イオンマルシェ

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イオンマルシェ株式会社
Aeon Marché Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 〒261-8515
千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目5-1
電話番号 043-310-0500
設立 1999年1月11日(カルフール・ジャパン株式会社)
業種 小売業
事業内容 「カルフール」で有名な、フランス発ハイパーマルシェ6店舗の運営
代表者 代表取締役社長 末次綱三
資本金 34億6,000万円
主要株主 イオン株式会社
外部リンク http://www.carrefour.co.jp/
  

イオンマルシェ株式会社(Aeon Marché Co., Ltd.)は、フランスを拠点に展開されているハイパーマーケットチェーンのカルフールを、日本において運営する会社である。

旧称はカルフール・ジャパン株式会社(Carrefour Japan Co., Ltd.)で、フランスのCarrefour S.A.が日本進出のために日本で設立した現地法人であったが、2005年3月10日イオン株式会社に売却され、同日、現商号に変更、イオングループ入りした。このときCarrefour S.A.とイオン株式会社との間で交わされた提携により、同日以後もカルフールブランドはそのまま継続されている。

本社は、当初は赤坂ツインタワー東館18階にあったが、2005年9月26日千葉市イオンタワー11階に移転した(商品部は既に2005年7月末より一部業務を開始していた)。

目次

[編集] 概要

無料送迎バス兵庫県内)
「カルフール尼崎」とJR尼崎駅」を結ぶ
無料送迎バス(大阪府内)
「カルフール光明池」と周辺地域を結ぶ循環バスとして、同店から委託を受けた南海バスが運行。
  • Carrefour S.A.が、当社を設立したうえで2000年に日本国内1号店となるカルフール幕張を開店し、日本進出を果たした。当時、総合小売業への外国資本の参入が珍しかったことや、を通さない直接取引での価格破壊を目指したことが流通革命につながるとして注目を集め、「黒船襲来」と世間を賑わせた。
  • カルフール(Carrefour)は交差点の意味があり、本国でのカルフールの特徴であったオートウォークと呼ばれるスロープ方式(階段式でない)のエスカレーターインラインスケートを履いた案内係が、日本のカルフールにもそのまま導入された。
  • しかし、日本人の強いナショナルブランド志向や飽きっぽいなどの特性をつかめなかったことや、日本企業も多数大型ショッピングセンターを開店しており競争に打ち勝てなかったことなどから業績が思うように伸びず、店舗も1号店のカルフール幕張を皮切りに南町田・光明池・狭山・箕面・尼崎・東大阪・明石の8店舗を展開したものの進出当初の目標だった2003年までの13店舗の開業は果たせなかった。また大店立地法などの規制が日本に当時は根強く存在していた事も失敗要因の一つである。加えて、中国での事業が好調なことへのさらなる投資や、本国フランスで他の安売り店に押され業績不振であることを打開するための投資が必要となり、その原資調達の手段として、不振が続く日本事業の経営権を、日本法人であった当社を売却する形でイオン株式会社に譲渡した。当社はイオンマルシェ株式会社に改称し、カルフールの店舗は継続されたものの事実上、進出から4年でCarrefour S.A.は日本から撤退する結果となった。また、このときに代表取締役社長が、本国から出向していたロイック・デュボワ(Loîc DOUBOIS)から、イオン株式会社の前専務執行役 平島福喜(ひらしま ふくのぶ)に交代。2007年5月にはイオン九州の前専務取締役 時岡 晤(ときおか あきら)に交代。現在は、2009年4月12日付でイオンリテール株式会社の前中部カンパニー総務部長 末次綱三(すえつぐ こうぞう)に交代している。

[編集] イオングループとしての「カルフール」

イオンマルシェに社名変更してからは、従来どおりカルフールの店名を用いてカルフールブランドの商品群他輸入食品を取り扱いつつも、店舗経営に関してはイオン株式会社の手法が次々と導入され、イオングループ各社に準じたサービス内容に変化してきている。具体的には次のとおりである。

  • イオングループのプライベートブランドである「トップバリュ」の取り扱いを始めた。
  • 割引特典について、カルフール独自のサービスであったマンデークーポン(月曜日に一定金額以上購入した顧客に配布する500円の割引券)を2006年9月25日で終了し、代わりに2006年2月10日から毎月10日を「カルフールデー」(2006年2月10日については「カルフール決算謝恩カルフールデー」)として買い物客一律にレジにて商品ごとに5%値引きしさらにイオンカード決済の場合にはときめきポイントを通常の2倍付与するサービスを行うようになった(ただし、2007年4月に開始されたWAONで毎月10日をワオンデーとしたことに伴い、WAONを導入した関東地区3店舗については2007年5月10日から「ワオンデー」を実施し「カルフールデー」については同日の実施をもって10日の5%値引きは終了し2007年6月からは毎月第2水曜日にクーポン券を配る形式に変更した。関西地区4店舗については2007年10月10日に「カルフールデー」を実施したのち、2007年11月からワオンデーを導入しカルフールデーは毎月第2水曜日にクーポン券を配る形式に変更される予定)。また、クレジットカードも、1号店開店当初より日本信販(現:三菱UFJニコス)と提携し「カルフールカード」を発行してきたが、2005年7月からイオンクレジットサービスにより「イオンカルフールカード」を発行(2007年4月に「イオンカード」に統合)し優待日を設定して会員特典サービスを実施している(後述のお客さま感謝デーを参照)。
  • イオングループ共同の販売キャンペーンへ参加。イオンフェスティバルでは、フランス直輸入の商品を日本全国のジャスコ・マックスバリュ・サティなどでも販売するフランスフェアが実施されたこともある。
  • POSシステムをカルフールシステムからイオン新店舗システムに変更。これに伴い、日本のスーパーマーケットチェーンストアには無い、店舗からの商品発注・在庫管理を専門とする部署「オーダープール(Order Pool)」が廃止された。商品の荷受と検品・伝票処理を専門とする部署「レシービングヤード(Receiving Yard)」は、部署名は残っているが、商品の荷受と検収・伝票管理をする商品管理となった。商品の調達はイオン物流センター経由となった(一部の商品は物流センターを通さず店舗に直接納品している)。
  • POSシステムの変更に伴いPOSターミナルはイオングループ共通のもの(東芝テック製・M-6800)に交換され、日本国内のスーパーマーケットで一般的なレジカウンターが設置されたことにより、欧米式のベルトコンベア型レジカウンターは廃止された。
  • イオングループ各社のスーパーマーケットで行われている「買い物袋スタンプカード」や「イオン・デー」は、2007年5月11日現在、当社では今のところ実施していない。
  • フランス資本の時代には、日本人の平均的な身長では届きにくい高所に商品を陳列したり、また、店員がローラースケートで店内を移動するなどの光景が見られたが、イオングループの経営になってからは、ローラースケートの使用は2006年になって廃止された。レジ袋に関しても、カルフール専用の袋からイオン共通のロゴタイプの袋に改める事でコスト削減を図ると同時にレジ袋でもイオングループの店舗である事を強調する動きもある。カルフールブランドの商品や輸入食品も順次扱いが少なくなっている。また、商品の陳列方法なども改善する事で店内の至る所でイオンらしさが出ているという評価もあるが、一方で、「カルフール」という名称だけで、中身については「ジャスコ」や「マックスバリュ」とほとんど差がなくなったという消費者の声もある。

[編集] お客さま感謝デー

  • 毎月20日と30日(2月27日)に、イオンカード各種(提携カードを除く)、イオンオーナーズカード、イオンシニアクラブカード、イオン銀行のイオンバンクカードのいずれかを店頭レジにて提示し、支払いを現金・WAON・イオン商品券(マイカル商品券は使用不可)・イオンカード各種(提携カードを除く)のいずれかで行った場合には、商品ごとに5%引となる。

[編集] 店舗

カルフール幕張(千葉県千葉市美浜区)
カルフール光明池(大阪府和泉市)
カルフール箕面(大阪府箕面市)
カルフール尼崎(兵庫県尼崎市)

ファイル:Carrefour-HigashiOsaka.jpg

カルフールの店舗名称は、西洋式にならい、「カルフール○○」ではなく「カルフール○○」となっている(ただし、カルフールを付けずに「○○店」と表記するケースもある)。なお、「カルフール○○」は専門店街を含めたショッピングセンター全体の名称であることから、カルフールの売場部分を「ハイパーマルシェ」として区別することもある。

[編集] トピック

  • 2004年3月:カルフール尼崎が国産豚肉を米国産と偽って表示し、販売。農水省から改善指示を受ける。
  • 2004年10月5日:ハムの販売に関連して農水省より厳重注意。
  • 2004年10月12日:事業売却を行い、日本から撤退することを検討していると、アメリカのウォールストリート・ジャーナル紙が報道。
  • 2005年3月9日:日本国内の8店舗をイオンに売却する見通しであると、アジア・ウォールストリート・ジャーナル紙が再度報道。
  • 2005年3月10日:Carrefour S.A.が当社の全株式イオン株式会社に売却し日本におけるカルフールの営業権を譲渡。当社は社名をカルフールジャパン株式会社からイオンマルシェ株式会社に変更。
  • 2005年7月8日:カルフール店頭で「イオンカルフールカード」の募集を開始。
  • 2005年9月1日:カルフールシステム(P4<Pacific4>)からイオン新店舗システム(AIR<AEON Information Retail System>/MDBO<Merchandise Back Office System>)に変更。
  • 2007年1月10日:低価格激戦地帯で黒字転換が困難だった、カルフール明石を閉店。
  • 2007年4月1日:イオンカルフールカードがイオンカードに統合。
  • 2007年4月27日:電子マネーWAON開始、関東地区3店舗に導入。
  • 2008年3月1日:電子マネーWAONを全店舗に導入。
  • 2009年1月12日:カルフール南町田を閉店。
  • 2009年2月28日:カルフールWEBサイトがリニューアルオープン。

[編集] 脚注

  1. ^ 退去跡は同グループのイオンリテール株式会社に譲渡され2008年10月3日からイオンタウン明石ショッピングセンターとなっている。
  2. ^ 退去跡は2009年4月16日からケーズデンキ横浜町田インター店となっている。

[編集] その他

  • ドラマ「アットホーム・ダッド」ではカルフール南町田・カルフール幕張で撮影されたシーンがある。
  • ドラマ「奥さまは魔女」ではカルフール幕張で撮影されたシーンがある。
  • ドラマ「鬼嫁日記」ではカルフール南町田で撮影されたシーンがある。
  • HALCALIのシングル「It's Party Time」のPVはカルフール狭山で撮影されている。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月12日 (月) 09:19 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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