イスカ

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イスカ
イスカ
古典分類
界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordates
亜門: 脊椎物亜門 Vertebrata
綱: 鳥綱 Aves
目: スズメ目 Passeriformes
科: アトリ科 Fringillidae
属: Loxia
: curvirostra
学名
Loxia curvirostra
英名
Crossbill
漢字名
交喙
イスカの幼鳥

イスカ(交喙、鶍、学名Loxia curvirostra)とは、スズメ目アトリ科に分類される鳥類の一種である。



目次

[編集] 分布

ヨーロッパアジアの北部や北アメリカに広く分布する。

日本には主に冬鳥として渡来するが、少数だが北海道本州の山地で繁殖するものもある。

[編集] 形態

全長約18cm。スズメよりはやや大きく、翼長およそ9.5cm。雄は翼と尾羽は黒褐色で、ほかは暗赤色。雌は額から背がオリーブ緑色で、体下面は黄色がかった白色、羽は黒灰色である。

[編集] 生態

主に針葉樹林内で生活する。非繁殖期は、数羽から10数羽の群れで行動する。群れの中には、まれにナキイスカが混じっていることがある。

樹木の種子や小さな昆虫をえさとする。特にマツの種子を好む。主に樹上で採餌するが、地上に降りて水を飲む姿がよく観察される。

マツ等の針葉樹の樹上に枯れ枝を材料としたお椀状の巣を作り、2-4個の卵を産む。抱卵期間は約14日。雛は孵化してから14日程で巣立つ。

イスカのくちばしは左右互い違いになっており、このくちばしを使って、マツモミなどの針葉樹種子をついばんで食べる。たまごから孵って間もない雛は普通のくちばしをしているが、1~2週間経つと先が交差してくる。しかし下のくちばしが右にでるか左にでるかは決まっていない。また、このくちばしから物事が食い違うことを「イスカの嘴(はし)」という。

[編集] 伝承

西洋では、イエス・キリスト十字架に貼り付けになったときに、そのを引き抜こうとした為、このような嘴になったという伝承がある。その為、キリスト教文化圏ではイスカは義人のイメージを付与される。

[編集] Sibley分類体系上の位置

シブリー・アールキスト鳥類分類
スズメ小目 Passerida
スズメ上科 Passeroidea
アトリ亜科 Fringillinae
ヒワ族 Carduelini

[編集] Status

LEAST CONCERNIUCN Red List Ver.3.1(2001)

画像:Status iucn3.1 LC.svg

[編集] 参考文献

  • 高野伸二他 『山渓カラーガイド 日本の野鳥』、山と渓谷社

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年6月11日 (木) 13:24 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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