アイアン・メイデン

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アイアン・メイデン
左からエイドリアン・スミス、スティーヴ・ハリス、デイヴ・マーレイ、ヤニック・ガーズ(2008年7月1日にパリで)
左からエイドリアン・スミス、スティーヴ・ハリス、デイヴ・マーレイ、ヤニック・ガーズ(2008年7月1日にパリで)
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランドロンドン
ジャンル ヘヴィメタル
NWOBHM
活動期間 1975~現在
レーベル EMI
東芝EMI
サンクチュアリ・レコード
コロムビア・レコード
ポートレイト・レコード
キャピトル・レコード
エピック・レコード
CMC インターナショナル
公式サイト http://www.ironmaiden.com
メンバー
ブルース・ディッキンソン
デイヴ・マーレイ
エイドリアン・スミス
ヤニック・ガーズ
スティーヴ・ハリス
ニコ・マクブレイン
  

アイアン・メイデン: IRON MAIDEN)は、イギリスの代表的なヘヴィメタルバンド。1980年代初頭にイギリスで巻き起こった新しいヘヴィメタルの潮流NWOBHMNew Wave Of British Heavy Metal)ムーヴメントの代表的バンドとされる。1980年代から1990年代初頭におけるヘヴィメタル・ブームの立役者でもあり、全英チャートでは3枚のアルバムを第1位に送り込み、ゴールドディスク・プラチナムディスクも多数授与されるなど、ヘヴィメタル・バンドでは最も成功しているバンドのひとつである。

バンド名は、中世ヨーロッパの拷問器具「鉄の処女」に由来する。日本では、HM/HR評論家伊藤政則によってデビュー当時から紹介され、比較的早い時期から人気バンドとなっていた。

目次

[編集] 年譜

  • 1979年、二人目のギタリストとしてトニー・パーソンズを迎え、11月にメジャーレーベルEMIと契約する。メジャー契約後すぐに、健康上の理由でドウグが脱退し、トニーも同時に脱退するも、クライヴ・バー (Dr) 、デニス・ストラットン (G) が加入する。1980年1月に1stシングル「ランニング・フリー - Running Free - 」を、4月に1stアルバム『鋼鉄の処女 - Iron Maiden - 』をリリース。
  • 1982年、3rdアルバム『魔力の刻印 - The Number Of The Beast - 』をリリース、アメリカで30万枚を超える売上を果たす。
  • 1982年、クライヴ・バー (Dr) が脱退、ニコ・マクブレイン(Dr) が加入。
  • 1983年、4thアルバム『頭脳改革 - Piece Of Mind - 』をリリース。
  • 1984年、5thアルバム『パワー・スレイヴ〜死界の王、オシリスの謎〜 - Powerslave - 』で世界的なメタルバンドとして名を馳せることとなる。
  • 1995年、10thアルバム『X ファクター - The X Factor - 』をリリース。
  • 1998年、11thアルバム『ヴァーチャル・イレヴン - Virtual XI - 』をリリース。

その後、ヘヴィメタル停滞という時代の流れなどにより、バンドの活動はスケールダウンするものの、1999年にブレイズが脱退、ブルース・ディッキンソン、エイドリアン・スミスがバンドに復帰し、トリプル・ギター6人編成に。

  • 2000年、12thとなる『ブレイヴ・ニュー・ワールド - Breve New World - 』をリリース。
  • 2002年、13thアルバム『死の舞踏 - Dance Of Death - 』をリリース。
  • 2006年、14thアルバム『ア・マター・ライフ・アンド・デス〜戦記 - A Matter Of Life And Death - 』をリリース。

2009年現在も精力的に活動中である。近年ではアルバム発売後のワールド・ツアーに加え、初期アルバムからの選曲のみのツアーも行っており、2008年2月にはパシフィコ横浜幕張メッセでの来日公演が実現。初期〜中期の名曲を中心に演奏した。

[編集] サウンド面での特徴

初期にはハードロックに強く影響されながらもパンクロックの荒々しさを取り入れたサウンドを身上としており(ただし、スティーヴ・ハリスはパンクを嫌っており、影響を明確に否定している)、NWOBHMを代表するバンドとなった。 3rdアルバム『魔力の刻印 - The Number Of The Beast - 』では、広い声域を持つヴォーカリストのブルース・ディッキンソンが加入し、メロディアスで整合性を重視する傾向が強まった。以降パンクの要素は少なくなり、この音楽性を基本路線としている。

強力な2フィンガー奏法によるペンタトニックスケールを基本としたフレーズ3連譜を主体とするソロのベースワークを中心とし、ザクザクと刻むギターリフや、勇壮なツイン・リードなどが特徴的であり、総じてアップテンポな楽曲が多い反面、リーダーでメイン・ソングライターのスティーヴ・ハリスがプログレッシヴ・ロックの影響を受けていることから、複雑な展開の長尺の曲も多い。

初期の音楽性を好むファンと、中期以降により魅力を感じるファンの二極分化が顕著である。

[編集] エディ

2008年のワールドツアーで利用されたボーイング757

エディ・ザ・ヘッド(Eddie the Head、通称エディ)はデビュー時からのバンドのキャラクターであり、アルバムやシングル盤のジャケットにデビュー時から常に登場する。またライヴのステージ上に巨大なエディが出現することもある。ゾンビであり、生前の名前や男女の別やその生涯がファンの間では問題とされているが、重要な手がかりである『死霊復活』のジャケットに描かれた墓碑銘には"Edward T.H."とある。過去には凍結されたり、復活したり、ピラミッドになっていたり、宇宙へ向かったりと様々であるが、次はどんな展開が待っているのかもファンにとっては大きな楽しみの一つである。2008年にはワールドツアー用にチャーターされたアストライオス航空ボーイング757垂直尾翼にペイントされ、そのB757を同社の操縦士でもあるディッキンソンが自ら操縦している。ちなみに、同機は"エアフォース1"に掛けて"Boeing666 Ed-force 1"と呼ばれていた。

作者はイギリス人アーティスト、Derek Riggs

[編集] 主要なラインナップ

  • 1980年デビュー時(このメンバーで1stアルバム『鋼鉄の処女 - Iron Maiden - 』を発表)
    • Vocal:ポール・ディアノ
    • Guitar:デイヴ・マーレイ
    • Guitar:デニス・ストラットン
    • Bass:スティーヴ・ハリス
    • Drum:クライヴ・バー(元サムソン
  • 1981年2ndアルバム『キラーズ - Killers - 』製作時のメンバー
    • Vocal:ポール・ディアノ
    • Guitar:デイヴ・マーレイ
    • Guitar:エイドリアン・スミス
    • Bass:スティーヴ・ハリス
    • Drum:クライヴ・バー
  • 1982年3rdアルバム『魔力の刻印 - The Number Of The Beast - 』製作時のメンバー
    • Vocal:ブルース・ディッキンソン(元サムソン)
    • Guitar:デイヴ・マーレイ
    • Guitar:エイドリアン・スミス
    • Bass:スティーヴ・ハリス
    • Drum:クライヴ・バー
  • 1983年~1988年(黄金期)
    • Vocal:ブルース・ディッキンソン
    • Guitar:デイヴ・マーレイ
    • Guitar:エイドリアン・スミス
    • Bass:スティーヴ・ハリス
    • Drum:ニコ・マクブレイン(元TRUST)
  • 1989年~1993年
    • Vocal:ブルース・ディッキンソン
    • Guitar:デイヴ・マーレイ
    • Guitar:ヤニック・ガーズ(元WHITE SPIRITS)
    • Bass:スティーヴ・ハリス
    • Drum:ニコ・マクブレイン
  • 1995年~1998年
    • Vocal:ブレイズ・ベイリー
    • Guitar:デイヴ・マーレイ
    • Guitar:ヤニック・ガーズ
    • Bass:スティーヴ・ハリス
    • Drum:ニコ・マクブレイン
  • 2000年~
    • Vocal:ブルース・ディッキンソン
    • Guitar:デイヴ・マーレイ
    • Guitar:エイドリアン・スミス
    • Guitar:ヤニック・ガーズ
    • Bass:スティーヴ・ハリス
    • Drum:ニコ・マクブレイン

[編集] ディスコグラフィー

ここに記した他、ライブ盤やコンピレーション、ボックス・セットが存在する。

[編集] スタジオアルバム

タイトル(邦題) タイトル(原題) 認定
1980 鋼鉄の処女 Iron Maiden 4 - イギリス: Platinum
カナダ: Platinum
ドイツ: Gold
1981 キラーズ Killers 12 - イギリス: Gold
アメリカ: Gold
カナダ: Platinum
ドイツ: Gold
スウェーデン: Gold
1982 魔力の刻印 The Number Of The Beast 1 150 イギリス: Platinum
アメリカ: Platinum
カナダ: 3×Platinum
ドイツ: Gold
1983 頭脳改革 Piece Of Mind 3 70 イギリス: Platinum
アメリカ: Platinum
カナダ: 2×Platinum
ドイツ: Gold
1984 パワースレイヴ Powerslave 2 21 イギリス: Gold
アメリカ: Platinum
カナダ: 2×Platinum
ドイツ: Gold
1986 サムホエア・イン・タイム Somewhere In Time 3 11 イギリス: Gold
アメリカ: Platinum
カナダ: Platinum
ドイツ: Gold
1988 第七の予言 Seventh Son Of A Seventh Son 1 12 イギリス: Gold
アメリカ: Gold
カナダ: Platinum
ドイツ: Gold
1990 ノー・プレイヤー・フォー・ザ・ダイイング No Prayer For The Dying 2 17 イギリス: Gold
アメリカ: Gold
カナダ: Gold
1992 フィア・オブ・ザ・ダーク Fear Of The Dark 1 12 イギリス: Gold
アメリカ: Gold
1995 Xファクター The X Factor 8 147 -
1998 ヴァーチャル・イレヴン Virtual XI 16 124 -
2000 ブレイヴ・ニュー・ワールド Brave New World 7 39 イギリス: Gold
ブラジル: Gold
カナダ: Gold
スウェーデン: Gold
2003 死の舞踏 Dance Of Death 2 18 イギリス: Gold
ブラジル: Gold
ドイツ: Gold
スウェーデン: Gold
2006 ア・マター・オブ・ライフ・アンド・デス〜戦記 A Matter Of Life And Death 4 9 イギリス: Gold
ブラジル: Gold
カナダ: Gold
スウェーデン: Gold

[編集] ライヴアルバム

  • 1985年『死霊復活』 - Live After Death
2位 ゴールド(UK)、19位 プラチナム(US)、2xプラチナム(Canada)、ゴールド(Germany)
  • 1993年『モンスターズ・オブ・ロック 1992』 - Live At Donington
23位(UK)
  • 1993年『ア・リアル・ライヴ・デッド・ワン』 - A Real Live One / A Real Dead One
  • 2002年『ライヴ・アット・ロック・イン・リオ』 - Rock In Rio
17位(UK)、186位(US)
  • 2005年『デス・オン・ザ・ロード』 - Death On The Road
22位 シルバー(UK)
  • 2009年『フライト666 ジ・オリジナル・サウンドトラック』 - Flight 666 - The Original Soundtrack

[編集] ベストアルバム

[編集] 売上枚数

アメリカでのアルバム販売枚数の10位までを記す。
(アメリカSoundScan社集計による)

  1. 死霊復活 - Live After Death (1985年、558,578枚)
  2. フィア・オブ・ザ・ダーク - Fear Of The Dark (1992年、421,786枚)
  3. 魔力の刻印 - The Number Of The Beast (1982年、357,463枚)
  4. 頭脳改革 - Piece Of Mind (1983年、347,400枚)
  5. パワー・スレイヴ~死界の王、オシリスの謎~ - Powerslave (1984年、299,022枚)
  6. サムホエア・イン・タイム - Somewhere In Time (1986年、291,420枚)
  7. ブレイヴ・ニュー・ワールド - Brave New World (2000年、282,460枚)
  8. ベスト・オブ・ザ・ビースト (ベスト盤) - Best Of The Beast (1996年、251,112枚)
  9. 第七の予言 - Seventh Son Of A Seventh Son (1988年、218,056枚)
  10. ノー・プレイヤー・フォー・ザ・ダイイング - No Prayer For The Dying (1990年、213,745枚)

[編集] ヒットチャート

イギリスでの年間ヒットチャートの第1位を記す。
(イギリスThe Official UK Charts Company調べによる)

  • アルバム
  1. 魔力の刻印 - The Number Of The Beast (1982年、2週TOP)
  2. 第七の予言 - Seventh Son Of A Seventh Son (1988年、1週TOP)
  3. フィア・オブ・ザ・ダーク - Fear Of The Dark (1992年、1週TOP)
  • シングル
  1. Bring Your Daughter To The Slaughter (1991年、2週TOP)

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年11月22日 (日) 16:26 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【アイアン・メイデン】変更履歴

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