アイビスサマーダッシュ

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アイビスサマーダッシュ
開催地 新潟競馬場
施行日 2009年7月19日
格付け GIII
1着賞金 4100万円
距離 芝1000m
出走条件 サラブレッド系3歳以上(国際)(特指)
負担重量 3歳53kg、4歳上56kg、牝馬2kg減
収得賞金額3,000万円以上の日本馬は、2000万円毎に1kg増。
外国調教馬はGI優勝馬は5kg増、GII優勝馬は3kg増、GIII優勝馬は1kg増(2歳時のグループ・グレード優勝は対象外)
第1回施行日 2001年8月19日
  

アイビスサマーダッシュIbis Summer Dash)は、日本中央競馬会(JRA)新潟競馬場の直線1000mで施行する中央競馬重賞競走GIII)である。競走名はトキ生物学上の呼び名であるアイビス(Ibis)から。正賞は新潟市長賞。

中央競馬で唯一直線コースで施行する重賞競走である[1]

目次

[編集] 概要

2000年中山競馬場の芝1200mの4歳(現3歳)以上の混合・指定の別定のオープン特別競走、サマースプリントステークスとして施行されたのが始まり。

2001年からは新潟競馬場改修で新設された芝1000mの直線コースに施行場を移し、3歳(旧4歳)以上の混合・指定の別定の重賞(GIII)競走、アイビスサマーダッシュとして新設された。スプリンターズステークスの前哨戦の1つとして位置付けられ、2005年までは、2着までに入賞した地方所属の競走馬にスプリンターズステークスの出走権(優先出走権ではない)が与えられていた。

2005年には混合競走から国際競走に変更され、以後は外国調教馬の出走も可能となった。

2006年からは施行時期が7月中旬に変更。夏の新潟開催の開幕週のメインレースとなるとともにサマースプリントシリーズに指定、また指定交流競走から特別指定交流競走に変更され、JRAに認定されていない地方所属の競走馬が出走不可となった。

日本の中央競馬で唯一の直線コースで施行される重賞競走と言う事もあり、出走メンバーに関わらず、競馬ファンからの注目度は非常に高い。また本競走のGI昇格を望む競馬ファンもいる。もし実現すれば新潟では2002年にスプリンターズステークスを開催して以来のGI開催で、また、夏競馬としては初のGI開催が実現する。

本競走の直線コースは他競馬場の周回コースの芝1000mに比べ速いタイムが出やすく、2002年に優勝したカルストンライトオの走破タイム53秒7は、芝1000mのJRAレコードとなっている(同馬は2年後の2004年にもタイレコードで優勝している)。また通常の周回コースで馬場状態の良い外側のコースを通る場合は、コーナーで外を回るというロスを伴うが、直線コースではそのロスがないため、外枠の馬が有利な傾向が強い。2006年に本競走の開催時期が変更されたのは、内側の馬場も荒れが少ない開幕週に実施することでその傾向を少しでも弱めようという狙いがあった、と指摘する声が多い。[2]

出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)以上のJRA所属の競走馬、JRAに認定された地方所属の競走馬(2頭まで)及び外国調教馬(9頭まで)。

負担重量は別定で、3歳(旧4歳)は53キロ、4歳(旧5歳)以上は56キロ、牝馬は2キロ減を基本とし、収得賞金額3,000万円以上の日本の競走馬は、超過2,000万円毎に1キロの負担が課せられる。外国調教馬は、GI優勝馬は5キロ、GII優勝馬は3キロ、GIII優勝馬は1キロ(2歳時のグループ・グレード優勝は対象外)の負担が課せられる。

総額賞金は7,730万円で、1着賞金4,100万円、2着賞金1,600万円、3着賞金1,000万円、4着賞金620万円、5着賞金410万円と定められている。

現在の優勝レイ配色は、藤色地に黄色文字となっている。

[編集] 歴史

  • 2000年 - 中山競馬場の4歳(現3歳)以上の混合競走・指定交流競走の別定の芝1200mのオープン特別競走、サマースプリントステークスとして施行。
  • 2001年 - 新潟競馬場の3歳(旧4歳)以上の混合競走・指定交流競走の別定の直線芝1000mの重賞(GIII)競走、アイビスサマーダッシュとして新設(新設当初の地方所属馬の出走枠は3頭まで)。
  • 2004年 - カルストンライトオが当競走で史上初の2度目の優勝。
  • 2005年 - 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は5頭まで出走可能となる。
  • 2006年
    • 施行時期を8月から7月に変更。
    • 指定交流競走から特別指定交流競走に変更され、JRAに認定されていない地方所属の競走馬は出走不可となる。
    • 地方所属馬の出走枠が3頭から2頭に縮小。
    • サマースプリントシリーズに指定。
  • 2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、重賞格付け表記をJpnIIIに変更。
  • 2009年
    • 外国調教馬の出走枠が9頭に拡大。
    • 重賞格付け表記をGIIIに戻す。
    • カノヤザクラが当競走で史上初の連覇かつ当競走で史上2頭目の2度目の優勝。
    • 小牧太が騎手として当競走で史上初の連覇。
    • 橋口弘次郎が調教師として当競走で史上初の連覇。

[編集] 歴代優勝馬

[編集] サマースプリントステークス

施行日 優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師
2000年8月12日 ゲイリーイグリット 牝5 1:07.7 後藤浩輝 増本豊

[編集] アイビスサマーダッシュ

回数 施行日 優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 2001年8月19日 メジロダーリング 牝5 0:53.9 吉田豊 大久保洋吉 (有)メジロ牧場
第2回 2002年8月18日 カルストンライトオ 牡4 0:53.7 大西直宏 大根田裕之 清水貞光
第3回 2003年8月24日 イルバチオ 牝6 0:54.2 左海誠二 小檜山悟 柴原榮
第4回 2004年8月22日 カルストンライトオ 牡6 0:53.9 大西直宏 大根田裕之 清水貞光
第5回 2005年8月21日 テイエムチュラサン 牝3 0:54.0 田嶋翔 小島貞博 竹園正繼
第6回 2006年7月16日 サチノスイーティー 牝3 0:55.7 鈴来直人 平井雄二 佐藤幸彦
第7回 2007年7月15日 サンアディユ 牝5 0:55.1 村田一誠 音無秀孝 松岡隆雄
第8回 2008年7月20日 カノヤザクラ 牝4 0:54.2 小牧太 橋口弘次郎 神田薫
第9回 2009年7月19日 カノヤザクラ 牝5 0:56.2 小牧太 橋口弘次郎 神田薫

[編集] 関連項目

[編集] 国内の直線コースのある競馬場

[編集] 海外の主な直線コースのある競馬場

[編集] 海外の主な直線コースの重賞競走

[編集] 脚注

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  1. ^ 日本国外での直線コースのみでの競走はチャンピオンステークスなどがある。
  2. ^ しかし開幕週の時期は新潟県を含めた北陸地方梅雨明けしていないこともあり、当日の馬場状態が良馬場でも、天候不順が続いている場合には時計を要することもある。2009年もこの例にもれず、優勝タイムがこれまでの同競走において最も遅かった。

最終更新 2009年7月27日 (月) 12:01 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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