アガスティアの葉

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アガスティアの葉(-は)は、紀元前3000年頃に実在したとされるインドの聖者アガスティアの残した予言を伝えるとされる葉のこと。

目次

[編集] 概要

聖者アガスティアが太古に残した、個人の運命に対する予言が書かれているとされる葉。南インドのタミル語文化圏に保管されている。その葉は、古代タミル語で書かれており、ナディ・リーダーと呼ばれる人たちが、現代タミル語に翻訳する。この葉を読むことのできるのは、10歳前後から6年以上かけて特別な訓練を受け、代々ナディ・リーダーとして運命づけられた人だけという。その数は、総数800人と言われ、読むレベルに個人差があるため、信頼できるナディ・リーダーを選ばないとアガスティアの予言が曲解される可能性が否定できない。

[編集] 葉の検索

アガスティアの葉の取り出しに際して男性の場合は右手の親指、そして女性の場合は左手の親指の指紋が必要となります。指紋の部分だけをナディ・アストロジャーに渡し、ナディ・アストロージャーは、それを持って葉の保管されている倉庫へと1人入って行く。 その時点で相手にはプロフィールはおろか、依頼者の名前すら話さない。また、向こうもそういった情報は一切必要としない。その後、出てきた葉に書かれている適切な部分をピックアップしながら、こちらの持っているプロフィール表との照合が始まる。 例えば「兄弟は○人か?」「一番上は女性か?」「父親は存命か?」こういった簡単なことから始まり、徐々に質問が具体性をおびてくる。ここでもし内容が合わない場合は、別の葉を再度取り出しに行くことになるが、大抵の場合、その前に向こうが「彼の名前は○○か?」といった具体的に依頼者の名前、あるいは両親や祖父母、離婚した相手の名前など具体的な固有名詞にいき当たる。更に条件を詰めていき、最後に向こうが本人の生年月日をのべ、それが本人のものと確認されると、葉の検索の作業は終了しとなる。 この間、平均すると約20分で早い人になると3つか4つの質問の後、すぐに本人の名前がでてきた例もある。

[編集] 葉の種類

アガスティアの葉は、一人に対して普通14種類存在するが、それ以外にも特別な葉がある。第1の葉に人生全般が記載されていて、まずこの葉を開くことから運命を知る作業が始まる。その内容は、個人差があるが、指紋の名前や特徴、生まれた時の星の配置から今生の基本的性格が述べられ、これまでの人生を軽く概観した後、現状と未来についての解説が始まる。多くの場合、大きな流れだけが語られるのでピンと来ない人も多いという。その場合には、第2から第12の葉を読むことで明確にする必要があるらしい。あるいは、プラチナ(質問)の葉を開けることで、どんな質問にもアガスティアが答えてくれるという。第1章の中で、アガスティアにだいたい共通して勧められることは、第13章と第14章を開けることである。第13章は、前世のカルマ(悪行)について語られ、その悪影響の厄払いをするために、何が必要か書かれている。第14章は、今生における悪運から身を守るために「御守り」を作成し、身につけることが勧められる。それには、別途料金がかかり、その額はアガスティアの葉を開けるまで分からない。それが高額で、アガスティアの勧めを拒む人も少なからずいるという。

[編集] 予言の内容について

アガスティアの葉に書かれたとおりの人生を送る人もいれば、違った人生を送る人もいるという。そこからアガスティアの予言に対して不信感を抱く人たちが出てくるが、もともとアガスティアは、運命を決め付けるために予言をしているのではなく、道に迷わないようにナビゲーションを行っているだけだという。どんなバラ色の未来を描かれても、何の努力もせずにその未来がやってくるわけではないが、未来はすでに決まっているのだと誤解する人がいて、利用者は気をつける必要があるという。

[編集] 活用

アガスティアの葉は、現地では安価で読むことができ、南インドでは、結婚相手や進路などで迷いがあるときに気楽に活用しているという。特に政治家や大企業の経営者などは、選択に迷ったときこの葉を活用する人が多いという。日本人が葉に出会うことは、容易ではなく、現地に行き、タミル語から日本語に通訳できる人を雇わなければならない。そのため多数の代行業者が、通訳を雇い、代行業務を行っている。近年になって、アガスティアの命により、ナディー・リーダーがアガスティアの葉を持って、日本を訪れ、日本人に便宜を図るようになったという。

[編集] 疑問

  • ナディ・リーダーは葉を探す際に依頼者に質問をする。その数は、5時間かかる場合、1000以上の質問に及ぶ(すぐに見つかる場合には、数問で終わる)。生年月日、職業、家族関係など個人情報を詳細に聞かれるために、ナディ・リーダーが語る個人の運命は、それによって導き出されたものではないか、という疑問が残る。批判本には、偽名を名乗ったり、質問にわざと違う答えを返すとそれに基づいた葉が出てきた、という話があるようだが、そもそも質疑が正しくないのでは批判になりようがない。本物の葉を見つけるには、本当の情報を提供する、というのが大前提となっている。
  • また、これらの館はナディ・リーダーの解説のために葉の検索料金と翻訳料を払う。外国人が行った場合は通訳料も加わる。こうした料金はえてして高額であるが、5時間かけても見つからない場合、無料となることを考えると妥当なのかもしれない。最初の葉に書かれている「運命」はきわめて凡庸であり誰にでも起こりうるようなこと(バーナム効果)が多いとされている。より詳しく知るためには、第2から第12の葉を開ける必要がある。
  • 日本に紹介された当初、300万円もかかるツアーが決行されたこともあり、ビジネス目的で行う業者も出てきた。海外渡航の際に旅行代理業者が渡航者の個人情報を取得できることを考えれば、その場合の仕掛けは明らかである。今では、多数のアガスティアの葉検索代行サービス業者があり、安価で、現地に行かなくても「運命」がわかるというが、それが本物であるかどうかを疑う人や、自分の館が一番なのだと主張する業者も現れて、信頼を損ねる一因となっている。業者を介さずに自分の目で体験することが大切だろう。
  • ナディー・リーダーの中には、依頼者が中身を解読できないことをいいことに、葉に書かれてはいない料金を別に請求するということもあるらしい。信頼の置ける業者を選ぶことが大切である。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年9月22日 (火) 04:19 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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