アエル (仙台市)
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| 施設情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県仙台市青葉区中央1丁目3-1 |
| 座標 | 北緯38度15分45.8秒 東経140度52分53.4秒 |
| 状態 | 完成 |
| 建設期間 | 1995年(平成7年)3月17日 - 1998年(平成10年)3月19日 |
| 使用目的 | 商業施設・オフィス |
| 地上高 | |
| 最頂部 | 145.5m |
| 屋上 | 145.5m |
| 最上階 | 31階 |
| 詳細 | |
| 階数 | 地上31階、地下3階 |
| 延べ床面積 | 73,079m² |
| エレベーター数 | 12基 |
| 建設費 | 746億円(総事業費) |
| 関係する企業 | |
| 設計 | 仙台市 |
| 施工 | フジタ・松村組・三菱建設JV |
| 所有者 | セキュアード・キャピタル・ジャパン |
| SkyscraperPage | |
アエル (AER) は、JR仙台駅西口北側に立つ地上31階 (145.5m) の再開発ビルである。
1998年(平成10年)の完成当初から東北地方で最高層のビルであり、仙台市都心部のランドマークとなっている。
目次 |
[編集] 概要
1階から4階までが商業施設。5階から7階が仙台市の施設。8階から30階がオフィスビルとなっている。商業フロアには丸善、ユニクロなどの店が入っている。最上階の31階には中華料理店聘珍樓のほか、無料の展望台がある。
完成時期が失われた10年といわれる不況期であったことから、入居企業に就労支援・労働者派遣が多いのが特色である。また、交通の便がいいため、一般的な学校より通学範囲が広い資格取得予備校などの教育機関も入居している。
「ネット!U」にある多目的ホールが、仙台駅周辺には数少ないイベントスペースであるため、様々なイベントが開かれている。
建設には全天候型ビル自動建設システムが用いられ、当時としては最も高い建物への適用例であった[1]。また、居住性向上のため、制震装置が設置されている[2]。
郵便番号は、SS30同様、980-61xxという専用の郵便番号が付番される(xxは階番号だが、32より大きな数字の場合は特定のテナント専用となる)。
[編集] 沿革
1988年(昭和63年)に仙台市によって中心部再開発事業[3][4]として事業化され、1998年(平成10年)に完成。総事業費は約746億円であったが不況のため売却先が見つからず、市が保有したままテナントを貸して賃料を債務返済にまわしていた。2007年3月の時点で借入金は約276億円残っていたが、同年10月に外資系投資ファンド「セキュアード・キャピタル・ジャパン」を中心とする特定目的会社に287億7800万円で売却された。これは完成前の95年に売り出した際の公募価格と同額であった。
- 1984年(昭和59年)12月4日、高度利用地区告示、および、都市計画の告示
- 1986年(昭和61年)10月7日、高度利用地区変更の告示
- 1987年(昭和62年)6月19日、仙塩広域都市計画事業仙台駅北部第一南地区第二種市街地再開発事業施行規程[5]を制定
- 1988年(昭和63年)5月6日、事業計画決定の公告
- 1992年(平成4年)2月28日、都市計画変更の告示
- 1994年(平成6年)11月1日、事業計画変更の公告
- 1995年(平成7年)3月17日、建築工事着工
- 1998年(平成10年)3月19日、建築工事竣工
[編集] 受賞歴
- 1998年 全日本建設技術協会『21世紀の「人と建設技術」賞』
- 1999年 日本鋼構造協会『鋼構造優秀作品』
- 1999年 日本消防設備安全センター『優良消防防災システム表彰』
- 1999年 照明学会『照明普及賞優秀施設賞』
[編集] 主なテナント
[編集] 展望フロア
31階は、展望テラスとレストランで構成される。
- 聘珍樓(中華料理店)
- 展望テラス:東西1か所ずつ
[編集] オフィスフロア
9階~30階は賃貸オフィスとなっている。
[編集] エル・ソーラ仙台
28-29階に入居する仙台市の男女共同参画施設で、みやぎ子育て・女性健康支援センター、せんだいファミリーサポート・ネットワーク、ウイメンズサポートセンターなどの機能を持つ。同様な市の施設に、ファッションドーム141にあるエル・パーク仙台がある。
- 29階:図書資料ラウンジ、市民交流スペース・キッズコーナー、活動ブース
- 28階:大研修室、研修室1、研修室2、ミーティング室、託児室
[編集] 就労支援・人材派遣
- 23階:スタッフサービスエンジニアリング事業本部仙台テクニカルセンター
- 21階:マンパワー・ジャパン仙台アエル支店
- 20階:
- 19階:アロービジネスメイツ東北支店
- 16階:フジスタッフ仙台支店
[編集] 教育・研究
- 27-26階:東京アカデミー仙台校
- 26階:JSコーポレーション、ラストリゾート
- 19階:
- 16階:東北芸術工科大学・大学院仙台スクール
- 15-14階:ヒューマンアカデミー
- 10階:仙台大原ライセンススクール(学校法人北杜学園)
[編集] 医療
- 20階:宮城県赤十字血液センター、献血ルームAER20
- 18階:
- 15階:
- 日本医療教育財団仙台支部
- ニチイ学館第一統括本部、仙台支店
- 12階:宮城県成人病予防協会中央診療所
- 11階:LCクリニック仙台
- 10階:
- かねとう腎泌尿器科クリニック
- エイブル調剤薬局(サンライフコミュニティ)
- アエル斎藤整骨院
[編集] 金融
- 25階:ポケットカード東北事業部
- 22階:アメリカンファミリー生命保険会社
- 9階:日専連仙台、日専連ライフサービス
[編集] 一般企業・その他
- 30階:東北ミサワホーム
- 26階:シスコシステムズ
- 24階:ソフトバンクテレコム東北支社
- 22階:日本信号東北支店
- 21階:
- 伊藤忠商事東北支社
- プラス仙台支店、プラスビジョン、東北ジョインテックス
- CRCソリューションズ
- 19階:
- あずさ監査法人仙台事務所
- ブライダル・エクセレント株式会社仙台支店
- 17階:
- 16階:
- クロップス
- 仙台市中小業支援センター(Nest仙台)
- 13階:富士通エフ・オー・エム、富士通ネットワークソリューションズ
- 11階:
- マイ・フレンド仙台営業所
- 中山組東北支店
- 結婚情報センター
[編集] 公共フロア
5階~8階は、仙台市情報・産業プラザ「ネ!っとU[8]」が入居する。5階の多目的ホールでは、立地のよさを反映した講演会・展示会・イベントなどが行われている。他の仙台市の機関として、オフィスフロアの16階に仙台市中小業支援センター(Nest仙台)、28-29階にエル・ソーラ仙台がある。
- 8階:仙台市情報・産業プラザ起業育成室[9]
- 7階:財団法人仙台市産業振興事業団[10]
- 6階:特別会議室、セミナールーム1・2、講師控室1・2
- 5階:多目的ホール(椅子のみ使用850名、机・椅子使用351名)、産業情報ライブラリー、情報化研修室、インターネットコーナー、主催者・来賓控室
[編集] 商業フロア
商業エリアは「Shop & Wonder AER」と呼ばれる。1-2階にはアトリウムがある。
- 4階:フロアのほぼ全体をオフィスベンダーと3つのインショップからなる『文具の杜』として、2007年10月19日に改装オープンした。
- オフィスベンダー(文房具店)
- 3階:ユニクロがフロアの4分の3程度を占めており、他に小規模のアパレルや雑貨店が出店している。
- 2階:婦人服や雑貨類の店舗が多数出店している。スターバックスコーヒーは吹き抜けに面している。
- スターバックスコーヒー(喫茶店)
- ファンケルハウス(サプリメント・化粧品店)
- ラコステ(アパレル)
- 1階:大部分は丸善で占められており、ファミリーマート、不動産店は建物の外側からのみ入店可能である。
[編集] 駐車場
[編集] 周辺
AERは、仙台駅北側の徒歩移動の集約地である駅前通りと名掛丁の交差点に建ち、仙台駅と中心部商店街の中央通り(ハピナ名掛丁)との動線、および、オフィスビルが建ち並ぶ花京院や本町との動線が集まる。
AERが面するもう1つの交差点の駅前通り・広瀬通りの四隅には、既に「Azur仙台」(地上19階、87m)が建っているが、将来的には、高速バスのバス停付設の「東京建物仙台ビル」(地上20階、97m)、および、花京院一丁目第一地区再開発による2棟のビル[11]が建設される予定で、これらもAERと同様に仙台駅西口ペデストリアンデッキで繋がり、地上のほかに2階の高さでも歩行者が行き交う多層的な地区となる。
2008年4月1日より、正面に「仙台駅北口」バス停が設置されることになり、混雑時や当地周辺への用途の際のアクセスが向上する。かつて、この位置には仙台ヒルサイドアウトレットを結ぶ無料シャトルバスの仙台駅側の昇降拠点となっていた(現在は、愛子観光バスが開設した路線バス利用者への無料券配布に切り替えたため、シャトルバスは廃止され、路線の乗り場も、仙台東洋ビル・仙台東宝ビル前に「仙台駅前31-3」乗り場として設置された)。
AERの南側では、低層部分に仙台パルコが入るオフィス・商業複合ビル「仙台マークワン」(地上19階、高さ98m)があり、その建設に合わせて両ビルの間には新たにペデストリアンデッキが設置され、線路を跨いで仙台駅東口との東西連絡デッキも設けられた。
また、広瀬通りは駅前通りより東のAERの北面で宮城野橋(X橋)に接続しているが、将来的にはこれが架け替えられ、現在進行中の仙台駅東第二土地区画整理事業[12]と多層的に接続される予定である(都市計画道路元寺小路福室線[13])。
AER周囲では徒歩移動の多層性の拡充が進み、AERはその集約地の1つとなると見られている。
[編集] その他
- 「ネット!U」の多目的ホール(AER多目的ホール)は、仙台港の夢メッセみやぎと並び、仙台市で同人誌即売会およびコスプレイベントが開かれる場所としてその筋では著名。夢メッセみやぎ(最寄り駅:JR仙石線・中野栄駅)が自動車でのアクセス中心なのに対し、AER多目的ホールは、仙台駅に隣接することから鉄道・バスでのアクセス中心であり、ある意味棲み分けがなされている。仙台の萌え系ビジネスの集積地は、以前は仙台駅西口南西部の仙台朝市周辺であったが、現在は新学生街のクリスロードに集積傾向があり、「AER多目的ホール」はその点でも直近に位置する。なお、八木山ベニーランドでも定期的にコスプレイベントが行われている。
[編集] 脚注
- ^ 東北一の超高層建物 仙台「アエル」を全天候型のビル自動建設システムで施工(フジタ)
- ^ 強風時の居住性を向上させる 制振装置を東北地方一の超高層ビルに設置(フジタ)
- ^ 仙台駅北部第一南地区第二種市街地再開発事業(仙台市)
- ^ 仙台駅北部第一南地区(仙台市)
- ^ 仙塩広域都市計画事業仙台駅北部第一南地区第二種市街地再開発事業施行規程(仙台市)
- ^ 東北6県の各支社の統括機能を担う部署となり、労働者派遣等の実務は同居する仙台支社や仙台第一生命タワービルディングに所在する3支社が担当する。
- ^ アデコは、仙台第一生命タワービルディング7Fに、仙台一番町支社・仙台北支社・I&R仙台支社を別途設置。I&R仙台支社は、登録型アルバイト・短期派遣を専門に行う部署で、仙台支社は一般の長期派遣・紹介予定派遣を担当し、仙台一番町支社が仙台支社を補完する形を取る。仙台北支社は、大崎市の古川支社が担当していた部分の一部を分割・継承し、主に仙台市外(県南部を含む)の長期派遣・紹介予定派遣を担当する。
- ^ 仙台市情報・産業プラザ「ネ!っとU」
- ^ 仙台市情報・産業プラザ起業育成室(財団法人仙台市産業振興事業団)
- ^ 財団法人仙台市産業振興事業団
- ^ B1 中央一丁目第二地区
- ^ 仙台駅東第二土地区画整理事業
- ^ 4. 元寺小路福室線(宮城県「仙塩広域都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」付図)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月16日 (月) 12:47 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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