アルカリマンガン乾電池

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アルカリ・マンガン乾電池

アルカリ・マンガン乾電池(アルカリ・マンガンかんでんち、Alkaline Manganese Battery/Alkaline Battery、中国语:碱性电池)は、一次電池の一種で、正極二酸化マンガン黒鉛の粉末、負極亜鉛水酸化カリウム電解液塩化亜鉛などを用いた乾電池である。単にアルカリ乾電池ともよばれる。

アルカリ・マンガン乾電池は電解液が水溶液であるため、使用時でなくても亜鉛の自己放電と水素発生反応が同時に進行する。

目次

[編集] サイズ

円筒形(単1形 - 単5形)、角型 (006P) など、各種の形状が生産されている。

[編集] 用途

マンガン乾電池に比べ高いエネルギー密度を持ち、モータ駆動用、エレクトロニックフラッシュなど連続的に大きな電流が流れる各種携帯機器に使用されているが、内部抵抗が比較的大きいため、デジタルカメラなどのように短時間に大きな電力を消費するような機器には向かない(ただし、乾電池でデジタルカメラを使う場合には、消費電力からエネルギー密度の小さいマンガン乾電池では対応できないため、エネルギー密度の大きいアルカリ乾電池を使わざるを得ない)。

また、時計リモコンなどのように、微弱な電力を長期間にわたって消費するような機器や、懐中電灯のように長期にわたって保管されるような用途にはマンガン乾電池が適している。

[編集] 近年の事情

日本メーカー製のアルカリ乾電池はほぼマンガン乾電池の上位互換となっており、たいていの用途でマンガン乾電池よりも長寿命を発揮することができる。しかし、その時間は適した用途では5 - 10倍になるが、適さない用途では1.5 - 3倍程度にとどまる。

また、時計ではマンガン乾電池が適していると前述しているが、近年普及してきた電波時計では、少数・小型の電池で、時計、受信機、時刻調節機構のすべてを動かす為、アルカリ乾電池の方が適している。但し、カシオの一部の製品 (IDC-500J-7JF) などはマンガン乾電池を使用するようにと公式サイトやカタログ、説明書に記載している。

従来、マンガン乾電池に対する短所であった自己放電や液漏れの問題はほぼ克服されており、その万能性から、非常用の備蓄には適しているといえる。

最近はアルカリマンガン乾電池に代わり、パナソニックオキシライド乾電池のようにデジタルカメラに適した電池が開発されている。ただし初期電圧が高いためマンガン乾電池の用途では一部使えないものがあるので、アルカリ乾電池ほど万能ではない。また、2008年4月26日に同じくパナソニックから、アルカリ乾電池でありながらオキシライド乾電池を超える性能をもつ「EVOLTA」(エボルタ)が発売された。事実上オキシライド乾電池の後継商品であり、オキシライド乾電池の生産は大幅に縮小の後、終了した。

[編集] 電圧

[編集] 歴史

1959年、アメリカのエバレディ・バッテリー(現 エナジャイザー・ホールディングス (en:Energizer Holdings)) のカナダ人ルイス・アリー (en:Lewis Urry) が開発し、1964年に松下電器産業(現パナソニック)から発売された。

1963年(昭和38年)、日立マクセルが 国産として初めてアルカリ乾電池を製造。

[編集] メーカー

開発元のエナジャイザー・ホールディングスは現在Energizerなどの商品名でアルカリ乾電池を販売している。またデュラセル (en:Duracell) もアメリカで広いシェアを持つ。日本ではパナソニック(パナソニック エナジー社)、ソニーソニーエナジー・デバイス)、東芝東芝電池)、富士通FDK/旧・富士電気化学)、富士フイルム、日立マクセルなどが広いシェアを持つ。

[編集] ほかの乾電池

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月4日 (水) 04:57 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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