ウィジェットエンジン

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ウィジェットエンジン: Widget engine)は、デスクトップ上にデスクトップウィジェットを表示・実行するソフトウェアサービス。デスクトップウィジェットは、情報や頻繁に使われる機能(時計、カレンダー、ニュースアグリゲータなど)へのアクセスを提供するアプレットである。

ウィジェットエンジンとウィジェット・ツールキットとは異なる概念である。ツールキットはGUIを構築するのに使われるもので、複数のウィジェットを組み合わせて1つのアプリケーションを形成する。ツールキット内のウィジェットは単一の低レベルの機能を提供するもので、ツールキット内の他のウィジェットとやり取りするようになっている。一方、ウィジェットエンジンはエンドユーザーが使うものであり、それぞれがスタンドアロンで何らかのタスクを実行する。

デスクトップウィジェットは開発が容易であることから、様々なものが生み出されている。一般に、いくつかの画像と十数行から数百行のソースコードXMLJavaScriptVBScriptなど)で構成可能である。ウェブブラウザのようなホストシステム上で、ウィジェットをロードして実行する。これにより、複数のデスクトップウィジェットがリソースとコードを共有して構築できるようになる。

目次

[編集] デスクトップウィジェット

Plasmaデスクトップの初期開発バージョン。Plasmoids を表示中

ウィジェットは、ダウンロード可能な対話型ツールであり、最新ニュース表示、天気表示、時刻表示、カレンダー、辞書、地図、電卓、付箋、写真ビューワ、翻訳機などといったサービスを提供する。

具体例として、以下のようなウィジェットエンジンがある。

マルチタスクの度合いが小さい段階の Macintosh に Desk Accessory と呼ばれるものがあったが、真のマルチタスクが実現されると、通常のアプリケーションがそれに取って代わっていった。しかし、Desk Accessory はインターネットにはアクセスできない。インターネットにアクセスするデスクトップ上のオブジェクトとしては、マイクロソフトの Active Desktop が最初であった[要出典]。ウィジェットは1980年代ごろから趣味で開発された様々な小型フリーウェアにも似ている。

2006年11月9日W3C の Web Application Formats Working Group から Widgets 1.0 のワーキングドラフトが発表された[1]。ウィジェット(エンジン)は標準化の途上にある。

[編集] モバイルウィジェット

モバイルウィジェットはデスクトップウィジェットと似ているが、携帯電話向けである。モバイルウィジェットは携帯電話の画面を最大限に有効活用したネット上の情報を利用したアプリケーションであることが多い。J2MEベースのモバイル用ウィジェットエンジンとしては、WidSets、WidX、Webwag、BluePulse などがある。しかし、Java には携帯電話の画面上にウィジェットを表示させるような標準APIがないため、それぞれ独自に実装を行っている。

Ajaxベースのモバイルウィジェットのプラットフォームとしては、ACCESSの NetFront Browser Widgets[1]オープンウェーブの MIDAS、オペラ・ソフトウェアOpera Platform などがある。

[編集] デスクトップウィジェットにおける情報フロー

デスクトップウィジェットはメモリ使用量の少ないアプリケーションで、デスクトップ上の小さい領域を使って表示される。その目的は、あまり図々しくない形でリソースも消費せずにユーザーに適切な情報を提供することである。基本的にデスクトップウィジェットは、事前設定したデータソースから情報を入手し、ユーザーの要求に応じてそれを表示する。理想的には、ユーザーの好みに応じたコンテンツを表示すべきである。ユーザーが要求する最も重要な日々の情報を提供する。デスクトップウィジェットの多くは、ベンダーのウェブサイトから自由にダウンロード可能である。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ "Widgets 1.0". World Wide Web Consortium (2006年11月9日). 2008-01-09 閲覧。

最終更新 2009年9月23日 (水) 02:16 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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