アイリッシュ・ジャック・ラッセル・テリア
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アイリッシュ・ジャック・ラッセル・テリア(英:Irish Jack Russell Terrier)とは、アイルランド及びアメリカ合衆国原産のテリア犬種である。日本でも人気のあるジャック・ラッセル・テリアの兄弟種である。愛好家にはアイリッシュ種(英:Irland type)、アイリッシュ・ジャック(英:IrishJack)などの愛称でも呼ばれている。
[編集] 歴史
ジャック・ラッセル牧師の作出したワーキング・テリアはもともと能力を重視して作られたために外見にはバリエーションがあった。彼の晩年にブリーディング・ストック(繁殖用の犬)がイギリスとアイルランドに渡り、それぞれが改良されて別の犬種が誕生した。このとき、アイルランドではこのアイリッシュ・ジャック・ラッセル・テリアが、イングランドではジャック・ラッセル・テリアが品種化された。なお、パーソン・ラッセル・テリアは2種確立後に作出者が作ったワーキングドッグタイプのものを復元して、更に馬と併走できる ように脚が長く、俊足になるように改良を重ねて品種化されたものである。
アイリッシュ・ジャック・ラッセル・テリアは主にアイルランドで改良が進められ、それが1900年代にそこから渡ってきた移民によってアメリカに持ち込まれて更なるブリーディングが行われたため、この2国が原産国であると認定されている。同年代にアメリカで犬種クラブが発足し、2006年11月にアメリカンケネルクラブに公認されたばかりの新しい犬種である。それからアメリカとアイルランドのアイリッシュ・ジャック・ラッセル・テリアのブリーダーは爆発的に増加し、2007年には両原産国に3000人近くのブリーダーが存在していると犬種クラブは発表している。
かつてジャック・ラッセル3犬種の支持者はそれぞれが我々の犬種こそがオールドタイプ(原型の犬種)であるといって譲らなかった時期もあったが、現在はそれぞれの良さを認めあい、互いの犬種の長所を知って共に共存していくことが決められ、和解が成立した。
なお、ジャック・ラッセル3犬種のうち、アイリッシュ・ジャック・ラッセル・テリアのみFCIに公認されていない。このことを利用した悪質な詐欺も起こっており、アメリカではこれに似せて雑交させた雑種犬や遺伝的疾患を生まれつき患ったジャック・ラッセル・テリアをだまされて売られるといった事件もおきている。そのため、この犬種の入手には血統書や親犬、繁殖環境をしっかりと確認できる、信頼のあるブリーダーから入手する事が不可欠である。
[編集] 特徴
普通のジャック・ラッセル・テリアに比べてより小型で、フォックス・テリアのようなスクウェアな体型をしている。又、ジャック・ラッセルとパーソン・ラッセルに比べると更に安定した健康状態を保てるように改良されているとアイリッシュのブリーダーは推している。コートにはスムースコートとロングコートの2タイプがあり、垂れ耳、垂れ尾。作業用にワーキング・テリアとして使うときは尾を3分の2の長さに断尾することもある。性格はオンとオフに切り換える事が出来、遊ぶときや仕事のときはエネルギッシュで大はしゃぎもするが、家庭にいるときなどは忠実で大人しく、子供好きのよいペットになる。しつけもよく入るが、正しくしつけないと落ち着きの無い性格になってしまう事もある。平均寿命はジャック・ラッセル、パーソン・ラッセルと同じく15年くらいである。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年7月31日 (金) 23:19 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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