イソヒヨドリ

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イソヒヨドリ
イソヒヨドリ
亜種 M. s. philippensis のオス
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: ツグミ科 Turdidae
: イソヒヨドリ属 Monticola
: イソヒヨドリ M. solitarius
学名
Monticola solitarius Linnaeus, 1758
英名
Blue Rock Thrush

イソヒヨドリ(磯鵯) Monticola solitarius は、スズメ目・ツグミ科に分類される鳥の一種。アフリカユーラシア大陸に広く分布する鳥で、和名通り海岸や岩山などで多く見られる。

目次

[編集] 形態・分布・亜種

体長は23cmほどで、ヒヨドリよりは少し小さい。磯に多く生息していて、ヒヨドリに似ていることからこの和名がついているが、分類上はヒヨドリ科ではなくツグミ科で全く別の鳥である。

アフリカからユーラシア大陸インドネシアニューギニアまで広く分布する。体色は亜種によって異なるが、日本に分布する亜種イソヒヨドリ M. s. philippensis では、オスは頭から喉及び背部が暗青色、胸腹部がレンガ色のような赤褐色、翼がと鮮やかに色分けされる。一方、メスは全身が若干の暗青色を帯びた茶褐色で、のような模様があり、オスメスの区別は容易であるが、若鳥期のオスは、メスの個体と近似の羽色をしており雌雄の区別がしづらい。

南西諸島などに稀に渡来する亜種アオハライソヒヨドリ M. s. pandoo は、オスは全身青色である。

[編集] 生態

ヨーロッパのイソヒヨドリ

イソヒヨドリは世界的には標高2000m-4000mの高山の岩石地帯に生息する鳥である(右図参照)。 しかし、日本ではなど海岸周辺が主要な生息地域である。 河川に近い内陸部でも見かけることがある。 近年では都市部にも生息するようになった。住宅地やビルの間を飛び回る姿を見かけたり、鳴き声を聞くことができる。

おもに地上で餌を探し、甲殻類昆虫類トカゲなど、いろいろな小動物を捕食する。

春にはツグミ科特有の声量のある美声でさえずる。その声音と節回しは複雑である。 また、イソヒヨドリは繁殖期以外でも天気の良い日はさえずることが知られている。 通常は岩陰などの岩の隙間等に営巣するが、都市部ではビルの屋上、屋根の隙間、通風口などに営巣して人々を驚かせることもある。

産卵は地域により差が有るが本州では5月初旬ごろ行われる。巣は枯れた雑草などの寄せ集めである。通常、5、6個程度の卵を産む。 雛は濃い鼠色をし、2週間程度で巣立つ。この間、雄雌が交代で餌を運ぶ。

[編集] 亜種

  1. Monticola solitarius philippensis, イソヒヨドリ, Red-bellied Rock Thrush
  2. Monticola solitarius pandoo, アオハライソヒヨドリ, Blue Rock Thrush
  3. Monticola solitarius madoci
  4. Monticola solitarius longirostris
  5. Monticola solitarius solitarius

[編集] Sibley分類体系上の位置

シブリー・アールキスト鳥類分類
ヒタキ上科 Muscicapoidea
ヒタキ科Muscicapidae

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月16日 (金) 10:34 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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