アバター (映画)

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アバター
Avatar
監督 ジェームズ・キャメロン
製作 ジェームズ・キャメロン
ジョン・ランドー
ジョシュ・マクラグレン
脚本 ジェームズ・キャメロン
出演者 シガニー・ウィーバー
ゾーイ・サルダナ
サム・ワーシントン
スティーヴン・ラング
ミシェル・ロドリゲス
ジョヴァンニ・リビシ
音楽 ジェームズ・ホーナー
撮影 マウロ・フィオーレ
配給 20世紀フォックス
公開 2009年12月17日 ニュージーランドの旗オーストラリアの旗
2009年12月18日 アメリカ合衆国の旗
2009年12月23日 日本の旗
上映時間 189分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
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アバター』 (Avatar) は、ジェームズ・キャメロンによる3D映画。構想14年、製作に4年以上の歳月を費やして完成させた。

目次

[編集] ストーリー

時は22世紀

主人公ジェイク・サリーは、地球上での戦争で負傷して下半身不随になった元海兵隊員。彼はアバター・プログラムの参加者に選ばれるが、このプログラムに参加すれば再び歩くこともできるようになるというものだった。そしてジェイクは衛星パンドラへ向かうことを決意する。そこは青々としたジャングルが茂り、そこにすばらしい生き物たちや美しいものもいるが、多くは恐ろしげな生き物が生息している地球大気圏外の星だった。

パンドラでは、原始的な生活を送っているように見えても、実は肉体的には人間よりも能力が高く、研ぎ澄まされた感覚を持つ人間そっくりの種族、ナヴィが生息していた。3メートルの身長、尻尾ときらめく青い皮膚をしたナヴィは、息をのむほどに美しい自然に包まれた世界と調和した暮らしを送っていた。しかし、人間が貴重な鉱物を求めてパンドラの森の奥へと侵略したため、存在そのものが脅威にさらされたナヴィは、恐ろしい戦士として人間に襲いかかる。

ジェイクは、知らないうちにこの侵略に加担する一員として起用されていた。人間はパンドラの大気を呼吸できないため、遺伝子操作により人間とナヴィを組み合わせた肉体、アバターが生み出された。アバターの体は、ドライバーである人間の意識を連結させるテクノロジーによって、人間がコントロールし、現実の世界で実際に生活することができるものである。すなわち、パンドラで、ジェイクはアバターのボディを通して再び歩ける体を取り戻すことができたのだった。パンドラのジャングル深く、あとに続く兵士たちの偵察として送り込まれたジェイクは、パンドラに住む多数のすばらしいもの、同時に危険なものに出くわすことになる。さらに、彼はそこで若いナヴィの女性、ネイティリと出会うが、彼女は単に美しいだけでなく、戦闘の場では獰猛な戦士ぶりを発揮する女性だった。時が経過するうちに、ジェイクはナヴィとの垣根を越えて、彼らの世界に溶け込み、そしてネイティリと恋に落ちることになる。

その結果、ジェイクは採掘活動を進める地球の軍隊とナヴィの間で板挟みとなり、パンドラの運命を決める一大決戦で、どちらの味方につくか、決断を迫られることになる。

[編集] キャスト

本作の主人公。人類とナヴィ族の間で、重大な決断を迫られる。
ジェイク・サリーの指導者となる植物学者。
ナヴィ族の女性。最初はジェイクに敵意を表すが、最後には恋に落ちる。
退役した海兵隊パイロット。
植物や自然を研究する人類学者。

[編集] 制作年表

1994年、ジェームズ・キャメロンは後に『アバター』となる作品の80ページに亘る脚本を書いた[1]

1996年8月、キャメロンは、『タイタニック』を完成後、“人造の”もしくは、コンピューター合成の俳優を利用して、『アバター』の撮影を行うと発表。当時は1997年夏に撮影を始める予定だった。

2005年6月、キャメロン監督は、仮題として、“プロジェクト880”と呼ばれるプロジェクトと同時に、もう一本のプロジェクト、“Battle Angel”に取りかかるとの発表。同年、12月までに、キャメロンは2007年夏を目指して、まず“Battle Angel”を、2009年の公開を目指し“プロジェクト880”の撮影を予定していると語った。しかし、2006年2月、キャメロンは、2本の映画プロジェクトの日程目標を交換すると語った。

そのすぐ後に、“プロジェクト880”の公開は、2008年まで遅れる可能性があると指摘した。(この時点で、“プロジェクト880”が、実は『アバター』の改善を行ったバージョンであることも公表)

2006年2月、2008年夏の公開を目指して、『アバター』を撮影すると発表。

2006年12月、キャメロンは、1990年代以来、映画の製作を先送りにしてきた理由を、彼の作品を作り上げるのに必要なテクノロジーが進歩するのを待っているためだと説明した。

2007年1月、フォックスは、同社の『アバター』を24フレーム/秒の3Dで撮影すると発表した。併せてキャメロンは、映画がCG合成キャラクターと実写環境をフルの実写撮影と組み合わせたものになると説明した。

2008年4月、主撮影開始。

2009年1月、撮影完了の情報が発表される。

2009年8月21日、予告映像が全世界同時解禁。

2009年12月18日、公開(予定)。

[編集] 技術

リアリティ・カメラ・システム
キャメロンが3Dで撮影するため、自分で開発したカメラシステム。1台のカメラ本体に2台のハイ・デフィニッション・カメラを使用することで、従来の3Dにはなかった、“奥行き感”を表現することに成功している。なお、このシステムが発表されたのは2006年9月のことである。
ザ・ボリューム
新しく用意されたパフォーマンス・キャプチャー・ステージのこと。以前までに使われていたものより6倍の大きさをもつ。このツールは、小型のカメラを付け、個人用に作られた小さな頭蓋帽で、役者の顔の前面におかれて、顔の表情や目の動きに関する情報を集め、コンピューターに送信する。
ナヴィ語
キャメロン監督は2006年1月から4月まで、南カリフォルニア大学のマネジメント・コミュニケーション・センターの言語学者およびディレクターであるポール・フロマーとともに、パンドラに住む異人種ナヴィのための言語や文化の開発を行った。

[編集] テーマ

2009年の<コミック・コンベンション>で、キャメロンは参加者を前に本作の主題を語っている。いわく、「アクションとアドベンチャーのファンの一人として自分がわくわくするような内容を少しと、同時に、良心を持ったもの――映画を楽しみながらも、自然界とのかかわり、人間同士の関わり方について、人々を多少なりと考えさせるようなものを製作したい。」と語った。

なお、ナヴィの設定には、“人間のより高尚な部分、もしくは、人々がこうでありたいとあこがれるような人間”を表わし、逆に人類には、“善良な人々もいるとはいえ、世界を破壊し、荒廃とした未来へと自分自身を追い込む、おろかな一面を象徴している”と付け加えている。

[編集] 備考

  • 海兵隊の大佐役、スティーヴン・ラングは、キャメロンの『エイリアン2』(86)でオーディションに失敗し、起用されなかった。だが、監督はラングを覚えていて、このたび『アバター』に起用した。
  • 作曲家のジェームズ・ホーナーが映画の音楽を手掛けるが、彼がキャメロンと協力するのは、『エイリアン2』、『タイタニック』に続いて、3度目となる。
  • 2007年1月、パラマウント映画は、M・ナイト・シャマランによる“Avatar: The Last Airbender”の実写版を作ると発表、映画題名の所有権を明らかにするため、作品の名前を全米映画協会に登録したと語ったが、ジェームズ・キャメロンの『アバター』の20世紀フォックス代理は、タイトルの権利を保有していると述べた。パラマウントは、結局、この映画のタイトルを単に“The Last Airbender”に変更した。
  • シガニー・ウィーバー演じるグレイス博士は、製作途中の段階では“シプリー”という名前だった。ちなみにウィーバーはこの役のために、髪を赤く染めている。本人いわく、グレイス博士は「ひどく熱心で、理想的」な部分がキャメロン監督自身に似ているとコメントした。
  • 俳優のマイケル・ビーンが、2007年3月、キャメロン監督と映画出演に関して話し合いをしたが、彼の出演は確認されていない。
  • パンドラに人類の鉱山居留地を作るため、プロダクション・デザイナーは、2007年6月、メキシコ湾のノーブル・クライド・ボードロー掘削装置を見に出かけた。彼らは、掘削装置のあらゆる面を写真撮影、測定、フィルム撮影をした。これをフォトリアルなCGIでスクリーン上に復元するまでに、約1000人が、製作にかかわった。

[編集] 参考文献

  1. ^ Jeff Jensen (2007-01-10). “[Expectations]”. Entertainment Weekly. http://www.ew.com/ew/article/0,,20007998,00.html 2007-01-28 閲覧。 
  2. ^ [[1]]. The Second Times. http://www.secondtimes.net/news/japan/20091106_avatar.html 2009年11月7日 閲覧。 

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年12月5日 (土) 19:13 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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