ウォン

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ウォン
各種表記
ハングル
漢字
片仮名
(現地語読み仮名)
ウォン
ラテン文字転写 won
  

ウォン、won)は、朝鮮半島通貨である。現在、韓国北朝鮮で使われている。

目次

[編集] 名称

ウォンは、漢字「円」(旧字体「圓」)の韓国・朝鮮語読みである。しかし現在では、韓国・北朝鮮とも、正式には漢字表記はない。

「圓」は日本中国でも通貨名に使われていたが、日本では当用漢字体の「円」に字体が代わった。中国(中華人民共和国台湾とも)では、正式には「円」(繁体字「圓」・簡体字」)のままだが、通常は同音異字の「元(ユアン)」で代用する。

このため、中国語ではウォンを「円」(繁体字「圓」・簡体字「」)あるいは「元」と漢字表記する。ただし、中国や日本の通貨名と区別できないので、韓国ウォンは「韓円・韓元」(繁体字「韓圓・韓元」・簡体字「韩圆・韩元」)、北朝鮮ウォンは「朝鮮円・朝鮮元」(繁体字「朝鮮圓・朝鮮元」・簡体字「朝鲜圆・朝鲜元」)と書くのが普通である。

[編集] 記号

詳細は「ウォン記号」を参照

ラテン文字大文字W」に二重横線を加えた「₩」が、南北双方で使われる。

[編集] 補助通貨

1ウォン = 100チョン(、旧字体 錢)。ただし、韓国では使用されていない(廃止ではない)。

英字表記は伝統的に chon だったが、韓国ではローマ字表記法の全面的な変更に伴い jeon になっている。

[編集] 歴史

[編集] ウォン以前

1633年から1892年までは(ムン、mun)が流通していた。

1880年代に成立した典圜局が白銅貨など近代的な貨幣を鋳造しており、1892年から1902年の間は1(旧字体 两、ヤン、yang)が発行されていた。補助単位は1両 = 5圜(ファン、hwan) = 100分(フン、fun)。

しかし、貨幣の乱造、偽造硬貨の流通、密輸などで貨幣価値は暴落し、最終的には第一銀行券に取って代わられた。

[編集] 大韓帝国ウォン

大韓帝国ウォン(、円、旧字体 圓、won)は最初のウォンであり、1902年に導入され1910年まで使用された。これは、大韓帝国の事実上の中央銀行であった第一銀行(日本)の韓国総支店が発行していた「第一銀行券」が公用紙幣となったものであった。

補助通貨は1ウォン = 100チョン(、旧字体 錢、chon)。

[編集] 朝鮮円

日韓併合後、日本統治時代の朝鮮では朝鮮銀行により朝鮮円(旧字体 圓)の朝鮮銀行券が発行されていた。

朝鮮円は日本銀行券金貨銀貨との兌換が保証されていた。しかし朝鮮に日本円を導入した場合、朝鮮で経済の混乱が起これば日本円の価値が下がり日本本土の経済も混乱する可能性があったため、独自の朝鮮円が発行されることになった。

補助通貨は日本円同様、1円=100(旧字体 錢)。

[編集] 南北分断

詳細は「大韓民国ウォン」、「朝鮮民主主義人民共和国ウォン」をそれぞれ参照

第二次世界大戦直後の1945年、朝鮮銀行は解散し、米ソ軍政府に接収された。両軍政府はそれぞれ、南北で別々のウォンを発行した。

最終更新 2009年10月9日 (金) 03:21 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【ウォン】変更履歴

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