アミア・カルヴァ

アミア・カルヴァの最新ニュースをまとめて検索!

アミア
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: アミア目 Amiiformes
: アミア科 Amiidae
: アミア属 Amia
: アミア・カルヴァ
A.calva
学名
Amia calva
Linnaeus, 1766
英名
Bowfin

アミア・カルヴァ(学名 Amia calva)は、北米大陸東部の淡水に生息する古代魚の一種。肉食。

英名は"Bowfin"の他、"dogfish"、"mudfish"、"grindle"(または"grinnel")、"lawyer"といった異名があり、ルイジアナ州南部では、"tchoupique"や"choupique"などとも呼ばれている。

[編集] 特徴

水中の酸素濃度が薄いときには、空気呼吸も行う。体は頭部を除きガノイン鱗と呼ばれる硬鱗に覆われているが現生のアミアは、化石種に比べるとガノイン層が退化して 鱗形状も菱形ではなく、放射状にして先端部のみ円形を成す特殊な形状の鱗である。菱形のガノイン鱗と異なり、障害物に接触したりした際に単体で脱落する場合がある。 食欲旺盛で昆虫、ザリガニ、魚、カエルなど様々なものを捕食している。


長い基底の背鰭を波打たせるようにして泳ぐ事が出来、前進時と後進時では波打たせ方を正逆反対に行う。目は魚にしてはキョロキョロと非常に良く動かす事が出来る。 口部構造は下顎部にシャベルのような形状の大きな咽板があり、口内には鋭い歯を備えている。口器もコイ科スズキ目の魚とは異なり伸縮可能な構造ではない。 割と長い鼻管を備えている点もこの魚の特徴の一つで、只でさえユーモラスな風貌の顔立ちを更に面白くさせている要因でもある。 肉食である事から性質は概ね「荒い」とされている場合が多いが、個々の個体により大人しかったり凶暴だったりで一概には言い切れないように思う。[要出典]


幼魚は特に貪欲であり、餌があるだけ無理矢理食べようとする傾向がある。飼育環境下での死亡原因として食べ過ぎによる腹部破裂という冗談のような実例がある。 更に、死亡した個体を解剖した所、消化器内より多量の砂利が出てきた水族館での実例。こちらは水槽内の底砂を餌と一緒に飲み込んでしまった事が死因となった珍事例である。 捕食動作は実際お世辞にも上手とは言えず、同じ北米産古代魚のガーパイクの仲間と比較しても捕食動作はハッキリ言って下手であり頭も良くなさそうに思える。[要出典] 目測を誤ってくわえようとした餌が口に入らなかったり、生き餌の魚を捕らえると頭部側からでないと飲み込めないのにモグモグと尾の方から強引に飲み込もうと無駄な行動を繰り返してしまう事が多々見受けられる。[要出典]


雌雄の判別は尾鰭の付根にある黄色で縁取られた黒いアイ・スポット模様の有無で見分ける事が出来る。アイ・スポット模様有りは雄、無い場合は雌である。幼魚の時期には雌雄いずれ もアイ・スポット模様があり、成長と共に雌はアイ・スポット模様が消失する。成熟した雄は生息域水温の上昇する繁殖期の春〜初夏に掛けて各鰭や腹部、口腔内部にエメラルドグリー ンの婚姻色が現れる。


北米産の古代魚として幼魚が観賞魚ルートで日本国内にも輸入されてくる。幅広い水温に適応し、水槽内で飼育検証した結果では30℃を超えるような高水温から10℃程度の低水温下でも 生存可能な事を実際に確認しており、更に10℃以上の水温であれば摂餌行動を取る事も確認している。 アミアの成魚で雄は雌よりも大きくはならないと記載された文献情報がある。因に筆者が飼育している雄個体は水槽内飼育で体長60cmに達している。 日本の河川や湖沼でも問題無く越冬可能であり、最低でも15年以上は生きる。生態系破壊を防止する上で日本国内水系への放流・投棄は厳に慎むべきである。


アミア目は既にこの種を除き全て絶滅。よって、アミア・カルヴァは1科1属1種の現生種である。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年1月23日 (金) 23:19 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【アミア・カルヴァ】変更履歴

ご利用上の注意