アジアリーグアイスホッケー
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アジアリーグアイスホッケーは日本、中華人民共和国、大韓民国、ロシア連邦(極東地域)の4カ国のアイスホッケー連盟が参加して行うクラブチームの国際リーグ戦である。
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[編集] 概要
[編集] 2003-2004年度シーズン(第1回)
大会は2003-2004年シーズンからスタート。この年度のみ日本は日本アイスホッケーリーグとの並行開催(実際は日本リーグ前期と後期の間に開催された)という形を取り、日本製紙クレインズ(北海道・釧路市)、王子製紙(同・苫小牧市)、コクド(東京都西東京市)、日光アイスバックス(栃木県日光市)の4チームに、韓国のハルラウィニア(ソウル特別市)の5チームによる原則としてホーム・アンド・アウェー2回ずつの4回戦総当り方式でリーグ戦を実施し、日本製紙クレインズが初代チャンピオンに輝いた。
- 順位の決め方
- 規定の60分で勝った場合に勝ち点3点、同点の場合は第3ピリオド終了後すぐにVゴール(サドンビクトリー)延長方式を5分間行い、そこで勝ったチームには2点。Vゴール負けのチーム、並びに引分けの場合は双方にそれぞれ1点を与える。その際、フィールドプレーヤーは4人:4人になる。
- 順位は勝ち点の多い順番に決定。なお同勝ち点の場合は勝ち星の多いチーム→当該チーム間の対戦勝ち点→同対戦勝敗成績→同得失点差→同総得点→全試合に於ける得失点差→同総得点→抽選で順位を決定。
まだ日本リーグが開催されていたことから、日本の各チームからは日本リーグより格下の位置付けがなされており、主力選手が温存され、日本リーグの出場機会に恵まれない中堅選手の出場が多かった。
[編集] 2004-2005年度シーズン(第2回)
第2回の2004-2005年シーズン以後は、日本リーグが休止されアジアリーグに一本化。リーグ戦も9月から翌年3月の半年間の長期戦として一新された。
- 参加チーム:コクド(日本)、王子製紙(日本)、日本製紙クレインズ(日本)、日光アイスバックス(日本)、ハルラウィニア(韓国)、チチハル(中国)、ハルビン(中国)、ゴールデンアムール(ロシア)。
- レギュラー(予選)リーグ:8チームで各6回総当たり(1チーム42試合)を行う。
- プレーオフ(決勝トーナメント):レギュラーリーグ1位と4位、2位と3位がセミファイナルで対戦(5試合3戦先勝方式)、勝者がファイナルで対戦し(5試合3戦先勝方式)リーグチャンピオンを決定する。
- 順位の決め方
- 予選リーグは前年度(第1回)のルールに同じ
- 決勝トーナメント 引分けなしの完全決着で、レギュラー3ピリオド終了時同点の場合、15分間の製氷作業によるインターバルの後、Vゴール延長方式1ピリオド20分間を勝敗が決するまで繰り返し行う。
準決勝で敗れたチームは予選リーグの成績を基に3・4位の順位を決定。決勝戦は5戦3勝制で勝ったチームが優勝、負けたチームが2位(準優勝)となる。
- 開催期間:レギュラーリーグが2004年9月25日~2005年3月6日、プレーオフが2005年3月12日~2005年3月29日。
- セミファイナルはクレインズ対王子製紙、コクド対ゴールデンアムールとなり、クレインズとコクドがファイナル進出。
- プレーオフの結果、コクドが優勝した。
[編集] 2005-2006年度シーズン(第3回)
2005年6月6日、昨シーズンよりアジアリーグに参加していたロシアのゴールデンアムールが、親会社の業績不振で参加しない事を表明した。同日にあわせて韓国・春川に本拠地を置く「カンウォンランド」が参加する予定と発表された。同年6月23日、カンウォンランドは戦力的に他のチームより劣る事や選手補強の目処が立たないことから今シーズンの参加を一旦は見送る事となったが、7月21日、中国・北京に本拠地を置き北欧国籍の若手選手を中心とした「ノルディック・バイキングス」と共に新規参入が認められ、2005-2006シーズンは昨シーズンより1チーム多い9チームとなった。
日光アイスバックスは2005年1月11日、現在の栃木県日光市に加えて兵庫県神戸市を新たに本拠地とするダブルフランチャイズ制を採用、7月1日よりチーム名を日光アイスバックスから日光神戸アイスバックスと改めた。関西を本拠地とするチームはアイスホッケー・日本のアイスホッケー事情の項で述べた福徳相互銀行以来、33年ぶりの復活となった。
また、外国籍選手の枠について、昨年度の成績を元に大幅に見直しとなった。
- 中国2チーム(ハルビン、チチハル)は3人から5人へ(2人増)
- 韓国のハルラウィニアは3人から4人へ(1人増)
- 日本の日光神戸アイスバックスは1人から2人へ(1人増)
- その他の日本の3チーム(コクド、日本製紙クレインズ、王子製紙)は従来通り1人
- 日系外国籍選手の扱いはこれまでどおり外国籍選手枠には含まれない。
- 日本、韓国、中国国籍の選手は、自国以外の加盟チームに移籍した場合、外国籍選手枠には含まない(新規)
- 例、日本国籍の選手が中国のチチハルでプレーする場合、外国籍選手枠には含まれない。
[編集] 試合方式
- 予選リーグ 9チームの4回総当り32試合+グループゲーム6試合の38試合とする。
グループゲームとは、2005-2006年度シーズンから初めて試みる試合方式で、参加各国のアイスホッケーファン確保と、ホームタウンの充実、より力の拮抗した試合を行う目的で各国のチームそれぞれに6試合ずつを割り当てる。
| チーム名 | 全チームの共通試合 | グループゲーム対象試合 |
|---|---|---|
| 日本国内の4チーム | 通常の9チーム4回総当り | 日本国内4チーム同士による2回総当り |
| 韓国の2チーム | 韓国2チームの直接対決5試合+ノルディック・バイキングスとの1試合 | |
| 中国(ノルディック・バイキングスを除く2チーム) | ノルディック・バイキングスを除く2チームの直接対決2試合+ノルディック・バイキングスを含めた中国3チーム同士の間で2回総当り | |
| ノルディック・バイキングス | 中国3チーム同士の間での2回総当り+韓国の2チームとの1試合ずつ |
- 決勝トーナメント 予選リーグ第6位までのチームが進出。その内1位と2位は自動的に準決勝にコマを進める。全て5戦3勝制。準決勝まではステップラダー形式で行う。
- 1回戦は(A)予選3位vs6位、同じく(B)4位vs5位。
- 準決勝は予選1位vs(A)の試合の勝者、予選2位vs(B)の試合の勝者。
- 決勝戦は準決勝勝ち上がりチーム同士で行われる。
- 勝ち点、Vゴール延長戦、決勝トーナメントなどの仕組みは第2回に同じ。
- 優勝・コクド
[編集] 2006-2007年度シーズン(第4回)
- ノルディックバイキングスが撤退し、8チームとなるが、ハルビンは「浩沙」、チチハルは「長春富奥」、コクドは西武鉄道・プリンスホテルとの経営統合・「西武ホールディングス」設立により、「SEIBUプリンス ラビッツ」に名称を変更。
- 予選リーグは8チームの4回戦総当り(28試合)+グループリーグ6試合ずつの34試合で行う。
| チーム名 | 全チームの共通試合 | グループゲーム対象試合 |
|---|---|---|
| 日本国内の4チーム | 通常の8チーム4回総当り | 日本国内4チーム同士による2回総当り |
| 韓国・中国の4チーム | 韓国・中国の4チーム同士による2回総当り |
- 外国人枠は、日本の4チーム(アイスバックスのみ2名、他各1名)と、韓国のアニャンハルラと中国の2チーム(各5人)は変わりないが、韓国のカンウォンランドが新たに4人の外国人枠を設ける。また前年同様参加3カ国内の国籍を持つ選手に関しては外国人枠としては扱わない。
- また日系人選手で日本製紙に属するダーシ・ミタニと王子製紙に属するバート・ヘンダーソンについては将来的に日本国籍への帰化を予定していることから日本人選手と同等の扱い(外国籍扱いをしない)とする。
- 決勝トーナメントについては第3回に同じ。
- 日本製紙クレインズがSEIBUプリンスラビッツを下し、3年ぶり2度目の優勝に輝く。
[編集] 2007-2008年度シーズン(第5回)
- 中国のチームが浩沙のみの参加となり、全体のチーム数は前年度より1減って7チームとなった。浩沙は、長春富奥を吸収し、「中国浩沙」と改称したが、開幕直前にNHLのサンノゼ・シャークスからスタッフ、選手の派遣を受け、「中国シャークス」に再改称した。
- 会社の変更に伴い日光神戸アイスバックスは神戸市とのダブルフランチャイズ制を解消し、日光アイスバックスに戻った。
- カンウォンランドが「High1アイスホッケーチーム」と改称。
- 外国籍選手の枠は日本4チームが2、ハルラが4、High1と浩紗は5人まで。
- 前年度まで適用されていた帰化の意思のある日系人選手(王子製紙のバート・ヘンダーソン=退部=と日本製紙のダーシ・ミタニ=帰化=の両選手)は外国人選手とみなさない特別ルールは廃止となった。
- 予選リーグは7チームの4回戦総当り(24試合)とグループリーグ6試合の計30試合。
| チーム名 | 全チームの共通試合 | グループゲーム対象試合 |
|---|---|---|
| 日本国内の4チーム | 通常の7チーム4回総当り | 日本国内4チーム同士による2回総当り |
| 韓国・中国の3チーム | 韓国・中国の3チーム同士による3回総当り |
- 決勝トーナメントの方式は前年と変わりないが、試合会場がこれまで1試合目~3試合目が上位、4、5試合目が下位のホームでの開催だったのが1、2、5試合目が上位、3、4試合目が下位のホームでの試合となった。これにより、下位のチームも最低1試合はホームの試合が出来るように変更された。
- 王子製紙が日本製紙クレインズを下し初優勝。
[編集] 2008-2009年度シーズン(第6回)
- 王子製紙がチーム名を「王子イーグルス」に改称。
- 中国シャークスの日本語表記を「チャイナシャークス」に変更。
- 引き分け制度を廃止し、ゲームウィニングショット(GWS)戦(サッカーでのPK戦にあたる)で決着をつける。
- レギュラーリーグの対戦フォーマットは7チーム6回戦総当たり(各チーム36試合)
- チャイナシャークスの外国人枠は5人であるが、特別枠と言った形で中国系カナダ人ケビン・デュが入団し、12月31日までに中国国籍の取得がない場合、外国人の登録が1人抹消される。
- アジアリーグアイスホッケーで初めてスタンレーカップMVPを獲得した選手クロード・ルミューがチャイナシャークスに入団。(2試合に出場し退団)
- プレーオフ進出は5チームに変更となった。
- プレーオフはファーストラウンド、セミファイナル、ファイナルの3ラウンド。
- ファーストラウンドのみ3試合2勝で勝ち抜けの「Best of 3」、セミファイナルとファイナルは7試合4勝勝ち抜けの「Best of 7」。
- プレーオフ決勝はファーストラウンドでHigh1を、セミファイナルでアニャンハルラを破った日本製紙クレインズとセミファイナルで王子イーグルスを破ったSEIBUプリンス ラビッツとの対戦になり、日本製紙クレインズが四勝三敗で優勝を決めた。
[編集] 2009-2010年度シーズン(第7回)
- SEIBUプリンスラビッツが撤退
- チャイナシャークスがチャイナドラゴンに改称。(NHLサンノゼ・シャークスが日本人と外国籍選手を中心としたチーム運営を行おうとしたため、中国協会側から提携を解消)
- 東北フリーブレイズが新規参入。
- レギュラーリーグの対戦フォーマットは7チーム6回戦総当たり(各チーム36試合)
- プレーオフ進出は4チームに変更となった。
- プレーオフ進出は5試合3勝勝ち抜けの「Best of 5」。
[編集] 放送について
2004-2005シーズンまでは一部の試合がスカイ・A (現:スカイ・A sports+)にて放送されてきた。同チャンネルでは開局当初から日本アイスホッケーリーグを全てフォローしてきた。
2005-2006シーズンから、スカイ・Aによるアジアリーグの試合の放送は行われなくなった。同チャンネルのinfo!sky・Aという情報番組で時折取り上げられるだけとなった。
2006-2007シーズンは、Yahoo!動画によるダイジェストが配信されるのみだった。
2007-2008シーズンからは、EXスポーツによる試合放送が開始されることになった。(全試合ではなく、予選からプレーオフまで20試合程度を原則毎週水曜日23時を初回として録画中継する)
2008-2009シーズンの放送は、前述のEXスポーツでの試合放送に加え、ひかりTVによる録画中継が行われた。放送内容はEXスポーツと重複する試合も多かったが、プレーオフでは日本開催の試合を全て放送した。
2009-2010シーズンでは、EXスポーツでの放送が継続されると共に、苫小牧ケーブルテレビで王子イーグルスのホームゲームを全試合生中継、八戸テレビ放送で東北フリーブレイズのホームゲームを一部中継している。
[編集] 実況
- 加藤じろう
- 森田政仁(元北海道テレビ放送アナ)
- 加瀬征弘(朝日放送より出向 現・ディレクター)
- 河田浩兒(EXスポーツ版)
- その他朝日放送、北海道テレビ放送(=北海道地区の試合のみ)のスポーツアナウンサーが出演
[編集] 外部リンク
| アジアリーグアイスホッケー | |
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日本製紙クレインズ| 王子イーグルス| 東北フリーブレイズ| 日光アイスバックス |
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| 過去の参加チーム | |
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ゴールデンアムール(露)| ノルディックバイキングス(中)| 長春富奥(中)| SEIBUプリンスラビッツ |
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最終更新 2009年11月19日 (木) 00:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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