イランの最高指導者

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イラン最高指導者(いらん さいこうしどうしゃ、ペルシア語:ولی فقیه または رهبر)は、イラン国家元首〜師(〜し)、また原語に近い発音をカタカナ表記してラフバルともいう。

1979年イラン革命帝政が倒れ、イスラム共和制に基づくイラン・イスラム共和国が成立したのにともない、国家元首に相当する官職として新設された[1]

最高指導者は、イスラム法体系(シャリーア)に基づいた「法学者による統治論(ヴェラーヤテ=ファギーフ)」を具現したものである。すなわち、イスラム共和制のイランはシーア派教徒の共同体であり、そこでは救世主が出現するまでの間、シャリーアの最高解釈者が「神(アッラーフ)の意思に従う」というかたちで国家を指導する責務を負う。最高指導者のことを「〜師」と呼ぶのはこのためである。

目次

[編集] 選出規定・職責

専門家会議が選出。終身任期。行政府司法府立法府国軍の四権における最高位であり、国政全般にわたる最終決定権を持つ。その権限は極めて強大かつ広範にわたる。専門家会議は、国民の直接選挙で選出された86名のイスラム聖職者により構成される諮問機関。

当初は前任者が後継者を指名する形態が想定されていたが、ホメイニーが生前これを行わなかったため、その死後は聖職者で構成される専門家会議(シューラーイェ・ハブレガーン)が次期最高指導者の選出の任にあたることになった。さらに当初は、資格要件としてシーア派聖職者(ウラマー)の最高位である「マルジャエ・タクリード」にある者でなければならないという定めがあったが、ホメイニーの後継者として衆目の一致するアリー・ハーメネイーは第三位の「ホッジャトル・エスラーム」でしかなかったため、この資格要件も除かれることになった。

Image:Schema gvt iran en.png

[編集] 歴代のイラン最高指導者

[編集] 注釈

  1. ^ イランの大統領はあくまでも行政府の長であり、イランの国家と国民を代表する国家元首ではない。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年8月25日 (火) 16:58 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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