アイアン・ジャイアント
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| アイアン・ジャイアント The Iron Giant |
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|---|---|
| 監督 | ブラッド・バード |
| 製作総指揮 | ピート・タウンゼンド |
| 製作 | アリソン・アーバーテ デス・マカナフ |
| 脚本 | ティム・マッカンリーズ |
| 出演者 | ジェニファー・アニストン ハリー・コニック・Jr. ヴィン・ディーゼル |
| 音楽 | マイケル・ケイメン |
| 撮影 | スティーブン・ウィルズバック |
| 配給 | ワーナー・ブラザース |
| 公開 | |
| 上映時間 | 86分 |
| 製作国 | アメリカ |
| 言語 | 英語 |
| 制作費 | 4800万ドル |
『アイアン・ジャイアント』(The Iron Giant)は、ブラッド・バードが監督を務めた、ワーナー・ブラザースによる長編アニメーション映画。日本では2000年7月20日にDVDが発売され、その後もスペシャル・エディションや廉価版が発売されている。
目次 |
[編集] 作品概要
テッド・ヒューズの執筆した『アイアン・マン-鉄の巨人-』が原作となっている。『アイアン・マン』では鉄の巨人が正義の味方として扱われているが、映画のアイアン・ジャイアントは少年との友情を育む一方で、大人達の疑念に追い込まれていく。
アメリカでの興行収入は制作費の4分の1に過ぎず、日本での公開が未定とされていた。しかしネットでの公開推進運動が巻き起こった結果、日本でも公開が実現した(ワーナーマイカル系列の映画館のみ)。公開時のパンフレットには、絵本のように丁寧な装丁が施されていた。
Yahoo!の映画レビューの投稿数がわずかずつではあるが増え続けており、さらに最高5点の平均点数において常に4.5点以上を維持している、数少ない作品のひとつとなっている。
1999年のアニー賞では、全10部門中9部門を受賞する快挙を果たした。さらに同年のロサンゼルス映画批評家協会賞(第25回)ではアニメーション賞も受賞している。
この作品の後、監督のブラッド・バードはピクサーへ移り、『Mr.インクレディブル』、『レミーのおいしいレストラン』の監督を務めた。
[編集] あらすじ
ソビエト連邦からスプートニク1号が打ち上げられた1957年、アメリカ・メイン州の沖合い。嵐に遭遇した漁師は巨大な流星と不自然な二条の光線、そして巨大な影を目撃する。
数日後、少年ホーガースは、電線に絡まる巨大なロボット、アイアン・ジャイアントを助ける。それからすぐ仲良くなり、誰にも見つからないように過ごすようになる。
しかしある日、通報を受けてアイアンの存在を探ろうとする捜査官・マンズリーがやってくる。
[編集] キャラクターと声の出演
- ホーガース・ヒューズ
- 声 - イーライ・マリエンタール/日 - 進藤一宏
- メイン州の郊外のロックウェルで生まれ育った、主人公の元気な少年。漫画のスーパーマンに憧れる。
- 「リスを飼いたい」と母親のアニーに職場のレストランまで頼みに来た彼はたまたま巨人の噂話を聞きつける。ある夜、テレビの異常で何かがいると気づいた彼は、出て行った森の中の発電所で巨人を目撃。逃げようとするも感電している巨人を思わず助けてしまう。夜が明けて、アイアン(巨人)と再会したホーガースは言葉や考え方などを少しずつ教え始め、友達になっていく。
- 「僕はアメリカで一番ついてるかも。」とアイアンとのコンタクトに興奮しつつも、学校で飛び級になっただけありパニックの可能性も考える。アニーに内緒で物置小屋に匿うことにしたものの隠し切れないと気づき、スクラップ場のディーンに頼み込んで隠してもらう。さらに捜査官のマンズリーにいろいろ追求され、追い詰められていく。その場はディーンとの協力でとりあえずやり過ごしたものの、兵器の能力を見せ始めたアイアンに戸惑い、軍隊の登場で命の危険にさらされ始める。
- アイアン・ジャイアント
- 声 - ヴィン・ディーゼル/日 - 郷里大輔
- 心優しい謎のロボット。どこから来たのか、何をしに来たのかは自身もわかっていない。ホーガースが頭の凹みを指摘しているため、これが記憶喪失の原因と思われる。体は灰色で、高度なテクノロジーで造られている。列車に衝突されバラバラになっても、頭から突き出たアンテナが放つ(おそらく)信号により、パーツ全てが戻ってきて修復される、自己再生機能を宿す。しかし左手だけホーガースの部屋でテレビを見ていたため、ホーガースはあわてて外へ出す。鉄が大好きで、感電していたのも発電所のアンテナを食べようとしたから。
- ホーガースからの教育で「殺すのはダメ」「銃は殺す武器」「魂は死なない」といった思考も言葉と共に覚えていき、ホーガースから教えてもらったスーパーマンに憧れるようになる。しかしハンターに殺された鹿の側に落ちていた銃を見たとき、彼の奥底の何かが表に出そうになる。
- スクラップ場のディーンもホーガースの言葉で友人と認識し、時たまディーンのアート製作を手伝わされる。しかしホーガースが突きつけたおもちゃの銃を見たとき、防衛本能により光る目が白から暗い赤に変わり、無意識に鉄をも溶かすビームを撃ってしまう。ディーンの「あいつは動く銃だ。」という叫びでショックを受け、スクラップ場から逃げてしまう。町で落ちそうな子供を助け、ホーガースが訴えることで町の人々に受け入れられると思われたときに軍隊が攻撃。防衛本能を抑えながらホーガースを連れて逃げ回る中で空を飛ぶようになる。しかし撃墜されたとき、側で気絶しているホーガースを触って、動かないのを見て「死んだ」と思い込んだ彼は、自分の能力を怒りと共に完全解放し、暴走する。中でも目に付くのは、腕が変形して戦車程度なら消し飛ばす大砲、胸から現れ核爆発並みの威力を誇る波動砲で、軍隊が総がかりでも歯が立たない。
- アニー・ヒューズ
- 声 - ジェニファー・アニストン/日 - 日高のり子
- ホーガースの母親。夫を朝鮮戦争で亡くしている(パンフレットより)。空き部屋を貸したいため、ホーガースがペットを飼うことを認めないが、息子のことを真剣に心配している。しかし部屋を貸した相手が捜査官のマンズリーだったため、知らないうちに巻き込まれることになる。
- ディーン・マッコーピン
- 声 - ハリー・コニック・Jr/日 - 井上和彦
- スクラップ場のオーナーで、くず鉄からアートを作る、一見変人の「自称」芸術家。ホーガースに頼まれ渋々アイアンを匿うが、徐々に打ち解けていく。大人達の中で唯一、ホーガースと秘密を共有する理解者となる。ホーガースがケントに追及されたときも、ホーガースの頼みでアイアンのカモフラージュを手伝った。彼が毎日の生活のことでぼやくホーガースに語った「なりたい自分になればいい」がこの作品のメインテーマといえる。
- ホーガースがビームで撃たれた時にアイアンを非難するが、おもちゃの銃を見て「自己防衛本能」に気づくなど、冷静な観察眼や洞察力も持つ。アイアン暴走のとき、軍隊に攻撃を命じようとする司令官を懸命に説得しようともしている。
- ケント・マンズリー
- 声 - クリストファー・マクドナルド/日 - 大塚芳忠
- アイアンに偏執する捜査官。「空から来るものはすべて敵のソ連からの兵器だ」という先入観が頭の中を占めていて、目的のためなら何でもやり、後先考えずに先走る男。いくつかの遺留品からホーガースに狙いを絞り、彼の家の空き部屋を借りて住み込む。
[編集] その他
2000年に日本のファッションブランドMARS SIXTEENが多数のオフィシャルグッズをリリースし、話題となった。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年11月22日 (日) 11:35 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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