アルファルド

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アルファルド
データ
元期 J2000
星座 うみへび座
赤経 09h 27m 35.2s
赤緯 -08° 39′ 31″
視等級 (V) +1.98
特徴
スペクトル分類 K3 II-III
色指数 (B-V) 1.72
色指数 (U-B) 1.44
アストロメトリー
視線速度 (Rv) -4 km/s
固有運動 (μ) 赤経: -14.49ミリ秒/
赤緯: 33.25ミリ秒/年
年周視差 (π) 18.4 ± 0.78 ± ミリ秒
距離 177 ± 8 光年
(54 ± 2 パーセク
絶対等級 (MV) −1.70
詳細
質量  ? M
半径 34.5 R
光度 400 L
表面温度 4,400 K
金属量  ?
自転周期 17 km/s.
年齢  ?
他の名称
 うみへび座Α星, うみへび座30 , BD -08°2680, HD 81797, HIP 46390, HR 3748, SAO 136871, FK5 354


Template (■ノート ■解説) 天体PJ
アルファルドの位置。αがアルファルド

アルファルドAlphard、α Hydrae、略称α Hya)は、うみへび座のα星。アラビア語由来でفرد|الفرد (al-Fard, Fard)より。意味は「孤独なもの」。周囲に明るい星がないことから名づけられた名前である。別名コル・ヒドレCor Hydraeラテン語で「蛇の心臓」の意)はティコ・ブラーエによって名付けられた。丁度、うみへびの心臓に位置することに由来する。

視等級は1.98等。2等星の中では際立って明るいほうではないが、アルファルドの属するうみへび座をはじめ、周囲の星座はろくぶんぎ座コップ座など暗い星ばかりからなる星座ばかりであるため、その中で橙色に光るこの星は、容易に見つけることができる。スペクトル型はK3 II-IIIで、巨星である。距離は177光年

詳しい視線速度測定の結果、視線速度スペクトル線形の変化があることが分かった。アルファルドの震動(星震という)は複数のものが並行していて、かつ周期的である。期間は数時間から数日である。短期的な変化は、太陽と同様に、星の脈拍の結果であると思われる。また、スペクトル線形と視線速度の非対称である変化の間に、相関関係も見つけられた。アルファルドの震動は、星震学においては非常に興味深いものである [1] [2]

アルファルドは巨星化が進んでおり、表面は水星軌道の半分辺りまで達する。輝巨星であるアルファルドは、同じくらい巨星化が進んだ段階にあるアルクトゥルスアルデバランと比べて、実際の光度が大きい。また、アルファルドは若干バリウム星としての性質を持っている。バリウム星の多くが、以前は連星だったと考えられている。しかし、今のアルファルドより大きかった当時の主星が、先に巨星化して死を迎え、そのときの核融合の結果にできた物質がアルファルドに流れ込んだものであるようだ [3]

[編集] 参考文献

  1. ^ Setiawan, J., Roth, M., Weise, P., Dölinger, M. P. (2006) Multi-periodic oscillations of HD 32887 and HD 81797. Memorie della Societa Astronomica Italiana, 77, p.510
  2. ^ http://www.astronomy.orino.net/site/kataru/galaxy/asteroseismology.html
  3. ^ http://www.astro.uiuc.edu/~kaler/sow/alphard.html

最終更新 2009年9月22日 (火) 14:00 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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