エクソンモービル

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エクソンモービル コーポレーション
Exxon Mobil Corporation
種類 公開会社
市場情報 NYSE: XOM
本社所在地 アメリカ合衆国
テキサス州アービング
業種 石油・石炭製品
事業内容 石油・天然ガスの探査、開発および生産
関連するパイプライン、輸送および加工業務
原油、石油および化学製品の供給や取引
精製、販売および輸送、次世代エネルギーの開発・生産
代表者 レックス・ティラーソン 会長CEO
売上高 4773億ドル(2008年)[1]
営業利益 817億ドル(2008年)[1]
純利益 452億ドル(2008年)[1]
総資産 1129億ドル(2008年)[1]
従業員数 1万710人(2007年12月31日)
外部リンク http://www.exxonmobil.com/
  

エクソンモービル コーポレーション (Exxon Mobil Corporation) は、 アメリカ合衆国テキサス州を本拠地とする総合エネルギー企業である。

国際石油資本であり、スーパーメジャーと呼ばれる6社の内の一社である。また民間石油会社としては世界最大の企業である。

日本においてもエクソンモービル有限会社を親会社とするエクソンモービル・ジャパングループを展開している。

目次

[編集] 概要

第二次世界大戦後から1970年代まで、世界の石油の生産をほぼ独占状態に置いたセブン・シスターズ7社の内の一社である。

現在、エクソンモービルはスーパーメジャーと呼ばれる世界6大石油会社の一つであり、スーパーメジャーの中でも最大の企業である。エクソンモービルは、エネルギー資源の探鉱・生産、輸送、精製、販売までの事業を垂直統合で一括で行っている。

日本でも、石油製品・石油化学製品の「精製・製造」及び「販売」のビジネスを展開している。また日本で、「エッソ」・「ゼネラル」・「モービル」の三つのガソリンスタンドのブランドを2005年時点で5917軒ビジネス展開している。

エクソンモービルは世界200カ国以上で事業展開をしている。また21カ国に38の石油精製所を展開し、毎日の石油精製は630万バレルである。エクソンモービルが保有している石油埋蔵量は2007年末で720億バレル換算とされ、現在の生産量で14年以上持つと予想される。いずれも、サウジアラムコなどの国営石油会社を除く民間石油会社の中では世界最大である。

[編集] 評価

[編集] 業績(単位:米国百万ドル)[2]

年度末 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008
売上高 204506 237054 291252 358955 377635 477359
EBITDA 26038 41220 51646 70181 79869
純利益 11460 21510 25330 36130 39500 45220
負債 10748 9545 8293 7991 6645

[編集] 世界ブランド

[編集] エッソ (Esso)

地球を表す楕円形の中に「Esso」(Eastern States Standard Oil の頭文字)の文字が入る。ペットマークはで、「エッソタイガー」と呼ばれる。

このほか、オリジナルキャラクターとしてオイルのしずくをかたどった「ドロップボーイ」(エッソボーイ/和名:いってきくん)と「ドロップガール」(エッソガール/和名:しずくちゃん)がある。

「Esso」はスタンダード・オイル・トラストが解体された後誕生したスタンダード・オイル・ニュージャージー(のちのエクソン社)の商標であり、米国東部州のスタンダード・オイルという意味だが、分割後のスタンダード・オイル各社に当たられた商標「SO」と混同するとされて、現在米国では使用されず、代わりに社名にもなった「EXXON」を使用している。

全米で「Esso」商標が使用できなくなったため、代わりにエナジーコーポレーションを示す「Enco」に改名し、続いて全世界の商標を「Enco」に切り替える計画を立てたが、日本支社からの「Enco(エンコ)は日本ではエンジントラブルを意味する俗語である」という意見により使用を取りやめ、「EXXON」に変更した。当初日本法人もエクソンを名乗る予定であったが、「クソ」という部分が不快に感じるとの配慮から、エッソを商標名とし続けた。なお「Esso」の商号は、日本では戦前に航空機用潤滑油として一部で使用されてきたが、1961年スタンバック社の解体でエッソスタンダード石油が設立された時より本格的に使用された。

モービル モービルオイル
モービルオイル

[編集] モービル (Mobil)

元来はスタンダード・オイル・トラストの解体時に独立した、ヴァキューム・オイル社が開発した航空機用潤滑油の商標。ライト兄弟が航空機の実験飛行に使用したといわれる。1931年、スタンダード・オイル・ニューヨーク社(ソコニー)と合併して以来、ソコニー・バキューム社(のちのモービル社)の潤滑油商標となる。日本でも「モービル油」「モービロイル」と呼ばれ、潤滑油の代名詞として知られたが、1960年代に全米・全世界向け同社統一商標として採用され、以降「モービルガソリン」等が販売された。

ペットマークは赤いペガサス。スタンダード・オイル・トラスト時代に全米各地でペガサスの商標が使われていたが、現在の商標はソコニー誕生後に日本の横浜で誕生したもの。日本では長年「ペガサスガソリン」と呼ばれた。

東燃ゼネラル(ゼネラルオリジナル仕様)

[編集] ゼネラル

米国ではソコニー・バキューム社が保有していた商標である。日本では戦前、スタンバック社と販売代理契約を結んでいた三井物産が財閥解体で解散され、その元社員らによって設立されたゼネラル物産が使用した商標である。戦前の三井物産も「ゼネラルガソリン」として販売していた。

[編集] 歴史

エクソンモービルは1999年に、エクソンとモービルが合併して出来た会社である。

元々は二社とも、ジョン・ロックフェラーが1870年に設立したスタンダード・オイルの流れをくむ企業であったが、1911年にアメリカ最高裁判所はスタンダードオイルを独占禁止法で34社に分割する判決を下した。34社の内の2つがジャージースタンダード ( スタンダード石油会社ニュージャージー )は最終的にエクソンとなり、 Socony ( スタンダード石油会社ニューヨーク)は、最終的にモービルになった。

前身であるエクソンモービルは、ともに第二次世界大戦後から1960年代まで、石油の生産をほぼ独占状態に置いた「セブン・シスターズ」と呼ばれる国際石油資本(メジャー)の1つであった。

[編集] 沿革

  • 1911年5月15日 - アメリカ連邦最高裁の決定によるスタンダード・オイルの分割により、エクソンとモービルの前身会社がそれぞれ独立。
    • スタンダード・オイル・オブ・ニュージャージー (Standard Oil Company of New Jersey) - エクソンの前身。通称「ジャージー・スタンダード (Jersey Standard)」。
    • スタンダード・オイル・オブ・ニューヨーク (Standard Oil Company of New York) - モービルの前身。通称「ソコニー (Socony)」。
  • 1931年7月30日 - ソコニーとバキューム・オイル (Vacuum Oil) が合併し、ソコニー・バキューム (Socony-Vacuum) が発足。
  • 1933年9月7日 - ジャージー・スタンダードとソコニー・バキュームが東アフリカからニュージーランドまでの地域の販売網を統合し、合弁会社スタンダード・バキューム・オイル(Standard-Vacuum Oil、通称スタンバック Stanvac)を設立。
  • 1955年4月29日 - ソコニー・バキュームがソコニー・モービル・オイル (Socony Mobil Oil) に社名変更。
  • 1962年4月1日 - スタンダード・バキューム・オイル解散。
  • 1966年5月18日 - ソコニー・モービル・オイルがモービル・オイル (Mobil Oil) に社名変更。
  • 1972年11月1日 - ジャージー・スタンダードがエクソン・コーポレーション (Exxon Corporation) に社名変更。
  • 1975年6月18日 - モービル・オイルがモービル・コーポレーション (Mobil Corporation) に社名変更。
  • 1989年3月24日 - エクソン保有のタンカーエクソン・ヴァルディーズ」がアラスカで約42000kLの原油流出事故を起こす。
  • 1999年11月30日 - エクソンとモービルが合併し、エクソンモービルコーポレーション (Exxon Mobil Corporation) が発足。

[編集] 日本での事業

エクソンモービル有限会社
ExxonMobil
種類 特例有限会社
市場情報 非上場
略称 エクソンモービル
本社所在地 日本
東京都港区港南1丁目8-15
電話番号 03-5495-6000
設立 1961年12月11日
業種 卸売業
事業内容 石油製品・石油化学製品の販売
代表者 代表取締役社長 D.G. ワスコム
資本金 500億円
売上高 2兆0525億円[3]
(2008年12月期)
総資産 7245億5200万円
(2007年12月期)
従業員数 869人(2008年12月31日現在)
決算期 12月31日
主要株主 エクソンモービル アジア インターナショナル SARL (100%)
主要子会社 東燃ゼネラル石油 (50.2%)
極東石油工業 (50.0%)
外部リンク http://www.exxonmobil.jp/
  

エクソンモービル・ジャパングループはエクソンモービル有限会社を親会社とする関連企業から構成されている。

エクソンモービル有限会社は、エクソンモービルの100%子会社であるエクソンモービル アジア インターナショナル SARLが100%出資している会社である。また日本最大の有限会社としても知られており、2006年5月には会社法に基づき特例有限会社に移行している。

グループは、石油製品・石油化学製品の「精製・製造」及び「販売」を主要事業としている。「エッソ」・「モービル」・「ゼネラル」という3つのブランドにより、エクソンモービル有限会社がガソリンスタンドを直接、間接に運営している。

[編集] ガソリンスタンドのビジネス展開

2005年末時点で、3ブランドのマークを掲げるガソリンスタンドは全国に5917軒ある。

またセルフスタンドが解禁になると3ブランドは逸早くエクスプレス (Express)を展開した。「クイック&イージー」をキーワードに、誰もがすぐに、気軽に利用できるセルフSS戦略である。

ドトールコーヒーショップやセブンイレブンを同じ敷地内に併設する新しいタイプの店舗も展開している。

また、オイル交換などを行うモービル1センターを併設している店もある。

ゼネラルエクスプレス

[編集] エクソンモービル有限会社の沿革

  • 1961年(昭和36年)12月11日 - エッソ・スタンダード石油株式会社、モービル石油株式会社設立。
  • 1982年(昭和57年)3月1日 - エッソ・スタンダード石油がエッソ石油株式会社に社名変更。
  • 2000年(平成12年)2月18日 - エッソ石油・モービル石油が株式会社から有限会社に改組。
  • 2002年(平成14年)6月1日 - エッソ石油がモービル石油・エクソンモービルマーケティング有限会社・エクソンモービルビジネスサービス有限会社を吸収合併し、エクソンモービル有限会社に社名変更。
  • 2003年(平成15年)1月1日 - エクソンモービル化学有限会社を合併し、石油化学製品の販売を集約。

[編集] グループ企業

[編集] CM

  • 経営統合前は、ゼネラル石油が後藤久美子、エッソ石油が志穂美悦子松雪泰子、モービル石油が鈴木ヒロミツ丹波哲郎山瀬まみらのタレントを起用したCMを放送していた。
  • モービルのエンジンオイル「モービル1」のCMでは過酷な耐久テストをCMに採用したことがあった。夏季には245℃での耐熱試験、冬季には氷点下40℃の冷凍試験(バナナが打てたり、バラが粉々になるなど)を行い、それら過酷な条件でも他のオイルと違い耐久性に優れていることをアピールしていた。
  • 統合後は、一時期シナジーオイルのCMを放送していた。
  • 現在、J SPORTSESPNで「モービル・ワン・ザ・グリッド」を提供

[編集] 関連製品

[編集] 脚注

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[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年10月19日 (月) 11:31 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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