アルギニン

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アルギニン
一般情報
系統名 (S)-5-guanidino-2-aminopentanoic acid

((S)-5-guanidino-2-aminovaleric acidでも可)

略号 Arg, R
分子式 C6H14N4O2
分子量 174.20 g/mol
SMILES NC(=N)NCCC[C@H](N)C(=O)O
CAS登録番号 [74-79-3]
性質
融点 222 °C(分解)
溶解性 溶解性 に易溶、エタノールに極めて難溶。
水への溶解度
(g/100 g)
14.8 (20 ℃)
31.9 (40 ℃)
64.0 (60 ℃)
pKa 2.2 9.0 12.5
等電点 10.76
ファンデルワールス体積 148
密度 g/cm3
L体: 苦(閾値 0.1 mg/mL)
D体: 甘

アルギニン (arginine) は天然に存在するアミノ酸のひとつ。5-グアニジノ-2-アミノペンタン酸(5-グアニジノ-2-アミノ吉草酸)のこと。略号は R あるいは Arg。示性式 (H2NC(=NH)NHCH2CH2CH2CH(COOH)NH2) で表される。英発音に基づき、アージニンともいう。

目次

[編集] 性質

荷電極性側鎖アミノ酸。塩基性アミノ酸の一種で、蛋白質を構成するアミノ酸としては最も塩基性が高い。非必須アミノ酸ではあるが、成長期には摂取が必要。糖原性を持つ。

尿素回路の中間体であり、投与によりアンモニアの生体内解毒を助ける。尿素回路内で、アルギナーゼ (EC 3.5.3.1) によりオルニチン尿素に分解される。アルギナーゼの欠損により高アルギニン血症になる。

条件付必須アミノ酸の1つ。外傷褥瘡感染などの侵襲下においては、充分な補給が望ましいとされる。免疫反応の活性化、細胞増殖促進し、コラーゲン生成促進などにより、創傷や褥瘡の治癒を促す。

[編集] 生合成

クエン酸回路ケトグルタル酸からアルギニンの生合成が始まる。ケトグルタル酸からグルタミン酸が合成され、N-アセチルグルタメートに変換され、この物質がN-アセチルグルタメートキナーゼによりN-アセチルグルタメートリン酸へと変換させる。次に、N-アセチルグルタメートリン酸はオルニチンに変換され、オルニチントランスカルバミラーゼによりシトルリンに変換された後、アルギニンとなる。

[編集] 多く含む食品

ヒストンやプロタミンといった、核蛋白質での含量が高く、魚類プロタミンでは全体の3分の2がアルギニンになっている。食物では、類、ナッツ大豆玄米レーズンエビ牛乳などに多く含まれる。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年8月29日 (土) 12:21 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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