エイリアン (映画)
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| エイリアン Alien |
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|---|---|
| 監督 | リドリー・スコット |
| 製作総指揮 | ロナルド・シャセット |
| 製作 | ゴードン・キャロル デイヴィッド・ガイラー ウォルター・ヒル |
| 脚本 | ダン・オバノン |
| 出演者 | シガニー・ウィーバー トム・スケリット ヴェロニカ・カートライト ハリー・ディーン・スタントン ジョン・ハート ヤフェット・コットー イアン・ホルム |
| 音楽 | ジェリー・ゴールドスミス |
| 撮影 | デレク・ヴァンリント |
| 公開 | 1979年 |
| 上映時間 | 118分 |
| 製作国 | アメリカ |
| 言語 | 英語 |
| 次作 | エイリアン2 |
| allcinema | |
| IMDb | |
『エイリアン』(Alien)は、リドリー・スコット監督の1979年のアメリカ映画。キャッチコピーは「In Space, No One Can Hear You Scream.」(「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」)。1980年の第52回アカデミー賞では視覚効果賞を受賞。同年第11回星雲賞映画演劇部門賞受賞。作品中に登場する異星生物の通称でもある。
目次 |
[編集] 概要
航行中の大型宇宙船という閉鎖空間の中で、現代シュールリアリズムの鬼才・H.R.ギーガーのデザインによる異星生物に襲われた乗組員の恐怖と葛藤を描いた作品。リドリー・スコットやシガニー・ウィーバーの出世作であると共にSFゴシックホラーの古典的名作として知られ、その後続編やスピンオフ作品が多数製作されている。
[編集] ストーリー
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
巨大な宇宙貨物船ノストロモ号は、他恒星系から鉱石を搭載して地球へ帰還する途中、未知の異星文明の物と思われる電波信号を受信する。人類初となる異星人との遭遇のために、惑星LV-426に降り立ったクルーは宇宙船と化石化した宇宙人(スペースジョッキー)を発見、調査をしていくうちに、更に謎の巨大な卵のような物体が無数に乱立する空間(エッグチェンバー)を発見する。その空間は異様な湿気と気温で満たされており、表面にはモヤのような物質が光の膜のように渦巻いていた。そして、この卵に類似した物体の動作を調べようとしたクルーの航海士ケインは、中から飛び出した巨大な手か蜘蛛に似た生物(フェイスハガー)に襲われ、ヘルメットのゴーグルを突き破って顔に張り付かれてしまう。その後の解析の結果、発信されていた電波信号は宇宙船の宇宙人からの何らかの警告であることを突き止めた。
未知の異星生物は、ケインの顔に強固にしがみ付いたまま貨物船に収容され、無理に剥がそうとすれば長い尾でケインの首を絞め、指のような部分の切断を試みるも、強酸性の体液でノストロモ号推進部の床を何層にも渡って溶解させるという事態に、クルーらも手の出しようが無かった。やがてその生物は顔からはがれて死んでしまい、ケインも順調に回復したかのように見えた。だが回復後にクルーらと食事中、突然ケインは苦しみ出し、その胸部を食い破って奇怪な寄生生物(チェストバスター)が姿を表す。それこそまさにエイリアンの幼体で、口から体内に侵入され幼体を産み付けられていたのである。
ノストロモ号の乗員たちは、科学担当のアッシュのアドバイスに従い、火炎放射器をつかって、エイリアンをエアロックに導き、宇宙に放出しようとする。しかし、成長したエイリアンは、乗員たちの想像を上回る敏捷さで逆襲し、船長のダラスが、返り討ちにあってしまう。
最初の計画が失敗したあと、乗組員たちは、善後策を協議するが、有効な対策を提示できないアッシュの意見に満足できないリプリーは、直接、自分で、人工知能のマザー・コンピューターに、解決策を問いかける。そこで、マザー・コンピュータは、乗組員たちがエイリアンに勝てる見込みがないと見ていること、会社方針は、エイリアンの生存捕獲が最優先であることを知る。その表示を読んだあとで、リプリーとアッシュは、乱闘になるが、その結果、アッシュは人間ではなく、会社が乗組員たちを監視するために乗り込ませたアンドロイドだったことがわかる。
残ったリプリー、ランパート、パーカーで、本船を捨てて、脱出用シャトルをつかって、地球圏へ逃げ込むことに計画を変更する。その為には、地球圏までの長い航行と冷凍睡眠の為にシャトルに十分な燃料を積み込む必要があった。だが、エイリアンは、素早く逆襲してきて、ランパートとパーカーもエイリアンに殺されてしまう。リプリーは、ノストロモ号の自爆装置を起動したあと、猫のジョーンズだけをつれて、シャトルに逃げ込もうとする。だが、エイリアンが、シャトルへの通路にいるのをみつけて、自爆装置を解除しようとするが、解除操作が間に合わなかったので、自爆装置は解除できず、自爆装置のカウントダウンは止められない。他に方法がなくなったリプリーは、エイリアンがさきほどの場所にいないのを確認して、猫のジョーンズをつれて、シャトルに逃げ込み、ただちに、シャトルを発進させるのだった。そして、シャトルが十分にノストロモ号より距離を取らない間に、核爆発とおもわれるノストロモ号の自爆による衝撃波がシャトルにも届く。
ノストロモ号の自爆のあと、シャトルにも静寂がもどるが、それでも映画は終わらない。リプリーは、猫のジョーンズを冷凍睡眠装置にいれ、自分も冷凍睡眠するために、着替えようとする。その時、エイリアンが、シャトルの中にいるのを、リプリーは見つけたのだった。
[編集] スタッフ
- 製作総指揮 - ロナルド・シャセット
- 製作 - ゴードン・キャロル、デイヴィッド・ガイラー、ウォルター・ヒル
- 監督 - リドリー・スコット
- 原案 - ダン・オバノン、ロナルド・シャセット
- 脚本 - ダン・オバノン
- 撮影 - デレク・ヴァンリント
- 美術 - マイケル・シーモア、(ロジャー・クリスチャン ※アンクレジット)
- クリーチャーデザイン - H.R.ギーガー
- クリーチャー造形 - H.R.ギーガー、ロジャー・ディッケン
- クリーチャー効果 - カルロ・ランバルディ
- 音楽 - ジェリー・ゴールドスミス
- 提供 - 20世紀フォックス、ブランディワインプロダクションズリミテッド
[編集] キャスト
- ダラス - トム・スケリット
- ノストロモ号船長。
- エレン・リプリー - シガニー・ウィーバー
- 航海士。
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詳細は「エレン・リプリー」を参照
- ランバート - ヴェロニカ・カートライト
- 航海士。女性。
- ブレット - ハリー・ディーン・スタントン
- 機関員。パーカーの相棒。
- ケイン - ジョン・ハート
- 航海士。フェイスハガーに寄生される。
- パーカー - ヤフェット・コットー
- 機関員。黒人。
- アッシュ - イアン・ホルム
- 科学・医療担当者。その正体はアンドロイド。
- “マザー” - ヘレン・ホートン(声)
- ノストロモ号マザーコンピューター
- エイリアン - ボラジ・バデジョー
[編集] 日本語吹替
| 役名 | VHS・DVD | DVD ディレクターズ・カット | ゴールデン洋画劇場 | 日曜洋画劇場 | LD |
|---|---|---|---|---|---|
| ダラス | 富山敬 | 郷田ほづみ | 前田昌明 | 大塚明夫 | 西沢利明 |
| リプリー | 幸田直子 | 幸田直子 | 野際陽子 | 戸田恵子 | 田島令子 |
| ランバート | 榊原良子 | 鈴木ほのか | 鈴木弘子 | 安永沙都子 | 鈴木弘子 |
| ブレット | 穂積隆信 | 樋浦勉 | 青野武 | 千田光男 | 北村弘一 |
| パーカー | 郷里大輔 | 大川透 | 飯塚昭三 | 麦人 | 渡部猛 |
| ケイン | 納谷六朗 | 森田順平 | 仲村秀生 | 牛山茂 | 櫻田達雄 |
| アッシュ | 田中信夫 | 岩崎ひろし | 富田耕生 | 羽佐間道夫 | 田中信夫 |
| リリース、初放送年日 | 2003年 | 1980年10月10日(TBS月曜ロードショー放映時もこの音源を使用) | 1992年 |
[編集] 備考
- シガニー・ウィーバー本人の談によると、脱出用シャトル内で冷凍冬眠を行う為、服を脱ぐシーンは下着姿ではなく、すべて全裸で撮影する予定だったとのこと(アクターズスタジオインタビューの内容より)。
- エンディングシーンは当初3種類あり、エイリアンの存在をリプリーが気がつかず一緒に地球に帰還する、エイリアンとともに宇宙の藻屑となる、そして採用案のエイリアンを倒し無事地球に帰還するのそれぞれが用意されていた。
- 船の離着陸のシーンでは椅子を揺らす装置が予算の問題で作れなかったので俳優が椅子を揺らしている。
- スペースジョッキーの登場シーンでは、プロップをなるべく大きく見せるために宇宙服姿のノストロモ乗員を子供に演じさせている。
- 惨劇の舞台となる船名「ノストロモ」の由来はジョゼフ・コンラッドの小説題名。前作『デュエリスト/決闘者』もコンラッドの短編の脚色であった。前作の企画段階で当初コンラッドの『闇の奥』の映画化を考えていたスコットは、コッポラ監督が映画化権(『地獄の黙示録』)を持っていたと知り断念した経緯がある。
- 時限自爆装置が稼動するとコンピュータ「マザー」が「この船はTマイナスX分以内に破壊される」と自爆までの時間を読み上げるが、これはおかしい。「T」は通常、ロケットの打ち上げに代表されるようなイベントの時刻を表し、それ以前の時刻を「Tマイナスx分(秒)」で表すから、「TマイナスX分以内に破壊される」では意味を成さない。第二作では「x分以内に」となっている。
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
| 星雲賞メディア部門 |
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最終更新 2009年11月20日 (金) 10:09 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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