アキュラ・TL

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アキュラ・TLは、本田技研工業アキュラブランドで販売している中型の高級セダンである。アキュラ・ビガー(ホンダ・ビガーの同型車)の後継モデルとして、1996年から発売されている。

アキュラの最量販モデルであり、アウディ・A4BMW・3シリーズレクサス・ESなどが競合モデルとなる。

目次

[編集] 歴史

[編集] 初代(1995-1998年 UA2/3型)

アキュラ・TL(初代)
UA2/3型
初代アキュラ・TL
製造国 日本
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア ハードトップ
エンジン G25A型:2.5L 直5 SOHC
C32A型:3.2L V6 SOHC
変速機 4速AT
駆動方式 FF
サスペンション 前後:ダブルウィッシュボーン
全長 191.5 - 191.7 in
(4,864 - 4,869 mm)
全幅 70.3 - 70.9 in (1,786 - 1,801 mm)
全高 55.3 - 55.7 in (1,405 - 1,415 mm)
ホイールベース 111.8 in (2,840 mm)
生産工場 埼玉製作所
別名 日本名:
2代目ホンダ・インスパイア
初代ホンダ・セイバー
先代 アキュラ・ビガー
-このスペック表は試行運用中です-

1995年にビガーに代わって初代TLが発売された。

ワイド&ローのシルエットは踏襲されたものの、マーケットからの居住性(主に後席)アップに応えるべく一回りサイズアップされた。日本国内では2代目ホンダ・インスパイア/初代ホンダ・セイバーとして販売された。

エンジンは、ビガーから引き継がれたG25A型 2.5L 直列5気筒 SOHC(176 hp)と、2代目ホンダ・レジェンドに搭載されていたバンク角90度のC32A型 3.2L V型6気筒 SOHC(200 hp)の2種類がフロントミッドシップに搭載された。

[編集] 2代目(1998-2003年 UA5型)

アキュラ・TL(2代目)
UA5型
2代目アキュラ・TL
製造国 アメリカ合衆国
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
エンジン J32A型:V6 3.2L SOHC VTEC
変速機 5速/4速AT / 6速MT
駆動方式 FF
サスペンション 前後:ダブルウィッシュボーン
全長 192.9 in (4,900 mm)
全幅 70.3 in (1,786 mm)
全高 56.1 in (1,425 mm)
ホイールベース 108.1 in (2,746 mm)
車両重量 3,447 lbs (1,564 kg)
製造元 ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチャリング(HAM)
生産工場 メアリズビル工場(オハイオ州
別名 日本名:
3代目ホンダ・インスパイア
2代目ホンダ・セイバー
-このスペック表は試行運用中です-

1998年に、フルモデルチェンジを迎える。

このモデルより生産はアメリカのオハイオ州にあるメアリズビル工場で行われ、日本へも3代目インスパイア/2代目セイバーとして輸入・販売された。

先代で採用されていたFFミッドシップレイアウトは直列5気筒エンジンと共に廃止され、新たに開発されたバンク角60度のJ32A型 3.2L V型6気筒 SOHCエンジンのみとなる。

2002年に、225hp仕様のエンジンに5速ATが組み合わされた標準仕様に加え、260hp仕様のエンジンに5速ATまたは6速MTを組み合わせた「Type-S」が追加設定された。


[編集] 3代目(2003-2008年 UA6/7型)

アキュラ・TL(3代目)
UA6/7型
製造国 アメリカ合衆国
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
エンジン J32A型:3.2L V6 SOHC VTEC
J35A型:3.5L V6 SOHC VTEC
最高出力 J32A:258hp(262PS)/6,200rpm
J35A:286hp(290PS)/6,200rpm
最大トルク J32A:
233lbs·ft(32.2kgm)/5,000rpm
J35A:
256lbs·ft(35.4kgm)/5,000rpm
変速機 5速AT / 6速MT
駆動方式 FF
サスペンション 前後:ダブルウィッシュボーン
全長 189.3 - 189.8in
(4,309 - 4,822mm)
全幅 72.2in (1,835mm)
全高 56.7in (1,441mm)
ホイールベース 107.9in (2,740mm)
車両重量 3,559 - 3,674lbs
(1,614 - 1,666kg)
製造元 ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチャリング(HAM)
生産工場 メアリズビル工場(オハイオ州
-このスペック表は試行運用中です-

2003年9月に、2度目のフルモデルチェンジを迎えた。

このモデルよりアキュラブランド専用モデル(日本仕様のインスパイアは北米仕様アコードV6と同一車両に変更、ただしプラットフォームは共通している)となり、エンジンは先代同様J32A型1種類のみであり、258hp仕様に5速ATが組み合わされた標準仕様と、270hp仕様に5速ATが組み合わされた「Type-S」とがある。

2006年に、「Type-S」のエンジンがアキュラ・RLに搭載されていた286hpのJ35A型エンジンに変更され、トランスミッションは6速MTも選べるようになった。

ボディ・デザインは、社内デザイナーであるジョン・イケダ。製造は、オハイオ州・メアリズビル工場(Marysville Auto Plant)で行われる。

アメリカでの人気と評価は非常に高く、2005年の販売台数70,943台は、レクサス・RXBMW・3シリーズに次ぐ、高級車の第3位であった。[1] また、モデル別のリセールバリュー調査では、ミニ・クーパーポルシェ・911などに次ぐ第5位(2006年、Automotive Lease Guide)となった。[2]


[編集] 4代目(2008年- UA8/9型)

アキュラ・TL(4代目)
UA8/9型
製造国 アメリカ合衆国
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
エンジン J35A型:3.5L V6 SOHC VTEC
J37A型:3.7L V6 SOHC VTEC
最高出力 J35A:280hp(284PS)/6,200rpm
J37A:305hp(309PS)/6,300rpm
最大トルク J35A:254lbs·ft(35.1kg·m)/5,000rpm
J37A:273lbs·ft(37.8kg·m)/5,000rpm
変速機 5速AT / 6速MT
駆動方式 FF / 4WD(SH-AWD)
サスペンション 前後:ダブルウィッシュボーン
全長 195.3in (4,961mm)
全幅 74.0in (1,880mm)
全高 57.2in (1,492mm)
ホイールベース 109.3in (2,775mm)
車両重量 FF:3,721-3,735lbs (1,688-1,694kg)
4WD MT:3,889lbs(1,764kg)
4WD AT:3,962-3,975lbs(1,797-1,803kg)
製造元 ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチャリング(HAM)
生産工場 メアリズビル工場(オハイオ州
-このスペック表は試行運用中です-

2008年秋に、3度目のフルモデルチェンジを迎えることが、同年7月10日に発表された。

「キーンエッジダイナミック」デザインコンセプトを受け、「パワープレナム」なフロントグリルなどによりアグレッシブな外観となった。ボディサイズは先代よりわずかに大きくなっており、室内も広くなった。ボディはインナーフレームレールのフロア構造など最新の技術が採用され、高張力鋼板の使用率も大幅に増えている。ボンネットやフロントサブフレーム、リアサスペンションのナックルにはアルミニウムが使用されている。

サスペンションにはデュアルステージダンパーや、液封式コンプライアンスブッシュが採用され乗り心地を向上させた。パワーステアリングは電動式となり、トランスミッションはパドルシフト付き5ATで、5ATとしてはクラス最大のワイドレシオを持つとしている。

「TL」と「TL SH-AWD」の2モデルがラインナップされ、搭載されるエンジンは「TL」が3.5L V6(280hp)、「TL SH-AWD」がアキュラ・RLにも搭載されるアキュラの現ラインナップで最もパワフルな、吸排気共にVTECが装着された3.7L V6(305hp)である。さらに、「TL SH-AWD」には、高性能四輪駆動システムSH-AWDが採用されている。

「TL SH-AWD」は、サスペンションやEPSのセッティングが「TL」と異なり、内装もアップグレードされている。外観ではリアにSH-AWDロゴが付き、テールパイプは2本から4本出しとなり、フロントのエアダクトが拡大されている。タイヤは「TL」の245/50R17から245/45R18となりオプションで245/40ZR19のパフォーマンスタイヤが用意される。

両モデルに用意されるテクノロジーパッケージでは8インチVGAモニタを備えるナビゲーションシステム、プッシュ式イグニッションスイッチ付きキーレスアクセスシステム、Acura/ELSサラウンド10スピーカーシステムや、ドップラー気象レーダーマップに新たに対応したAcuraLinkなどが用意される。

2010年モデルの 「TL SH-AWD」には6速MTモデルが追加された。ミッション、クラッチ共に新設計で、サスペンションやEPSの専用チューニング、エンジン、トランスミッションマウント部の強化、ドライブシャフトの耐久性アップなども行われている。坂道発進時に車の後退を防ぐヒルスタートアシストシステムが採用された。5ATモデルに比べ車両重量は40kg減となり、前後重量配分は5ATの59:41から58:42となっている。

[編集] 日本での販売

日本市場においては、初代及び2代目モデルがインスパイア/セイバーとして販売されていた。3代目および現行モデルの同型車は、日本では販売されていない。 なお、4代目ならびに5代目インスパイアは、北米仕様の7代目ならびに8代目のアコードのV6モデルである(ただしプラットフォームは3代目・4代目ともTLと共通)。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月27日 (火) 04:12 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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