アイリバー

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アイリバー
各種表記
ハングル 아이리버
漢字 -
片仮名
(現地語読み仮名)
アイリボ(日本語読みは"アイリバー")
英語表記: iriver
  

アイリバー(iriver)は、韓国の企業。また、同社が世界中に展開するデジタルオーディオプレーヤー電子辞書カーナビなどを中心とするデジタル機器のブランドである。

目次

[編集] 概要

アイリバーブランドの製品の多くは親会社レインコム (Reigncom) 社が開発を行っており、アイリバーや海外法人は販売・ユーザーサポートのみを行っている。

日本では一時NHJが代理店を務めた後、レインコム100%出資のアイリバー・ジャパン株式会社が設立され、長らく販売・サポートを行っていた。現在はMCJ傘下の株式会社iriver japanに組織変更された後マウスコンピューターに吸収合併されている。

1999年から2000年にかけて記録媒体にCDを採用したデジタルオーディオプレーヤーとして発売。当時のMP3プレーヤーの大きな問題だった容量を実用的なレベルまで解決して注目を集めた。その後フラッシュメモリ・HDD型プレーヤーで定評を得る。

日本のインターネットコミュニティでは、アイ→相、リバー→川の当て字で、「相川」と表記されることがある。

[編集] ポータブルプレイヤー

[編集] CD-R/RW

iMP-550 SlimX (CDプレイヤータイプでは日本で最後に発売されたモデル)

CDを利用したポータブルプレイヤー。CD-RCD-RWの書き込み可能なCDにデータを書き込むことで利用する。iriver第1期の主力製品として展開し、現在のiriverの基礎を基いた。日本では現在販売されていない。

OEM製品として一部製品は現在はデジタルオーディオプレイヤーから撤退したRIOにRioVolt として供給された。RIOとの契約解除により自社ブランド立ち上げが行われた。

  • RioVolt SP Series
  • iMP Series

[編集] フラッシュメモリ

iFP-799
T10 (512MB)

フラッシュメモリタイプのプレーヤー。本体に内蔵したメモリにデータを蓄積する。太字は2007年5月現在の最新機種。

  • iFP シリーズ
iMPシリーズ後のiriver第2期の主力製品となった。 一部のシリーズを除いて三角形断面(プリズム形状)・単三型(LR6)乾電池仕様(二次電池対応)であり、韓国の公式サイトでその重さを「ゲマッサル」1列分と表現しことから、日本では一部から「カニかま」の俗称で呼ばれるようになった。
Philips製チップ搭載。転送は専用ツールを使うManagerバージョンと、OSで書き込みが可能なUMSバージョンをファームウェアの切り替えで選ぶことができた。 Xtreme3D、FMラジオや録音機能が充実しており、販売終了後も根強い人気があった。なお、iFP-700シリーズのマイナーチェンジモデルがF700シリーズとして再発売されていた。
  • iriverプリズム(iFP-100シリーズの名称を変更したもの)
  • F700 (外部マイク対応、4GB)
  • N Series (ネックレスタイプ)
  • N10 (256MB/512MB/1GB)
  • N11 (256MB/512MB/1GB)
  • N12 (1GB/2GB)
  • T Series (iFPシリーズの事実上の後継)
  • T10 (単三電池対応、512MB/1GB/2GB)
  • T20 (512MB/1GB)
  • T30 (単四電池対応、256MB/512MB/1GB/2GB)
  • T50 (単三電池対応、1GB)
  • T60 (単四電池対応、2GB/4GB)
  • T7 (USBプラグ内蔵、1GB/2GB/4GB)
  • T6 NEON (2GB)
  • T5 (ストップウォッチ機能搭載、4GB)
  • U10 (256MB/512MB/1GB)
  • U:MO (モバHO!対応、1GB)
  • S Series (超小型タイプ)
  • S7 (1GB)
  • S10 (1GB/2GB)
  • X Series (フォトアルバム機能搭載、動画対応)
  • X20 (2GB/4GB/8GB内蔵+増設microSDカード)
H10 jr
  • clix (2GB)
  • clix2 (2GB/4GB/8GB)
  • B20 (1GB)
  • E Series
  • E100 (4GB/8GB+増設microSDカード)
  • E50 METAL (4GB)
  • Mplayer (1GB)
  • Mplayer Season2 (1GB)
  • Mplayer+ (2GB)
  • Mplayer SWAROVSKI (1GB)
  • MPlayer eyes (2GB)
  • D Series (マルチメディア機能搭載電子辞書)
  • D5 (2GB/4GB)
  • LPlayer (2GB/4GB/8GB)
  • SPINN (eストア限定、4GB/8GB)
  • H10 Jr. (512MB/1GB)

[編集] HDD

HDDを記録装置として利用したポータブルプレーヤー。第2期iriverのHDDモデルは多機能さを前面に押し出した物が多い。H100やH300はバグなども多かったが、光デジタル端子、USBホスト機能、マイク端子など機能的な面から未だに一部のハードユーザーから支持されている。しかし、PMPシリーズはバグが多いのになかなか改善されず、まだポータブルビデオはまだ日本では普及には時期尚早だったこともあり、販売展開に失敗。また、全体的に本体サイズが大きめなどデザインの難点もあり、日本では成功しなかった。 その反省から、小型HDDを利用した本体のサイズの小さいH10や、さらに小型化を進めたE Seriesを発売した。

  • iHP Series
  • iHP-100 (10GB/20GB/40GB) - 光デジタル端子搭載
  • H Series
  • H300 (20GB/40GB) - USBホスト機能搭載
  • H10 (5GB/6GB)
  • PMP Series
  • PMP-100 (10GB/20GB/40GB) - USBホスト機能搭載
  • E Series
  • E10 (6GB)

[編集] 再生可能コーデック

現在、iriver製品で再生可能の主なコーデックは、

製品によって異なるので対応はメーカーに確認すること。

[編集] 公式サポート

同社の公式サイトにはコミュニティと呼ばれるBBSがあったが、その中の「UserForum」、「iriverへ提案」を2007年5月25日に閉鎖。2007年に入ってからmixi内に出来たコミュニティに移行した。閉鎖したコミュニティについてはmixiの公式コミュニティで質問が可能。なお「iriverへ提案」については公式ホームページ内の「提案フォーム」からでも可能になっている。

[編集] 韓国での経緯

  • 時期不明 ヤン・ドクジュンが開発元のレインコム株式会社韓国ソウル特別市で立ち上げる。当初は光学ドライブなどを作るメーカーだった。ジュン・ヤンはサムスン電子からのスピンアウトだった。
  • 1999年、ソウルでアイリバー株式会社を設立、「CD-Rに書き込んだMP3を再生できるプレーヤーがあれば」というふとした発想からiRiver iMP-100の開発を進める。
  • 2000年、iMP-100が完成。韓国国内でiRiverブランドとして発売される。同時期、Sonic Blue(現在はRio)からのOEM受注を受け、このモデルはRioVolt SP90/100として日本でもリリースされる。
  • 2001年、"iRiver2"と称されたiMP-250が完成。同時にOEM発注を受け、RioVolt SP250として日本でも発売。FMチューナーや多機能性、本国での顧客の要望に応える精力的なファームウエア更新が繰り返されていたため、現在のアイリバー製品の土台を作った商品となった。また、日本販売のRioVolt SP250にiMP-250用の日本語ファームウエアを導入するパワーユーザーも存在した。なお、設定内容やユーザーインターフェースなどはiFP/Fシリーズ末期まであまり変わっていない。
  • 2002年、SlimX iMP-350が完成。iMP-250の機能を残したままさらに本体を薄くし、本体液晶を省いてリモコンのみとした。しかしこのモデルはRio側からの発注が得られず、社内では今後自社ブランドに統一して出荷する事を決定。この決定には社内ですら賛否両論ではあったが、結果的にRioが後に倒産するなど、業界が大きく動く中で、成功したと言える。しかし当時アイリバーは販売などに関するノウハウはゼロに近く、人材・代理店探しからの道となった。iMP-350 SlimXは当時のMP3プレーヤー売り上げ上位に食い込むほどの人気となり、アイリバーという会社を世界中に知らせる出世製品となる。日本でも販売開始は半年以上遅れたが発売された。韓国などから直輸入するパワーユーザーも多かったが、FM機能が現地仕様となるため日本で使えないなどの問題も生じた。
  • 2006年、レインコムの業績が急激に悪化する。アップルコンピュータが発売した低価格で大容量のシリコンオーディオプレーヤーiPod nanoに人気を奪われた事、また2004年頃からソニーパナソニックなどの日本企業もMDを切り捨てて、シリコンオーディオを本格的に展開し、それらのメーカーに比べ、ブランド力や企業体力、UIで劣るアイリバーが全世界で価格競争を強いられた事などが要因である。
  • 現在韓国市場においては電子辞書やカーナビなど製品の多角化を図り、一定のシェアと人気を誇っている。

[編集] 日本発売開始後の経緯

  • 2002年7月 NHJ社がiRiverの日本国内独占販売権取得。
  • 2003年7月2日 韓国レインコム社の全額出資により、アイリバー・ジャパン株式会社(代表取締役 遠藤信久、社員数当時9名)設立。
  • 2003年11月 サポーター制度をスタートし、顧客に商品のレビューなどを託す。
  • 2003年12月10日 オンライン販売、iRiver e・Store開始。
  • 2004年2月2日 内蔵充電電池交換サービスの開始。
  • 2004年2月4日 アイリバー・プラザ 神田小川町(東京)設立。
  • 2004年4月 CI(コーポレート・アイデンティティ、会社のロゴ)を変更する。以後“iRiver”ではなく“iriver”の表記となる。
  • 2004年10月15日 アイリバー・プラザ 新宿(東京)開設。
  • 2004年12月4日 アイリバー・プラザ 心斎橋(大阪)開設。
  • 2005年6月30日 アイリバー・プラザ 渋谷(東京)開設。
  • 2006年1月15日 アイリバー・プラザ 新宿(東京)および、心斎橋(大阪)を閉鎖。
  • 2006年10月30日 株式会社MCJが100%出資による新子会社、株式会社iriver japanを設立。旧アイリバー・ジャパンは新会社へ業務を移管。
  • 2006年10月31日 アイリバー・プラザ 渋谷(東京)を閉鎖。
  • 2007年5月30日 廉価MP3プレーヤーやデジタルフォトフレームを展開するSIREN日本法人の営業権を所得。
  • 2009年5月14日 iriver japanを同年7月1日付で同じくMCJの子会社である株式会社マウスコンピューターを存続会社として合併した。

[編集] 直営店アイリバー・プラザ

2004年2月から2006年10月まで、直営店であるアイリバー・プラザを展開した。最盛期は神田小川町新宿渋谷心斎橋の4店舗があった。 デジタルオーディオプレーヤー(MP3プレーヤー)のiriverブランドの製品を販売、およびサポートを行うiriver直営店舗であり、製品の購入、試聴、修理、サポート(操作方法などの説明)が受けられた。しかし、2006年10月31日 に最後の直営店であるアイリバー・プラザ渋谷の営業が終了し、直営店舗は事実上すべて無くなった。

アイリバー・プラザ神田小川町は平成17年6月に修理センターのみの業務となり、その修理センターも平成18年1月20日に営業を終了した。

アイリバー・プラザ新宿、アイリバー・プラザ心斎橋は平成18年1月15日で営業を終了した。

韓国レインコム社の直営からMCJの傘下に切り替わった現在では、MCJの直営店舗でアイリバー製品を展示するようになった。ただし、持ち込み修理は一度本社送りとなる扱いに変更されており、即日修理は不可である。

[編集] 関連項目

  • Rockbox - 有志によるオープンソースファームウェア。Hシリーズに対応。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月22日 (木) 03:57 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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