インデペンデンス・デイ
インデペンデンス・デイの最新ニュースをまとめて検索!
| インデペンデンス・デイ Independence Day (ID4) |
|
|---|---|
| 監督 | ローランド・エメリッヒ |
| 製作総指揮 | ローランド・エメリッヒ ウテ・エメリッヒ ウィリアム・フェイ |
| 製作 | ディーン・デヴリン |
| 脚本 | ディーン・デヴリン ローランド・エメリッヒ |
| 出演者 | ジェフ・ゴールドブラム ビル・プルマン ウィル・スミス ランディ・クエイド ほか |
| 音楽 | デヴィッド・アーノルド |
| 撮影 | カール・ウォルター・リンデンローブ |
| 編集 | デヴィッド・ブレナー |
| 配給 | 20世紀フォックス |
| 公開 | 1996年7月2日 1996年12月7日 |
| 上映時間 | 145分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 制作費 | $75,000,000[1] |
| 興行収入 | $817,400,891[1] |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| allmovie | |
| IMDb | |
『インデペンデンス・デイ』(Independence Day)は、1996年のアメリカ映画。SF映画。
アメリカ公開は1996年7月3日の予定であったが、前人気が非常に高かったため、多くの映画館では映画の物語が始まるのと同じ日付の7月2日の深夜に上映を開始した。
目次 |
[編集] あらすじ
アメリカ独立記念日を控えた7月2日、直径24キロにも及ぶ円盤型のUFOがニューヨーク・ロサンゼルス・ワシントンだけでなく、世界中の大都市上空にも出現した。混乱に陥る中、アメリカ政府は交流を求めるためにUFOとの交信を試みるも、容赦ない攻撃を受けてしまう。ようやく彼らが侵略者である事を理解するが時遅く、エイリアンによる一斉攻撃が開始された。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
[編集] 登場人物
[編集] 主要人物
- デイヴィッド・レヴィンソン
- MITを卒業した天才エンジニアだが、今はケーブルテレビ放送局で働いている。衛星通信にノイズとして隠されていた宇宙人の暗号を解読し、侵略者であることを突き止める。ホイットモアが大統領就任前、妻のコンスタンスに手を出したと誤解して殴ってしまい、妻とは離婚。以来、ホイットモアとは犬猿の仲だった。
- トーマス・J・ホイットモア大統領
- アメリカ合衆国大統領。元戦闘機パイロットで、湾岸戦争の英雄。コンスタンス主席報道官の元夫であるデイヴィッドの報告により、彼らが侵略者であることを知る。
- スティーブン・ヒラー大尉
- アメリカ海兵隊第314戦闘攻撃飛行中隊(VMFA-314、通称ブラックナイツ)隊長。F/A-18戦闘機の黒人パイロット。飛行隊を率い、ロサンゼルスを攻撃した巨大円盤の迎撃に向かう。
- ラッセル・ケイス
- かつてベトナム戦争で戦闘機乗りだった経歴を持つ。
- 今は田舎で農薬散布業を営む軽飛行機パイロットで、昼間から酒浸りの冴えない初老男。10年前に宇宙人に誘拐された(アブダクション)と称しており、周囲からは変人扱いされている。
[編集] 政府・軍関係者
- コンスタンス・スパノ
- ホワイトハウス主席報道官。デイヴィッドの元妻。
- マリリン・ホイットモア
- ファーストレディー。ロサンゼルスで宇宙人の攻撃に遭い、乗っていた脱出用のヘリコプターが墜落して重傷を負う。
- ミッチェル少佐
- 大統領にエリア51の案内をした同基地の総責任者。
- ブラキッシュ・オークン博士
- エリア51の宇宙人関連の研究者。かなりの変人。研究のためエリア51の外になかなか出してもらえない。
- ウィリアム・グレイ将軍
- 国防総省統合参謀本部議長。宇宙人襲来時に大統領執務室にて大統領に最後まで同行すると進言するなど忠誠心が強い。
- ジミー・ワイルダー大尉
- ヒラーの親友で、同僚の戦闘パイロット。
- アルバート・ニムジッキ国防長官
- 攻撃してきた巨大円盤に対する核攻撃を進言したタカ派。
[編集] 民間人
- ジャスミン・ダブロウ
- スティーブンの恋人。ストリッパーをしながら一人息子を育てている。自分とスティーブンとの仲が彼の昇進の妨げになる事を恐れている。
- ジュリアス・レヴィンソン
- デイヴィッドの父親。ユダヤ教徒。政府による宇宙人関連の隠蔽工作を疑問視している。
- ミゲル・ケイス
- ラッセルの息子。17歳。
- アリシア・ケイス
- ラッセルの娘。14歳。
- マーティ・ギルバート
- デイヴィッドの同僚。配役のハーヴェイ・ファイアスタインは『ミセス・ダウト』と同様に、オカマキャラとして演じている。
[編集] エイリアン
- エイリアン
- 人類を遥かに凌駕する高度な科学力・軍事力を持ち、数々の惑星の資源を食い荒らしてきた凶悪なエイリアン。以前より地球に姿を現し、調査を重ねていた。死亡した数体がエリア51に保管されている。劇中の描写、および小説版での記述からバイオテクノロジーに精通していると考えられている。
- 外見はごく一般的に知られているグレイに近い外見で、人間と同様に酸素を必要としているが、人間と同様の感覚器官は目以外に見られない。体格は人間よりも小さく細い。後頭部には平たい突起物を持つ。テレパシーでコミュニケーションを取っていると思われる。
- バイオ・メカニカル・スーツ
- エイリアンが、その非常に脆弱な肉体を守るために造り出したパワードスーツとも言える宇宙服。小説版によれば、強靭な肉体を持つ別種の生物を飼育し、内臓を繰り抜いて改良を加えた生体外骨格とされている。正面から見たシルエットはフラットウッズ・モンスターにも見える。
- マザーシップ
- 大きさが約550kmにもなる半円形状のエイリアンたちの母船。下部には50機近いシティ・デストロイヤーが配備されており、それらの持つシールドの発生装置もここから発せられている。物語の終盤に登場し、ヒラーとデイヴィッドが内部に侵入した。
- シティ・デストロイヤー
- 直径24kmの巨大な円盤。エイリアンの主力兵器である。通常はマザーシップの下部に設置されている。世界各国の主要都市に出現し、たった一撃で大都市を瓦礫の山に変えた。全体に見えないシールドが張り巡らされており、核兵器ですらそれを破ることは不可能である。
- アタッカー
- エイリアンの主力戦闘機。楕円形をしており、二門のレーザーを主武器とする。人間でも操縦が可能で、このまま宇宙空間の航行も可能である。シティ・デストロイヤー同様シールドがあり、これを破らなければ破壊は困難である。
- 小説版の記述ではバイオメカスーツと同様に別種の生物を飼育し、改造した動物兵器であるとされている。機体の装甲板には毛穴や気門などの生体器官が発見されている。
[編集] キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | ||
|---|---|---|---|---|
| ソフト版 | テレビ版 | |||
| デイヴィッド・レヴィンソン | ジェフ・ゴールドブラム | 大塚芳忠 | 磯部勉 | |
| トーマス・ホイットモア大統領 | ビル・プルマン | 安原義人 | 古川登志夫 | |
| スティーブン・ヒラー大尉 | ウィル・スミス | 山寺宏一 | ||
| ラッセル・ケイス | ランディ・クエイド | 青野武 | 宝亀克寿 | |
| コンスタンス・スパノ | マーガレット・コリン | 勝生真沙子 | 弘中くみ子 | |
| マリリン・ホイットモア | メアリー・マクドネル | 一城みゆ希 | 佐藤しのぶ | |
| ミッチェル少佐 | アダム・ボールドウィン | 水野龍司 | 寺杣昌紀 | |
| ブラキッシュ・オークン博士 | ブレント・スパイナー | 掛川裕彦 | 牛山茂 | |
| ウィリアム・グレイ将軍 | ロバート・ロジア | 石森達幸 | 稲垣隆史 | |
| ジミー・ワイルダー大尉 | ハリー・コニック・Jr | 古澤徹 | 松本保典 | |
| アルバート・ニムジッキ国防長官 | ジェームズ・レブホーン | 稲葉実 | 小島敏彦 | |
| ジャスミン・ダブロウ | ヴィヴィカ・A・フォックス | 渡辺美佐 | 唐沢潤 | |
| ジュリアス・レヴィンソン | ジャド・ハーシュ | 永井一郎 | 坂口芳貞 | |
| ミゲル・ケイス | ジェームズ・デュヴァル | 高木渉 | 阪口大助 | |
| アリシア・ケイス | リサ・ジャクブ | 浜野ゆうき | ||
| ディラン・ダブロウ | ロス・バグレー | 矢島晶子 | ||
| マーティ・ギルバート | ハーヴェイ・ファイアスタイン | 辻親八 | 渡部猛 | |
| エイリアンの声 | ゲイリー・ベッカー、フランク・ウェルカー | |||
[編集] DVD
- DVD作品では劇場公開版と特別版の2バージョンがある。特別版(154分)は劇場公開版(145分)に9分間の未公開シーンを追加したもの。なお、DVDアルティメット・エディションは本編は特別版のみの収録である(低価格のDTS版も同様である)。Blu-ray Disc版も発売されているが、こちらは劇場公開版のみのため、特別版が鑑賞できるのはDVDのみである。
- 特別版では各所に公開時にカットされたシーンが確認できる(額に十字架のある男のシーンや、ジャスミンが劇場オーナーとけんか別れするシーン、地下の研究所(今は避難所)でアリシアと彼氏とのシーンなど)。
- また、エイリアンのエンパイアステートビルへの攻撃のシーン(車のドライバー視点のアングルのシーン)では、VHS版とDVD版で若干の違いがあり、VHS版はレーザー照準が降りてから光の弾が落ちるが、DVD版ではそのような演出はない。ちなみにVHS版は爆発が速く、DVD版は一瞬スローの演出が入る。またホワイトハウスの攻撃のシーンも同様であり、VHS版は爆発が速いが、DVD版は若干遅い。最後の決戦シーンで円盤を下から捉えたショットにも「速い」ものがある。
このスピードの違いは地上波放映でも存在していた。放送されたのは「速い」版で、通常の映画が24コマ/秒で再生されるのに対し30コマ/秒で再生されているのが確認出来る。DVDでは映像を24コマで収録して容量を稼ぐ(30コマへの変換はプレイヤー内で行う)ので途中で切り替わる事が無い。「速い」映像の方が(どちらが迫力があるか、という議論を別にして)動きはスムーズに見える事、また映画館では一貫して24コマで映写されている事は明白だが、こうした差が何故生じたのかは定かではない。
[編集] 逸話
- アメリカにおけるプロモーション用の略記「ID4」に「4」がつくのはアメリカ独立記念日「インディペンデンス・デー」の7月4日に由来する。
- VFX技術のほとんどがCGへと移行していた当時、多くの特撮シーンでミニチュアワークが使用されている。特に都市が壊滅していく特撮場面は非常に評価が高い。
- 異星人との最後の戦いを前に、パイロットや民衆に向かって大統領は激励の演説を行うが、その締めくくりの言葉 "Today, we celebrate our Independence Day!"(「今日、地球の独立記念日を祝おう!」)はイギリスのワーバートンズ社がキャンペーンの一環として行った映画の名台詞アンケートで第7位にランクインした。当時の米国大統領ビル・クリントンもこのシーンに感激して、ホワイトハウスで上映会を開いたほどで、観賞後の感想の中で「さっそく戦闘機の操縦ライセンスを取得しないといけないな」と述べた。
- 異星人の母船のコンピュータシステムへのコンピュータウイルス感染が、この物語の重要なファクターであり「なぜ異星間で開発されたコンピュータ同士が接続出来るのか」という点に疑問をなげかける向きもある(デイヴィッドが研究所の円盤をもとにOSを作成したと考えれば自然)、ウィルスで人類が救われるというH・G・ウェルズの『宇宙戦争』へのオマージュであるともいえる。
- 宇宙船に核攻撃を仕掛けるシーンは、ジョージ・パル版の『宇宙戦争』で完全に同一のシーンがあり、上記のウイルスの点も含めて『宇宙戦争』へのオマージュ色が強い部分となっている。
- もともとはアメリカ軍の全面協力が予定されていたが、エリア51に関する描写の削除を軍側が求め、製作側はそれを拒否したために協力が得られなかった。そのため劇中の戦闘機などはほとんどがミニチュアやCG合成である。
- 上記の理由で専門的な知識を得られなかったためか、兵器描写に関してはややいい加減な面が目立つ。
- NHK総合で1990年4月13日から1991年4月12日にかけて放送された日本のアニメ『ふしぎの海のナディア』の特に第37回〜第39回話からのアイデア・映像アングルなどの類似性が散見される。
[編集] 小説版
- あらすじは映画とほとんど変らないが、ケイス親子の確執の原因や宇宙人に関する細かい設定など、映画だけでは目に見えない部分がうかがえる。映画版では登場しない東京攻撃にも触れられており、「普段と変わらない日々を送っていたために被害が拡大した」と日本人が勤勉であるというイメージに基づいて描写されている。
- 最終決戦のシーンにおいて、ケイスは酔っ払っているとの理由でパイロットからはずされてしまい、自分の複葉機にミサイルをロープで固定した状態で現れる。映画の方でも当初はこの通りに撮影されていたのだが、試写会で評判が悪かったため、変更されてしまった。オリジナル版の映像は、DVDソフトの映像特典で鑑賞することができる。
- 最終決戦では映画版と異なりF/A-18ではなく、格納庫にて発見された約30機のF-15が出撃している。これに加えて外国人パイロットから成るF-111戦闘爆撃機の編隊約20機や、ロシアのミグ(明確な機体名は書かれていない)、さらにはP-51などの年代モノの戦闘機まで攻撃に参加している。
- 『スターゲイト』シリーズに登場するダニエル・ジャクソン博士が、エリア51にてエイリアンの戦闘機に描かれている模様を研究していたという記述が登場する。その後、博士はアメリカ政府の別のプロジェクトに参加するため基地を去っていると書かれており、『スターゲイト』シリーズとの関連性が(遊び心程度に)示唆されている。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] スタッフ
- 監督:ローランド・エメリッヒ
- 脚本:ディーン・デヴリン・ローランド・エメリッヒ
- 撮影:カール・ウォルター・リンデンローブ
- VFXスーパーバイザー:ヴォルカー・エンジェル
- 編集:デヴィッド・ブレナー
- 音楽:デヴィッド・アーノルド
- エイリアンデザイン:パトリック・タトプロス
[編集] 評価
アカデミー賞では視覚効果賞を受賞。興行的にも大成功を収めた。
[編集] 脚注
- ^ い ろ "Independence Day (1996)". Box Office Mojo. 2009年11月13日 閲覧。
[編集] 関連項目
|
||||||||||||||
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 Text is available under GNU Free Documentation License.
最終更新 2009年11月13日 (金) 03:20 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【インデペンデンス・デイ】変更履歴

