アンチコモンズの悲劇

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アンチコモンズの悲劇(アンチコモンズのひげき、tragedy of the anticommons)とは、共有されるべき財産が細分化されて私有され、社会にとって有用な資源の活用が妨げられることを指す。コモンズの悲劇から派生した言葉。

[編集] 概要

例えば、研究などの私有化が進むと、研究成果は知的財産権によって保護され、それによって研究成果や技術の利用が制限される。ゆえに社会は有用な研究成果や技術などが使えなくなる。

知的財産権については権利関係が複雑であることが一般で、それを使用するために必要な交渉を行なえば、交渉コストが高くつき、効率性は最悪になる。

コモンズの悲劇では資源の過大消費が問題になるのに対し、アンチコモンズの悲劇では、資源の過少消費が社会に不利益をもたらすということで問題となる。

[編集] 文献

Heller, M.A.,The Tragedy of the Anticommons, Harverd Law Leview, 111:621-688

[編集] 関連項目

最終更新 2008年10月23日 (木) 21:45 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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