ウィリアム・ギルバート (物理学者)
ウィリアム・ギルバート (物理学者)の最新ニュースをまとめて検索!
ウィリアム・ギルバート(William Gilbert またはWilliam Gylberde、1544年5月24日-1603年12月10日)は16世紀のイギリスの医師、物理学者である。医師としての仕事のかたわら静電気、磁石の研究をおこなった。ギルバートの研究は、実験を用いた近代的な科学の先駆けとして、その後の科学者に多大な影響を及ぼした。
1544年、エセックスのコルチェスターにうまれた。ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジで学び、1569年医学博士となる。その後、ロンドンにて医者として成功をおさめ、1599年Royal College of Physician会長に就任。1600年にはエリザベス1世の侍医に任命された。侍医としての業績により、後にナイトに叙せられた。
医師としての仕事のかたわら、約20年にわたって磁石の研究を行った。地球は巨大な磁石であり、それが方位磁針が北をさす原因であること、鉄が磁石によって磁化されること、磁化された鉄を赤熱すると磁力が失われること、などを実験によって示した。ギルバートはこれらの研究に5000ポンドもの私財を投じたとされる。1600年には、これらの成果を集大成した著書De Magnete, Magneticisque Corporibus, et de Magno Magnete Tellure(磁石及び磁性体ならびに大磁石としての地球の生理)が出版された。
琥珀を帯電させて静電気の研究も行い、琥珀を示すギリシャ語名elektronからelectricity(電気)という言葉を初めて作った。
コペルニクスの地動説を早くから受け入れ、惑星の公転や自転は磁気的な引力に起因するものと考えた。
CGS単位系における、磁位・起磁力の単位ギルバート[Gb]はウィリアム・ギルバートの名にちなんでいる。
最終更新 2009年10月16日 (金) 07:39 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【ウィリアム・ギルバート (物理学者)】変更履歴


