アイアム ア ヒーロー

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アイアム ア ヒーロー』 (I am a HERO) は、花沢健吾による日本漫画作品。漫画雑誌『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて2009年から連載中。

[編集] あらすじ

主人公・鈴木英雄は元漫画家のさえない青年。デビュー作は即座に打ち切られ、アシスタントをしながら再デビューを目指すがなしのつぶて。職場の人間関係も上手く行かず、さらに夜になれば何者かが忍び寄る妄想に囚われ、眠れぬ夜を過ごす。

そんな無為な日常の中の救いは、恋人である黒川徹子の存在。だがその彼女も、すでに売れっ子漫画家になった元カレを何かと引き合いに出し、さらには酔うたびに英雄の不甲斐なさをなじる始末。

その一方、世間では不穏な兆候を示す出来事が相次いで起こっていた。全国に多発する噛み付き事件、町に増えてゆく警官の数、厚労相の入院と入院先での銃撃戦… だが、日々の生活で手一杯の英雄らに、そんな報道を気に留める余裕などあるはずもなかった。

そしてある日、そんな英雄の日常は、思いもよらない形で崩壊を始める……

[編集] 登場人物

鈴木英雄(すずき ひでお)
35歳。漫画家の松尾の下でアシスタントとして働いている。本人も連載を持っていた時期があったが、単行本2冊を出版したところで打ち切りになってしまった。再デビューを果たすべく出版社にネームの持込みを繰り返している(ペンネーム鼻糞林檎)。趣味は射撃ライフルを所有しており、その管理は部屋の鍵を二重にかけたり隠し扉の奥に仕舞っておくなど、過剰なほどである。妄想癖があり、彼の想像にだけ存在する矢島を話相手にしたり、周囲から賞賛されているような妄想をするが、端から見ればそれは単なる独り言であり、それが原因で現実には周囲に倦厭されている。ストーリーは秀雄の妄想と現実が奇妙に交錯する形で描写されている。
黒川徹子(くろかわ てつこ)
愛称てっこ。英雄の恋人で漫画家のアシスタントをしている。古いアパートに一人暮らしをしている。以前は中田と付き合っていた。別れた現在もその才能に心酔し連絡も取り合っており、その事が英雄には面白くない。黒髪のロングへアーに眼鏡、口元のほくろが特徴。英雄と出会った頃は金髪のショートだった。酒乱であり、よく英雄を翻弄する。ある日、世間の不穏な怪事件に巻き込まれる形となった。英雄視点である劇中では英雄の彼女として物語が進行するが、彼女の主観としても実際にそうだったのかどうかは最期まで明らかにされなかった。
矢島 (やじま)
英雄が作り出した妄想上の存在。外見は小柄で小太りで童顔。英雄が呼べばどこにでも現れ、基本的に英雄の言葉に賛同するようなことしか言わない。
中田コロリ (なかた-)
てっこの元カレで、3年前に英雄と入れ替わる形で松尾のアシスタントをやめて漫画家デビュー、以来あっという間に売れっ子作家となる。実家は渋谷の土地持ちで裕福な育ち。奇矯な言動で知られるが、その才能は万人が認めている。英雄の漫画家としての才能を買ってくれている数少ない人物。
松尾 (まつお)
英雄のアシスタント先のエロ漫画家。妻子あり。
三谷 (みたに)
松尾プロのチーフアシスタント。40歳代。18でこの世界に入ったものの、デビューすることも出来ず年だけとってしまった事に憤っている。態度が大きく、その性格を英雄は嫌っている。女子アナオタクで、そのためニュース番組をよく見ているが、あくまで女子アナの鑑賞が目的のため、内容までは頭に入っていない。同じ職場のみーちゃんに好意を持っておりたびたびアピールを仕掛けているが、まったく相手にされていない。
みーちゃん
本名不明。松尾プロの女性アシスタント。三つ編みにソバカス顔が特徴。実は松尾とは不倫関係にあり、その事が職場では公然の秘密となっている。

最終更新 2009年10月3日 (土) 13:38 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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