ウェルニッケ脳症
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ウェルニッケ脳症 (うぇるにっけのうしょう、英:Wernicke's encephalopathy)とは、ビタミンB1(チアミン)の欠乏によって起こる脳症のこと。ビタミンB1の欠乏だけでも発症するが、アルコール多飲者に多くおこるため、アルコールも複合的に影響しているといわれている。
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[編集] 症状
ウェルニッケ脳症はビタミンB1欠乏症により、部分的眼球運動障害、運動失調、(記憶障害を伴う)コルサコフ症候群を引き起こす。眼球運動障害では、外側に目を動かせなくなり、寄り目になってしまうことがある。運動失調では、急激に歩行が不安定になりどこかにつかまりながら歩くようになる。意識障害については、特に特徴的な症状はなく、軽い意識障害からこん睡状態になることもある。 ウェルニッケ脳症がある程度回復してくると、目がゆれて、物が二重に見えたり、めまいがしたりする。 精神的な症状により、無力や無気力になり、うつになってしまうこともある。
[編集] 原因
飢餓による栄養障害は現在では非常に少なくなったが、アルコールの多飲やインスタント食品の偏食による栄養の偏りなどが発症要因になる。また妊娠悪阻(おそ)(つわり)で食事ができなくなって長期に点滴治療を受けたところ、点滴中にビタミンB1が入っていなかったために発症した例などの、医療過誤によるものも報告されている。
[編集] 治療法
ビタミンB1を投与することにより、早めに治療を始めるのが一般的。アルコール依存になっていることが多いので、アルコール依存に対するリハビリテーションや、末梢神経障害が併発することがあるのでリハビリテーションが必要となることがある。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年11月4日 (水) 14:19 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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