、カスケードの主戦騎手である。マキバオーがワールドカップ第5戦でエルサレムと勝負をするときに、菅助にカスケードの凱旋門賞の時に使用した鞭を託した。モデルは家康に使えていた忍者服部半蔵と連載当時現役騎手だった柴田政人(現調教師)。
- 堀江信彦(ほりえ のぶひこ)
- 声優 - 渡部猛
- 早来町にある堀江牧場のトップ。通称「ひげ」。ポリシーは金儲け主義、弱い馬は食って供養するというもの。何度も源次郎やマキバオーにちょっかいを出す。しかしマキバオーが日本ダービーを勝利する頃には牧場は倒産、堀江は失踪した。モデルは連載開始当時の『週刊少年ジャンプ』編集長であった堀江信彦から。
- アニメ版では牧場倒産後、借金取りから逃げ回りながらHRA主催山奥競馬というインチキばんえい競馬を開催し、金稼ぎをしていたところをマキバオーたちに見つかり、母親の居場所と賞金をかけてばんえい競馬で勝負をし、敗れる。その後借金取りに見つかったため海外へ逃亡。流れ流れてメキシコに到着し、そこで再びHRAを開催していたところをトリニダード探索中のマキバオーたちに見つかり、再度勝負するも敗れる。
- 滝川正和(たきがわ まさかず)
- 服部と双璧を成す実力を持つ騎手。ニトロニクスが函館3歳ステークスでマキバオーに敗れた後の京王杯3歳ステークスで木曽政義から乗り代わり、その後の主戦騎手となる(騎手が変わってからニトロニクスは関西馬から関東馬になった)。続編の『たいようのマキバオー』にも登場。モデルは織田信長に仕えていた滝川一益から。同じ関西リーディングジョッキーである武豊とも連想される。
- 山中馬之助(やまなか うまのすけ)
- 栗東の騎手。ピーターIIやアマゴワクチンの騎手を務めている。共同通信杯4歳ステークスでの故障を抱えて出走した皐月賞では、ワクチンの脚を思いやりムチを打たなかった事や、アニメでは、マキバオーに並ばれ弱気になったワクチンを一喝して力を引き出す等、馬に対して熱い一面を持つ。続編の『たいようのマキバオー』にも登場。モデルは戦国時代に活躍した山中鹿之介か新選組隊士の上田馬之助。またプロレスラー上田馬之助とも連想される。
- 江里口信夫(えりぐち のぶお)
- 栗東・鍋島厩舎所属の騎手。ベアナックルを乗りこなせる唯一の騎手で、彼がいなければベアナックルが暴走する(いても暴走しているがいないともっとひどい)くらい重要である。海外ではベアと一心同体となる騎乗を見せている。モデルは龍造寺隆信の下で組織された四天王の一人、江里口信常と現役ジョッキーの江田照男から。
- 木曽政義(きそ まさよし)
- 美浦の騎手。元飯富昌虎厩舎所属で、現在はフリー。ニトロニクスの函館3歳ステークスまでの騎手を務めるが、1番人気を背負うもマキバオーに負けたことで滝川正和と交代させられる。飯富昌虎のハード調教に反感を持ちフリー騎手になる。マキバオーに敗れたその後は漫画、アニメ版共に二度と登場する事は無かった。
- アニメでは、原作では描かれていなかった飯富昌虎との確執がピックアップされている。内容は、大好きだったスーパーコンコルドという馬で初めての重賞に挑んだそのレース中に故障発生し、コンコルドは安楽死処分となる。木曽は、故障の原因は昌虎のハード調教にあったと考え、さらに昌虎の方はコンコルドの故障は木曽の騎乗ミスだと思っているのだと思い込み、昌虎に悪意を持ったというものである(源次郎の視点からでは木曽が昌虎の作戦指示を無視した強引な騎乗が馬に多大な負担を与えて故障につながったと評された)。モデルは武田氏の家臣、木曾義昌。
- 高坂里華(こうさか りか)
- 馬場厩舎の専属の女性騎手。昌虎と別れた妻との娘である。そのあとはマキバコに騎乗するが、しょっちゅうマキバコと喧嘩することになる。その後はレースの為にマキバコと共に走り、秋華賞に勝利している。苗字は武田氏の家臣、高坂昌信から。アニメ版では未登場。
- ゲーハー
- モブキャラクターとして登場する、競馬ファンの男たち。全員坊主頭でたらこ唇。興奮状態だと全裸になる。また、初めから全裸の場合もある。お目当ての馬が競走中止したりすると暴れる。海外のゲーハーは、眉毛の色や顔の造形で日本のゲーハーと描き分けられている。競馬場でレースを観戦する客や、牧場に見学に訪れるファンは大半がゲーハーだが、ごく稀に、ちゃんと服を着ており、ハゲてもいない普通の人間が観戦していることもある。
[編集] アニメ版
1996年3月2日から1997年7月12日までフジテレビ系で全61話が放送された。製作はスタジオぴえろ(現ぴえろ)。
ローカルセールス枠のため、秋田テレビ・テレビ愛媛・鹿児島テレビは遅れネットとなり、福島テレビ・石川テレビ・福井テレビ・山陰中央テレビ・サガテレビ・テレビくまもと・テレビ大分・テレビ宮崎・沖縄テレビでは未放映であった。
本放送途中で系列局が開局した山形県(さくらんぼテレビ)・高知県(高知さんさんテレビ)では第49話からの放送となった。
アニメ版では競馬記者が若い美人記者であったり、飯富勝や本多麗、堀江ヒゲ治といった子供が登場したりと、原作と比較してよりファミリー向けになっている。また、日本ダービー以降は大幅にアニメオリジナルが入り、有馬記念に勝利した後はアメリカ遠征という完全オリジナルストーリーで最終回を迎える。
原作と違って、フウリンカザンの転倒理由が単なる「事故」から観客の新聞が跳んできて足に絡まったために変更、木曽と昌虎の仲たがいが解消する、ミドリコが途中でマキバオーの元へ戻ってくる、「チュウ兵衛が死亡しない」といった変更点がある。チュウ兵衛が死亡しない点に関しては、当初アニメ版「みどりのマキバオー」は3クール・年内いっぱいの放送予定、つまりダービーが最後の戦いとなる予定であり、アニメ版はファミリー向けであり尚かつ最終回でキャラが死ぬと後味が悪くなるため、チュウ兵衛が死なないストーリーとなった。ところが半年分の放送延長が決定したため、チュウ兵衛をそのまま調教助手のような立場で出さざるを得なくなった事情がある。
有馬記念の終了後、最終的にムハンマド競馬場で行われた世界最強馬レースに出走し、トリニダードに勝利、その後カスケードなどの戦友と共に再び見慣れた中山競馬場に並んで終了する。
2009年2月20日にDVD-BOXがバンダイビジュアルより発売された。
2008年11月30日よりCS・ファミリー劇場で放送開始。(毎週日曜18時/水曜26時)
[編集] アニメオリジナルキャラクター
- 飯富勝(おぶ まさる)
- 声優 - 高山みなみ
- 飯富源次郎の息子。マキバオーと仲良し。麗にほれるが結局恋は叶わずじまい。
- 本多麗(ほんだ うらら)
- 声優 - 白鳥由里
- 本多平七郎の娘。カスケードに惚れ込んでいる。
- 堀江ヒゲ治(ほりえ ひげはる)
- 声優 - くまいもとこ
- 堀江信彦の息子。マキバオーが日本ダービーを勝利する頃には牧場は倒産。以後は親子揃って借金取りからの逃亡生活を続ける。父の言葉の語尾を繰り返して言うのが口癖。
- 胸尻諸美(むねじり もろみ)
- 声優 - 深雪さなえ
- 競馬記者。
- ドリグ
- ドルジの息子。ゴンチグの兄。マキバオーをかけて勝とモンゴル相撲で勝負して勝利。
- ゴンチグ
- ドルジの息子。ドリグの弟。
- フライドチキン(トリニダード)
- 声優 - 大川透
- アメリカのホースマフィア主催の八百長競馬の競走馬で、八百長をすることは頑なに拒んでいる。正体は伝説の野生馬トリニダードであり、マキバオーと同じマスタング走法の使い手である。アメリカの高地で密猟者たちの罠にかかり殺されそうになるところをマフィアに助けられ、フライドチキンと名を変え所有馬となる。その際、マスタング走法を封印し、伝説の野生馬である事を隠すようになった。ドナテロスという妹がいるが、ドナテロスは密猟者の銃弾が脚に当たりよろけて谷川に落ちてしまい生き別れとなる。
- ラスベガスでマフィアに連れ去られたマキバコを追ってきたマキバオー達とアジトで出会う。捕われたマキバコと助けようとするマキバオーを見て、妹の事を思い出す。その後の草競馬でボスにマキバコを人質にとられ、八百長を余儀なくされたが、マキバオー達の助けによって、辛くも八百長をせずに済む。
- アメリカの地方競馬代表として世界最強馬グランプリに参加する。その前夜、死んだと思っていたドナテロスが生きていてマキバオー達と共に行動している事を知り、ボスに、優勝賞金と自由の取引を持ちかける。ドナテロスと昔のように共に暮らす為に、封印していたマスタング走法でマキバオーとマッチレースを繰り広げるが、接戦の末2着に終わる。しかし、自分が伝説の野生馬である事が世界中にバレてしまったが為に八百長には使えないということで自由にさせてもらえる。
- ドナテロス
- 声優 - 津村まこと
- トリニダードの妹。アメリカの高地で2頭で暮らしていたところを、密猟者の銃弾が脚に当たりよろけて谷川に落ちてしまい生き別れとなる。その時の精神的なショックで眼が見えなくなる。その後、ブラジルで重労働をさせられているところをマキバオー達に助けられ、世界最強馬グランプリに兄が出走するという情報を聞き、共に行動するようになる。レース中に、トリニダードのマスタング走法の音を聞き、兄の存在を知ることで眼が見えるようになる。
[編集] スタッフ
- 原作:つの丸
- 企画:清水賢治(フジテレビ)、布川ゆうじ(スタジオぴえろ)
- プロデューサー:金田耕司・瀧山麻土香(フジテレビ)、萩野賢(スタジオぴえろ)
- スーパーバイザー:木村京太郎
- シリーズ構成:橋本裕志
- キャラクターデザイン:小原秀一、鈴木藤雄
- 美術デザイン:池田祐二
- 美術監督:高田茂祝
- 撮影監督:福島敏行→宮川晴年(高橋プロダクション)
- 音楽:岩代太郎
- 音響監督:水本完
- オープニングアニメーション:西尾鉄也、水野和則
- エンディングアニメーション:井上敦子、小柴純弥(ぴえろデジタルアニメーションルーム)
- 監督:阿部記之
- 脚本:橋本裕志、西園悟
- コンテ:阿部記之、高柳滋仁、立花源十郎、高橋資祐、水野和則、山口頼房、うえだしげる、牧野滋人、うえだひでひと、西村聡、しぎのあきら、田所良彦、上村修
- 編集:厨川治彦、植松淳一(ファルコン)
- 効果:加藤昭二(アニメサウンドプロダクション)
- 作画監督:鈴木藤雄、若林厚史、神戸洋行、崔ふみひで、千葉道徳、陳将吾、河村明夫、西田正義、吉川博明、木村正人、山沢実、佐藤真二
- 演出:阿部記之、水野和則、高柳滋仁、山口頼房、高柳滋仁、立花源十郎、新房昭之、牧野滋人、うえだひでひと、西村聡、竹下健一、竹部和仁、田所良彦、伊達勇登
- 制作:フジテレビ、スタジオぴえろ
[編集] 放送リスト
- 生まれてオドロいた!
- うんこたれ蔵!
- 鬼の調教師!
- カスケード登場!
- だめになる!
- 立つんだ たれ蔵!
- 誰がのるの?!
- みどり牧場の王様
- 強くなるぞっ!!
- 嵐のデビュー!!
- つっこめ! たれ蔵!!
- どっちが強いの!?
- 黒い殺し屋!
- 甘ったれるな〜!!
- もう迷わない!
- はかったな!!
- けちらせ! 泥んこ!!
- 行け!! バレリーナ作戦
- カスケードデビュー!!
- 魔のトライアングル
- 根性200%!!
- ハハキトク
- 試練の雨! 朝日杯の朝!!
- 1600Mのサバイバル!!
- 三強激走!! 勝つのは?!
- 勝負あり?! 菅助涙のムチ!!
- 白い草原、モンゴルへ!
- 原野の一騎討ち!!
- 目覚めろ!! 野生の力!!
- たれ蔵・命がけの疾走!!
- 猛突進!! 怒りの死闘!!
- 悪魔のラッキーホース
- 反則あり! アローの執念!!
- 対決! 危険なレース!!
- 激突!! 傷だらけの根性!!
- 2つの罠! 皐月賞スタート!!
- 起こせ!! 白い奇跡!!
- 戦慄!! 見えない敵!!
- 激闘!! 日本ダービー!!
- 届け!! 日本一のゴールへ!!
- 母を訪ねてばんえい競馬
- 宿敵・ヒゲ親子の野望
- マキバコからの挑戦!
- さらばおかーちゃん!!
- 山奥の秘密特訓!!
- 異変?! たれ蔵大変身?!
- 発走!! 決意の菊花賞!!
- 先手必勝!! 菅助の大勝負!!
- 崩壊!! 黒い帝王伝説!!
- 新コーチ・ツァビデル!!
- 激突!! 決戦の有馬記念!!
- 命がけのラストスパート!!
- 注げ全力!! 最後の決着!!
- はらぺこ! たれ蔵裁判
- アメリカのマキバオー!!
- とらわれのマキバコ!!
- 発見?! 幻の最強馬!!
- 恐怖のマグネット作戦!!
- 大暴れ!! アマゾン脱出!!
- 史上最大のレース!!
- 走れ!! 世界のマキバオー!!
[編集] 特記事項
- ベアナックルの子分にニャンちゅうが登場している(文庫版にニャンちゅうの著作権に関する但し書きあり)。
- ミドリマキバオーの鼻の部分をサングラスに見立てると、タレントのタモリの顔のようになると、笑っていいともで紹介されたこともある。
- コミックス裏表紙のJC(ジャンプ・コミックス)のロゴマークには、「ジャパンカップ」という手書き風の文字が書かれている。
- 観客は原作・アニメ共に、スキンヘッドで全裸のおじさん達が描かれている。これは、モブキャラにいちいち服を描くのがめんどくさいかららしい。
- 本作は当時同時期にて連載されていた『幕張』にも何度かネタとして扱われ、作者つの丸も登場している。が、パロディの域からの逸脱行為とも見做されかねない『幕張』の作者木多康昭の暴挙に対してつの丸はコメント欄で、「『幕張』には正直迷惑している。しかし怒ったら奴の思うツボなのも分かっている…」と苦言を呈した。しかし実際には現在も仲間として飲みに行くことがあり、この発言は迷惑半分・ネタ半分と思われる。
- モーリアローを演じた山田雅人は後に、東海テレビ放送の「DREAM競馬」で司会を担当している。
- 作中の「第63回 日本ダービー」ではマキバオーがスタートから先頭に立ち、最後はカスケードと競り合いGI史上初の同着となるという描写がされているが、連載中(アニメ放映中)には、第30回スプリンターズステークスで優勝馬フラワーパークと2着エイシンワシントンがハナ差(1cm)という日本のG1史上最小着差となる決着や、翌年の第64回日本ダービーではサニーブライアンがスタートから先頭に立ち、逃げ切り勝ちをする(この時の実況はアニメと同じ三宅正治アナ)という事が実際にあった。
[編集] 『あしたのジョー』との関係
上記登場人物の項にて説明のある通り、マキバオーのキャラクターには各所に戦国武将のモチーフが使用されているが、ストーリー展開的には(設定に少々の差異はあるが)、『あしたのジョー』のオマージュとも言える作品となっている。以下、その例。
- 「ライバルが過酷なトレーニング&減量により、アバラ骨が浮き出るほどの体になる」(力石/カスケード)
- 「ライバルとの好勝負直後に、主人公に近しい人物が亡くなる(両者とも単行本8巻で死亡する)」(力石/チュウ兵衛:敵味方の差はあれど、戦友として見れば同じ境遇である)
- 「それが原因で主人公は選手生命の危機に立たされるほどの極度のスランプに陥ってしまう」(矢吹/マキバオー)
- 「スランプに陥った主人公が自らの進む道を探るため、ドサ廻りの八百長に身を落とす」(矢吹/マキバオー)
- 「不慮の事象による生命の危機を生き抜き、それを強さの拠り所にしている冷徹なライバルが現れる」(金竜飛/エルサレム)
- 「しかしそれは勝負の世界と全く関係の無いことで、信念の為に自ら地獄を体験した者もいる」(力石/カスケード)
- 「晴れの大舞台において、自らの仲間が得意としている戦法を次々と繰り出す」(矢吹/マキバオー)
この点について漫画評論家の夏目房之介は、「僕はこれを“真似している”って言いたいんじゃなくて、『あしたのジョー』はバトル漫画の原型なんです。つまり、そこで形作られた手法ってのは既に少年漫画の神話なんです。それを再生産するってのは、やっぱり泣けるでしょう」と発言している。(出典:2000年11月02日放送 NHK「BSマンガ夜話」第16弾/第04夜「みどりのマキバオー」より要約)
[編集] ゲームソフト
1998年3月19日にアクセラより『みどりのマキバオー 黒い稲妻 白い奇跡』のタイトルで発売。対応機種はプレイステーション。
[編集] 登場人物
キャラボイスはマキバオーのみ。
- ミドリマキバオー(うんこたれ蔵)(声優:犬山犬子)
- チュウ兵衛
- 勘助
- カスケード
- ツーピーコントローラ(ゲームオリジナルキャラクター)
[編集] 外部リンク
| フジテレビ系 土曜夕方6:30 - 7:00枠 | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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みどりのマキバオー
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| 小学館漫画賞児童部門 |
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最終更新 2009年11月9日 (月) 10:33 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【みどりのマキバオー】変更履歴





