アルファ崩壊

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アルファ崩壊

アルファ崩壊(あるふぁほうかい、α崩壊、Alpha decay)は、アルファ壊変ともいい、原子核放射壊変の一種。

ある原子核がアルファ粒子陽子2つ、中性子2つの、ヘリウム原子核)を放出し、原子番号中性子数が2減る(すなわち、質量数が4減る)ことをいう。

例えば次のような壊変の事を指す

{}^2{}^{38}_{92}\hbox{U}\;\to\;{}^2{}^{34}_{90}\hbox{Th}\;+\;{}^4_2\hbox{He}^{2+}

これはより一般的には次のように記述される。

{}^{238}\hbox{U}\;\to\;^{234}\hbox{Th}\;+\;\alpha

アルファ粒子はヘリウムの原子核でもあり、質量数や中性子数の減少はヘリウム原子核分と等しい。アルファ崩壊は一つの原子が二つの原子へと分かれる核分裂反応ととらえることもできる。

なお、崩壊の際にアルファ粒子は原子核内で働く核力(強い力)を振り切り、上回るだけのエネルギーを持つわけではない。アルファ崩壊はトンネル効果によりアルファ粒子がエネルギーの壁を通り抜け、原子核から飛び出すことにより起きている。原子核外へは強い力が及ばず、さらに原子核とアルファ粒子の間には電磁気力による斥力が働いているため、一度外へ出たアルファ粒子はそのまま原子の外へ高速で飛び出すことになる。

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最終更新 2009年10月31日 (土) 12:59 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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