もう誰も愛さない
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『もう誰も愛さない』(もうだれもあいさない)は、1991年4月11日~1991年6月27日まで木曜10時にフジテレビで放映されたテレビドラマ。
目次 |
[編集] 概要
サスペンスのジャンルに入るドラマだが、少しでも気を抜いて視聴したらドラマの本筋についていけなくなるほどストーリー進行が早く、先が読めないスリリングな展開から「ジェットコースタードラマ」と命名され、大人気のテレビドラマとなった。
登場人物が毎回劇的な運命に翻弄され、登場人物のほとんどが終盤にかけて殺されたり病で死んでいくなどのシーンが多い。伊藤かずえ 演じる弁護士が絞殺され、バラバラ死体がゴミ集積場に出されるシーンがあり、伊藤のファンからフジテレビに苦情の声が寄せられた。
放送と同時期にメインライターである吉本昌弘によるノベライズ(上下巻)がフジテレビ出版より発売されたが、初期プロットを元にして執筆されているため内容は若干異なる。
放送終了後にビデオ化が決定し、ビデオ店に告知ポスターも貼られたが、直前に発売中止となった。2004年にDVD-BOXとして商品化された。
[編集] 主な出演者
- 沢村卓也(樫村満) - 吉田栄作
父、沢村元春が服役した事から暗い少年時代を過ごす。運転手をしていたが、父の無実の罪を晴らす費用捻出の為、出入りする銀行で知り合った宮本小百合と共謀。運命に巻き込まれていく。 実は樫村健三の息子。
- 宮本小百合 - 田中美奈子
父を知らずに育ち、母にも捨てられ孤児院で育つ。愛人の米倉の紹介で銀行に就職するが、同僚の田代美幸を妬み、罠に掛ける。相当な野心家。しかし、子宮癌に侵され、改心。
- 沢村元春 - 佐川満男
かつて戸川啓介の命により義弟であり、共謀者でもある樫村健三を殺そうとした事があり、そのショックで妹が自殺した為、身寄りをなくした卓也を妻、雪子と共に引き取って育てていた。のちに戸川の罠にはめられ、球界の闇金疑惑を一人で背負い服役中。血縁的には小百合の実父であり、卓也の伯父となる。
- 田代美幸 - 山口智子
婚約者・牧村通、妹・弥生と旅行中に起こった事件が元で婚約破棄。接近して来た卓也の為の横領と、執行猶予中に起こした傷害で服役。獄中で卓也と小百合の陰謀を知り、出所後は別人の様に復讐の鬼と化す。刑務所でかつて服役していた安代と再会し、のちに正気を取り戻す。劇中のラストで卓也との子供が生まれる。
- 牧村通 - 薬丸裕英
美幸の婚約者でエリート証券マンだったが、婚約が破談になった事から転落してゆく。
- 田代弥生 - 観月ありさ
美幸の妹。姉が目の前で強姦されたショックで記憶障害になる。記憶障害中、面倒をみてくれた宮本小百合を姉のように慕うが…
- 田代春樹 - 神田利則
田代美幸の弟。受験と姉の事件でノイローゼになり、自宅に火をつける。
- 田代裕二 - 平野稔
田代美幸の父。かつて樫村健三の命を助けた。
- 米倉俊樹 - 辰巳琢郎
不動産会社ヨネクラのオーナー社長。戸川の娘・亜紀と婚約していたが、愛人だった小百合の罠にはまり婚約破棄、破産の憂き目に遭い、落ちぶれてしまう。しかし、小百合の育った孤児院を救う。
- 水木圭子 - かとうれいこ
不動産会社ヨネクラの受付嬢。仕事のためなら誰とでも寝る女だったが…
- 戸川啓介- 仲谷昇
財界の大物。冷酷な性格だが少々、好色家な面もある。娘への愛情は本物。
- 戸川亜紀 - 荒井乃梨子
戸川啓介の娘。米倉と婚約破談後、卓也と結婚。しかし運命に巻き込まれ離婚する。
- 王小龍(樫村健三)- 伊武雅刀
香港の大会社、ブルース・コーポレーションの社長。かつて田代裕二に命を助けてもらったとして、出所後の美幸を援助するが、真の目的は戸川への復讐だった。のちに美幸を暗殺するように画策する。卓也の実父。
- 王の部下 - 垂木勉
- 林洋二 - 山口健次
ブルースコーポレーションの社員で美幸の忠実な部下。美幸を愛し、忠告もしたが受け入れられず、後に牧村通に殺されてしまう。
- 西条安代 - 江波杏子
美幸と同じ刑務所にいた受刑者。ボス格で美幸に辛く当たりもしたが、出所後、美幸と再会し味方になってゆく。復讐の鬼と化した美幸をいさめたりもし、王に暗殺されそうになった美幸を救った。小百合の育った孤児院と関わりを持つ。
- 町田玲子 - 伊藤かずえ
弁護士。以前は戸川啓介の愛人だった。冷酷な性格で、金のためなら裏切りも厭わない。そのため悲惨な結末を迎える。
[編集] サブタイトル・視聴率
| 各話 | サブタイトル | 視聴率 |
|---|---|---|
| 第1話 | 会いたい | 18.2% |
| 第2話 | 偽りの愛 | 17.6% |
| 第3話 | キスして | 15.5% |
| 第4話 | 会えない | 17.0% |
| 第5話 | 復讐の女 | 18.1% |
| 第6話 | 禁断の愛 | 18.5% |
| 第7話 | 愛の償い | 18.9% |
| 第8話 | 抱かれる | 21.5% |
| 第9話 | 死の抱擁 | 20.6% |
| 第10話 | 運命の鍵 | 22.4% |
| 第11話 | 偽りの結婚 | 21.7% |
| 第12話 | 永遠の愛 | 23.8% |
平均視聴率 19.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)
[編集] スタッフ
- 企画:宅間秋史、清水賢治
- プロデュース:阿部祐三、和田豊彦
- 脚本:吉本昌弘、中山乃莉子(#3,7)、林誠人(#6)
- 演出:楠田泰之、赤羽博、中島悟
- 音楽:岩崎大輔
- 技術協力:東通、渋谷ビデオスタジオ
- 美術協力:フジアール
- 制作:フジテレビ、AVEC
[編集] テーマ曲
- 主題歌:ビリー・ヒューズ(en:Billie Hughes)「Welcome to the Edge(とどかぬ想い)」
- 挿入歌:ランディー・クロフォード「スウィート・ラブ」
[編集] エピソード
- 吉田栄作が「ウォー!」と叫ぶシーンがあり、当時出演していたJA共済のCMでも「ウォー!」の叫びが使われていた、但し劇中で叫んだのは2回と少ない。
- この番組終了後日本テレビ放送網が、同様のコンセプトのテレビドラマとして「愛さずにいられない」を放映した。本家と同じく、吉田栄作主演・アベクカンパニー製作・ジェットコースター的展開であることからパクリ企画だと話題になった。
[編集] 番組の移り変わり
| フジテレビ 木曜劇場 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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もう誰も愛さない
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最終更新 2009年11月17日 (火) 14:27 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【もう誰も愛さない】変更履歴


