アットバンク

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アットバンク@BΛNK)は、三井住友銀行西日本シティ銀行コンビニエンスストアエーエム・ピーエムジャパンが提携し、am/pmの店内に設置しているコンビニATMである。

また、2007年10月より、一部東京都内及び横浜市内のドコモショップ3店舗にも設置されている。[1][2]

目次

[編集] 概要

[編集] 取扱サービス

一銀行が設置・管理するコンビニATMとして、その設置銀行(三井住友・西日本シティ)の店舗外ATMに準拠する各種銀行取引が行える。カードのみ取扱。
機器の仕様により、1取引につき10万円までの出金となる。また、三井住友銀行設置機では日曜21時から月曜7時まで定時システムメンテナンスのため休止している。

  • 預貯金「お引き出し」-利用可能金融機関はMICSゆうちょ銀行・三井住友銀行管理機はBANCSジャパンネット銀行ソニー銀行イオン銀行などの提携銀行。最長24時間取り扱う。
  • 預金(お預け入れ)-自行とゆうちょ銀行、三井住友銀行管理機では上記提携銀行で取扱。
  • 振込-カード利用可能金融機関は上記の「お引出し」に準拠。ゆうちょ銀行のキャッシュカード利用および同行宛振込は不可。現金での振込(10万円まで)に対応し、釣り銭が出る(三井住友銀行管理機の場合)。
  • クレジットカードクレジットカードローンカードサラ金カードの取引)-提携会社により、キャッシング(引出)および借入金返済・ショッピングリボルビング払いの残債額入金の取引が可能。VJAグループのクレジットカードでは、「次回請求額照会」も可能。
    • iDでキャッシングを行う事も可能だが、現状、NTTドコモのDCMXのみ対応している。
  • 生命保険カード-提携生命保険会社のカードで契約者貸付・据置金の請求(引出)ができる。
  • 証券総合口座カード-証券ATMネットワーク加盟会社の証券カードで、総合口座(預かり金MRF等)資金の引出・キャッシング(短期立替)ができる。
  • さくら銀行時代は同行の総合口座キャッシュカードを用いて「新型通知預金Can」の口座開設・振替による入金も取り扱っていた。

[編集] 経緯

都銀中位行であったさくら銀行は、合併の経緯から首都圏と関西に幾多の支店を擁していたが、平成不況に伴う不良債権処理問題の表面化や収益性の観点から、1998年より「チャネル改革」と称して他行に先駆けて支店の統廃合を推進させてきた。リテール部門ではリモートバンキング(現在のSMBCダイレクトに該当)のサービス拡充と「コンビニバンキング事業」の展開を実施する事となり、オフィス街などの東京都心部に多く出店しているエーエム・ピーエム・ジャパンと提携を行い、1999年3月から山の手エリアのam/pm店舗内にコンビニインブランチとして、同行のATMを出張所扱いとして設置した。稼働時間は7時から23時の間で、利用件数が好調であったことから、同年7月に「@BΛNK」の名称を策定すると共に、2000年までに首都圏・関西のam/pm店舗にATMを導入することを発表した。
2000年1月からは同時期にサービスインしたイーネットと同じ、新開発のコンビニATM機器(日本IBM製)を採用し、設置店舗を順次拡大した。
なお、「@BΛNK」の名称は当初コンビニATMの名称だけではなく、「新型総合口座・ATM・リモートバンキング」といったリテールサービスを一括りで表す用語としたが、コンビニATMを示す用語に定着して現在に至っている。競合するイーネットは1999年11月に、アイワイバンク銀行LANSは2001年から事業を開始したため、@BΛNKの取り組みは先駆的であった。

[編集] 三井住友銀行発足に伴う対応

さくら銀行と住友銀行の当初2002年合併を1999年10月に発表した事に伴い、@BΛNKでも2000年から住友銀行のキャッシュカードでは他行利用手数料が無料(相互利用化)となった。さくら銀行としてのATM稼働が終了する2001年3月30日まで、同行キャラクターとなっていたドラえもんが「@BΛNK」ロゴ下を動き回るスクリーンセーバあったが、三井住友銀行発足後は契約終了のためドラえもんは除かれた。(住友銀行の日本NCR製旧型ATMでも、取引時に「住友では…」とアナウンスする機能を合併時に取り止め、2005年までに全台日本ATM製の新型へ置き換えとなった。)
2005年以降の後継機切替後は、「三井住友銀行へようこそ」のタイトルと共に、海辺の街のイラストが描かれた初期画面が表示されている。

[編集] 看板

am/pmでは店看板付近に「@BΛNK」、@LoanBox設置店は「@Loan」の設置を示す小看板を併せて掲示することとなり、さくら銀行時代はコーポレートカラーの桜色で「行章)さくら銀行/@BΛNK」というデザインであったが、三井住友銀行発足後は、同行のコーポレートカラーである若草色で「行章)SMBC Sumitomo Mitsui Banking Corporation/三井住友銀行」というデザインに改められた。
また、am/pmの路上サインボードに「@BΛNK 三井住友銀行 ジャパンネット銀行のキャッシュカードがご利用いただけます。」と表記されている。

[編集] am/pmと旧さくら銀行の関係

エーエム・ピーエム・ジャパンを設立し、2004年まで親会社であったジャパンエナジーは歴史的経緯から春光会に属しており、みずほグループ興銀グループ)の一社であるが、1999年にam/pmがさくら銀行と提携した事に伴い、am/pmジャパンは同行との関わりを通じて、2000年度にさくらローンパートナージャパンネット銀行へ出資している。また、@LoanBoxの設置(2005年に資本構成の変化により撤退)や、2001年1月からソニーグループ(三井系)がさくら銀行と共同で実施していたEdy!の実用化テストに参画し、コンビニチェーンでは先陣を切って2001年11月に電子マネー(Edy)の導入を実現させた。

2001年4月に銀行合併で三井住友銀行となってからも、西日本シティ銀行(旧福岡シティ銀行)との提携により九州へ設置が拡大され、2005年以降、全てのATM機器が更新された点を除けば、@BΛNKのサービスは2000年から操作画面を含めて殆ど変わっていない。なお、三井住友銀行は後にエーエム・ピーエム・ジャパンへ出資している。

[編集] 設置拠点

2008年10月24日現在、12都道府県:合計923店舗(ドコモショップ3店舗を含む)にてアットバンクを設置している。地域により、三井住友銀行西日本シティ銀行のいずれかが管理している。

ただし、三重県内のam/pm津新町店・四日市波木町店・桑名上野店・近鉄白子駅店の店内に設置されているのは三重銀行の、大分県内のam/pm大分駅店・大分東浜1丁目店・大分大道町3丁目店・別府駅店・中津駅店の店内に設置されているのは大分銀行の単独のATMであり、アットバンクではない。
また、千葉県市原市にあった旧am/pm市原国分寺台中央店(閉店)の駐車場に設置されているのは千葉興業銀行の単独のATM(閉店後もATMは残されている)であり、こちらもアットバンクではない。
2008年9月より、大分県熊本県の一部のam/pmにも西日本シティ銀行管理行により、アットバンクが設置された。

[編集] 管理銀行に関する事項

地域により、三井住友銀行西日本シティ銀行のいずれかが管理している。ただし、前述のとおり、三重県内の4台は三重銀行の、大分県内の4台は大分銀行の単独のATMであり、アットバンクではない。特に、大分県内は店舗により、アットバンク(西日本シティ銀行管理)・大分銀行の単独のATMのいずれかとなるため、注意が必要である。

都道府県 管理金融機関 設置台数 備考
群馬県 三井住友銀行 14
埼玉県 62
千葉県 41
東京都 507 うち2台はドコモショップに設置
神奈川県 95 うち1台はドコモショップ横浜そごう店に設置
京都府 15
大阪府 68
兵庫県 17
奈良県 4
福岡県 西日本シティ銀行 76
熊本県 12
大分県 12
合計 923 うち3台はドコモショップに設置

[編集] 管理銀行による取扱条件の違い(全管理銀行の比較)

差異のある取扱条件 管理銀行
三井住友 西日本シティ
じぶん銀行新銀行東京のキャッシュカード 使用不可 使用不可
新生銀行あおぞら銀行商工中金
ジャパンネット銀行セブン銀行ソニー銀行
韓国外換銀行在日支店
のキャッシュカード
使用可 使用不可
イオン銀行シティバンク銀行
キャッシュカード
使用可 使用可
ゆうちょ銀行のキャッシュカードでの
入金
使用可 使用可
時間帯 MICS手数料
平日8:45~18:00 105円 105円
上記時間帯以外 210円 210円


[編集] ATM納入会社

三井住友銀行エーティーエムサービス東日本支店・同西日本支店管理機の場合、1999年中(さくら銀行時代)に約20店舗に設置されたのは沖電気工業(旧東芝)製の店舗外ATM機で通帳記入にも対応していたが、2000年1月からは日本アイ・ビー・エムが新開発したコンビニATM機を採用する(1999年設置のATMはコーナー改修の上置き換えた)。おおむね2000年中に設置されたものは、硬貨釣り銭機能があり、現金振り込みや三井住友カードなどのキャッシング一括払いなどの全額返済にも対応しているが、コスト上昇の一因として、2001年以降は紙幣のみ取り扱う機種が導入され、この機種では前述のような取扱は行えない。

また、三井住友銀行発足後も旧さくら銀行のATMと同じく、濃い桜色を衝立や機器の一部分にあしらわせていたものの、後に社会問題となった偽造キャッシュカード対策などから、2005年後期より日立オムロンターミナルソリューションズ製のCZ5000型(Felica(iD)・ICキャッシュカードによる生体認証(指静脈)対応・灰色)へ順次置き換わり、2006年に全台更新が完了した。管理店は、セブン銀行イーネットローソンATM同様、エーティーエム統括支店となっている(現在は、エーティーエムサービスX日本支店管轄ではない)。

なお、エーティーエムサービスX日本支店管轄のATM運用は全て日本ATMがアウトソーシングしている。

西日本シティ銀行管理機の場合、沖電気のCP21V型。2000円紙幣優先出金の設定は無い。なおコンビニATMの場合、全ての端末が同一の支店(エーティーエム統括支店や本店営業部など)の管轄(出張所)であることが多いが、西日本シティ銀行の場合はそれぞれ近隣の支店の出張所という扱いになっている。

[編集] 入出金

管理銀行は九州地区以外では三井住友銀行、九州地区では西日本シティ銀行である。みずほコーポレート銀行、イーバンク銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行、新銀行東京の口座は利用できない。

[編集] 利用条件

また、管理銀行によって利用が可能なクレジットカードの違いや以下の相違点がある。

カテゴリ 管理銀行 相違点等
都市銀行 三井住友銀行
  • 三井住友銀行のSMBCポイントパック契約口座は条件付で手数料無料で利用可能。
  • 現金による振込も可能。最高10万円まで(1円単位。ただし現金受入は紙幣のみの取扱で、釣り銭が紙幣及び硬貨により返却される)。
  • 個人性口座のキャッシュカードのみの取扱で、当座預金口座のキャッシュカード及び法人性口座のキャッシュカードは利用できない。
  • ジャパンネット銀行ソニー銀行の各ネット銀行、韓国外換銀行ブラジル銀行ウリィ銀行の在日支店のキャッシュカードも利用できる(利用手数料は各行所定の利用手数料が必要)。
  • みずほコーポレート銀行、イーバンク銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行及び新銀行東京の口座は利用できない。
地方銀行 西日本シティ銀行
  • 管理銀行の口座でも手数料がかかる。
    • ただし、「NCBポイントサービス」加入者且つ、ステージ3(100ポイント以上)に該当する口座は、全時間帯の入出金が無料となる。なおステージ2(50ポイント以上)に該当する口座についてはコンビニATM利用手数料分のみが割引されるだけで、完全無料とはならない(コンビニATM時間外手数料のみ必要)。
  • 三井住友銀行のカードについては、平日日中の出金に限り、手数料がかからない(ただし同行が実施している各種サービス<SMBCポイントパック等>によるATM出金手数料優遇については受けられない)。
  • 「九州ATMネットワーク」提携金融機関(福岡銀行、筑邦銀行、佐賀銀行、十八銀行、親和銀行、肥後銀行、大分銀行、宮崎銀行及び鹿児島銀行)と、福岡中央銀行、佐賀共栄銀行、長崎銀行、熊本ファミリー銀行、豊和銀行、宮崎太陽銀行、南日本銀行及び沖縄海邦銀行は他行(MICS)扱いとなる。
  • みずほコーポレート銀行、ジャパンネット銀行、セブン銀行、ソニー銀行、イーバンク銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行、新銀行東京、新生銀行、あおぞら銀行及び商工組合中央金庫の口座は利用できない。

[編集] 管理銀行により、利用手数料無料となる金融機関と時間帯

また管理銀行によっては独自による個別提携の金融機関として、以下の口座は下記の時間内に無料で利用できる。
なお、対象管理機以外での他管理機にて出金した場合は、各行管理機所定の他行(MICS)扱いの手数料となるので注意が必要である。

金融機関名 対象管理機 該当地域 平日 土曜・休日 備考
入金 出金 入金 出金
三井住友銀行 自行設置 九州地区以外 08:45~18:00 対象外 毎月25日・26日(土日祝日にかかる場合は前後の平日)は00:00~24:00(月曜の場合は07:00~24:00)が対象
西日本シティ 九州地区 不可 08:45~18:00 不可 対象外
群馬銀行 三井住友 群馬県 群馬県内のアットバンクが対象。群馬県以外のアットバンクにて出金した場合は、他行(MICS)扱いとなる。
名古屋銀行 九州地区以外
三重銀行
びわこ銀行
関西アーバン銀行
みなと銀行
大阪府警察信用組合
ジャパンネット銀行 365日24時間(休止時間あり。欄外参照) 月間回数制限あり(欄外参照)
ソニー銀行 出金は月間回数制限あり(欄外参照)
常時(365日24時間)対象金融機関の取扱休止時間
  • 日曜21:00~月曜07:00(アットバンクのシステムメンテナンスのため全金融機関の取扱ができない)
  • 毎月第3金曜23:00~翌土曜07:00(ジャパンネット銀行のメンテナンス時間。ソニー銀行はこの時間帯も利用可能)
ジャパンネット銀行の回数制限
  • 1回につき3万円未満の入金は三井住友銀行アットバンク含む)・セブン銀行いずれかのATMで月1回無料。
  • 1回につき3万円以上の入金は無制限で無料。
  • 出金は三井住友銀行(アットバンク含む)・イーネット・セブン銀行いずれかのATMで取引内容に応じて月1回~6回無料。
    • ただし出金無料回数を超えての出金の場合、3万円以上については無制限で無料。
ソニー銀行の回数制限
  • 出金は他の提携ATM(完全無料のセブン銀行ATMを除く)を含めて月4回まで無料。

[編集] 関連項目

  • CFJ (企業) - シティファイナンシャル・ジャパン

[編集] 外部リンク

  • am/pm店舗検索 - ATMを指定することでATM設置店舗(アットバンク、および三重銀行・大分銀行の単独ATM)が検索できる。ただし、現時点の店舗検索では熊本県・大分県のアットバンク設置店舗にはATMの表示がないので注意。
  • am/pmにある三井住友銀行のアットバンク - 九州地区のアットバンク(西日本シティ銀行管理)も検索できる。

[編集] 脚注

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  1. ^ 報道発表資料:三井住友銀行が「ドコモショップ」へ無人出張所(@BΛNKとバンクTV)を出店
  2. ^ 三井住友銀行、「ドコモショップ」へ無人出張所(@BΛNKとバンクTV)を出店

最終更新 2009年11月18日 (水) 07:08 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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