アフガン・マスティフ

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アフガン・マスティフ(英:Afghan Mastiff)とは、アフガニスタン原産の番犬・闘犬用の犬種である。別名はアラヤン・マスティフ(英:Aryan Mastiff)、アラヤン・モロサス(英:Aryan Molossus)。アフガニスタンといえばアフガン・ハウンドの原産地として知られているが、アフガン・ハウンドとアフガン・マスティフの他にもここ原産の犬種が存在していて、小型猟犬のアフガン・スパニエル、絶滅した大型の闘犬であるガウイ(アフガン・ブルドッグ)などが知られている。

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[編集] 歴史

紀元前には既に存在していた事が確認されている。中央アジア原産のセントラル・エイジアン・シェパード・ドッグがもとになっていて、それにトルコ原産のカンガール・ドッグチベット原産のチベタン・マスティフなどの原始的なマスティフタイプの犬種を交配させて作られた。

普段は番犬として家や家畜の見張りをしているが、部族間で大きな揉め事や争いが起こったときにはそれぞれの部族から1頭ずつアフガン・マスティフが繰り出されて闘犬を行う。この戦いに勝った1頭の犬の部族の言い分は正しいとされて通されるようになっている。なお、戦いはほとんどの場合犬が死ぬまで戦わされ、負けてしまった犬はたとえ生き残ったとしても、戦いに勝った犬の部族の者にその場でランスのようなもので刺し殺されてしまうという残酷な運命が待ち構えている。一方、戦いに勝った犬は部族で英雄としてもてはやされご馳走を振舞われるほか、として10頭以上の同種の雌犬をもらって一生大切に飼育される。このような闘犬はあまりにも残酷であるために即座に廃止すべきであるとアフガニスタンや隣国の動物愛護団体は訴え続けているが、いまだに公式に闘犬を廃止すると決まったためし は無い。そのため、せめて戦いに負けた犬を殺す事だけでもやめるようにという訴えが続けられてきたが、近年アフガニスタン内の政治が不安定なため、国内では既に絶滅しているか、生き残っているとしてもごく少数で、番犬としてのみ飼育されていると見られている。

なお、アフガニスタン国内で飼育されている頭数よりもパキスタンインドなどの国外で飼育されている頭数の方が圧倒的に多いと言われている。

[編集] 特徴

マスティフの中では原始的な姿をしていて、マズルは長くコートはなめらかなショートコートである。アゴの力は強く、がっしりとした筋肉質の体つきをしていて、脚は太く長い。折れ耳・長い垂れ尾で毛色はフォーンやブリンドルなどで、胸には白のパッチがある。大型犬サイズで性格は忠実で家族には優しいが、防衛本能が強く雄は攻撃的である。

[編集] 参考

  • 『デズモンド・モリスの犬種事典』(誠文堂新光社)デズモンド・モリス著書、福山英也、大木卓訳 誠文堂新光社、2007年

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月10日 (土) 04:47 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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